6月下旬。中間テストが終わって二週間が過ぎた。
僕たちBクラスは龍園率いるDクラスにちょっかいを出されることなく平和に暮らしている。
原作で暴行事件を起こす須藤にも部活以外でDクラスの生徒と関わらないよう注意しているので問題ないだろう。
このままいけば来月もBクラスをキープできそうだ。
「期末テストも勉強会を開こうと思うんだけど……どうかな?」
昼休み。僕は珍しく桔梗以外の生徒と共にしていた。
「どうもこうも開いた方がいいだろう」
平田の提案に幸村が同調する。
「そうだね。今回は過去問も期待できないし開いた方がいいと思うよ」
「勉強会を開かないと一夜漬けしかしない生徒も多そうだからな」
幸村の指摘はもっともだった。
原作で三馬鹿が一夜漬けで中間テストを乗り越えようとしていたが、堀北が勉強会を開かなければ退学になっていたと思う。
「それじゃ今回も協力をお願いしてもいいかい?」
「ああ」
「もちろんだよ」
中間テストに続いて僕、平田、幸村の三人で勉強会を実施することが決まった。
池と須藤だけでなく、幸村も原作より成長が早くなっており、勉学に関してはエース級の働きをしている。
「それじゃ話も終わったことだし昼食を済ませよう」
「ああ。それにしても桜庭の弁当は凄いな……」
幸村が桔梗の手作り弁当を凝視する。
「そう?」
弁当のおかずは焼き鯖、味玉、豆苗と薄揚げのお浸し パプリカ―のソテーだ。
「健康的だと思うんだけど」
「いや、俺はハートマークになっている鮭を言ってるんだが……」
「これは桔梗の趣味なんだよ」
桔梗は毎日気合の入った弁当を作ってくれる。
再会して一ヶ月記念日なんか弁当のおかずがすべてハートマークになっていた。
「指摘されたら恥ずかしくなってきた……」
「いや、馬鹿にしたわけじゃないんだ。すまない」
「ううん。……平田くんは軽井沢さんにお弁当作ってもらわないの?」
「え、うん……。軽井沢さんは料理が苦手なんだ」
「そうなんだ」
彼女は尽くすタイプだから料理は得意そうだけどね。
本当の彼氏ではない平田に弁当を作るほどの気力はないのだろう。
昼食を済ませた僕は一足先に教室に戻った。
桔梗はみーちゃんたちと食堂に行っており、また教室には戻っていないようだ。
「堀北さん、期末テストも勉強会を実施することになったよ」
前の席に座る堀北に報告する。
「……そう。なぜ私に教えたのかしら?」
堀北は振り向かないまま問う。
「ただの情報共有だよ。クラスメイトだからね」
「情報共有に関しては感謝するわ」
「うん」
「……何か言いたそうね」
「そんなことないよ」
僕に協力を拒まれた堀北だが、相変わらず僕と綾小路以外に話す生徒はいない。
ただお得意の毒舌も僕と綾小路にしか吐かないので、本性を知らない一部の男子からは孤独を好む美少女として人気があるらしい。
確かに容姿だけならトップクラスの美少女だろう。
「それよりお兄さんとは仲直りした?」
「あなたには関係ないでしょ」
兄の話題に触れられ機嫌を損ねた堀北は教室を出て行ってしまった。
「相変わらず仲が良いな」
堀北の隣人である綾小路が振り向いて言った。
「綾小路くん、それは皮肉かい?」
「いや、素直にそう思っただけだ。オレでは堀北の感情をあそこまで揺さぶることは出来ない」
「そうかもしれないね。それより今日はジャン〇の発売日だよ」
「そうだな」
「帰りに漫画喫茶寄らない?」
「いいぞ」
転生前は毎週購入していたけど、この世界では漫画喫茶で読むようにしている。
なぜなら漫画喫茶で読んだ方が安いからだ。
ジャン〇の価格は税抜きで250ポイント。漫画喫茶は一時間で150ポイント。つまり漫画喫茶で呼んだ方が100ポイントもお得なのだ。
「ドクターストー〇の続きが気になるんだよね」
「そうだな」
中間テストが終わってから僕は綾小路に趣味として漫画を勧めた。
流行の漫画を一通り紹介したところ、ドクターストー〇と鬼滅の〇を気に入ってくれた。
「しかし櫛田は大丈夫なのか?」
「うん、桔梗も女友達とカラオケに行くようだから」
毎日僕にべったりだった桔梗も週に一回は女子たちと遊ぶようになった。
今日は一之瀬たちとケヤキモールに行くらしい。
「綾小路くんは誰かと進展あった?」
Cクラス女子との食事会で綾小路も全員と連絡先を交換している。
「特にないな」
「そっか」
