カナメ・バッカニアの23回目の誕生日に繰り広げられた、オリッシュとハメキューレの面々による6Pセックス。
その数々の痴態は、実のところ撮影スタジオのコントロールルームにいたミラージュによってバッチリ撮影されてしまっていた。
「あれは…、マキナさん?」
カナメのワクチンライブセックスの生配信終了後の撤収作業中、マキナの乱入に気付いたミラージュ。
「しかし、あの股間の一物はいったい?気になりますね」
撮影用ドローンの回収をキャンセルし、カメラを回し続ける事を選択する。
そして…。
「ああ、いいわっ!カナメさん、なんて美しい犯され方でしょうっ。ペニスが複数あれば、あんなプレイだって出来るのね!?」
カナメが揉みくちゃにされる様を見て、ミラージュの蒙が啓かれてしまう。
マキナたちのサプライズを密かに見守りつつ、ミラージュは興奮を抑えきれなくなっていた。
「素晴らしいですっ!マキナさん、レイナ!是非あのペニスバンドをハメキューレのAV生配信でも活用しましょう!」
編集済みの6Pセックスの映像を流しながら、ブリーフィングで嬉々として提案を行うミラージュ。
ペニスバンドがあれば、最近のマンネリ化してきたワクチンライブセックスに劇的な変化を加える事ができる。
バーチャルAVのシナリオのバリエーションも、一気に増やせるというのがミラージュの意見であった。
重度の独占厨であるオリッシュ社(射)長の性格上、他の男優たちの起用は一切不可である。
一人の女としてはその拘りはありがたかったが、それによってバーチャルAVのシナリオの幅を大きく狭めざるを得なくなり、AV監督としてのミラージュをいつも悩ませていた。
だが、あのペニスバンドがあれば一気に解決である。
超時空AVビーナスシリーズの専任AV監督のミラージュにとっては、まさに垂涎のアイテムだったのだ。
ハメキューレの美女美少女たちが互いに犯し合って嬌声を上げ、男のみが味わえるはず射精の感覚に惑乱する。
それだけでも十分に男たちの射精率を劇的に上げる事は可能だろう。
だが、それ以外の使い方もある。
ワクチンライブセックスにおいて、視覚情報だけはBVSを通さずに配信される。
その為に映像だけはリアルタイムで加工する事も可能になっている。
今現在の利用率は限りなくゼロに近いが、AV女優であるカナメたちの容姿を、己の恋人や妻のアバターに置き換えるサービスも実のところ提供済みであった。
そのサービスをペニスバンドを付けたカナメたちにも流用すれば、複数の男たちに犯されるハメキューレを演出可能となる。
さらにはBVSのクライアントが自分の容姿のデータを使う事で、複数の自分に犯されるカナメたちの姿を楽しむ事も出来るようになるのだ。
「残念ながらこのブリージンガル球状星団においても、唾棄すべき輪姦厨たちは一定の割合で存在していますっ。奴らの新型ヴァール発生率も、これである程度は低減可能でしょう!」
ミラージュは皆の前で熱弁を振るう。
その熱意に押されたのか、戸惑うハメキューレの面々を横目にオリッシュがペニスバンドの導入を決定。
喜ぶミラージュであったが、ただし一つだけ条件が付いた。
「ええっ!?私が出ないとダメなんですか!?」
記念すべきミラージュのAVデビュー。
それは、オリッシュと共にネコ役のフレイアを攻めるタチ役での出演となり、ハヤテをまた失意のドン底に陥れることになるのだが…、それもまた別の話であった。
自分ミラージュ好きなのかも。