胡蝶しのぶ編最終回です。前回の投票の結果、胡蝶しのぶの剃毛が決定しました。
しのぶとの食事を終えて、セーフハウスで彼女と交わったものの明日もしのぶは調査をしなければならない。そのため少ししか彼女と愛し合えなかった。それでもしのぶが足腰が立たないくらいに疲れていたが、精力剤で濡らした肉幹をお掃除フェラさせたことですぐにでも回復することだろう。
帰宅途中に悠二はしのぶのステータスを確認した。
レベル:9
好感度:メロメロ(92)
レベル9に上がっていた。レベル10になるのも近そうだ。しかし、その前にしのぶの帰還のほうが先になるかもしれない。
夜、帰宅したあとも、三人の美女は全裸になって悠二に甘えている。
友希那や燐子が嘗めている彼の足は唾液まみれになっている。リサは飽きる様子もなく、よし、と言われるまで肉袋や肉幹に舌を這わせていた。
悠二はオフィスチェアに掛け、スマホを右手で持って弄っている。左手にはバーボンが注がれたグラスがある。
「うーん……」
両足と逸物を女たちが喜色を浮かべて嘗め回している中、悠二は悩んでいた。ギブスンからの連絡についてた。
自分が欲しい獲物を悠二が代わりに捕獲して、ギブスンが用意したモンスターと交換しようという内容だった。
(今、しのぶとのイチャこくほうが大事だし、みんなから集めた美人情報で捕まえたい獲物を見つけたばかりだしな……)
彼は足元を眺め、バーボンを飲む。
リサが濡れ光りに勇壮と屹立している肉幹に頬擦りをして挿入をおねだりしていた。友希那は足裏を嘗め、燐子は音を立てて小指をしゃぶっている。
「んふぅ……あんぅ、あんぅぅ……」
リサがおねだりをやめ、肉幹の根元を唇で挟んだ。そのままジュルジュルと音を立てて唇を上下に滑らせ、頭をゆらゆらと動かす。それを肉幹の両側面は当然のこと、顔を動かして裏側や表側にも施していく。
両足は友希那や燐子が塗った唾液にまみれている。彼女らはまた指を一本一本嘗め上げていったり、足の裏に唇や舌を擦り付けたりして、嬉しそうに尻を振っている。
悠二は、デスクにグラスとスマホを置き、空いたその手をリサの頭に乗せた。両足は浮かせていく。
頭をお行儀のよい犬を褒めるかのように撫でられて嬉しそうに目を細めたリサは、ツヤツヤと光る唇を開いて肉幹に被せていった。友希那と燐子は彼の足を捧げ持ち、嘗めたりしゃぶったりを続けながら乳房にも擦り付ける。
悠二の視界の下方には、上下に揺れるリサの頭が入り込んでいる。肉幹には生温かな口内粘膜に包まれている感触があり、その下にはさするように往復している感触もある。それらの感触はスローに肉幹を刺激し、じっくりと快感を生み出している。
片足の裏には、柔らかくスベスベしたものが擦り付けられている。その感触の中にはコリコリした小さな突起がある。パイズリによる乳首が当たっていた。もう一方の足の裏にはペロペロと舌が這い回っている。
「それか紗夜やあこのときみたいに同時進行でモンスターを育ててみるかな……」
モンスターをさらに集めたいという期待。恋人たちによって捧げられる快感と愉悦に、リサの口内で逸物が跳ねる。
「んぅぅん……んふ、んっ、ん、んふう……」
リサは甘い声を上げ、腰を捩りながら、鼻息を荒らげて頭を揺らした。頬の紅潮がさらに広がり、瞳は蕩け惚れ惚れとして悠二を見上げている。
リサの口から鳴るジュブジュブという音をはじめ、女のすすり泣く声や水音といった淫靡な音が絡まり合い、室内に広がる。
その甘く爛れた空間に、SNSの着信音が響いた。
「ん?」
悠二はスマホに手を伸ばす。美女たちは悠二の顔色を窺いつつも、各々がやるべきことを続けている。見ればギブスンから交換で提供するというモンスターの画像とデータが送られてきた。
「おおぉー……」
