「──そういえばカレーってインドだと手で食べた方が美味いって聞くよなー」
「藪から棒に一体なんだ蒲原……いや、まさかとは思うが手で食べようとするなよ?」
「ワハハ、バレたか」
「だ、駄目だよ智美ちゃん……ほら、作法とか間違ったら怒られそうだし……」
「うむ……いや、好きに食べていいのでは?」
「そもそもインドにカレーって料理はないんすよね、確か」
「えっ……」
「ああ。カレーみたいな料理が幾つかあって、名称がかなり分かれてるとは聞くな。そもそも“食事”などの意味を持つカリという言葉が英語に訳されてカレーになったとか」
「東郷さんの言うように、カレーという料理は1772年に英国領インドの初代総督、ウォーレン・ヘースティングズによってイギリスに渡り、そこから日本に渡って、日本独自のカレーライスというものが出来たと言う」
「お詳しいんですね二人共……」
「自分から振っておいてアレっすけど、なんで東郷さんも加治木先輩もそんなに詳しいんすか……?」
「いや……俺はちょうどこの間、そういうことを気まぐれで調べてな……」
「いや、私は世界史の勉強用に借りた本で、そういう記述が──って、蒲原。この間一緒に勉強した時に口に出した筈だが、まさか憶えてないのか……?」
「えっ……」
「智美ちゃん、さっきから驚いてばっかりだね……」
……こいつらもこいつらで賑やかだな……。
練習終わり。俺は鶴賀高校の面々を揃って約束通り、近くのカレー専門店に連れて行ったのだが──まあ、やっぱり女子高生って感じが凄い。
よく食べるしよく話す。まあ別に静かに食べろってタイプじゃないし、そんなことを言う気もないから全然良いんだが、やっぱ若いとエネルギーが違うよな。とはいえ俺も充分若い方だし、こんなこと言うと本当に若くない人から怒られそうだが、それでも学生と大人でなんかちょっと勢いとかノリが違うのはあると思う。歳の上ではそんなに離れてなくても、なんとなく話が噛み合わないとか、そういう話はたまに聞いたりする。ジェネレーションギャップという奴かもしれない。違うかもしれない。
しかし俺は割と合わせられる方だし、問題ない。カレーも美味いしな。うむ……やべ、津山のが移った。うむ。いやまあ、問題があるとすれば、隣に座るモモのことで、
「──あ、東郷さん、福神漬け取って貰ってもいいっすか?」
「っ……ああ、分かった……ほら」
「んっ♡ っと、ありがとうございますっす」
モモがテーブルの端にある福神漬けの入った容器に手を伸ばそうとして──届かない。そんな仕草をして俺に頼む。
別に取ってやるのも構わないのだが、問題はそうやって取ろうとする時にさりげなく、胸を身体に押し付けてくるのだ。
おかげで結構辛口なのに別の意味で身体が熱くなってしまう。いやほんと、肩口辺りに、もにゅんっ♡ と押し付けてたわむ乳の柔らかさと弾力は昼間に味わったばかりなのに癖になるこってり感というか、出来ることなら今直ぐ襲いたいくらいだ。
「はー、沢山食べたなー」
「えっと、本当にご馳走になって良かったんですか?」
「ああ、別に良いぞ。これでも元プロだからな」
妹尾の遠慮に俺は元プロという理由で気にせず奢られとけと言うが、お金が余ってるとは言わない。言えない。まあ稼いでるかって言われると、悲しいことに全然だからな……一応貯金があるからまだなんとかなるってだけで。ちょっとした見栄って奴だ。
「プロって凄いんですね……」
「ん、まあな……」
しかし正面の席に座る妹尾からの返答、キラキラした眼で見られてちょっと照れくさいというか、気恥ずかしいが、まあこういう感じで尊敬されるのは気分がいいので、奢るのも問題ない。大した金額じゃないしな。
それにしても……妹尾の乳も中々に捨てがたいな。眼鏡巨乳。眼鏡JK美少女か……俺の女にはいないし、ちょっと、いや、かなり唆るが……。
「む……、──東郷さんっ、そろそろ帰るので送っていって欲しいっす」
「あ……? ……いやまあ別に構わないが……」
と思っていたらモモに袖を引かれながらそんなことを言われる。いや、まあ、なんか思惑というか、モモが何を考えているか微妙に察せられるのだが……あまり露骨なのは困るな、対応に。
