廊下の窓の縁に手をついたモモは既に濡れきっていた。
スカートを捲くりあげて確認すれば、既にぬれぬれ状態で染み付いたショーツのスジが露わになる。
俺はとりあえず、モモのプリプリした尻を撫でながらそれを脱がし、肉棒で濡れたおまんこの入り口を擦ってやった。
「んっ、はぁ……♡ 東郷、さん……んんぅっ……♡ じ、焦らすなんて意地悪っすよ……♡」
「ん? なんだ、処女なのにさっさと挿れられたいのか? 変態か?」
「っ、あんっ♡ んく……そ、そうっすよ……早く、東郷さんに挿れて欲しいっす……♡」
モモは俺に尻やオマンコを弄られてなすがままになりながらも、こちらを流し目で見て挑発してみせる。
「東郷さんも……早く気持ちよくなりたくないっすか? 女子高生セフレの処女おまんこの中で……溜まってるモノ、全部吐き出したいっすよね?」
「っ……モモ……」
「私のここ、使っていいっすよ♡ ──あっ♡」
──そこまで言われて、挿れない理由はなかった。
亀頭をモモのオマンコに嵌め込み、一気に奥まで貫いてやる。
「──っ、はっ、あっ♡ 東郷さ、あっ、そんな、一気に……っ♡」
じゅぷぷっ♡ と、処女にしてはすんなりと肉棒を飲み込み、処女膜も、ぷちっ、とあっさりと俺の肉棒によって破れてしまう。
しかし奥まで挿れると──やはり、と言うべきか。
「くっ……はぁ、やばっ、気持ちいい……」
「んっ、ああぅ……こんな感じ、なんすね……♡ おちんちん挿れられるのって……ん、はぁ……♡」
「っ……痛みはないか?」
「は、はいっ……大丈夫っす……♡ むしろなんか、疼いてくるような……んっ、凄く熱くてたまらないっす……♡ はぁ、セックスって凄いんすね……♡」
俺の肉棒を感じているのか、ずっぽりと下の口で咥え込みながら喘ぎを漏らすモモ。
対する俺の方も、処女特有のキツさ、発情した女の濡れ具合、膣内から感じる熱さなど、その全てをチンコで感じてめちゃくちゃに気持ちいい。
「ああ、やべっ、幸せ……!」
「……ん……♡ そんなに気持ちいいんすか……? 私の中……」
「ああ……分かるだろ……? 俺のがめちゃくちゃ硬くなってるの」
軽く腰を揺すって分からせてやる。それだけでもオマンコの柔らかく熱い肉に扱かれて気持ちいい。
「んあっ、はあっ、た、確かにこれ……凄いっすね……♡ カチカチなのが分かって……んっ、はぁ……♡」
だがそうすることでモモも俺の興奮が分かり、そしてチンコで中を擦られる気持ちよさを理解したようで身体をくねらせる。
後ろから挿れた状態で、モモみたいなおっぱいも大きく、腰もくびれていて、お尻もむっちりした美少女が感じているのを見下ろすと、支配感が凄くて興奮する。
お尻が俺の下腹に密着し、腰が弓なりに反っていると、それだけ身体の美しさや艶やかさ、淫靡さが際立つのだ。
それに何と言っても、これで7人目という事実を実感して肉棒が硬くなってしまう。
肉体関係、ほぼ恋人関係にある相手が7人。それも全員がおっぱいが大きく、スタイルも抜群な美少女で、誰もが俺の好みに合致する美女なのだ。
それだけの女性を抱いてきた。これからも抱ける。1週間毎日違う娘を抱くことも出来る。
そんな俺の背景がエッチの興奮と快感を彩っていた。
ただ1人とエッチしてるだけなのに浮ついてしまうような快感が全身を襲う。
これがハーレムの醍醐味の1つだろう。多くの男が味わうことの出来ない最高の快楽の1つだ。
「あー……もう無理っ。動くぞ……!」
「ひゃっ♡」
肉棒で味わう快感に我慢出来ず腰を動かす。
ぺち、ぺち、と控えめだが確かなセックスの音が廊下に響き、汗や愛液が床に滴り落ちる。
「はぁ……はぁ……冷静に考えたらヤバいが……今更止められないな……くっ……」