悠二は思わず声が出てしまった。しかし恋人たちは、悠二がやめろというまで各々の行為をやめない。
多くの美女を侍らせている悠二でも感嘆するかなりの美人だった。
類稀なる美形。柔和な、大人しそうな顔つき。さらさらと靡く艶やかな髪、豊満で肉感的な肢体を持つ美女である。
それで顔も凄いが体も凄い。妖艶なエロスが漂っている。服は胸元が大胆に開き、ミニスカートで白衣を羽織っている。真正面からではなく少し斜めから撮っているので胸が大きいのが分かる。ウエストはくびれていて、お尻の形も良い。それに脚もスラッとしているのが悠二の好みだ。
そして、情報も見せてくれた。
レア度:R 点数:63
氏名:二条秋
年齢:27歳
レベル:0
交際経験:0人
キス経験:無し
性交経験:無し
被捕獲経験:1回、被捕獲中
対象:異性
嗜好:マゾ傾向あり
好感度:
身長:166cm
体重:64kg
3サイズ:B103/W58/H92
バストカップ:K
ギブスンの趣味から外れている故に点数は低めだが、彼も彼女が“イイ女”であることを認めていた。
ギブスン:これほどの美女で処女なんだ。処女を奪わず手もつけてない。鈴音みたいにノータッチなのは美味しいところだろう。
ギブスン:彼女を調教して処女を貰うというのはそそるんじゃないか?
ディック:こんな凄いの本当に良いのか?
ギブスン:勿論! あなたとはこれからも良い関係を続けたいからね。それにこれは僕の趣味から外れてる。
ギブスン:かなり前からスタート以来今日まで育てたけど、君になら渡しても良いよ
ディック:それはいいな。色々教えて優秀なモンスターにしたいな。SMとかとか露出とかアナルとか
ギブスン:いいね!じゃあ、取引成立だ。それで、捕まえて欲しいのはコレ
ギブスンは何枚かの画像写真を展開した。隠し撮りらしくきちんと撮影したものではないが顔は十分わかった。
名前は
ギブスン:できることなら好感度は三一から四〇の間にしておいてください。それ以下だと手間がかかりますからね。
ギブスン:代わりに交換の時に矢を一本つけますよ
ディック:まあ、試してみますよ。
ギブスン:助かる。よろしく頼む。期待してますよ。
こうしてギブスンとの連絡は終わった。スマホをデスクに戻す。
「リサ、そこに手を付いてお尻を突き出して」
「は、はい、悠二さんっ……」
命じられたリサはデスクに手を付き、悠二に向けて尻を差し出す。彼はリサの臀部を開き、肉壷に肉幹を埋没させ、心ゆくまで腰を打ち付けた。
「あぁっ、んあっ、んあぁっ、はあぁっ……!」
◇◆◇
翌日の月曜日。悠二は在宅勤務を行っていた。定時後しのぶのもとへ行くためである。そのため、悠二は友希那たちに泊まり込むように命じて、深夜遅くまで悠二は愛撫して、彼女たちも朝から奉仕させている。彼女たちの影武者用にグレイフィアが用意した使い魔が彼女たちの代わりに学校へ通っている。
もうそろそろ昼休憩という頃。芳ばしい香りが漂う。キッチンから食欲を誘う音が散り、胃袋を刺激している。
キッチンで料理しているのはリサだった。サイズの合わない悠二のシャツだけを着てそれにエプロンを纏い、手慣れた様子で調理に取りかかっており、鼻歌まで聞かせている。
部屋の主は、オフィスチェアに掛けてノートPCで仕事中だった。午前中の会議も終了して業務をこなしている。
悠二の股座では当たり前のように友希那が跪いている。腿の外側には舞と燐子がいて、身を乗り出して肉幹を胸で挟み合っている。四つの乳房の隙間をから覗く先端付近には三枚の舌が這っていた。
昨夜からの長く濃密な性の饗宴を終えても悠二は友希那、リサ、燐子を帰さず翌日も侍るように命じた。川神舞には朝早くから来訪するように命じたあったので彼女は忠実にそれを守っていた。
