美雲を下がらせ、リディは次の質問に入る。
「結構です。次はマキナ・中島さんとレイナ・プラウナーさん。貴方がたはお付き合いしている方はいますか?」
「えーとー。エヘッ。この前結ばれちゃいましたっ」
「ラブラブ」
ひしっと抱き合う二人。
「・・・つまりお二人は百合カップルということですか」
「そーでーすっウフッ」
「この前お互いの初体験もバッチリ済ませた」
照れ照れで幸せそうなマキナと、やってやったぜなドヤ顔のレイナ。
驚愕の報告に、同僚のカナメやフレイアはびっくりしている。
美雲は勿論わかってない。
「あ、あのー。参考までに聞かせて下さい。女同士でどうやって初体験を?」
「じゃじゃーん」
マキナがホログラフィーでペニスバンドを見せてくる。
「えへん。レイレイと私の合作だよー。なんと装着者のクリトリスと感覚をリンクさせるギミック付きっ」
「感度調整のプログラムに苦労した。でもその甲斐あり」
オリッシュの世界改変で若干貞操感を緩くしてあった効果だろうか。
レイナとマキナはホクホク顔で自分たちの処女膜を互いに突き破った逸物の説明をしてくる。
「ではオナニーとかよりも?」
「うんっ最近は毎晩愛し合ってるよー」
「マキナはすべすべフワフワの極上ボディ。もう誰にも傷つけさせない」
ウィンダミア戦役終盤、マキナが狙撃されて負傷する展開があったので、それの反発なのかもしれない。
まぁどっちとも男はいないというのであれば、重度の独占厨のオリッシュであっても問題なかった。
「わかりました。互いの初体験の記念動画、勿論撮っていると思いますので参考までに後で提出願います。最後にフレイア・ヴィオンさん」
「はいっ」
「お付き合いされている方は」
「お、おりません」
おっと、とオリッシュが意外なそうな顔をする。
ハヤテとは結局付き合うまでには至ってなかったようだ。
他のメンバも驚きの顔だ。
「子作りの経験は無いですし、おおおオナニーは生理前にムズムズするときくらいです!」
白化している手を抑えてきっぱりとした顔で答えてくるフレイア。
自分の寿命が尽きようとしている状態でのハヤテを思っての行動か。
ただルンは深層心理に渦巻くネトラレの期待を表して甘く桃色に光ってる。
『ハヤテ、心配せんとええんよ。私、ワルキューレとして、じゃなかったハメキューレとして、星団の人たちのためにぶっちゃエッチ頑張るかんね』
オリッシュがフレイアの思考を覗くと、健気にもそんな事を考えていた。
同時刻に隣のマクロス・エリシオンでは、ハヤテは自室で悔しそうに俯いている。
いつもはそんなハヤテをフォローするミラージュも、既にオリッシュの愛妾の一人に堕してしまっており、その側にはもういない。
ハヤテは孤独であった。
フレイアの決意に免じて、オリッシュはきちんとハヤテをフォローしとこうと決断。
そうしてハヤテにはオリッシュの好意で重度のネトラレ属性が付与されてしまう。
マキナとレイナのこの展開については、賛否両論あろうかと思いますが。
このペニバンが後々の伏線に。