「んっ、あっ、あっ♡ ん……そうっすね……♡ はぁ、ヤバいっす……♡ 突かれる度に東郷さんのこと、どんどん好きになっちゃうっすよ……♡ んっ、はぁっ、あっ♡」
「っ、そうか……ならもっと好きになってもらわないとな……!」
後ろから、モモの一番奥を突いて自分の快感を高め、同時にモモの快感も強めれば、その可愛い声がまた聞けた。
「はぁ……くっ、見られてるかもしれないってのにな……! ほら、外だと運動部が部活してるぞ……!」
「んっ、あっ♡ はぁ……ほんとっすね……♡」
そうして突きながら見るのは窓の外。校庭で部活動に勤しむ生徒の姿だ。
校内には人が殆どいなくても、外にはいる。
そして、見られる可能性があるのだ。このモモの痴態と俺の醜聞を。
「く……モモでもドキドキするんじゃないか……? こっちに顔向いたりしてるぞ……」
「はぁ……はぁ……♡ 確かに、ちょっとなんか、変な感じっす……♡ 見られてないとは思うんすけど……♡ んっ♡ 見られてると思うと……♡ あっ♡ はぁ……♡」
モモが僅かに不安そうに、しかし感じている。
幾らモモとはいえ、こうやってエッチしてるところを窓際でさらけ出しているのは、どうなるか分からない危険性があった。
だがそれが……モモは快感に変換されてしまってるのだろう。
普段から見られるということに慣れてないからかもな、と俺自身も若干の不安を感じながらモモとセックスする背徳感に燃え上がってしまう。
「ほら、もっとそのでっかいおっぱい、見せつけてやれ……! どうせ俺以外には見られないんだろ……?」
「あっ♡ だ、駄目っすよー……♡ うぅっ♡ 東郷さん、急にいじわるというか、なんかSっ気が……♡ はぁ……♡」
モモを後ろから押し、その女子高生らしからぬJカップを窓に押し付けるようにしてやる。
窓に当たった撓む乳房の広がりが凄い。きっと反対側から見れば凄い光景になっているのだろうと興奮する。
「ぐっ、はぁ……お前が誘惑するから……だからな……! お望み通りセフレとして……めちゃくちゃ可愛がってやる……ほ──らっ!」
「あっ、あっ、あっ♡ そ、それっ♡ それヤバいっす♡ 奥、コツン♡ コツン♡ ってされるの……♡ うぅ~……♡ あぁ、なんすかこれ……♡ こんなの、一度知ったらハマっちゃうっすよ……♡」
「……ならもっと激しくしてやる……!」
モモの腰のくびれ。スカートの生地と生の肌の境目辺りを掴んで腰を激しく振る。
するとそれだけでモモの淫らな声が大きくなり、後ろから見えるJカップの乳揺れも大きくなった。
「あっ──♡ あぁっ♡ は、げしっ♡ んっ♡ はぁ……♡ こ、こんなの……ヤバいっす♡ 本当にセックスにハマって……っ♡ 東郷さん専用のセフレになっちゃうっすよ……♡」
「そうだ……! 俺だけの女だからな……もう……っ、今更嫌って言っても聞かないぞ……! ほら、俺のチンコの味を今のうちに覚えろ……!」
「んぁっ♡ は、はいっす……♡ 私はもう、東郷さんだけの女の子っすよ……♡ んっ、あっ♡ 私の身体も、全部東郷さんだけが味わっていい、東郷さんだけのエッチなセフレっす……♡ あっ、はぁ、おっき……♡ ちんちんさん、またおっきくなってるっすよ……♡ 硬いのも大きいのもこんなに分かるものなんすね……っ♡ ん、くっ♡ はぁ……♡」
「っ……! モモ、こっち向け……!」
「えっ……? あっ……んんぅ♡」
可愛いことを言って俺の性感を高めるモモにたまらず、身体を前に倒して無理やりキスをする。
モモが背中を反って、顔をこちらに向けるキツめの体勢だが、こうやってがむしゃらなセックスになってしまうのは、やはり興奮が尋常でない証拠だろう。
やりたいことを優先、快感を求めることを優先してしまうのだ。
モモの柔らかく甘い唇と蕩けきった表情を見て俺も堪らなくなる。