彼の衣服を乾かして仕舞われていることはもちろん、愛液まみれになったシーツも今は綺麗な状態でベッドに敷かれていた。
「やあん、ぬるぬるぅぅ……」
嬉しそうに呟く三人は、鈴口から溢れる白く濁ったカウパー氏腺液を仲よく嘗め取っている。亀頭や肉筒は彼女らが分泌する唾液が塗り広げられ、ヌラヌラと輝いていた。
押し歪められた豊乳は我慢汁を搾り上げるようにゆったりした速度でしっかりと小悠二をさすっている。
悠二は水筒を手に取り、ほうじ茶を飲む。
(困った。しのぶにどう伝えよう……)
長い溜め息をつきながら、片手で友希那の頭を撫でる。
(どうしたものか)
朝早く帰る紗夜を最寄り駅まで送り、交代ようにやってきた舞を迎えて家に帰る前に舞と青姦を楽しんで帰宅してみればスマホに不知火からのメッセージが入っているのに気づいた。その内容に驚き、どうしたものかと悩むものの答えが出ないまま業務が始まった。ちなみに仕事の最中、恋人たちは、股座には燐子、友希那、舞が侍り、背後に生乳を当てて首筋や耳を嘗めるリサがいた。
「舞」
「はい?」
舞が先端の嘗めずりを中断して、胸を揺らしながら悠二を見上げた。
「午後に半休取ったからモンスターを捕獲に付き合ってくれ」
「はぁいっ、っっ、あはぁぁぁ……嬉しくてイきそうになっちゃいました……」
舞は頬に朱を差して、艶かしく腰を捩る。
彼女が羨ましいのか、友希那と燐子の舌が激しく蠢いて亀頭周辺をつつき回した。
「どんな娘なんですか?」
悠二がスマホを取り出し、ギブスンから送られた和の画像を出したてスマホをサイドテーブルの方に置く。
悠二は舞の片乳に側頭部を埋めて、舞は空いている方の手で彼の頭を抱き込みながら画像を見る。
「あ、可愛い」
「そうだな、可愛いよね」
燐子の胸にさすられている肉幹が脈動を起こす。先端から漏れる液を、うっとりした顔で友希那と燐子が舌で拭い、彼女らの頭を痺れさせる。股間から愛液がしとどに漏れ出す。
「あたしと同じ歳くらい?」
「そうだな、高校二年生らしいよ。楚々として雰囲気は嫌いじゃない。だけど、これはあくまでもギブスンさんとの交換用。本命はこれ」
悠二は秋の画像を見せる。
「凄い綺麗な人!優しそうだし、おっぱいも大きい……」
「ああ、エロくて美人だ。胸はグレイフィアくらいあるかもな」
逸物が暴れ続け、我慢汁を湧かせる。
友希那と燐子が恍惚としてそれを嘗めとり、腰を震わせ、ねっとりとした愛液を床に滴らせる。
手探りに動く悠二の片手は友希那の頭を軽く押さえ、友希那はそれだけで甘美な刺激震えながら大きく唇を開いて男性器を潜らせていく。
「交換が楽しみだよ。まあ、好感度次第なら和を可愛がっていいらしい」
「あぁぁ、それってぇぇ……はああッ」
乳房に舌が這い、舞は、もっと、もっと、とせがむように彼の頭を抱き込む。
「ああ、んぅぅっ、和って女子も骨抜きにしちゃうのぉ? レズっ気がある娘なのに……」
乳頭に触れない悠二に、舞は髪を撫で付けながら胸を押し付けて刺激を強請っている。
「骨抜きにしちゃったらギブスンさんに嫉妬されちゃうけど、可愛がってもいいよな?」
「ぁぁ……はい……悠二さんがそう言うなら、アタシは……はうぅッ」
尖った乳首を舌先で弾かれ、舞は一瞬踵が浮くほど身を跳ね上げた。その次は悠二に乳首を吸われ、母乳を飲まれて、膝を内側に寄せながらビクビクと震え上がる。股間は漏らしたかのように愛液で濡れていた。
燐子はしっかり乳房を寄せ、肉幹を包みきり、上下に身体を揺らしている。
友希那は銀灰色の髪を掻き上げて、彼女の唇が亀頭を甘く擦っている様子を見せていた。
◇◆◇
その日、悠二はしのぶから鬼を倒せたと報告を受けた。鬼はしのぶにしてみれば強大な存在ではなかった。だから戦うよりも、慣れない土地で潜伏している敵を探すほうが大変だったらしい。
