※この作品はR-18です。

人脈チートだけれども、それに気が付かず、15年間うだつの上がらない生活を送っている(主観)やさぐれ転生者は今日も美人局(笑)を躱して平穏を享受する   作:KeI77777

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こんにちはんこそば
KEY(ドS)と申します

今回は、Aランクパーティーたちとの話


小説だけ書きながら生きていきたい人生だった・・・・()


それでは、ご覧ください(KBTIT)

KEY(ドS)


寓話~元駆け出しだったAランクパーティーたちの話 その4

 

野宿を進めて2日。

そして、とうとう最後となった3日目の夜。

いつもと違い、年相応のあどけない寝顔で涎を垂らしながら

寝ているアンジェラとレイの様子を確認し、

薪に木を追加でくべていた。

 

「・・・・・。」

隣には、俺と同じく今日の夜番だが、

疲れ切って眠りこけてしまっているアンナが

肩に寄りかかっていた。

 

本来であれば起こすべきであろうが、

安心そうな表情を浮かべて寝息を立てる

こいつの顔を見ると、毒気が抜かれる気がして

放っておくことにした。

 

 

結論から言うと、3人は悪くなく、

---しかし、Cランクの壁を超える見込みが薄いパーティーであった。

 

連携は悪くない。個々の能力も並みの冒険者としてなら

やっていけるレベルであろう。

だが、それだけである。

 

特筆すべきほどではないし、何よりも、

司令塔として命令を出す人間がいないのが痛い。

 

(・・・・こんな小さな子供が、死ぬ、生きるの世界で

的確に命令を下せるほうがおかしいんだろうがな。)

 

ふー、と息を大きく吐く。

少なくとも、こいつらを最低限面倒を見ると約束したからには、

指摘しなければいけない。

 

そしてもう一つ、問題があった。

 

借金についてである。

 

(・・・返さないといけないのが後100万リア。

ゴブリン28体分、スライム19体分、コボルト22体分・・・・。)

そして、その他もろもろの委託収入を足しても、

後20万リアは足りない。

 

返済期限はあと数日。

どう考えても間に合うとは思えない。

 

ファルバムのおっさんは、どんな手を使ってでも金を取りたてるだろう。

それは、あの3人が夜の街に立つことを意味する。

別に俺にとってデメリットはない。失い物はない。

 

だというのに、俺はなぜか胸の奥にもやもやが渦巻き、

近くにあったいしっころを握って遠くにぶん投げた。

そんなことをしても気持ちは晴れなかった。

 

 

「・・・・ん・。」

俺が体を動かしたからか、アンナが目を開き、

ぼーっとした様子で辺りを見回し、

俺と目が合った。

 

「よう。」

「・・・・・~~~~~~!!」

自分が他人に寄りかかりながら寝ていたことに気がついたのか、

ばば、と後ろに飛びずさりわたわたと両手を振っておろつく。

 

 

「カカカカ、カネツグさん!!ご、ごめんなさい!!わ、

私、眠ってしまって・・・。」

「気にすんな。・・・起きちまったんならちょうどいい。

武器を持って、俺の隣に来い。・・・・夜はまだ続いてるんだからな。」

「あう・・・・。」

 

気まずさからか、申し訳なさからか顔を赤らめながら

自身の持つ杖を持ち、俺の隣に腰掛けるアンナ。

長い金色の髪が耳に触れ、こそばゆい。

 

「正直、よく3日間持ったな。・・・・・初日の惨劇見てたら途中で逃げると思ってたわ。」

「あ、あははは・・・。」

俺が言っていることがわかるのだろう、

渇いた笑いをうかべて、アンナは死んだような目で虚空を見つめている。

 

『----おい、レイ!!猪じゃねーんだから考えなしに突っ込むな!!

アンジェラ!!味方が敵の近くにいるときは打つなったつったろうが!!

別方向から来てんのを狙え!!アンナ!!腰抜かしてねーでさっさと魔力貯めとけ!!俺があいつらからモンスターを引き離すから、そしたらぶっ放せ!!!』

 

今考えても、最後まで面倒を見切った俺は我ながら偉いと思うわ・・・。

街に前ったら、酒場でフィーネちゃんのおっぱい見て癒されよう。

シャロへのお土産を何にしようか考えていると、

隣で沈んだ様子のアンナがぼつぼつとこぼし始める。

 

「ごめんなさい・・・・。私・・・・いつもこんなので・・・。

えへへ・・・。・・・・・やっぱり、冒険者、向いていないんでしょうか・・・・。」

「・・・・・・。」

「レイは剣をうまく扱えて、勇気もある。アンジェラは察知能力に長けていて、

ずっと離れた場所から弓矢で射貫ける。・・・・でも、私は人よりほんの少しの魔力しかなくって・・・・。」

 