これだけ可愛い美少女が俺相手にトロトロに蕩けきっているのだと、可愛く鳴かせているのだと思えば優越感が凄い。肉棒の胴部分から根本にかけてグルグルと渦巻くような快感が来て堪らない。
しかもそうやって気持ちいいところを更にモモの媚肉がきゅうきゅうと締め付けて愛してくれる。
「んっ、ちゅっ、はぁっ、んぷっ、れろっ♡ はぁ……東郷さん、大好きっす……♡ こんな、んっ♡ ちゅるっ♡ はぁ……好きな人とのエッチが……んあっ♡ んくっ♡ う、嬉しくて、気持ちいいなんて……♡ 東郷さんがいなかったらずっと知らないままだったっすよ……♡ ん、ちゅう……れろ……れろ……♡」
唇にキスを何度も落とし、途中から舌でペロペロとお互いに舌を絡め合う。
そうする度にモモの膣内がきゅんきゅんと収縮した。
それはまるで俺のチンコがモモのおまんこに愛されてるようで、ヤバい。
激しく動き、モモの中を擦る肉棒を、その場に繋ぎ止めようとするように熱い媚肉で、きゅうううう……♡ と締め付け、結果的に動く俺のチンコを強く擦って気持ちよくしたかと思えば、粘膜が動いて俺の肉棒をにゅくにゅくと揉みほぐす。
しかもそれは突く度に俺の形になっているような、矯正しているような素晴らしい心地すら感じさせるのだ。
芯を持った俺の硬い肉棒を確かに受け止めて気持ちよくする──惚れた女の気持ちよさを数日振りに味わっている。
「ぐっ……! ああ、やば……エロすぎ……!」
「ああっ♡ また、激しく……♡ というか、エロいのは東郷さんの方っす──あああっ♡」
快感が1段階上昇する。
良い女で射精するという男にとって最高の至福の為に走り出す。欲求が湧き出すのは突然だ。
見てるだけでエロい美少女相手に腰を振って気持ちよくなっているというのは、いつも思うが気持ちよすぎて本能が理性を凌駕するのだ。
無論、落ち着ける時もあるものだが、こんな廊下で初めてを、しかもセフレとか言い出す女子高生とのエッチ。
これで我慢出来る男はいない。早く中に、この美少女の中に己の遺伝子を吐き出してやりたいと思うのが自然だろう。
快感が強くなったのはその本能が身体の感覚に表れたのかもしれないなと思ってしまう。とにかく気持ちいいのだ。
「くぅ……ああっ、モモ、好きだぞ……!」
「んっ、あっ♡ ほんとっすか……? 本当なら嬉しいっす……♡ あっ、んっ♡ あっ♡」
「ああ、本当だ……! そういういじらしいところも大好きだ……!」
「っ♡ んぁっ♡ はっ♡ それ、ヤバいっす……っ♡ 好きって言いながら突かれるのっ♡ 頭がおかしくっ♡ あっ♡ んあぁっ♡」
俺が好きと口にしただけでモモの反応は露骨に大きくなる。
気持ちよさそうに身震いし、おまんこは、きゅうきゅう、と締め付けが連続し、表情も甘く色っぽくなっている。
「くっ……! なら何度でも言ってやるっ! 好きだ、好きだぞ、モモ……!」
「あっ♡ あっ♡ す、好きっす♡ 私も、東郷さんが……♡ はっ♡ あぁっ♡ もう、めちゃくちゃ大好きっす……♡」
「モモ……!」
口を半開きにして快感に震えるモモの姿は可愛さを残しながらも、とても色っぽく淫靡なものだった。見てるだけで、肉棒の硬さが増すほどに。
「おっぱいもっ♡ おまんこもっ♡ もう全部東郷さんのものっすからね……♡ いつでもエッチしてくださいっす……♡ はぁ……♡ あっ♡ 他の人……彼女さんのことも好きでもいいっすから……♡ ちゃんと私のことも好きでいて、エッチしてください……っ♡」
「っっ……! ああっ! もうお前は俺の女だ! モモ! 俺のだ! 可愛いぞっ! くぅっ……!」
「ああああぁっ♡ おっぱい、揉まれて……♡ それもヤバいっす……っ♡ っ……♡」
後ろからぶるん、ぶるんと揺れるJカップの乳房を持ち上げるように揉みながら突く。