「よかったじゃないか。いや、本当によかった。人喰いの鬼がいなくなったのは安心だよ」
しのぶを優しく抱き寄せると恥じらうような表情をするものの悠二を拒絶せず、悠二に抱き着いてくる。しのぶは自分の頬を悠二の頬に摺り寄せてくる。しのぶの髪が悠二の額に触れ、ちょっとくすぐったいが気持ちがいい。
「ありがとうございます。悠二さんが私を支えていただいたからです。本当にどれだけお礼を言っても足りないぐらいです。本当にありがとうございます」
「いや、しのぶが頑張ったからだよ。俺は何もしていない。未来に飛ばされて色々と大変だったのに、本当によく頑張ったと思う。しのぶはすごいよ」
悠二は不知火にバックアップを頼んだくらいだし、あとはエッチなことをしていたくらいで感謝されるのもおかしいと思った。女の子にちやほやされるというのは気分よくなるが、正当な理由もなく褒められるというのは好きではない。
「でも、やっぱり悠二さんのおかげです。ありがとうございます」
しのぶは目を潤ませながら悠二の顔をじっと見つめている。そして、ゆっくりと美しい目を閉じる。悠二はしのぶを抱き寄せると、彼女のきれいな唇に軽くキスをする。しのぶが悠二にしっかりと抱き着いてくる。しのぶの柔らかく大きなおっぱいが悠二の胸に密着する。悠二は自分の舌をしのぶの口の中に挿し入れる。しのぶの舌は絡みつくように悠二の舌を出迎えてくる。悠二はしのぶの舌の感触を存分に堪能する。
悠二はベッドの上にしのぶを優しく押し倒す。しのぶは嬉しそうに微笑んでいる。悠二はしのぶの着ている隊服をゆっくりと脱がす。白襦袢の下には、しのぶの豊かなおっぱいが、さらしで巻かれながらも存在感を誇示している。悠二はしのぶのおっぱいは何度見ても興奮した。ごくりと唾を呑み込む。
「あれ? しのぶ、腋毛を剃った?」
「は、はい……」
しのぶは恥ずかしそうに俯く。
「不知火さんや他の方にも伺いまして、今の女性はこのようにするのだと。……変ですか?」
「いや、可愛いよ」
「! ありがとうございます」
悠二はしのぶに腋を上げさせて、そこにキスをする。
「っ、やめてください。恥ずかしいです」
「いいじゃないか。スベスベだよ」
「シャワーを浴びていないので汗が……」
鬼殺隊で畏敬の対象となる蟲柱がまるで市井の乙女のように恥じらっていた。
「しのぶの汗なら俺は好きだよ」
くっつき合ったままのしのぶの髪の生え際や、腋の下にはじっとりと汗が滲んでいる。
通常なら不快な臭いなのかもしれないが、少女の藤の花のような香りは、理性を麻痺させる不思議なフローラルになっていた。
汗の匂いが心地よいのは悠二だけではなくしのぶも同じだった。臭いではなく匂い。汗のニオイの中にこんなにも人を興奮させるモノがあることを、しのぶは悠二と肌を重ねることでたっぷり教えられていた。
悠二はしのぶの腰に手を回すと、脚絆のベルトを外していねいに脱がせていく。しのぶも腰を上げて彼が脚絆を脱がせるのに協力してくれる。しのぶは初めて抱いたときと同じように
「きれいだ」
思わずそんな言葉が悠二からつい口に出てしまう。しのぶの裸は、この数日間、何度も見た。だが、いつ見ても彼女の美しい裸体は彼の心をときめかせる。悠二はすぐにでもしのぶの下半身にむしゃぶりつきたくなる衝動を何とか抑え込む。襦袢を脱がせ、さらしも外す。しのぶの綺麗な乳房が現れる。その頂点には薄いピンク色の形の良い乳首がある。悠二は衝動のままにしのぶの乳首にむしゃぶりつく。
「あぁんっ……」
しのぶがかすかな喘ぎ声をあげる。小鳥がさえずるような可愛らしい声だった。悠二は舌先でしのぶの右の乳首を転がしながら、自分の着ている服を脱いでいく。しのぶも両手で悠二が服を脱ぐのを器用に手伝う。そうして、悠二としのぶはベッドの上で二人とも全裸になる。肌と肌が直接触れ合い、しのぶの温かさを直接感じることができる。