という訳で俺は他の奴らにも顔を向けて、
「ん……まあいいか。送っていってほしい奴がいたら送ってやるが、誰かいるか?」
「私と佳織は大丈夫だぞー、家も近いしなー」
「あ、はい。そうですね、大丈夫です」
「私もそこまで遠くはないので……」
「私もそれほど遠くは……というか、皆家は結構近いんだな……」
加治木が俺の言いたいことを代弁してくれる。モモじゃないが、やっぱ加治木は俺と感覚が結構合うのだろうか。生き別れの妹でも親戚でもないけど。
「それじゃあ送っていくのはモモだけか」
「! そうっすね! それじゃお願いするっす~♪」
「ん、ああ……それじゃそろそろ会計して出るか」
と、俺は皆が食べ終わったのを確認してテーブルの伝票を取ってレジへと向かう……明らかにモモが嬉しそうにしていたが、ちょっとこの後なんて言い出すのか楽しみなような、怖いような……。
──とか思いつつ、皆と別れてモモを俺の車の助手席に乗せたのだが、やはりと言うべきか。
「──今日、東郷さんのお部屋に泊まっていったら駄目っすか?」
「…………」
助手席に乗ってドアを閉めるなり、そんなことを言ってくるモモ。
思わず何も言えなくなる。いや、予想はしていたのだが、まさか本当にそんなことを言ってくるとは……。
「……いやお前、明日は学校だろ? さすがに駄目だろ。親はなんか言わないのか?」
「そこはちょっと、友達の家に泊まるとかで誤魔化していく感じで……駄目っすか?」
「駄目っすよ……」
思わずモモの口調に合わせて断っていく。いやちょっと、危ない橋だからな。明日が学校だっていうのに友達の家に泊まるっていうのは……どうだろう、一般的にかどうかは分からないが、俺の感覚だとあんまり無いことだと思う。
ちょっとやんちゃな子であったり、親同士が勝手知ったる仲だったりすると、そういうこともあるのかもしれないが、
「というかお前、友達は俺と……加治木達以外はいないんだろ? 絶対怪しまれるだろ」
「それはそうなんすけど~……うー、もうちょっと一緒にいたいっす……」
くっ……中々可愛いこと言ってくれるじゃないか……そうやって残念そうな感じで甘えられるとちょっと俺も惜しくなってくる。
「でもなぁ……さすがに明日学校で外泊ってのは……」
「え~、東郷さんはせっかく出来たセフレの女の子ともっと一緒にいたくないんすか~?」
「そりゃ……まぁ、いたいけどな……」
「ならもうちょっとイチャイチャ……しないっすか?」
「っ……お前、またそういう……」
モモが隣から手を伸ばして俺の太ももを撫でてくる。先程の飯の席から時折やってくるモモの誘惑でありおねだりだ。
それも先程までは皆にバレないように手を伸ばしてくるだけだったが、今はこちらを真っ直ぐに見上げて誘うように。
制服の上からでも分かるJカップの爆乳やスカートから伸びる太もも、おみ足がどうにも唆る。
それらを見て、俺は僅かに逡巡する。今の時間は……19時40分。高校生を22時以降連れ回すのは駄目なので、それまでと考えたら2時間20分。帰る時間を考えれば余裕を持って2時間。
それまでということであれば、まあ──、
「……わかった。22時までな。それまで一緒にいるか」
「! やったっす……! えへへ、東郷さんのそういうところ、私めちゃくちゃ好きっすよ♪」
「うおっ……と、運転中なんだが……」
俺がもう少し一緒にいるかと許可を出すと、モモが嬉しそうに顔を綻ばせ、俺の肩に頭を乗せ、左腕にむぎゅっと抱きついてくる。
先程から味わっていたモモの胸の柔らかさ、女の子の体温、重みを感じて気持ちいいが、運転中なんだよなぁ……まあ大丈夫っちゃ大丈夫なんだが、危ないといえば危ない感じの行動。
「でも抱きつきたくなったんすよねぇ──あ、せっかくなので、セフレらしく運転中にちょっとエッチなことでもするっすか?」
「カーセックスは運転中じゃなくて、車を止めた上で、ただ車内でやる性行為のことなんだけどな……」
「するっすか?」
「やめとく……が、こんくらいはやっとくか」
「──あっ♪」
あんまりにも挑発され続けた鬱憤か、モモの軽いノリに触発されてか、俺は信号待ち中に左手を伸ばしてモモの乳房を制服の上から鷲掴みにする。手のひらいっぱいに至高の重みと弾力、柔らかさを制服という汚してはならない布越しに揉み込む。