身体を前に倒したことでモモの艶のある黒髪から女の子の匂いが立ち上ってくる。身体が熱くなり、汗もかいてる筈だが、その匂いは未だ心地良いものだし、実際に、細い首筋にうっすらかいた汗や揺れる髪まで艶かしく感じる。
手のひらに乳房のもちもち感、重さ、柔らかさを感じておっぱいも俺のモノになったと実感する。そうしながら腰を突いて、モモという美少女で快感を貪る。俺の女。俺の雌。中出し。射精。女子高生。Jカップ。セフレ。7人目。学校の廊下で、射精──と、快感と優越感を煽るキーワードが頭の中で幾つも駆け巡る。
「モモっ! モモ……! くぅっ、はっ、はっ……射精してやる……! 中に出すからな……! うぐ……!」
「は、はいっ……♡ どうぞ……っす♡ んっ、あっ♡ ここ、にっ♡ 東郷さんの精子っ♡ たくさん、たくさん出してくださいっす……♡ ん、あっ、はぁ♡ あっ、あっ♡」
モモが自分から腰を押し付けてくる。お尻の肉が俺の腰に密着して気持ちいい。堪らない。
しかしそうすることで中では──子宮口と俺の肉棒が、コツン♡ とキスをする。
別に先程までもあったことだが、モモの、ここに、という言葉で子宮口という女の子の大切な場所まで実感してしまう。
ここに、俺の精子を、俺の精子を出す。ぶちまけたい。子種を沢山。
睾丸がきゅっと持ち上がった気がした。モモの中の感触に集中してしまい、思わず快感がせり上がってくる。亀頭で膣穴をほじくり、カリが膣壁を引っ掻いた。幹を包むあつあつのぬるぬるのキツキツ。裏筋や他の全部をにゅる~♡ っと擦り、包み、根本まできたら亀頭の先、鈴口で感じる子宮口のコツンとした感触。手でJカップを揉んだ。柔らかい。こちらの鼠径部辺りにお尻がむにゅっと押し付けられた。何となく、腰のくびれからお尻までの美しくエロい曲線をなぞって、この中に俺のちんこが入ってるのだと思うと、
──あっ、無理。
男の決壊、導火線に火がつくのはいつだって突然だ。しかも、殆どの場合は止められない。
そして、そのまま火がついて爆発するのに任せた方が気持ちいいことを知っている。むしろ、もっと燃やした方が良いのだと。
「っっっ! 出すっ! 出すぞ! モモ! モモっ! 中出しするっ! イクっ……!」
「ああっ♡ あっ♡ あっ♡ あっ♡ 来てっ♡ 出して、ください……っす……♡ JカップのJKセフレに射精っ……気持ちいいっすよっ♡ きっとっ♡ 中にっ♡ 精子っ♡ 出して……♡ 私も、イクっすからっ……♡ あっ、というか、もうっ♡ 駄目……っす──♡」
「っ、ああ──!!」
こんなときまで、最後の時まで、モモが射精を煽るようなワードを連続させてくる。
しかもその途中でモモが、
「っ、あっ♡ あああああ~~~~~っっっ♡」
きゅううううっ♡ と、肉棒を包む媚肉の締め付けが強まる。
モモが再び窓に乳房を押し付け、背中を弓なりに反らした。──イッたのだろう。わかる。わかるが、それを冷静に見ている余裕は俺にはなかった。肉棒から引き絞るような精液の波が、
「いっっっ──くっ……!!」
びゅうううううっ♡ びゅうううっ♡ どびゅっ♡ どぱっ♡ びゅぱっ♡ びゅる……♡
腰を強く、モモの尻に押し付けながら射精。子宮口に亀頭をぐりぐりと押し付けながらの射精だ。
先端に熱い感覚。子宮口に注いでいるのを感じて身震いする。
男にとって至福の瞬間、最高の快感を感じて頭が真っ白になる。
この時ばかりは知能が動物並に落ちていることが分かる。もう射精の快感を感じることしか出来ないのだ。
「うっ、ぐうぅっ……! ああっ、かっ、うっ、気持ち、いい……! あっ、中出し……!」
「んぁっ……♡ あぁ……♡ 出て……るっす……♡ んぅっ……♡ こんな場所で……♡ 見られるかもしれないのに……♡」
