33-054
木原が渋谷の警察に連行された事実を確認した恭子は、直ぐさま安達にメールを送って逮捕を伝えた。
受け取った安達は仕事の前で、急いで編集部に作成して置いた原稿を送信して、レポーターの仕事に演劇の会場に入った。
この行動が編集部にメールが発信されていない事に、気づくのが遅れてしまった。
レポーターの仕事が終わって、会場を出てから気づき直ぐさま送る事に成ったのだ。
この僅かな遅れが、雑誌の締め切りに間に合わない悲劇を作ってしまった。
独占スクープが、競合他社と同じ時期成ってしまい安達は大きなミスをしてしまった。
第三スタジオでは、意味不明の状態で撮影が始まって、役人役の横溝が「そこの罪人に縄をうて」といきなり台詞を喋る。
菜穂は、この場の台詞を全く知らないので唯驚くのみで、中央の変な椅子の前に筵が敷かれて在る処に、後ろから来た役人に連れて行かれる。
小牧がこの役人の役をしていて、奥から梶原が縄を持って筵の処に繰る。
「そこに、座るのだ」横溝が告げると肩を押して、座らせてしまう小牧。
当初の予定では、菜穂とのSEXを最後のシーンでする事に成っているから、楽しみも多い二人。
ここで剃髪されて拷問を装った二穴調教をされて、その後五人の男優が代わる代わる菜穂とSEXを上下で行う恐い筋書きに成っている。
老人の願いで、SEXが中止に成った事は五人には告げられていないのが、当初の予定で撮影は始まっていた。
白い浴衣生地の着物を牢屋の着物に見立てているが、菜穂は全く気づかない。
「大奥において、亡き上様に数々の言上をした罪は許し難き事なれども、亡き上様のご寵愛を受けし身、ここで俗世を忘れられる様にして貰い、尼寺で亡き上様の菩提を弔われよ」横溝が口上を告げる。
こんな台本有ったかな?ぼんやりしていたから忘れたのか?考えながらいると「頭が高い、御礼のお辞儀をせよ」と小牧が言うので、前に指を立ててお辞儀をした菜穂。
「縄を!」の言葉で、梶原が直ぐに菜穂の腕を後ろ手にして腕の自由を奪った。
今度は縄を乳房の上に巻き付けて、締め上げると「痛い-」と口走る菜穂、続けて乳房の下にも縄が巻き付けられて締めあげる梶原。
菜穂のDカップの乳房が、白い着物の中に大きく突き出しているのが判る。
「痛いーわ、何故。。。。」と言った時、口に今度は竹で作った猿轡が、はめ込まれて喋れなく成った。
頭の下の方に結ばれた紐、細い透明の紐が竹の筒から出ているのが見えるが、カメラには殆ど写らない。
撮影も本気モードなの?痛いわ?徐々に正気に戻ってくる菜穂は、不思議な状況を感じ始める。
「尼寺に行く為にこれから得度式を行う、そこの椅子に罪人菊乃を座らせよ」
自転車のサドルの様な腰掛けが有るのみで、後ろが背中までの柵の様な木が横にも柱の様に木の柵の様に立っている。
前の空いた檻の様な感じだが、座っても肩の高さまでなので低い。
引きずられて檻の様な物の中に座らされるが、ごつごつして座った感じが最高に悪いと思う菜穂。
後ろの縄を柵に縛り付けると身体が動かせなく成って、今度は足に重りを足枷で取り付けられた。
足も全く動かせない状態にされて、散髪屋の井上と助手の小池が床屋の姿で登場した。
「床松、その者の得度をして貰えるか、上様の御霊を弔う為に尼寺に行くのでな」
「承知致しました」井上が返事をして、小池が道具箱を横に置いた。
中にはジェルと剃刀が数本入って、光っている。
「それでは、得度式を始めよ!」
井上が菜穂の頭を触って、手前に引き寄せると後頭部が小さな枕の様な物に当たる。
「うぅ」すると今度は、透明で見えない紐を左右から引っ張って、柵に結びつけてしまう。
顔が動かせない状態に成った時、股間に振動が伝わって「うぅ、うぅ」驚きの声を発する菜穂。
股間のサドルの様な物は総て電マで、菜穂のお尻から陰部クリトリスを、すっぽりとフィットさせる物だった。
「あぅ、うぅ」直ぐに感じ始める。
井上が髭剃りジェルを受け取って、頭皮に塗り込み始める。
「あぅ、うぅ」感じて悶える菜穂に、ガスボンベを持ってくる前田と千田。
「さあこれをもう一度一杯吸い込んで、今度正気に戻ったら性奴隷に成っているわ」と言うと鼻にマスクをあてる。
「横に漏れるわね」竹の猿轡が在るので、ガスが漏れてしまうが、吸い込むのを見て「これ位にしましょう、危険よ」と外して立ち去る。
「カット」有藤が、一度カメラを止めて、菜穂の様子を確かめるが「あうぅうう」と目も虚ろな状態に代わっている。
ガスが原因か電マが原因か不明だが「シーン六十の二スタート」で再開される。
剃刀を持った井上が菜穂の額に手を置くと「うぅーーいやー」と大きな声が聞こえる。
だが無情にも剃刀は富士額の中央に入って「ジョリ、ジョリ」と大きな音を立てる。
菜穂は気が抜けた様に成って「うぅ、うぅ」今度は電マに反応をし始めた。
薄れゆく意識の中で、剃髪に抵抗していたのだろう?完全に身を任せてしまった状態に成った菜穂の額からどんどん剃り込まれていく頭髪。
「ジョリ、ジョリ」「ジョリ、ジョリ」大きな音がして、身を乗り出して衣川老人が覗き込んでいる。
「ジョリ、ジョリ」長い黒髪が剃り落されて、横の半紙の上に並べられる。
カメラに写らない様に、小松が老人の身体を押さえる程に興奮をしている。
心地よく電マが菜穂のクリトリスから小陰唇に振動を与えて、薬の効果が徐々に浸透して夢の世界に再び突入してしまった様だ。
杉本と前田が、白い衣服から乳房を取り出して見せると、上下を縄で縛られて突き出した乳首が大きく張り出して、感度の良さと興奮度を示している。
その乳首に電気を流す為に、掴む金具を上手に布で隠して乳首を挟むと、弱電流を流して刺激を与える。
「ああーーうぅ」と大きな声が発せられて、菜穂の涎が竹の猿轡からこぼれ落ちだした。