オリッシュ・ハメルマンに付き従い、マクロス・オーオクに移った元ワルキューレの面々。
センズリ享楽ユニット・ハメキューレ結成に向けて早速動き出す。
まずはオリッシュの指示で、政府やマスコミ対策の形ばかりのオーディションを受けることになる。
一ヶ月前にひっそりと設立されたH-ReM社。
自社のHPの開設と同時に、自社レーベルのAV企画としてセンズリ享楽ユニット・ハメキューレのメンバーの応募を行なっている。
その締め切り日は先週となっており、本日はオーディションの二次審査以降の予定日であった。
カナメたちは辻褄合わせの為、過去の日付で応募の履歴書を手書きする羽目になる。
「えーと、履歴書用の写真ってどう撮ればいいのかしら」
「やっぱり生年月日は必須?困ったわ」
「えー、体重とかスリーサイズも書かなきゃダメなのー?」
「手書き、面倒」
「せ、せ、性感帯?得意な体位ってー!?む、難し過ぎるんよー」
悪戦苦闘する元ワルキューレのメンバーたち。
アテンド役のバニーガールなミラージュがキレ気味に指導する。
「はい、はい、はい!皆さん、これはあくまで形式だけのものなので、適当でいいんです適当で!写真が貼ってあって名前だけきちんと書けていれば問題ありません!」
全く宣伝もしてない新規レーベルの企画モノAVのメンバー募集。
それも今時古風過ぎる手書きでの履歴書による書類の一次審査。
当然ながら応募は一切無い。
よしんば応募が有ったとしても一次審査で落選の連絡を行う手はずとなっており、完全な出来レースであった。
続いて二次審査の面接である。
H-ReM社指定のコスチュームに着替えてのスタイル審査も兼ねており、ミラージュが皆を更衣室に案内する。
「皆さん。名札のあるロッカーを確認して下さい。皆さんのステージ衣装の寸法に合わせて、バニースーツが用意されてます」
各々のロッカー前に移動して、早速着替えを開始するカナメたち。
ここら辺はステージ衣装の早着替えを何度も経験しているだけあって、手慣れたモノであった。
その着替えの様子は、更衣室の四方八方に設置されたカメラで撮影されている。
カナメら五人の生着替えの様子を、キングサイズどころではないエンペラーサイズのどでかいベッドが用意されている社(射)長室で、クレアとリディの二人のバニーの奉仕を受けながら鑑賞するオリッシュ。
彼女たちはブリージンガル球状星団のトップアイドルであったワルキューレだ。
その五人の裸体を一気に見ることが出来る男など、本来であればこの世界にはいないはずであった。
唯一オリッシュ・ハメルマンだけに許された特権。
現役トップアイドルたちの豊かに実った(一部はそうではないが)乳房が無防備に揺れる様や、股間の陰影が、優越感に浸るオリッシュの目を悦ばせる。
ミラージュ以外の何者かの視線が自分たちの体を這う様に視姦しているのは、鋭敏な感覚を持つワルキューレの面々も感じてはいた。
ただし彼女たちも芸能で生きる人間である。
曲がりなりにもオーディションと銘打たれている以上、これは仕事であり、そのプロ根性の前には羞恥心など何処かに消えてしまう。
人目も気にせずバッサバッサと裸になって、網タイツやバニースーツを手早く身につけて行く。
そもそも彼女たちにとってバニースーツ自体、普段彼女たちがステージで身に纏っている衣装と同類の様なものであり、仕事と割り切れば着るのに抵抗感など無かったのである。
オリッシュ、変態すぎ。