そう、幾らモモでも、これだけ大声で、しかもこれだけの動きを見せれば見られるかもしれないのに。
それでも絶頂の快感を味わうように、その場で強く身を寄せ合ってしまう。もっとも、俺が押さえつけてるだけかもしれないが。
「はぁ……はぁ、ん……♡ ふふ……これで、イケない関係に、なっちゃったっすね……♡」
「っ……ああ、そうだな……」
射精が落ち着き、モモも絶頂が落ち着くと、モモは顔を紅潮させ髪を若干乱れさせた状態で、イタズラっぽく、どこか色気のある笑みをこちらに向けた。
その様子がまた可愛い上にエロくて生意気で、分からせてやりたくなるが……一度射精したところで少しだけ冷静になる。
「……というか、関係はともかく……かなり危なかったな……」
「……そうっすね……でも……ふふ、私にとっては忘れられない初体験になりそうっすよ?」
「まあ、そうだろうな……」
誘われたとはいえ、初めてが学校の廊下って明らかに一般的ではないだろう。どう考えてもアブノーマルだ。モモが満足しているようなので、それでいいのだろうが。
というかイケない関係というのも……よく考えれば他も同じ様なものだよな……。
まあセフレという言葉がついた時点で若干興奮する自分もいないでもないので構わないが、別にそういうことなら恋人ってことでいいんだが……他もそんな感じだし。
それより、若干落ち着いた所為で怖くなってきた。見られたら終わりだし。なので一先ず肉棒をモモの中から抜いて声を掛ける。
「……とりあえず、後始末をして部室に戻るぞ……ちょっと時間を使い過ぎた気がするしな」
「んっ♡ っと、了解っす。……まあ続きは後っすね、東郷さん?」
「……そうだな」
処女なのに逞しいな……まあ落とした女、大体そうだったけど。
とりあえず、近くのトイレとか掃除用具から色々持ってきて後始末を終えると、俺はこちらの腕に抱きつくように、嬉しそうにくっついてくる友人──セフレのモモと一緒に、部室に戻ることにする。
──すると戻るなり、ちょうど一局終わったところなのか、加治木が話しかけてきた。
「──ん、東郷さんに……モモもいるか?」
「はいっすー! 加治木先輩! ステルスモモ、ただいま戻ったっすよー!」
「ああ、遅くなってすまないな」
「……モモのテンションがやけに高いが……まあ、それはいいとして、少しアドバイスをお願いしたい」
「ああ、いいぞ」
……ふぅ、どうやらバレてはいないようだな……。
ぶっちゃけセックスの後だから匂いとかでバレるかと思って怖かった。見た目とかは綺麗にしたし、お互いにチェックしたから大丈夫だろうと思っていたが、匂いは自分達では分からないところがあるからな……。
しかしこの中で1番洞察力のあるであろう加治木が見抜けないということは、他の部員も気づけないということで、
「……ん? なんか匂うぞー?」
「!?」
「えっ」
──と思っていたところだったので、蒲原のその言葉に俺は内心で激しく驚いてしまう。
モモも思わず驚いた表情でビクッとしていた。多分、俺もびっくりしている。表に出さないようにはしているが、多分若干出ているかもしれない。
「? 匂い……? ……何の匂いもしないけど、智美ちゃんの気の所為じゃないの……?」
「ワハハ、分かってないなー佳織は。これは明らかに何かある匂いだぞー」
「む、むぅ? 何かあるとは……?」
しかもこの蒲原、いつになく自信に満ち溢れている。確信を持っている様子だ。
……え、ていうかマジ? マジでわかんの? 変な匂いってところまでは分かっても匂いの正体までも分かるってのは……なんか色々ヤバい気がするんだが。
というか、態々車に戻って消臭スプレーまで掛けてきたのにバレるのか? ヤリまくる予定ならこういうのは必須だろって予め買っておいた諸々の1つである消臭スプレーすら見破るのか?