「あー、柔らけー……モモ、ほんとおっぱいでっかいな。気持ちよくて困る」
「んっ……♪ 東郷さんに揉まれるのも気持ちいいっすよ♡ ん、それじゃお返しにこっちにいたずらしちゃうっす~♪」
「あぁ……っ」
モモがいたずらという言葉通りにいたずらっぽく、俺の股間をその女子高生らしい綺麗な右手で撫でてくる。気持ちいい。誘惑と乳揉みで半勃ち気味だったチンコに甘い快感が送られ、ぐんぐんと硬く大きくなってしまう。
「いや、気持ちいいが、俺が運転ミスしたらどうする」
「ん~、その前に射精させるとかっすかね?」
「したらどうするかって聞いてるんだけどな。ってか、イチャイチャするっつってもどうするか……行きたい場所とかあるのか?」
「……ゆっくり出来るところ?」
「また難しい注文だな……、ってか、あ~……普通に気持ちいい。ちょっと待て。普通にムラムラするから」
会話中にも、シコ、シコ♡ と。俺の股間の膨らみを撫で回し、軽く握りながら扱いてくるモモに気持ちいいからやめろと軽く注意する。いやほんと、女の子にチンコ弄られるのってなんでこんなに気持ちいいんだろうな……。
しかし俺の嫌とは言い切れない注意など意に介さず、モモはこちらを笑顔で見上げ、
「えー、東郷さんこそ、私のおっぱい揉みまくってるじゃないっすか……んっ♡ それ、止めたらやめてあげるっすよ?」
まあ、それはそうなんだけどな……実際俺はモモのJカップをぽよん、たぷんっ♡ と左手で持ち上げたり跳ねさせたりして乳の気持ちよさを掌から手放せていない。離した方がいいんだろうが……なんていうか、こういつでも揉んでいい巨乳があるとなんか……堪らないというか、手持ち無沙汰の時にでも揉みたくなる感じがあるんだよなぁ……しかもモモは嫌がらないし、むしろ良い反応を返してくれるから感触だけでなく気分的にもなんか良いのだ。
「いやほんと、それも難しいというか悩ましいんだよな……いやほんと、どうするか……」
「そうっすねぇ……んっ♡ ……あ! あそこなんてどうっすか!?」
「え? ──ああ、アレか……いやまあ、確かに……」
と、モモが会話の途中、通り過ぎる窓の外の街並みを見て、道の先のある店を指差す。
そこはなんて言うか……まあ、端的に言えば、ネットカフェ。通称ネカフェって奴だ。
「あそこなら時間潰せるし、それにペアシートとかカップル席みたいなのって、なんか入ってみたくないっすか?」
「確かに俺も入ったことないけどな。大体1人で入るし……んー、行くか?」
「レッツゴーっす!」
「はいよ。……大丈夫か?」
モモの号令に従い、俺はハンドルを左に切りながら小声で心配を口に出す。
というのもネカフェとかって身分証明書とか出すし、大人と高校生ってのが普通にバレると思うんだよな……いやまあ年齢的に大学生とかって思われるか? 大学生と高校生ならまあ平気っちゃ平気か。グレーゾーンって感じだが、通報されるほどでもないだろう。22時以降って訳でもないしな。
……後、モモの場合、店員に気づかれなさそうってのがあるな……いやまあ勝手に入ったら駄目だし、入ったとしてもカメラとかならバレるっぽいから無理だけども。
そんなことを考えながら、俺はネカフェの駐車場に車を止め、モモと共にネカフェへと足を踏み入れたのだが、
「いらっしゃいませ~……お一人様ですか?」
「いや、2人です。ペアシート空いてますか?」
「……? 2人、と言うと……?」
「あ、いるっすよー」
「──!? えっ? ……えっ?」
……案の定、店員がモモの存在に気づかず、言葉は少なくともめちゃくちゃに驚いていたりはしたが、
「え、えっと、それじゃあ身分証明書のご提示と、入会書類の記入をお願いします~……」
「はい」
「はいっす」
と、まあ普通に初めてのネカフェに入る時のお決まりの手続きを踏んで、
「はい。それじゃこちら、伝票と会員証になります~。フードの注文の際は、お手数ですがフロントまでお越しください~」
「はい、分かりました」
と、お決まりの言葉と共に中へ通された。
「おー……ここがペアシート……結構広いっすね」
「なんか普通に快適な広さだな」
