KAN-SENは指揮官が急にオープンスケベとなってムラムラしているようです 作:ねんころり
UAが十万を超えていて驚きました。そしていつの間にか年間ランキング入り……いや本当に謝謝茄子!
「いや~今日の晩飯も美味かったなぁ」
「そ、そうだな……はぁはぁ……♡」
グラーフの
と言うか露骨にハァハァしてるもんだから思わず吹き出しそうになる。グラーフ本人はこれでも隠しているつもりなのだろうが、現実世界で童貞だった俺には、彼女の気持ちがそれはもう手に取るように分かる。
どうせ俺が上着を脱いで薄着にならないかとか、さっきのアイス舐めを思い出して悶々としているか、あるいは
そこで俺はグラーフの性欲を刺激してやることにした。上手くいけばグラーフともセフレになれるかもしれない。いや別に今すぐ「俺とセックスしようぜ☆」と言っても良いのだが、どうせならもっとからかって面白い反応が見たい。
もちろんグラーフが我慢出来ず襲い掛かってくることも承知の上だ。むしろウェルカムなので率先しておちょくってみようと思う。もはや俺は取り返しのつかない変態兼ビッチになっているが、そんなことはどうでも良い!!
「さて、そろそろ風呂にでも入るかな」
「っ!!」
そう言いながら俺は上着を脱ぎ、それを椅子にかける。理由としてはグラーフが俺の汗の匂いが染み付いた上着を見てどんな行動を取るかを見てみたいのが大半だが、単純に明日も着る故にまだ洗濯する訳にはいかないから部屋に置いておく為でもある。
グラーフの様子を見てみると、明らかにさっきよりも鼻息を荒くして上着を凝視している。よしよし、効果は抜群なようだ。俺だって逆の立場なら多かれ少なかれ興味を示す自信がある。だって異性の匂いが染み付いた服だぜ? ちょっとは嗅ぎたいと思わないか?
「悪いがしばらく待っててもらえるか? ここにいるのが落ち着かないなら一時的に自室へ戻ってくれても良いぞ?」
「い、いや、問題無い。ゆっくりと汗を流してくるが良い……ゆっくりとな……♡」
(出来れば一時間以上かけてくれるとありがたいが……♡)
ゆっくりを二回言うグラーフ。大事なことだもんな、うん。この時点でこいつがナニをするつもりかは予想出来た。俺は風呂に入りに行く……フリをして、ドアを閉める素振りを見せながら僅かに隙間を開けておく。もちろん部屋の中を覗く為だ。
(卿は行ったな……?)
グラーフは外の様子を伺うようにドアの方を眺めている。恐らく俺が風呂場に向かったかを確認しているのだろう。実際には風呂場に行くどころか、息を殺してニヤニヤしながらお前をドアから覗いてる訳だが。
「ふへへ……♡ け、卿の上着ぃッ!!」
うわすげぇ。俺がいなくなったと思い込んだ瞬間、恐ろしい速さで椅子に被さった上着をぶん取って抱え込みだしたぞ。まず間違い無く匂いを嗅ぐだろうとは思っていたが、迷いが無さ過ぎてまた吹き出しそうになった。葛藤のかの字も無いなおい。
「すううううぅぅぅぅーーーーーーーーーーーーーーーーっ!!」
しかもこれ嗅ぐっつーより吸い込んでね? 上着を鼻どころか顔全体に押し付けて思いっきり吸い込んでね?
(ふやああああぁぁぁぁっ♡ し、指揮官の匂いぃっ♡ 男ってどうしてこんな良い匂いがするんだぁ……♡ 汗まで鼻腔をくすぐる香りだなんてぇ……♡)
「すぅぅぅぅっ! はぁぁぁぁっ……♡ あっ、こ、これはダメだ……病み付きになるぅっ……♡」
うーんこの変態(ブーメラン)。俺の上着を顔に擦り付けながら、これでもかと言うくらい幸福に満ち溢れた顔をするとは。お前全てを憎んでるとかぜってー嘘だろ! 本気で全てを憎んでたらこんな幸せそうな表情出来るか!