アンナは自虐している。

恐れずにモンスター相手に立ち回るレイと、

ボーとしているように見えて、冷静に対処できているアンジェラ。

そんな二人と比較してしまっていることが俺にもわかった。

 

冒険者になったやつにありがちなことだ。

他のことではうまくやれなくても、冒険者にさえなれば・・・と。

だが、そんな甘いものではない。

 

誰にも可能性があるからって、

誰にもできるわけでもない。

俺と同じ時期に冒険者を始めたが、

諦めて故郷に帰ったやつも、ここで永住して店を開いて働いている奴も、

--しくじって、モンスターの餌になっちまった奴もいる。

 

正直言うと、これくらいでまいるなら、

冒険者をやめた方がいいとは思う。

 

しかし、こいつらにはほかに道がない。

戦闘技能を磨くしか、当面の収入を得る手段がない。

もっと子供であれば孤児院に相談して入れてもらい

大人になるまでに鍛えておくこともできた。

 

要するに、子供というには年を取りすぎ

大人というにはどこか幼すぎるのだ。

 

とりあえず、何か言っておいた方がいいだろうと考え、

口を開こうとしたその時だった。

 

「・・・・・・アン・・・・!?」

 

 

---何か、良からぬ気配を感じ、

とっさに彼女を抱えて飛びのく。

 

それと同時に、俺たちが先ほどまで座っていたところに、

カツ、とナイフが飛んできた。

 

 

「----へっへっへ。・・・兄ちゃんたち、不用心だなぁ。

こんな街はずれで野宿なんざしていたら、・・・・怖い怖いモンスターにやられちまうぜぇ?」

 

松明をもった男たち、それも身なりからしてよろしくなさそうな風体の

人間が10人以上、俺たちの前に現れた。

 

「あ・・・あ・・・。」

アンナも状況を理解したのだろう。

恐怖からか顔が青ざめ、ぶるぶると小刻みに体が震えている。

 

 

すうう、と大きく息を吸い込み、

そして大声を出して叫ぶ。

 

 

「・・・・レイ!!!!!!アンジェラ!!!!!!

敵だ!!!!!!今すぐ起きろ!!!!!!」

 

声が届いたのか、二人はがばりと瞬時に飛び上がり、

獲物をもって、俺とアンナの近くに寄ってくる。

 

「・・・・・盗賊・・か・・・。」

「・・・・。」

二人とも武器を構えながら、

アンナを庇うように立っているが、

見ればわかる。武器を持つ手が震えている。

 

(・・・・・・・・やべぇな。)

 

 

人間同士の殺し合いに慣れているはずもない

小娘3人に、万年Eランクが1人。

 

盗賊10人以上の相手はどう考えても分が悪い。

 

左鞘に帯刀しているレテから、

もらった剣を右手で引き抜き、

構える。

 

 

「はっはっはぁ!!何?俺たちとやるの?」

「こっちは10人以上いるんだよ?」

「そうそう。大人しくした--」

かぺ、という何かがつぶれる音とともに、

どさりと地面に人間だったものが倒れた。

 

隣にいたアンナたちが信じられないものを見るような目で、

ナイフを振りかぶって投げた俺の顔を見つめている。

そして、盗賊たちも同じようにアホ面をさらして、

呆気に取られていた。

 

「アホか。悠長におしゃべりなんぞして。

ナイフ当て放題じゃねーか。」

 

俺の言葉が癇に障ったのか、

リーダーらしき男が右手に剣を構えながら、

叫ぶ。

「……野郎!!」

「ぶっ殺す!!」

「女は身ぐるみはいでから俺たちの奴隷にしてやる!!」

「やってみろや!!!ゴミどもがああああ!!!」

 

かくして、長い夜が始まった。

 

 

 

 

 

 

 

 




アリス「・・・・・カネツグ、かっこいい・・・。」←3人娘はどうでもいいが、
今はカネツグの動向を見守ることを優先しているスタイル。
レテ「あれー?ここどこー?」←迷子
シャロ「・・・・・・・・・」←加勢しようにも、カネツグに正体を知られたくないため、うかつに手を出せない。

あのさぁ・・・()

シャロとアリスはともかく、レテ、お前・・・・。


へーきへーき。
同じくらいのレベルの人間相手だったら、
いつも汚い手を駆使して殺したりしてたから
大丈夫だって、安心しろよ~(慢心)

カネツグはホームレスやっていた時に
他のホームレスと縄張り争いして殺し合いをしたり、
今回みたいに盗賊に襲われたりして、
よく死にかけていたゾ。

おや、3人娘の様子が・・・・?

感想、くれ


れれれのれ

KEY(ドS)
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