人脈チートだけれども、それに気が付かず、15年間うだつの上がらない生活を送っている(主観)やさぐれ転生者は今日も美人局(笑)を躱して平穏を享受する 作:KeI77777
KEY(ドS)と申します
ガンプラの小説のほうの執筆が終わったので、
その休憩にこちらを投稿
それでは、ご覧ください(KBTIT)
KEY(ドS)
「おらぁっ!!」
「ぐげっ!!」
ナイフで仕留めた矢先、次の盗賊に自ら斬りかかり、一閃する。
ずる、と胴体が上から滑り落ちて地面へと倒れると、血の川を作りながら、あの世にまた一人旅立つ。
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「わ、わわわわわ・・!?」
「レイ!!アンナをカバー!!アンジェラ!!火を消せ!!」
「そらぁっ!!」
「了解!」
慌てて魔法を唱えようとするも、人間相手で躊躇しているのか、ぶるぶると震えているアンナをレイにカバーするよう指示を出し、次いでアンジェラに火を消させる。
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「うおっ!?見えねぇ!?」
「畜生!!どこだ!?」
「-----。」
「ぐぎゃっ!?」
薪という光源を失い、声を荒げて盗賊達が俺達を探すも、同志討ちを避けてか、動きが鈍る。
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その隙に、すぐ近くにいて盗賊だとわかる相手を右手に握った剣で首を掻っ切り、絶命させる。
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「---アンジェラ!!レイ!!アンナを連れて撤収!!急げよ!!」
「・・・はい!!」
「・・・!!」
「え?え?!」
わっせ、わっせとアンナを運ぶレイとアンジェラ。
その人影が俺達であると気付いた奴らが追ってくるのを振り返っては剣を振って牽制し、すぐさままた前を向いて走り続ける。
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「カ、カネツグさん!!」
「---俺にかまうな!!行け!!」
「は、はいっ!!」
アンナが俺を心配してか、立ち止まろうとするのを一喝し、また盗賊の方に体の向きを変え、剣を振るって盗賊の足を止める。
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ピキィ、と脚の健が痛んだのか、嫌な感覚が下半身からして、すぐさままた走ろうとしても足がもつれかかって上手く動かせない。
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「--!!」
「うおっと!?」
走るのを諦め、剣を構えて横なぎに振り払う。
その動きのおかげか、こちらに向かってきていた盗賊達の動きを止めることに成功し、アンナ達は無事に離脱できた。
「・・・はっはっは。英雄気取りか?おい・・・。」
先ほどまでとは違い、統率された動きで俺をぐるりと取り囲むように四方に配置し、こちらを武器で軽く牽制しながらじりじりと近づいてくる。
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ただの盗賊じゃない?
軍属に近い集団化された人間の動き・・・。
「---傭兵か。」
俺の言葉に、ぴたりと動きを止め、隙ができた。
一番近くに居た人間の剣にこちらの剣を押し当てて、つばぜり合いながら横走りする。
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「ぬぅんっ!!」
「くっ!!」
あちらの方がステータスが上なのか、切り払われると同時に大きく弾き飛ばされる。
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握っていた剣を手放すことは回避できたが、一撃が重い。
武器の扱いでは向こうの方が上だと認めざるを得ない。
「---っち。しぶてぇな。・・・割に合わねぇ。たまたま襲った奴がこんな厄介な奴だったとは。・・・盗賊廃業も考えちまうよ。」
「・・・一つ聞かせろ。」
「・・・あ?」
俺の一つ、という言葉に動きを止め、リーダーらしき人物が疑問を浮かべながらこちらの次の言葉を待つ。
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時間だ・・・時間を稼がないといけない。
そのために、相手が応えたがる質問をしろ。
傭兵・・・・。盗賊・・・。
北のリルド国家・・・。傭兵国家から身崩れ・・。
「・・・なんで、傭兵様が盗賊なんかに身をやつしている?」
「・・・・わからねぇだろうな。俺もこう見えてレベル10は行っているんだがよ。」
思っていた以上に高いレベルだったことに驚愕を内心で浮かべつつ、次の言葉を待つ。
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一つ情報は引き出せた。頭を狙えば総崩れさせることもできると考えていたが、ここまで実力差があると難しい。
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「・・・戦場で、運悪く出会っちまったのさ。・・・最強の傭兵に。」
「・・リルド最強の傭兵・・・。・・"戦闘王"か・・・。」
「ああ・・・。今から数年前だが・・・。こっちの武器は通らねぇわ、素手で人間が真っ二つにされるわ、地形を利用して分断させられ、各個撃破されるわ・・・。悪夢だったぜ・・・。」
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その名前は俺も知っていた。
"紅蓮の悪魔"が戦場では特に名前が知られているが、成り上がりで後ろ盾が何もない状態からその身一つで最強の傭兵と言われるまで至った伝説の男。リーダス帝国に君臨する"十王"に匹敵するとも言われている怪物。
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独りで都市を落とした"パペットマスター"、"酒呑童子"、"剣王"ら"十王"と同格と言えば、その底知れなさがすぐさまわかる。
「逃げるしかなかった。こいつらを連れてな。・・・負けて、逃げた傭兵を雇う奴なんか居やしねぇ。・・・・だから、こうして盗賊にってな・・。」
「・・・・・。」
こいつも俺と同じようなもんか・・・。
理不尽な目に遭い、心が折れて、落ちぶれた。
俺だって、そんな怪物に襲われたら死ぬ自信がある。
まずは命乞いするために恥も外聞もなく土下座するだろう。
じり、じりと俺を囲む盗賊達がすり足で近寄ってきている。
「---さて、攻撃の届く位置まで配置出来た。・・・わりぃな。俺達も生きるためなんだ。・・・死んでくれや。」
「・・・・・・。」
俺一人ではやはり無理だ。
数が多すぎる。この状況、俺がどうにかできる問題じゃない。
だから
「終わり・・・」
「---ああ。終わりだな。」
リーダーらしき男の言葉にかぶせて言う。
そろそろ頃合いだろう。街に着いて・・・
戻ってくるはずだ。
「----ふせてくださいっ!!」
後ろから聴こえてきた言葉に、とっさに身を伏せる。
誰が、何が、どうなってと困惑する表情を浮かべ、身を強這らせる奴らを尻目に、それは放たれる。
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「-----"龍聖剣"!!!」
--夜の平野に、光り輝く馬鹿デカい剣を構えたエマさんの姿が見えた。
作中で話に出たヴェルフェゴールは現在
リーダス帝国に居る最強の傭兵。
戦場でたまたま出会ってしまった盗賊たちは不運だったという話。
ちなみに、"十王"は皆推定でレベル60以上はあるから、
まともに戦ったら死ぬ。
実力No.2の"酒呑童子"と、No.1は文字通り次元が違う。
この小説では関係ないんですけどね(ネタバレ)
エマさん?レベル80行っているで。
元々悪魔に作られた人造人間で、
成長促進のタレントを持っているし。
その分、年取るのも早くなるはずだけど、
不老もでもあるから弱点はないという悪夢。
ちなみに、作中に出てきた龍聖剣は衝撃波を放つ範囲攻撃。
身を屈めてよければ問題ないが、あたると死ぬ。
感想、くれ
れれれのれ
KEY(ドS)