……いや、でも消臭スプレーの匂いという可能性もあるか……そうでなかったらヤベーな。ヤバいどころじゃないけど。
「えっと……に、匂いっすか? 私は全然しないっすけど……」
「匂い……? 私も特に感じないが、蒲原。一体なんの匂いを感じ取ったんだ?」
「ワハハ、それはだなー……」
と、緊張の一瞬。俺とモモは互いに声も目配せもしないが、同じ気持ちでそれを見守る。
すると蒲原はこちら──ではなく、窓の方に近づくと、その窓を全開にし、
「ずばりこの匂いは────
「「……え?」」
「……カレー、だと?」
俺とモモが呆気に取られる中、加治木の問いかけに対し、そうだ、と蒲原が頷く。くんくん、と鼻を鳴らすようにして、
「家庭科室とかどっかで作ってるんじゃないかー?」
「……あ! 確かにちょっと匂うかも……!」
「うむ……言われてみれば……徐々に……」
妹尾や津山も風に乗ってきたカレーの匂いを感じ取ったのか納得してしまう。というか、俺も分かった。確かにカレーだ。モモや加治木も理解したようで、
「カレーっすね……」
「確かにカレーの様な匂いだが……それがどうしたんだ蒲原」
「分からないのかユミちん。カレーの匂いを嗅いだら……」
と、蒲原は一度溜めて、
「──カレーが食べたくなる!」
「あっ、確かに、そういうことあるよね!」
「うむ……あるな……」
「あるあるネタっすね」
「いやまぁ……」
蒲原の発言に思い思いのトーンで頷く一同。
俺としては困惑する加治木に近いだろうか。なんとも言えない気持ちになる。わかるんだけどな……。
俺は気が抜けてしまい、一度息を吐く。その上で皆に向かって、
「……練習が終わったら食べに連れてってやろうか?」
「おっ! 本当かー!?」
「えっ、いいんですか?」
「ああ、奢ってやる。練習頑張ったらな」
まあカレーくらいいいだろうと俺は半ば投げやりというか適当に言う。ちょっと練習サボってしまったし、その謝罪というか申し訳無さもあるしな。ちょっとくらいは奢ってやってもいい。
「それだとまたご馳走になってしまうが……」
「東郷さんは太っ腹っすね。さすが元プロっす」
「ああ、元プロだからな」
と、自分で言ってて悲しくなることを繰り返す。……つーかモモ。もっと露骨になるかと思ったら距離感上手いな……堕とす前までと何も変わってない気がする。
まあその方がバレずに済むからいいんだが、と俺は練習を再開させようと卓に着く直前。
「……東郷さん」
「ん? どうし──、……!?」
小声で話しかけてきたモモの方を向いて、仰天する。
何故なら話しかけてきたモモは、スカートを軽く捲くり上げ、液体が垂れる太ももやそのスジを見せてきたからで、
「……ふふ、練習終わりが楽しみっすね♡」
「お、おお……」
「ワハハ、よーし、サイコロ回すぞー」
しかし、周囲の面々に気づいた様子はなく、今の行動くらいではモモに気づかないことに俺は気づいた。
危ねぇな……いやほんと、このセフレ、色々とヒヤヒヤさせてくれる……。
とんでもない美少女を堕としてしまったな、と俺はまだ鼓動を早くさせながら席に着くことにした。
鶴賀編、これで終わりみたいなものですが、もうちょっとだけ続くんじゃ。まあちょっと真面目な話したり、ちょっとエロしたり、モモが新しい趣味を見つけたり、などなど。それが終われば鶴賀編は終わりで、原作の長野県予選までの流れに入ります。
皆の熱い感想、待ってる
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