絵の女性と生身の女性、どちらがいいか? 〜現代のピカソが三次元に恋をするまで〜 作:チャンドラ=グプタ
桃子とヌードデッサンしてから数日が経過した。スマホのアラーム音により、俺は目を覚ました。
本日は土曜日。休日であるが俺は行かねばならないところがある。
いつもなら寝ている時間であるが、頑張ってベッドから立ち上がり、眠い目を擦りながらリビングへと向かった。
「おはよう。お兄ちゃん、今日は早いね」
今日はご飯当番である明梨はピンク色のエプロンを身に付け、配膳を行なっていた。
「ああ、今日はちょっと出掛ける予定があってな」
俺は陽毬と学校の近くにある喫茶店で会う約束をしていた。
「そっか。ご飯出来てるから食べていってね!」
「ああ」
俺は椅子に座り、食卓に並べられた料理を見つめた。目玉焼きにサラダ、焼き魚、味噌汁という献立であった。
手を合わせ「いただきます」と言い、ご飯を食べた。
「ごちそうさま」
ご飯を食べ終えた俺は食器を流しに持っていった。
「お兄ちゃん。食器、私が洗うからそのままでいいよ」
「そっか、ありがとう。それじゃ頼むわ」
俺は顔を洗うため、洗面所に向かおうとした。
「あ、お兄ちゃん」
突然、明梨に呼び止められた。
「なんだ?」
「今日さ、その、エッチしたいんだけど……いい?」
明梨は恥ずかしそうにエッチに誘いをしてきた。
「ああ。いいぞ」
「良かった! 約束だよ」
「分かった」
俺は明梨と約束を交わし、準備を整え喫茶店へと向かった。
スマホで時刻を確認すると、八時五十六分であった。まだ約束の時間前であるがLINEで陽毬から既にお店に到着していると連絡が来ていた。
店の中に入ると、奥側の席に陽毬がスマホを弄りながら座っているのが見えた。
陽毬の姿を確認した俺は彼女が座っている席へと向かった。
「おはようございます。陽毬さん」
スマホに夢中になっている陽毬に挨拶すると、彼女はようやく俺の存在に気がついた。
「ああ、おはよう」
俺は陽毬の向かい側の椅子に座った。
「陽毬さん。それで今日は小説の挿絵の話があるってことでしたよね?」
「ああ。実は一つ小説を完成させたんだ。これがその小説だ」
陽毬はスマホを俺に渡してきた。
タイトルは『実の妹とお風呂に入ったお話』というものであった。随分とシンプルなタイトルである。
内容はというと、大学の夏休みに帰省した妹と主人公である兄が一緒にお風呂に入るという話であった。
妹は巨乳という設定で、一緒にお風呂に入っているうちに一線を超えてしまうというものだ。
文章はまだまだかなり荒削りという感じであるが、陽毬の狂気的な妹愛が伝わってきた。
そして、何よりもこの話。
どこか既視感があった。というか、妹と一緒にお風呂に入るというのはぶっちゃけ俺もしている。
「どうだった?」
「えっと……そうですね。結構、面白かったです」
俺はシスコンではないが、妹好きな人からは一定の評価を貰えるんじゃないかと思った。
「そうか。そう言ってもらえてとても光栄だ。ちなみに君は妹さんとは一緒にお風呂に入ったりはするのかな?」
「し、しませんよ……そんなこと」
「そうなのか……ちなみにこの小説はまだ公開していないんだが、君にぜひとも挿絵をお願いししたい」
挿絵をお願いしたいということだが、一体どんな絵を描けばいいのかこの段階では検討もつかなかった。
「えっと、具体的にはどんな絵が希望ですか?」
「兄が妹にパイズリされて射精する絵を描いて欲しいんだ。できればカラーで」
カラーでか。それだと少々時間が掛かりそうだ。
「構いませんけど、カラーだと少し時間が掛かりますよ。それでもいいですか?」
「ああ。ちなみにどれくらいあれば出来る?」
「そうですね……一週間あれば出来るかと」
「了解した。それと報酬だが、三万くらいでもいいかな?」
思ったよりも高額で少々驚いた。
「いいんですか? そんなに貰っても」
「勿論だ。ピカソくんに描いてもらえるなら願ったり叶ったりだよ」
「や、やめてください。その呼び方は……」
俺の方からもイラストのリクエストを細かく陽毬に訊くことにした。
構図、射精するときの主人公と妹の表情、性液が飛び出す瞬間の絵か胸に性液が胸に掛かっている絵がいいかなど、クライアントとの齟齬が生じないようにするため真剣に質問をした。
一通り質問を終えると、俺たちは店の外に出ることにした。
「それじゃ、ピカソくん。よろしく頼む」
「分かりました」
実は有償依頼というものを受けるのが初めてであるので、少々不安を感じる。
「それじゃ、失礼します」
俺が家に帰ろうとしたその瞬間――
「ちょっと待ってくれ。ピカソくん」
陽毬に呼び止められた俺は足を止めた。
「なんですか?」
「君、ゲームには興味あるかい?」
謎の質問を投げかけられ、少々返答に困った。ちなみにゲームは最近ほとんどやっていない。
最後にプレイしたのは確か一昨年、明梨と一緒に大爆走スキップシスターズというゲームをプレイした時である。
「いや、特には。どうしてそんなことを?」
「気にしないでくれ」
そう言い残し、陽毬は去っていった。
家に戻り、すぐに学校の課題に取り掛かった。
俺の性格上、メンドくさいことを先に済ませて置かなければ、陽毬からの依頼をこなすことができないのである。
課題が終わる頃にはちょうど夕食の時間となった。明梨と共に夕食を食べ、一緒に皿洗いをした。
そして、二人で一緒にお風呂へと向かう。
明梨が一緒に入りたいとねだってきたため、俺は快く承諾した。
「お兄ちゃんとお風呂、お風呂!」
明梨は上機嫌な様子で服を脱いだ。下着越しからも分かるほどに少し日に焼けた大きな胸が視界に入ってくる。
さらにブラジャーのホックを外すと、プルンと大きく数回、二つの果実が大きく揺れた。
こいつ……また少し大きくなったか?
