33-012
左手には、木原の携帯がしっかりと握られている。
「時間が無くなりますよ!ゆっくりし過ぎですよ!一度は見せたから、二度も三度も同じでしょう?」そう言って急かせる。
覚悟を決めて、尻を診察台に乗せて横に成って目を閉じる。
依然乳房と陰部を手で押さえていると「ここに足を載せて下さい」動かさないので、木原が右足を持って金具に持って行くと「いゃ~」と小さな抵抗を見せるが、強い力で載せられてしまい、すぐさまマジックテープで留めるとこれで右足は動かせない。
今度は左足を持って、金具に持って行くが力を入れて抵抗する菜穂。
「いゃーゆるしてーー」
だが左足も固定されると、自然と股間が開いてしまうから、直ぐに金具に載せられてテープで留められた。
上半身に来て、手も台の横に出ているマジックテープで巻き付けてしまった。
側の棚には、クスコが三種類とアナル拡張器、綿棒に何故か鏡が在る。
クスコとアナル拡張器は消毒済みの容器に入れてある。
横の棚には、ローター、バイブ、コンドームが使い捨て?お持ち帰りで置いて有る。
ホテルの料金に含まれているのだろう?避妊用ゴムも十枚置いて有る。
木原がスポットライトを点灯すると、菜穂の股間にライトが当てられて白い肌が光る。
黒い陰毛も光沢を放つ。
「恥ずかしいですか?」不気味な微笑みに成る木原。
「当たり前の事を聞かないで下さい」と目を瞑って強い調子で言った。
診察台の下に有るハンドルを回し始める木原、すると股間が徐々に開き始めて「何!やめてー広げないで-」急に驚いて騒ぎ始めるが、身体を動かす事が出来ない。
「貴女は患者さんですよ、騒がないで下さい」
一杯に足を開いて、ハンドルは固定されて動かせない様に成った。
「陰毛で見え難いですが、ここまで開くいと大事な処が良く見えますよ」
「いやーー、見ないで!」目を閉じていたが、大きく足を広げられてからは、気に成って目を見開いていた。
「さあ、これでもっと広げて中を見てあげましょう」菜穂の目の前に「ガチャガチャ」と音を立てながら、アヒルの唇の様なクスコを見せる。
「いやーーー、そんな恐ろしい事はやめてー」恐怖の顔に成る菜穂。
十月に初めて強姦してから、既に四ヶ月が経過しているので、菜穂の身体は木原には殆ど初めての様な感覚に成っている。
股間に入ると「さあ、密林の中を探検してやろう」クスコをローションの器に漬け込んで、流れ落ちるローションを垂らしながら菜穂の股間に持って行く。
「やめーてー変な物を使うのは!」騒ぐ菜穂の股間を左手で広げる様に陰毛をかき分ける。
クスコの先を膣口にゆっくりと挿入して行くが、使った経験が少ないので上手に使いこなせない。
「いやー、痛い!怪我するわ、やめてーー」上手に使えない木原が無理矢理挿入をしようとしたが結局諦めて、ローターを持ってクリトリスを刺激し始めた。
クスコを入れる事が無く成って、安心したが刺激が菜穂の身体を支配したが、ここで感じると木原が調子に乗るので必死で我慢をする。
「感じないのか?この前は薬が有ったからか?不感症なのか?」指を膣に挿入した木原が「随分濡れている?我慢して声を出してないのか?」と微笑んで言う。
指を入れられて思わず「うぅ」と小さく声が出てしまう菜穂は、再び目を閉じて奥歯を噛んで必死で全く関係の無い事を考えて感じるのを阻止している。
木原はその様子を楽しそうに眺めて見ていて、何処まで我慢が出来るか根比べだと思っていた。
男性は自分が興奮をして射精してしまうと、一気に性的な興味が失われてしまう事を木原は意識していなかった。
指を動かして刺激をしていると、自分が興奮して衣服を脱ぎ始める。
指の刺激は終わったので、菜穂はほっとして薄らと閉じていた目を開く。
白衣を脱いでセーターを脱ぎ捨てて、ズボンを脱いでトランクス一枚に成る。
ワイシャツ一枚にトランクスを脱ぎ捨てている様子が見える。
再び目を閉じる菜穂は、もう直ぐ木原のペニスが挿入されると思うと、一気に濡れてくるのを感じていた。
四ヶ月前の感覚が蘇ってくるから、女体の神秘はよく判らないものだ。
ここの診察台は、女性を寝かせてそのままの状態でSEXが出来る様に設計されているので、高さの調節だけだが、既に高さも標準で充分の様だ。
逃げる事も避ける事も出来ない菜穂は、木原のペニスをすんなりと受け入れてしまう。
「うぅ、うぅ」挿入の感覚に、もう声を止める事が不可能な菜穂。
腰に力を入れて、奥まで挿入された木原のペニスが動き始める。
「うぅ、うぅ」動きと同じ様に声が小さく出て、目を閉じて耐えている菜穂。
これ以上はどんな事をされても声は出さないと必死で耐えているが、身体が動いて丸めていた長い髪が、動きと弾力の力で一気に弾けて、台から流れて髪留めと一緒に弾けて飛んだ。
「おおー、うぅ」とその様子に木原が完璧に興奮をして、大きくペニスが膨張して動きが止った。
「うぅ、うぅ」の声と一緒に射精が終わってしまった。
所謂中出し状態で、木原の身体が菜穂のお腹に倒れてしまった。
菜穂は生まれて初めて中出しをされて、木原のSEXは簡単に終わってしまった。
しばらくして菜穂の身体から離れる木原。
緩んだ股間から白い液体が流れ落ちている。
勿論緩んだ膣口から流れ落ちているのだが、黒い陰毛を白く染めている部分も見える。
菜穂は逝かなかったが、半ば放心状態で射精された意味もそれ程判っていない。
「すまない、早く洗って来い」とマジックテープを外されて漸く解放された。
重い足取りでシャワー室に向かう菜穂は股間を見て「あっ!」と口走るとシャワーの水を体中に流して、股間の精液をシャンプーで一生懸命に洗い落とした。
菜穂には妊娠するからでは無く、木原の物が耐えられないからが理由に成っていた。
身体の隅々まで時間をかけてこする様に洗い流して、漸く落ち着いて長い髪にもシャンプーを付けると今度は黒髪も洗い始めた。
木原はその時湯船に浸かって、中出しを後悔していた。
もしも、妊娠でもしたら北条菜穂は、あの性格だから世間に発表してしまうのでは?
何故?中出しをしたのか?過去には一度も無かったのに!不思議に思った木原だった。