33-03
宿泊のホテルに新幹線から向かう黒田。
酔っ払ってホテルの部屋に戻った早代、部屋に入ると直ぐにベッドに倒れ込む。
その時、チャイムが鳴って慌てて起き上がって、扉ののぞき窓を見る早代が「えー!」と酔いが覚める程の驚きに成った。
早代は黒田美樹の熱烈なファンだったので「酔っ払ったのよね?」覗きながら頬を摘まむ。
「痛い!」と叫ぶと同時に扉を開いた。
「ここは、北条菜穂さんの部屋ですよね!」早代の顔を見て尋ねる。
「黒田さんですよね!」もう舞い上がってしまった早代は、何も躊躇わずに向かい入れて「そうですよ、今近くに出ています、お待ち下さい」と意味不明の言葉が酔いも手伝って出てしまった。
憧れの黒田が目の前に来て、舞い上がる早代はソファーに案内をして「何か飲まれませんか?」と尋ねて、ビールを冷蔵庫から出してグラスに注ぎ始める。
この時、早代は自分の服装が上半身キャミソール姿に成っている事に全く気づいていない。
酔って暑いので、ベッドに転がり込んだ時にブラウスを脱ぎ捨てていた。
テーブルにグラスを持って行った時、黒田の視線に早代の胸の谷間が目に入ってしまった。
「私は、付き人の早代と申します、昔から黒田さんの大ファンなのです」
「そう、ありがとう」一言言うと一気に出されたビールを飲み干してしまう黒田。
これから菜穂に何を語るか?興奮がその状態にした。
「まあ!」一気飲みを見て、ビールを注ぐ早代の胸に目が行く黒田。
二杯目を飲んだ時「ごめんなさい、黒田さん」と誤り始める早代。
「何が?」不思議な顔に成ると「今夜は菜穂さん帰りません、姫路の女友達の家に行かれました」すまなさそうに言う早代。
その言葉に安心顔に成ったのは黒田の方だった。
何を話そうか?室内には入れたが話す内容に困っていたから、早代の言葉は天の助けだった。
今晩木原とベッドに?と思っていたので嬉しさは倍増の状況に成った。
「ありがとう」と言うといきなり早代を抱きしめてしまった黒田。
「あの、えっ」抱きしめられて益々舞い上がる早代、抱きついて離れ無く成った。
顔が丁度、早代の胸の辺りに成っていたので、黒田の興奮も早代の興奮も一致してしまった。
「黒田さん!大好き!抱いて!」と叫んでしまった早代。
酔いも手伝って目の前に憧れの黒田を見て我慢が出来ない状況。
振り払う予定の黒田に、この付き人を自分の手の内に入れてしまえば、菜穂の情報は手に取る様に入ってくると咄嗟に思ってしまった。
不細工な女性でも無い早代、目の前には胸の谷間が眩しく目に入る。
黒田の行動も早い、直ぐに早代の顎を右手で持って顔を上に向けると唇に自分の唇をそっとあてる。
この時もう早代は完全に女に変わって、唇を求めると黒田のタバコの臭いのする舌が入れられて唇を開いて招き入れると、自分の舌を絡めて答えている。
黒田の右手が直ぐに胸を弄ると、キャミソールからブラの中に上から入ってくる。
大きめの乳房を黒田の手が、一気に掴む様に揉まれる早代。
口はキスの状態で、そのまま横のベッドに倒れ込む二人。
早代のスカートのホックに手を伸ばす黒田は、何度もこの様な事が有るのか手早い。
しばらくすると、早代のスカートはベッドから下に滑り落ちて下着姿に成っている。
ここで起き上がって、黒田も自分の衣服を素早く脱ぎ捨てて、トランクス一枚に成る。
いつの間にか早代もキャミソールを脱いで、ブラジャーを取り外して、大きめの乳房を無造作に黒田に見せて挑発をしている。
早代は学生時代に、数人と肉体関係の有る付き合いをしていたので、男性の扱いは心得ていた。
「黒田さん」と口走ると直ぐにトランクスの上からペニスを触って刺激をする。
そして直ぐにトランクスを脱がして、ペニスを右手で掴むと「舐めても良いですか?」尋ねると同時に小振りのペニスに口を持って行く早代。
意外と小さいわ、このペニス仮性包茎だわ!裸に成ってしまうと早代は、今までの憧れの歌手から一人の男として見て、冷静さを完全に取り戻していた。
逆にフェラをされた黒田は、もう止まらない状態で早く挿入をしたい状態に変わっていたのだ。
よく遊んでいるのだが、仮性包茎の早漏だったのだ。
日常は包茎の為、刺激に弱く早代のフェラで極端に興奮をしてしまった。
それを察して、パンティを上手に脱ぎ捨てる早代に、直ぐに乗りかかって来る黒田。
小振りで堅いペニスが、早代の膣に挿入されるのに時間は必要無かった。
「うぅ」と声を出したのは黒田の方で、挿入すると直ぐに勢いよく腰を五回程振ると「うぅ、うぅ」声を出して、早代の胸に倒れ込んでしまった。
驚いたのは早代で、まさか中だしをするとは考えもしなかったので、慌てて黒田の身体から自分の身体を抜いて風呂場に走って行く。
「何で、中で出すのよ!早漏野郎」と怒りながら股間をシャワーで洗い流す。
先程までの憧れは消えて、SEXの相性は最悪だわ、夢は消えた!消えちゃった!と頭の中で呟いていた。
これまでのSEXでは、フェラをして盛り上げてから、男性がリードでSEXまで向かったから、こんなに早いのは初めての経験の早代。
大丈夫かな?心配な表情で戻ると、黒田は小さくなった包茎のペニスを見せたまま眠っていた。
「面白い絵柄だわ」と口走るとその姿を撮影して苦笑いをして、ビールを飲み始めると黒田が急に起き上がって「眠っていたな」そう微笑んで座った。
「ビール飲む?」早代が尋ねると「欲しい」と一言言った。
黒田はその後、自分と関係を持った事に安心したのか、菜穂の行動を教えて欲しいと頼み込んだ。
勿論お金を払うと言うので、簡単に引き受ける早代。
「実は、今夜泊まる場所を用意していない、ここに泊めて貰えるか?」
「良いわよ、ベッドひとつ空いているからね」そう言うと、ズボンを拾い上げて財布から「今夜の泊代とSEXのお礼だ」そう言うと十万を早代に渡した。
「こんなに?」沢山のお金を貰ったので直ぐに、態度が変わる早代だった。