本当に最初は出来心からだった。クラスの男子から没収した本の表紙が自分の姿に近かったというだけの
ほんとに些細なこと。
「んっ...ふぐっ...暁っ、さとるぅ♡」
最初は一回だけ、それも軽く済ませる程度のつもりだった。それなのに体の火照りは消えるどころか勢いを増し
思考を蝕み、狂わせる麻薬となり体を駆け巡るだけだった。
想い人とは愛し合いたい。でも迷惑はかけたくない。だから自分で自分を慰め落ち着かせる行為に走る。扉の向こうには想い人が近づいていると知らずに。
「あっ...いやっその...これはだな...なんというか...」
必死に誤魔化す為の言葉を考えようとするが快楽とバレてしまった困惑がごちゃごちゃに入り混じった頭では、この場を切り抜けるための言葉は何一つとして浮かぶことがなくその場は気まずい空気が支配していた。
「羽月、その...返事がなかったから心配して勝手に入ったが...何してたんだ?」
暁の一言で今の状況を理解するころができた。しかし、溜まりに溜まったこの思いは隠すことができず気付けば私は愛しの彼を押し倒し唇を奪っていた
「おねがいだ暁、駄目だと分かってはいるんだ。でももう我慢できないんだ。」
恥ずかしさを堪えてのおねだり、愛し合いたい思いが一気に溢れトロトロと秘部から愛液が滴り興奮を助長させていく。愛しい彼の興奮させるための行動だったが効果覿面だったようだ
「うむっ!はあっ...ちゅっ、くちゅっ♡」
ねっとり甘い媚薬のような深いキス。心が満たされていくたび体は彼のものを受け入れるための準備が整っていく
「これだけ濡れてるんだから、もう入れてもいいよな?羽月?」
暁の眼はこれまでに見たことがないほどにギラつき理性を失った獣に錯覚するほどだった
「いいぞ♡暁、奥まで一気に突いてくれ」
自らの懇願を言い切る前に彼は腰を深くまで突き入れ腰を激しく振り膣内を蹂躙し始めた。
「はあっ、はあっ暁っいい♡それ好き♡好きなの、もっと激しくしてくれ♡」
もはやお互いに理性という枷は存在していなかった。そこにあるのはお互いの欲望が入り混じった獣のように激しい淫行が支配する三つのように甘い空気だった
「イくっ♡もうダメ♡あっ、いっ…ちゃ…ううっ♡」
今までに経験したことないような思考回路がショートするほどの深イキ。ドクドクと叩きつけるような種ずけを最後に羽月は意識を手放した
「ホントに済まなかった」
「いや、私が誘ったようなものだから...顔を上げてはくれないだろうか?」
お互いに枷が外れた結果が今回の原因だったが、羽月としては純粋にうれしかった気持ちが大きかった
彼がこんなにも自分を愛してくれたんだと知ることが出来たのが素直に嬉しいのだ
羽月はそっと耳元にキスを落とし、微笑みながら
「今度は、その...やさしく...して欲しいな」
と囁きまどろみの中へと落ちていくのだった