原作だとまだこの頃は女子たちにドキマギしていた綾小路だが、巻数を重ねるにつれて性欲がないのではと疑うようになった。
11.5巻で軽井沢と付き合うことになったけど、彼女を抱く綾小路の顔にはゾッとしたのを今でも覚えている。
「焦らず頑張るつもりだ」
「……頑張るの?」
「それなりにな」
綾小路は彼女作りではなく利用できる駒を作るのを頑張るんだろう。
「あまり女の子を悲しませちゃだめだよ」
「オレがいつ女子を悲しませたんだ?」
夏休み以降特定の女子を悲しませてるよ。
もちろんそんなことは言えず、冗談だと僕は言った。
☆☆☆
7月1日。入学してから3回目のクラスポイント発表日を迎えた。
起床してすぐに端末で確認したところ、7万8000ポイント支給されたのが確認できた。
つまりクラスポイントは780。
学校から中間テストを乗り切ったご褒美で100クラスポイントを付与されたので、30クラスポイントが引かれたことになる。
「要、クラスポイント増えてるね」
「うん。あとはほかのクラスがクラスポイントをどこまで伸ばしているかだね」
おそらくこの数字なら一之瀬たちに抜かれることはないだろう。
うまくいけば夏休みの特別試験でAクラスに上がれるかもしれない。
僕は期待に胸を躍らせ登校した。
朝のショートホームルーム。茶柱先生は淡々とクラスポイントの発表を行った。
Aクラスは1004、ほかのクラスは僕たちより下だったため、今月も僕たちはBクラスとなった。
「今日もいい天気だなー」
ベランダに出た池が青い空をみあげながら平和をかみしめる。
そんな池の肩になぜかスズメが乗っている。
「また池くんの肩にスズメが乗ってるよ」
「池殿はバードテイマーだったでござるか」
網倉といい感じになってから池はさらに変わった。
まず笑顔が絶えないようになった。そのおかげかわからないけど、高確率でスズメなど小鳥が池になつくようになった。
また毎日一時間の勉強もするようになった。ちなみに勉強するようになった理由は、僕が退学になったら網倉と離れ離れになると脅したからだ。
「カラスに襲われないように気を付けろよ」
可愛いスズメさんと会話をする池。
山内が面白がって動画を撮影し、池の株を落とすために網倉に見せたところ、逆に面白い人だと好感度を上げてしまったらしい。
池寛治は人生のピークを迎えていた。
☆☆☆
「今日は……んっ……綾小路くんと……あんっ……遊んだんだ?」
「うん」
時刻は19時。
桔梗より一足先に帰宅した僕はアニメ鑑賞をしながら彼女の帰りを待っていた。
夕食は桔梗から外食すると聞いていたので、漫画喫茶の帰りに綾小路とファミレスですませた。
そんな桔梗は帰ってくるとすぐに肉棒をせがんできた。
なんでもケヤキモールの多目的トイレから出てきたカップルを見て色々妄想を膨らませてしまったらしい。
「最近仲が……あぁぁんっ!」
「仲がなに?」
全裸で開脚させられ、愛液が溢れる陰部を弄られる桔梗。
あまりの快感に会話がままならない様子だ。
「あっ♡ んぁっ♡ ふあぁぁっ♡」
淫穴を搔き乱すように手マンをするとおしっこのようにぴゅっぴゅっと潮を噴いてしまう。
「あっ、ダメ、いくッ! イっちゃうっ!」
「いいよ、派手にイきなよ」
桔梗を絶頂させるため空いてる左手でクリトリスをぎゅっと摘まんだ。
直後に桔梗の身体が軽く痙攣した。
すると……
「ああぁぁああぁぁんっ♡」
普段の桔梗からは想像できない品のない喘ぎが室内に響いた。
「派手にイったね、桔梗」
「うぁ……ひぃ……」
「少し休憩する?」
「し、しない……。早く……ちょうだい……」
腰をヒクヒク震わせ、愛液を垂れ流している桔梗が懇願した。
「いいよ。それじゃ入れるね」
「……うん♡」
物欲しそうにヒクついている桔梗の淫穴に肉棒を一気に奥まで挿入した。
「んっはぁぁあああぁぁぁっ!」
「桔梗、声大きすぎだよ」
「だ、だってぇ……んにゃっ!?」
愛液たっぷりの淫穴を肉棒で擦っていく。
刺激を与えるたびに桔梗は可愛らしい嬌声をあげる。
「他のカップルにそんな興奮しちゃったんだ?」
「う、うん……ひぃんっ♡ だってみんなが使うトイレで……あぁぁんっ♡」
「ま、男女が多目的トイレに入ってたならやることは一つしかないだろうね」
あんな人が多い施設のトイレでセックスをするなんて……。
僕には到底真似できない行為だ。
「だ、だよね……。んくっ♡ ああっ♡ またイっちゃいそう……うあぁっ♡」