お店の奥の方にあったペアシート。通称、カップル席というやつにモモと足を踏み入れたのだが……人3人くらいが並んで寝転べるくらいの広さがあってちょっと驚いた。
パソコンのモニターも2台あるし……備え付けのハンガーや枕、座布団も2つある。
それと、ちょっと思ったのが、
「……なんかネカフェって、たまに来ると普通に楽しみたくならないっすか? ドリンクバーでエナジードリンク入れて、漫画とかめちゃくちゃ読みたい衝動が……」
「……俺と同じことを思ったな。いやほんと、すげー分かる。学生時代によくやったな、それ……」
ゆっくりといちゃつくつもりで来たと思ったのだが、なんか予想外というか予想内というか、普通に漫画とかが読みたくなって困る。昔読んだ漫画とか、人気だけど何故かまだ読んでない漫画とかこういう機会に読んどきたいとかあるよな……。
「とりあえずドリンクと漫画取ってくるか」
「おっけーっす」
まあそういうデートもありか……と、思いながら、自然にそう言って2人して部屋を一旦出る。
その際に、モモが俺の左腕にひしっと抱きつくように腕組みしてきたが、これも気持ちいいしいいかってなる。人もまだいるんだけどなぁ……ペアシート周辺は全然人がいないが、離れた場所のシングル席はちょいちょい人がいなくもない。
だがまあ、漫画とドリンクを取るってなると両手を空けなければならないので、腕組みは直ぐに解消された。
しかし適当にドリンクと漫画を取って部屋に戻ってきたところで、
「東郷さーん、そこに座ってくれないっすか?」
「ん? こうか?」
戸を閉じてドリンクと漫画を置くと、何故かモモが壁際に座るようお願いしてくる。特に断る理由もないのでそのように胡座をかいて座ってみたのだが、その意味は直ぐに分かった。
「よいしょっと。失礼するっすよ~」
「おっ……」
一声掛けたモモがこちらに背中を向け、スカートを手で押さえたかと思うと、こちらの足の間に入り込むように腰を落ち着けて、もたれかかってきた。
すると女の子特有の柔らかな重みや、人肌の温かさとか、なんなのか分からないいい匂いとかが、一気に押し寄せてくる。
「ふふ、こういうの、イチャイチャしてる感じでよくないっすか?」
「まあ……そうだな」
不意打ちを喰らった所為で気の利いた返しが出来ず、つい普通に頷いてしまう。そして普通に漫画を手に取るモモだが、この体勢で漫画か……いやまあいいんだが、絶対途中で別のことがしたくなるに決まってる体勢だな。
というか今既に気になる。だってまあ、こんな距離が近くて普段の感じで見てみると……やっぱモモは美少女だしスタイル良いしで非の打ち所がないのだ。漫画とかよりもくっついてるモモの身体の方が気になる。首元をくすぐるモモのサラサラで艶のある黒髪はなんかこそばゆい気持ちよさがあるし、上半身で感じるモモの背中、その制服の生地や、ブラの感触がなんか良いし、そもそもモモのお尻が俺の股間辺りにある訳でこれまた弾力のある重みと柔らかさでムラっときそうになる。それに加えて、手の置きどころに困ったのでなんとなくモモの脇下辺りからお腹に手を回してみたのだが──って、こうやって見るとやっぱ腰ほっそいな……思わず掴んだりさすさす擦ったりなぞったりしてその曲線を楽しみたくなる。そしてその手を上に伸ばして──じゃねぇよ。待て待て。さすがに早すぎる。これじゃ漫画とか持ってきた意味がない。
という訳で真面目に漫画を、真面目に漫画ってのもよく分かんないが、とにかく漫画とか読みながら適当に雑談しつつイチャイチャする。モモが俺背もたれを堪能している様で、時折スリスリと背中を擦りつけてくるが、それも平常心だ。平常心ちょっと高めくらいで。絶対平常心じゃないな。
「……モモは漫画とかよく読むのか?」
「んー、普通くらいじゃないっすかね。めちゃくちゃ読む訳じゃないっすけど、なんとなく目についたのを買って読んで、気に入ったら揃えてみるくらいっすか」