「すぅーっ! すぅーっ! んふぅっ♡ くふっ……♡」
(嗅ぐたびに信じられないほど甘美な香りが鼻に広がってぇ……っ♡ 麻薬だっ♡ 嗅いだ女全員を虜にする禁断の麻薬だぁ……っ♡ 今だって股間が疼いて……♡)
「……んっ♡」
おっ。グラーフが片手で俺の上着を顔面に押し付けながら、もう片方の手をスカートに伸ばし始めたぞ。上着の匂いだけでオナるつもりか。俺が後何分で帰って来るか分からないのに、その場でオナり出すなんて……よっぽど興奮したんだな。普通ならいくら
「あっ……♡ んくっ……♡」
(き、気持ち良い……♡ まるで指揮官の胸板に顔をうずめながらオナっているかのようだ……♡)
ここからだと流石に小さな音は聞こえないが、あそこまでスカートの中に手を突っ込んで動かしてたら明らかにオナってることは分かる。ただこれ、現実世界で例えると
「ひあっ♡ そ、そうだ……どうせなら、上着で直接……♡」
ん? 上着を顔から離した? まだイったようには見えないが……いや待った。上着を股間に近付けて……ははぁ、そういうことか。こいつ暑さとムラムラで正常な思考が出来なくなってるな。でもまぁ気持ちは分かる。異性の服を性器に擦り付けるって興奮するよな。薄い本でたまに見かけるシチュだし。
だがこのまま黙って見ている俺じゃ無い。ただ性欲を刺激するだけなら、それこそ本当に上着を放置したまま俺は風呂でサッパリしても良かった。でも俺の目的はセフレを増やすこと。グラーフが俺の上着でオナるというレアな光景も見られたし、そろそろ……
「まさかグラーフが俺の上着でオナニーする変態だったとはなぁ~?」
「……え?」
グラーフがおっぱじめようとしてる所に突入しちゃいますか! そう考えた俺は勢い良くドアを開き、そのままグラーフの眼前までズカズカと歩いて行く。
「あっ、け、けけけけ卿!? 風呂に行ったのでは無かったのか!?」
「残念でした~! 実は風呂入りに行くフリして、グラーフが俺の上着にどんな反応するかこっそり覗いてました~! にしてもいきなり上着を掴み取って嗅ぎまくるとはなぁ。随分と溜まってたようで~」
ダメだついニヤニヤしてしまう。だって幸せそうな表情でオナるグラーフが可愛くてくっそエロかったからさ。
「こ、これはその……いやあのっ、そ、そうだ! 我が代わりに洗濯してやろうと……」
「いやいや顔うずめて思いっきり深呼吸してたじゃんか。しかも途中からオナりだしたし」
「う……」
グラーフがみるみる内に顔面蒼白になっていく。そりゃそうだろうな。グラーフからしてみれば自分の人生が終わったような状況だもんなこれ。
「そ、その……これは、えっと……」
(終わった……我の艦生、完全に終わったぁ……)
「……グラーフ」
「け、卿……んむっ!?」
グラーフのレアで面白い反応は十分に見られたので、ここからは俺の本当の目的を達成すべく行動する。どうせ俺はこの世界では凄まじいビッチだし、たまにはこういうアプローチも良いかな~って。と言う訳でいきなりグラーフのファーストキスを奪っちゃいました。
「んむぅっ」
「んんっ♡ んくっ、ちゅぷっ♡ じゅるっ……♡」
(け、卿がいきなりキスしてきた!? ど、どうして……あぁだが卿の柔らかい唇と舌の感触がぁ……♡)
流石に三人と肉体関係を持っている身としてはキスくらいお手の物で、グラーフの唇を
「んうっ、んむっ……」
「くちゅっ、ちゅるっ♡ ぷはっ! んむぅっ♡ れろれろっ♡」
(あっ、卿の舌が絡まって……♡ それに唾液が流し込まれてぇ……♡)
じゅるじゅると下品な音を立てながら、グラーフの唾液をすすっていく。同時にグラーフも、意識しているのか無意識なのかは分からないが、俺の唾液を飲み干していく。
「れるっ、ちゅくっ♡ んむぅっ♡ ちゅぷっ……♡ じゅるっ♡」
(はぁっ……♡ 卿とのキス、気持ち良い……♡ 我の口の中を、卿の舌がうごめいて……♡)
「ぷはっ!」
「ぷあっ♡ はぁはぁ……♡ け、卿……これはどういう……♡」
「……俺とヤりたいか?」
「えっ……?」
「だって、俺の上着で我慢出来ずオナるくらいだし、相当溜まってるんだろ? だったら俺とスッキリしないか?」
「……じ、自分が何を言っているのか分かっているのか?」
(女に……それも交際していない女に……しかも上着の匂いを嗅いでオナっていた女に、男が自らの貞操を差し出そうだなんて……夢か? これは夢なのか? いや、夢でも現実でもどちらでも良い! 卿とヤれる日が来るだなんて……! だが、それ以上に……)
「今まで、そんな素振りを見せなかっただろう……何故急にそのようなことを……いや、我としては願ったり叶ったりではあるが……」
「だってグラーフ達にはいつも頑張ってもらってるからさ。俺だって、こういう形でグラーフ達を癒してやれないかなと思って」
もちろんいつものビッチ臭半端無い説明も忘れずに付け足しておく。
「…………」
(ま、まさか卿が既に三人のKAN-SENと肉体関係を持っていただなんて……道理で先程のキスも上手い訳だ……)
「上着については試すような真似をして悪かった。けど、隣で露骨に欲情してるグラーフが可愛くてさ。ついからかいたくなっちゃったんだ」
「……か、隠しているつもりだったのだが」
「いやいや全然隠せて無いから。あれだけ鼻息荒くされたら誰でも気づくって」
「…………」
(死にたい。誰か我を殺してくれ……いややはりダメだ。卿とヤれるチャンスが目の前にあるというのに、このまま死ぬ訳には……! せめて物理的にも社会的にも死ぬなら、卿と一発ヤってからだ……!)
「……ほ、本当に良いのか?」
「グラーフさえ良ければな」
「いや、卿が三人と肉体関係を持っていることは気にしていない。そうでは無く、あのようなことをした我と……シてくれるのか?」
「もちろん。それにさっきも言ったけど、欲情してるグラーフ……凄く可愛かったし」
「卿……」
(……すまない、
エロは後編にてお送りします。
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