「イクのは我慢してね。僕も一緒にイきたいから」
「そんなぁ……んはぁっ♡ 無理だよぉ……あヒィィンっ♡」
確かにこのままピストンを続ければ桔梗はすぐに絶頂するだろう。
桔梗は蕩けきった表情で、力なく舌がだらんと垂れている。
「涎も凄いことになってるよ」
「ひゃっ、やめっ……!」
垂れ流し状態の涎を指ですくって桔梗の顔に塗りつぶす。
「桔梗のこんな姿を見たらみーちゃんたちは離れていくだろうね」
「そんなこと言わないでぇ……んふぁぁっ♡ あぁああっ♡」
「ごめんごめん。意地悪しすぎたね」
桔梗に謝罪し、お詫びとして腰の動きを速くする。
「うあぁっ♡ 激しいっ♡ 要、激しいよぉぉっ♡」
「激しくするけどイクのは我慢するんだよ」
「む、むりぃっ♡ 絶対、むりだからぁっ♡」
かぶりを振りながら必死に耐える桔梗。
僕は容赦なく快感を与え続けた。
腰を動かすたびに大きく揺れる豊満な乳房。
これ以上にないほど勃起している乳首とクリトリス。
弱点である可愛らしいおへそ。
すべてのスポットを延々と責め続けた。
何分責め続けたわからない。
桔梗はシーツを握りしめ、大粒の涙を流し、歯を食いしばって必死に快楽に耐えている。
「ぐっ……うっ……ふうぅぅっ……!」
桔梗は僕に従順だ。
絶頂するのを許可しない限り桔梗は限界まで必死に耐え続けるだろう。
「ふぅっ……うぅぅ……んん――――!」
歯を食いしばりすぎたのか、気づくと唇から赤い血が垂れていた。
懸命に耐える桔梗をもう少し見たかったけどそろそろ頃合いだ。
「桔梗、イっていいよ。僕もイきそうだから」
いったんピストンを停止し、桔梗に絶頂する許可を与える。
「……っ。ほんとぉ……?」
「うん」
「じゃあ……」
「うん、すぐにイかせてあげるね……!」
互いに絶頂するべくペニスを膣奥まで突き入れる。
「あうぁぁぁぁぁぁぁっ♡」
押さえつけるような正常位で、激しく腰を打ち付けてペニスを激しく出し入れする。
出し入れするたびに、桔梗は仰け反って大きく嬌声をあげる。
「ひっ、はぁんっっ♡ んはぁっ♡ んぉ……♡」
「桔梗、そろそろイクよ……!」
「あひぃっ♡ んおぉぉっ♡ うあぁぁっ♡」
やっぱり桔梗のだらしない顔を見ながら抽送するとすぐに絶頂しそうになる。
すぐに射精感が最大限までに高まる。
「出すよ……!」
とろとろの膣内に大量の精液が注入されていく。
「あ゛あああぁぁぁぁぁぁぁぁぁっ♡」
怒涛の勢いで最奥の子宮へ白濁液が流し込まれる刺激に桔梗も絶頂を迎えた。
「あっひぃいいっ♡ 熱いっ♡ あぁぁっ、すごいよぉっ♡」
桔梗は子宮に精液が溜まっていくことに歓喜の声を上げ続けた。
☆☆☆
「あんっ♡ だめっ♡ またイっひゃうっ♡」
二時間が経過した。
桔梗は四つん這いになり、大きなお尻を突き出した状態で、快楽のままに膣穴を犯されていた。
今日の桔梗は激しかった。
昼休みに松下、佐藤と親しく会話をしていたのが気に入らなかったのかもしれない。
桔梗は嫉妬するほどに性欲が増していく。
何度も何度も絶頂させられているのにも関わらず、子宮を精液で満たすと、すぐに次を求めてくる。
「あ゛ああぁぁっ♡ イグっ♡ またイグぅぅぅぅっ♡」
「桔梗、はしたなさすぎるよ!」
恥も外聞もなく下品な声を上げる桔梗。
僕は戒めるため、安産型のお尻を叩く。
「んにいいいいぃぃぃぃぃっ♡」
けれど桔梗は喜悦の声をあげるだけだ。
ヒステリックなほど感じまくり絶頂する淫猥な桔梗に僕は驚きを隠せないでいた。
「桔梗って、本気で乱れるこんな風になるんだね……」
「うあ゛ぁ……ご、ごめんなさ……わたひぃ……」
僕に引かれたと思ったのか、桔梗は振り向いて悲し気な表情を見せる。
「で、でも……要がほかの女のこと仲良くして……るからぁ……」
やっぱり松下、佐藤と仲良くしていたのが原因だった。
「ううん、怒ってもないし、引いてもないから安心してよ」
「……本当に?」
「うん、現に僕のあそこは硬いままでしょ」
「……うん」
もちろん戸惑ってはいるが、下品な姿を見せられても、桔梗の魅力は変わらない。
「それじゃ再開しようか」
「うんっ♡ はやくちょうらいっ♡」
いつの間にか止めていた抽送を始める。
「ひゃあああんっ♡」
この日。
僕と桔梗はセックスの最長時間を更新した。
桔梗はお風呂から上がると髪も乾かさずにすぐに眠りについてしまった。
次は発情ヒロインの方を更新します!