あー、なるほど。モモはどうやら週刊誌とか月刊誌とかネットとかで連載してるのを見るというよりかは、単行本とかで気まぐれに読むタイプらしい。アレだな。週刊誌で最新話まで読んでる前提で話するとネタバレになって怒られるやつ。あれは嫌だもんな……1回ボブと喧嘩したことがある。そう、当時の俺は週刊誌というものをあまり読んだことがなくて、単行本で買うもんだと思っていたら、週刊誌派のボブにめちゃくそネタバレされたから俺がキレて、ボブが笑ってるもんだからボブが見始めたアニメの最新話を俺がネタバレしたらボブもキレてお互いに掴み合った。最終的に何故か後輩も巻き込んで某鉄道すごろくゲームで遊んだら俺とボブが妙に逃げるのが上手いパシリの池田とゲームを知り尽くしてるオタクの倉橋にゲーム内でボコボコにされたからキレてスマ○ラに移行したんだけど今度はまたオタクの倉橋がゲーム内でクソ変態ムーブかましてボブのゴリラと俺のエスパー少年をボコボコにしやがったんだ……くそ、あの恐竜ふざけやがって……おかげで俺とボブは色々と技が出なくなった。結局喧嘩してたことは気づいたら忘れてたというか、今考えたらすごいどうでもいいな……最終的にはオタクにキレてたもんな。ボブなんて、まさかの標準語で、“お前ふざけんよ! ふざけんなよ! “とか言ってたし。そこは“YO“って言わないのかよって。めちゃくちゃ普通にキレててちょっと面白かったな……って、なんの話だ。こんな話はどうでもいい。今はモモという俺の大事な女との会話中だ。
「そうか。それ以外になんか趣味とかあるのか?」
「趣味……趣味は──あ、深夜ラジオとか聴くのは好きっす。たまにハガキとかも送ってるっすよ!」
「あー……あるなぁ」
深夜ラジオか……学生らしいと言えばらしい趣味か。別に変でもなんでもない。俺だって学生時代から聴いてたりしてたしな。なんかリクエストをお待ちしててラジオネーム付けて素敵な恋のエピソード送ったりするんだろ? それでユーモア交えつつ答えてくれる感じの……うん、分かる分かる。
「俺も昔は聴いてたな……」
「ほんとっすか!? え、どんなの聴いてたんすか?」
「ああ、はやりさんの──」
「……はやりさん?」
あっ……いや待った、今の無しで。駄目か? 駄目だよなーやっぱ……これは明らかなチョンボだわ……色んな意味で今はやりさんの名前出すのはなかった。
その証拠に、何かを察したモモが首を傾け、顔を上に向けてジト目で、
「……はやりって言うと、瑞原はやりっすか? 牌のお姉さんっすよね? プロ雀士の」
「……まあ、そんな感じで……いやほら、あの人の教え分かりやすいし……」
モモの追求っぽい問いかけに、ちょっと麻雀関連の理由で誤魔化そうと俺は口を開く。しかしモモはなおもジト目で、
「まぁ、おっぱいおっきいっすもんね、あのプロ。東郷さん、昔っからおっぱい星人さんだったんすか?」
「あっ……まあ……そんな感じで……」
一瞬でバレた。そりゃそうだろ。こんなんで誤魔化せない。
ましてやモモとはもう肉体関係がある訳だしな……。
「……まあいいっすけどね。私はセフレなんで」
「お、おお……そう言いながらチンコ触るのなんかアレだな……」
「セフレだから当然っす。だからこうやってー……ネカフェでシコシコーって、してあげてもいいんす」
その理屈はどうかと思うが……だが後ろ手に股間を撫でてくるのはまたしても気持ちいいから困る。さっきまでも乳揉んだり同じことしてたりしたからな。あー、なんか普通に射精したくなってくるから困るな……。
「……あー、話を戻すけどな。趣味とか共通する友達とか作れそうだよな。深夜ラジオってファン同士だと結構仲良くなれそうなイメージがある」
「……そういえば、そういうのは考えたことなかったっすね。まあ、結局気づかれないと意味ないのと、自分で言うのもなんなんすが、同じ趣味の同年代って少なそうっすね……」
「んー……言われてみればそうかもな……あ、もしくは別の趣味を始めて見るとか良さそうだよな──」
「セックスとか?」
「んひっ……って馬鹿お前……変なこと言いながら敏感なとこ触るな……変な声出ただろ……」
「ん、ふふふ……んひって言ってたっすよ? 男の人も可愛い声出るんすね?」
「こいつ……」
モモと適当な会話をしながら軽くペッティングをしていると、モモにいきなり亀頭の辺りをきゅっと握られて変な声を出してしまい、酷い羞恥に襲われる。くそ……嫌な気分ではないんだが、こういうことされると仕返しに犯してやりたくなるな……というか冷静に考えてみるとこのやり取りはなんかバカップル感凄いな……もし俺達みたいな奴がいて、俺がそれを見たとしたらちょっと爆発しろってなるな、これは。
