「それにしても、現代というのは様々な事を考えるのですね」
そう言いながら、グレイフィアは身に纏った衣服を見つめながら、言う。
その恰好は白衣の下には黒い水着だけという、とんでもない恰好をしながらも、彼女は目的の場所へと向かっている。
その場所はグレモリー家が管理する病院だった。
こちらでは、主に社畜のように働くミカヅキ・グレモリーを始めとした、多くの人物がそこに通っている。
そんな中で、グレイフィアは以前から分かっていた、彼の好みの一つである恰好を入口前で着替え、息を吸う。
「失礼します、ミカヅキ様」
そう言い、ゆっくりと部屋に入る。
そこにはこれまでの疲労が溜まっていたのか、寝言を時々呟きながら寝るミカヅキがいた。
「ミカヅキ様、今は寝ておられますか」
こちらに搬送して、それは知っているが、それでも寂しくを感じるグレイフィアはゆっくりと顔に手を伸ばす。
「こんなに愛しているのに」
その一言がきっかけだったのだろうか
「えっひゃっ!?」
気が付けば、グレイフィアはミカヅキに抱きしめられていた。
纏っていたナース服から溢れ出している胸に頭を入れながら、溢れ出るグレイフィアの匂いを嗅ぎながら、しばらく動かなかった。
「みっミカヅキ様?」
これまでの行動からは考えられないような彼の行動に彼女はこれまでのように自分の妄想ではないかと疑い始める。
だが、そこに感じる温かさは確かに現実の物であり、今、目の前で甘えているのは間違いなくミカヅキだった。
驚きを隠せないグレイフィアは、そのままゆっくりとミカヅキの胸に身体を預けた。
「んっ!!」
「・・・」
「あっ」
ミカヅキはそのまま彼女を自分の元へと引き寄せると、彼女の胸の中へと手を伸ばした。
手の中では納まりきれない程に豊満な胸を、ミカヅキは自分の手の中に入れると、ゆっくりと動き始めた。
「あっあぁ」
柔らかな乳房の形をまるで、粘土細工で遊ぶように変幻自在に、それでいて、グレイフィアに合わせるようにゆっくりともんでいく。
「あふぅ、はぁふぅ」
揉まれる度に、まるで自分の中にある価値観が変わるような衝撃を受けながら、甘い声を出しながら、ミカヅキを見つめる。
「あっあぁそういう事ですか」
その目には光が灯っておらず、ミカヅキは未だに夢の中に入っている。
だが、今、彼は夢の中で妄想という形とは言え、グレイフィアを求めている事が分かった。
「ならば、これは掴まなければならないわぁ」
例え記憶に残っていなくても、身体に覚えさせれば、彼から求めてくる。
その確信と共にミカヅキを誘おうとするが
「あぁっ」
ミカヅキは、彼女の乳房を揉みながら、寝ているとは思えない程に顔を胸に近づける。
「あっあぁ!!」
真っ白な胸で、既に陥没されている乳首に舌を伸ばし、掘り起こしていく。
これまで触れられてなかった乳首に刺激が入り、執着に舐めてくるミカヅキに対して、グレイフィアは既に抑える事ができず、抱きかかえる。
「はあぁ、あぁ、吸われて、こんなに気持ちが良いなんて」
ミリキャスが未だに乳を飲んでいた時とは違い、グレイフィアの胸を全てを飲み込もうとするミカヅキの動きは、グレイフィアにこれまでにない快感を与えていた。
やがて、舐めるのに満足したようにミカヅキは口を離すと同時にちゅぽんっという音と共にグレイフィアの乳首は露わになった
既に小指程度まで膨れ上がった乳首は、ゆらゆらと風に当たるだけで、快感を生み出しており、グレイフィアはゆっくりとズボンに見つめる。
「あぁ、もうこんなに」
離れてしまい、再び眠る為にベットの上に倒れているミカヅキを見つめながら、グレイフィアはゆっくりと肉棒に触れていく。
これまで妄想でしか行っていない行為を本当に行うという興奮が、彼女の秘部から愛液が地面へと落ちてきた。
そうして、やっと行える喜びと共にグレイフィアはゆっくりと立ち上がり、ミカヅキの肉棒と自身の秘部を合わせていく。
「あっあぁ、大きいっ!!」
ミリキャスが生まれる為に行った行為以降は、我慢していた生での快感に、思わず大声が出そうになる所を我慢する。
入口部分で既に詰まっているが、それでもグレイフィアは、ミカヅキの全てを味わいたい為に、ゆっくりと、だが根本までしっかりと膣内へと入れていく。
「んっ」
「っぅ!!」
根本まで入れた瞬間、グレイフィアはこれまでにない充実感と共に味わいながらもミカヅキを見つめる。
ミカヅキ自身も寝ているとは言え、妄想の中での行為では現状と変わらない状況になっており、肉棒を程よく締め付ける膣内の感触に興奮を覚えていた。
それはグレイフィアも変わらず、吹き出した愛液はベットのシーツを汚していた。
「はぁはぁ」
グレイフィアはそのままゆっくりと腰を上げていく。
肉棒の先端がグレイフィアの動きに合わせるように触れ合っていき、ゴツゴツと一撫でするだけでも絶頂しそうな摩擦を味わいながら、動いていく。
「あっあぁ」
コツコツとゆっくりと、物音を立てずに、ミカヅキを起こさないように細心の注意を払いながら、声を殺して行うグレイフィアはこれまでにない快感を楽しんでいた。
誰にもバレてはいけない行為の中で、激しくはなく、ゆっくりとした行為は焦らされるように肉棒を動かす。
「んむぅ」
「あっああぁ」
グレイフィアはそうして、動いている時にミカヅキの表情の変化を楽しんでいたが、既に限界を迎えていた。
「っ!!」
「あっ――!!」
寝ている時の射精の瞬間、突然訪れた精液は瞬く間にグレイフィアの子宮内を埋め尽くし、絶頂を迎えた彼女は、声を殺しながら、快感に笑みを浮かべた。
「ミカヅキ様」
「んっ」
ミカヅキは起きた。
「なんだか、とんでもない夢を見たような」
「おはようございます、ミカヅキ様」
そうミカヅキが挨拶を行ったのはグレイフィアだった。
「あれ、グレイフィア、来ていたのか?」
「えぇ、先程」
だが、その時はグレイフィアは既に着慣れているメイド服を着ながら、片手にはバッグを持っていた。
「あぁ、なるほど、俺はまた倒れてしまった訳か。
いつもすまないな」
「いいえ、これも仕事ですので。
それよりもミカヅキ様も、仕事の為とはいえ体を壊さないでください」
「あははっ、頑張るわ」
そうから笑いで答えるミカヅキに対して、呆れるように息を吐く。
「とにかく、絶対安静ですから。
私はこれから仕事がありますので」
「あぁ、気を付けて」
ミカヅキが無事に起きたのを確認したグレイフィアはゆっくりと歩き、外へと出た。
「まぁ、少しは休むとするか。
それにしても、少し匂うけど、なんでだ?」
それについて、答える人物はその場にはいなかった。
ただ、グレイフィアが立っていた場所には白い液体痕が残っているだけだった。