「ほら! お兄ちゃんもそんなにおっぱい見てないで脱いで脱いで!」
「ああ」
明梨が急かしてくるので俺も着ていた服を脱ぐことにした。
全裸になった俺たちはシャワーでお互いの身体を洗い合い、一緒に湯船に浸かることにした。
「はぁ〜気持ち良いな」
明梨は大きく腕を伸ばした。明梨の腕は程よく筋肉が付いている。足も細すぎず太すぎない、とても健康的である。
「そうだな」
ちらっと横目で明梨の胸を見た。お湯によって、Gカップが浮かんでいた。
それはまるで二つの大きな島が湯船に浮かんでいるようであった。
「お兄ちゃん。今、私のおっぱい見たでしょ?」
「まぁな」
「ふふ、ハッキリ言うお兄ちゃんも嫌いじゃないよ」
「そりゃ良かった。もしかしてまた少し大きくなったのか?」
「うん。さすがお兄ちゃん。妹の身体の成長に敏感ですな〜」
明梨はイタズラっぽく笑いながら、俺の股間を掴んできた。慣れて手つきで指を滑らせ、手コキを開始してきた。
俺の息子も調教されてしまっているかのように瞬く間にムクムクと大きくなった。
「なぁ、明梨。ちょっとパイズリして欲しいんだがお願いしてもいいか?」
明梨と一緒に入るのを承諾した理由――それは陽毬から受けたイラストの依頼のためであった。
パイズリの絵を描くため、実際に体験して絵を描く。
体験するのとしないのとではクオリティに雲泥の差が生じる。
これまでも何度か明梨にパイズリしてもらったことがあるが、今日は出来るだけ、陽毬から確認したシチュエーションに近づけてパイズリしてもらうことにした。
「うん、いいよ」
俺は立ち上がり、屹立している股間を明梨の谷間に近づけた。
明梨は万力の要領で力強く股間を挟んだ。身体を上下に動かしながら何度か挟んでくれる。
「明梨。もっと強く挟んでくれないか?」
「うん、分かった」
明梨はさらに強い力で股間を挟み込む。
陽毬からは胸を大きく変形させ、圧迫している雰囲気を描いて欲しいと言われている。
明梨のお陰で良い感じの構図が思い浮かんできた。
「い、いい……いいぞ明梨……」
俺は水で滴った明梨の金髪を撫でてやった。明梨は「えへへ……」と嬉しそうににやけ、さらに力強くパイズリを続けた。
お風呂には湯気が立ち込めており、なんだが少し息苦しい。心拍数も上がり、身体も暑くなっていく。
明梨は一度パイズリを止め、ボディソープを手に取った。
手に付いたボディスープをまるでローションのように俺の股間に塗っていく。そして再びパイズリを開始した。
明梨の細い指がムニュっとGカップに吸い込まれていく。
「お兄ちゃん……気持ち良い?」
股間はボディソープによってヌルヌルであり、さっきよりもパイズリによる快感が大きくなった。
「ああ。すごく気持ち良いよ」
「よ、良かった。もっと気持ち良くしてあげるね」
「うふ……」
不意に明梨がキスしてきた。明梨の唇はとても柔らかい。
十秒以上キスしながら尚も明梨はパイズリを続ける。キスを終えると再び身体を上下に動かす。
股間の先端が出たり入ったりととても卑猥な光景である。すると明梨は玉の部分を手で弄ってきた。
陰茎と陰嚢の両方に刺激を受けている状態となった。
「お兄ちゃん、出してもいいよ。私が全部……受け止めてあげるから」
無論、そのつもりであった。陽毬から胸に性液が掛かった状態を描いて欲しいと言われていた。
俺の性液が胸に掛かった明梨を見るのは参考になるだろう。
「ああ、だ、出すぞ……いいか?」
「う、うん……」
さらに明梨は力強く陰茎を挟んだ。それと同時に放物線状に性液が飛び出し、見事明梨の胸に全て掛かった。
明梨の日に焼けた胸が白で染まる。俺はその光景を目に焼き付けんとするため、集中して明梨を見つめた。
「いっぱい出たね、お兄ちゃん……でも、まだお楽しみはこれからだよ?」
首を傾げて誘惑する明梨。
お風呂に上がり、二人で何度もエッチした後、小説の挿絵を描くことにしたのだった。