「んくく……はぁ、それはそうと、趣味って言ったらどういうのがいいんすかね?」
「……そうだな……あ、自撮りとか?」
「……いきなりそのチョイスはどういう理由なのか聞いてもいいっすか?」
「いやほら……カメラだと映るんだから、意外と自撮りとかしてSNSに上げたら人気出そうだなって……」
と、俺は思ったことを適当に言う。まあこのモモの為の話題ってのも、モモも理解しているだろうが、適当な会話だからな。なんかモモはもう、俺とか加治木達で満足してる感凄いし。話しててもそこまで深刻そうな感じはないので、逆に話せる。
それとモモの方も、俺の提案に対して目を上に向けて、あー、と多少納得したような様子を見せ、
「わかるっちゃわかるかもっすねー……でもあんまりピンとは来ないっす。別にやってもいいっすけど」
「どっちだよ……あ、後はあれだ、コスプレとか」
「それはコスプレエッチしたいってことっすか? いいっすけど」
「違──うと言おうと思ったが、許可してくれるならそれはそれでやぶさかではないな、うん……」
「ふふ、正直者のスケベさんっすね。ちょっぴりまた硬くなったっすよ~、うりうり♪」
「あっ、やっば……気持ちいいな、それ……あー……」
からかうようにチンコを握って小刻みにシコシコしてくるモモに普通に快楽を与えられてしまう。あー、もういい加減ムラムラする。ちょっと射精させてもらおうかな……。
「……でも意外とコスプレとかして街歩いたら意外と気づかれたりしてな……、あー、良い……」
「試したことないっすから分からないっすけど、多分無理じゃないっすか? というか、それで見えるようになってもなんとも言えない気分になりそうっす……」
「それもそうだな……うーん、モモは可愛いからイケる気もするんだけどな。俺からしたら気づかない方がなんか……あー……」
「…………やっぱ漫画読んでる場合じゃないっすね……っと」
「え? ──おおっ……」
とかなんとか適当に言ってると、モモが不意にこちらへ向き直って抱きついてくる──だけではない。
それどころか、こちらを横に倒して押し倒すようにして俺の上で四つん這いになって見つめてくる。そして俺の頬に手を当てて、
「んっ……♡ ちゅっ……♡ はむ……♡」
「っ……ん……」
唇に何度もキスを落としてくる。
いきなりのことだが、やられていることは理解出来るため、そのままモモからの気持ちのいいキスを受け取り続ける。
遊びとガチの中間のような若干軽めのイチャイチャするようなキスをしながら、モモは俺の間近で声を送ってくる。
「んっ……ちゅっ、んむっ……♡ はぁ、東郷さん、やっぱ優しくて格好良くて大好きっす♪ 東郷さんを気持ちよくしてあげるだけのつもりだったんすけど、なんかこっちの方が我慢出来なくなってきちゃって……♡」
「ああ……いやまあ俺も我慢出来ないっちゃ出来ない感じなんだけどな。我慢してるけど」
理性で頑張ってるのだ。辛うじて。
しかしこうやってモモに積極的に迫られると……我慢してるのがアホらしくなってくるというか、理性が段々と削ぎ落とされるようだ。というか、女の子の方から積極的に迫ってくるの、やっぱエロすぎない? こんなんされて我慢しないっていう方が無理なんだけど。
「ふふ、それじゃ我慢比べでもしてみるっすか? ほら、こうやって……」
「! おお……」
モモが一旦俺の上からどいて座った体勢に戻ると、しかしそのまま自分の制服の上半身に手をかける。
シャツを下から、お腹の裾を持ち上げる感じで肌を露出していく。まずモモの細いくびれが見えた。相変わらず肌も白いし、くびれもしっかりとあって撫でたくなるような感じだ。
だがその上、服を徐々に上げたと思ったら、今度は当然、モモの自慢の98センチのJカップ。その下乳が露出し始め、
「──っと、ここまでっすよ~♡」
「っ……お前……」
「ふふ、このまま全部見れると思ったっすか?」
──うん、思った。内心で素直に答える。つーか見せろ。おっぱいおっぱい!
