ポーン、ポーン、ポーン
アラビアンな宮殿風の撮影スタジオに、配信時間が残り半分を切った事を知らせる鐘が鳴る。
同時にピンク色の透明な蝶が飛び回るエフェクトが始まった。
マンダリン・ゴージャスの胸元をトップまで全開にし、まろび出た白い双乳をオリッシュの精液で汚したカナメがしどけなく床に横たわり、オリッシュを艶やかな瞳で見つめる。
「そろそろいい時間ね。さあっ、もっと楽しみましょうっ」
そしてクルリと身体を転がし、肘をついて四つん這いになるカナメ。
その美麗な尻をオリッシュに向けて高く掲げ、長い美脚と股間を肩越しにアピール。
「ほら、見てくださいっ。こっちの準備は…、うふっ。万端ですっ」
ヒップスカーフをベールごと払って、しどどに濡れたマンダリンオレンジのショーツを晒してくる。
確かに布地越しにオマンコの形がわかるくらい、そこだけ大きく濡れて染みになっていた。
その強烈なエロ画角とフェロモンに、フラフラと誘き寄せられるオリッシュ。
「あんっ、そこっ、ばっちりよっ!あぁ、いいわっ、ぺろぺろ気持ちいいっ」
気がついたらオリッシュは、カナメのショーツをガバとずり下げ、その鴇色のオマンコにしゃぶりついてしまっていた。
この一連のシーンだが、BVS越しにワクチンライブセックスを味わっていたブリージンガル球状星団の男性諸君には、いったいどのような視覚情報が送られていたのか。
そのまんまであった。
オリッシュが目にしたカナメのオマンコは、ブリージンガル球状星団の三十億人の男たちの目にも同時に写っていた。
通常のAVでは考えられない仕様であったが、これも全てワクチンライブセックスという崇高な目的を果たす為の措置である。
新型ヴァール禍により現在半戦時下扱いのブリージンガル球状星団。
その新型ヴァールを予防する唯一の手段がH-ReM社のバーチャルAV配信であり、戦時特例によりモザイク処理無しでの配信が許可されていた。
むしろ男たちをより扇情して射精に導くよう、ハメキューレのメンバーたちには行為中にオリッシュの視線をオマンコに誘導する動きが推奨されている。
ただし、オマンコの見せ方は意外と難しく、配信毎にハメキューレの面々の頭を悩ませる課題となっていた。
丸出しよりはチラリズムの方に欲情を誘われるのが男の悲しい性である。
ただ見せれば良いと言うものでもないのだ。
そこら辺の男子の心の機微をプレイに折り込むのが、カナメはハメキューレの中でも抜群に上手い。
良い塩梅のタイミングで生オマンコを見せてくる。
流石に一番の年増、もとい苦労人なだけはある。
それはともかく、カナメを始めとするハメキューレの面々は、オリッシュの視線を通して己の女性器を三十億の男性諸君に見せなければいけないのだ。
相当の覚悟と準備が必要であった。
自分の妻や恋人のモノは別にして、使い込まれたヤリマン、グロマンに嫌悪感を抱く男性の率は高い。
一部例外はいるが、ほとんどの男子はキレイなオマンコとの生ハメ生セックスを心の底では望んでいる。
相手がひとときの性愛対象である風俗嬢であればなおさら、美しく清潔なオマンコの方がいい。
一人でも多くの男性に、ワクチンライブセックスに参加してもらいたいハメキューレは、その願望に応えるべく日々努力を重ねていた。
オリッシュとの練習セックスや本番セックス後は、必ず体のケアを欠かさない。
マクロス・ギャラクシーのロストテクノロジーを入手して用意した医療ポッドに入り、特殊な薬液で全身を入念に洗浄して乳首や陰唇、尻穴の酸化・老化を防止。
いつまでたってもキレイなピンク色を色褪せさせないようにしていた。
もちろん性器以外の体のケアも欠かしておらず、マクロス・オーオクに完備されている最高級エステと体型維持の為のジムに普段は入り浸っている。
これは全て彼女たちの主人であるオリッシュの許可を得ての行為であった。
本来重度の独占厨であれば、自分のペニスでグロマンに仕込んでしまう方を選ぶであろう。
だがオリッシュは一味違う。
オリッシュは見た目よりも中身を取る男なのである。
ハメキューレの五人のオマンコは、新品みたいに表層の見た目が綺麗なだけで、膣内は完全にオリッシュ用にカスタマイズ済みであり、それだけでもオリッシュの独占欲を十分に充足させていた。
カナメたちに美しい女神のオマンコを提供させる。
この選択は、オリッシュとブリージンガル球状星団の三十億人の男性たちをWin-Winな関係にする為の必要な一手だったのである。
どこがWin-Win?