いあまあ下乳はエロいけどな。というか、こうやって制服を持ち上げて下乳まで見せてくる美少女JKという図がエロすぎてなんかたまらなくなってきたな……なんだこのエロ漫画みたいなシチュエーション。
「ほらほら、触ってもいいっすよ~♡」
「……そういうの、男が我慢出来ると思ってんのか?」
「あっ──♡ んやぁっ♪ 制服の下から手入れてくるとか、んっ♡ エッチっすよ~♡」
「くっ、いやもうこんなのこう触るに決まってるだろ……あぁ、生乳柔らか……すっげぇ柔らかくておっきくて最高……制服に手入れてJカップ揉むの堪らないな……」
モモが持ち上げた制服の裾部分から手を伸ばし、見えない部分にあるモモの大きな膨らみを両手で揉みあげる。
制服の上から俺の手の形と、Jカップの爆乳が俺の手の動きでたわんだり動くのが見えてエッチだった。それと、制服の中に手を入れてるため、中が温かいし、おっぱいも柔らかくてさっきよりも温かい気がする。
「んっ……結局、エッチな雰囲気になっちゃったっすね……?」
「お前が終始エロいからだ……あーもう無理。ちょっと……なんだ。挟んで貰っていいか?」
「ふふ、東郷さん、やっぱりおっぱい大好きっすねー……♡ いいっすよ……♡ それじゃ、静かに内緒のエッチの始まりっす……♡」
ギンギンになったチンコがもうちょっと先走りすら漏れてくる有様だったので、モモにそうお願いする。
するとモモも直ぐに了承してくれたので、指示して俺の腰を膝の上に乗せる形になった。……後、どうでもいいがネカフェって普通にカメラあるから見られる筈なんだよな……カラオケボックスとかもだけど、お目溢しされたりしてるだけで駄目っちゃ駄目だし、バレる可能性は高い。
でもなんというか、ペアシートって……なあ? しちゃうよな……そりゃあ。
「今週はこんな感じで、毎回隠れてエッチする感じになりそうっすね?」
「今週どころじゃない可能性も──あっ、やばっ……はぁ、乳に飲み込まれる……! やばい、すぐイクかも……」
「ふっふっふ~♡ 東郷さんの元気なおちんちんさん、私のおっぱいで捕獲しちゃったっすよー♪ むぎゅっと♡ それでー……たぷたぷ♡ ぽよんぽよんって、東郷さん専用のセフレおっぱいでたっぷり扱いてあげるっす……♡」
「あぁ……最高……!」
制服のシャツを捲りあげて曝け出されたJカップの爆乳に俺の肉棒はあっさりと挟まれて根本から先端まで全部が呑み込まれる。
お昼振りのパイズリ。しかもネカフェの中でそれを受けて、俺は呻く。つーかモモ、エロすぎ……そういう男のツボ抉ってくるのはチンコ敏感になるから止めてほしいけど止めてほしくないな……。
モモが得意気に愛情たっぷりのパイズリ奉仕を行い、100センチ近いJカップが俺の股座にたぷたぷと叩きつけられているのを眺めながら、随分とエロいセフレを手に入れたな……と、今週の明るく淫靡な未来を思い、俺は更に肉棒を硬くしてしまった
次回は……まあまだ鶴賀かな? でも殆ど終わりで。次回からはちょっと長野編って感じです。原作で言うところの咲と和がカツ丼に負けたり、合宿行くぞーって気合入れたりするくらいの話に入るので、多分今までのキャラが出ます。長野県予選もやるので。まあ試合描写は一部だったり、ダイジェストな部分もあったりとかになりそうですが……あっ、副将戦はやろうかな、とか考えてます。別に見せなくても話的にはいいけど、見たいでしょ? 後はまあ、東郷君視点での観戦とか色々イベントで。
というわけでまた次回。
皆の熱い感想、待ってる。評価も良ければお待ちしております
【参考程度に】阿知賀女子学院で好みの子は?
-
松実玄
-
松実宥
-
新子憧
-
鷺森灼
-
高鴨穏乃