「悠二さん、好きです。愛してます」
しのぶは小さいけれどはっきりした声でそう言ってくれる。悠二も同じ気持ちだよ。
「しのぶ。俺もキミのことを愛してるよ」
「ああ、嬉しいです」
悠二は、しのぶにもう一度深いキスをする。しのぶは自分から舌を絡めてくる。この数日でしのぶのキスは本当にうまくなった。しのぶはいつもまじめで一生懸命だ。彼女のほうからも別れるまでの時間を惜しんで、少しでも悠二を求めたいとい切望していた。
悠二はしのぶの頭を撫でながら、二人の舌が絡み合う感触をじっくりと味わう。しのぶの呼吸は段々早くなっていく。時折、しのぶが体を捩らせるので、彼女のおっぱいが悠二の胸にこすりつけられるようになる。その柔らか感触が、とても気持ちがいい。そのまま、しのぶの全身を味わい尽くいしたい衝動にかられる、
「私の中に入れてください。早く一つになりたいです」
そう直截的にしのぶは言ってくる。数日前までの彼女なら決して口にしなかったような言葉である。悠二はしのぶの下半身に手を回し、割れ目の中に指を入れると、既にびっしょりと濡れていた。男を受け入れる準備ができている。悠二はしのぶの両足をゆっくりと押し広げる。しのぶも少しだけ腰を浮かせてくる。肉幹の先でしのぶの良く濡れた膣穴の入り口を焦らすようにかき回す。しのぶの腰が小刻みに揺れ動く。
「あんっ……。悠二さん、早く、早く入れてください……」
しのぶは切なげにそう懇願してくる。焦らし続けるつもりはない。肉幹をしのぶの膣穴にあてがうとゆっくりと腰を沈める。俺のペニスがしのぶのよく濡れた膣穴に呑み込まれていく。
「ああっ、あぁぁぁぁぁぁん!」
しのぶは肉幹を挿入しただけで軽くイッてしまったようだ。しのぶは反応がいい。悠二は腰を前後に大きくゆっくりと動かす。しのぶも甘いよがり声をあげながら、悠二の動きに合わせるように腰を動かしてくる。
「ああぁぁん、悠二さんが、私の中に、入ってる……嬉しい……気持ちいい、あぁぁ、あんっ」
しのぶは甘く切なげな声を上げる。もっと気持ちよくさせてあげたいと悠二は思う。彼は腰の動きをさらに早くする。しのぶの喘ぎ声が大きくなる。悠二は腰をかき混ぜるように動かしながらキスをすると、しのぶは強い力で彼の舌を吸い込んでくる。しのぶは薄目を開け恍惚とした表情をしながら、彼の舌と唾液を吸い続ける。そして、しのぶは突然吸い込むのをやめると大きなよがり声をあげる。
「ああぁぁぁぁぁぁんっ」
しのぶはかなり深くイッてしまったようだ。全身がガクガクと震えている。悠二の背中に回した両手でしっかりとしがみついてくる。しのぶのそんな姿も、悠二はとても可愛らしいと思う。
「しのぶ……本当に大正時代に戻りたいか?」
「戻らないと……。無惨を……ね、姉さんの……、仇を、討たない……いけません、から……」
しのぶは愛しい男の体温を感じ、下腹部に刺激を受けながら誘惑に抗ってそう言った。感じる身体を意識から切り離し、心を責任感で満たす。自分は蟲柱だ。鬼殺隊の最上位の剣士。胡蝶しのぶの双肩には自身の命だけではなく多くのものが乗っているのだ。
「しのぶ、君はもう頑張らなくていいんだ……」
「悠二さんっ、そんなことを言わないでください。そんな、……んっ。私は、柱なんですっ」
「君は……」
悠二は目を伏せる。静謐を湛える彼の眼差しは、しのぶは直感的に何か胸騒ぎがした。
「しのぶ、君は帰れないんだ」
「え……?」
しのぶの頭が真っ白になる。悠二が何を言っているのか分からなかった。
「何、言って」
「そもそも、しのぶには帰るところなんてないんだ。元の時代にはちゃんと胡蝶しのぶがいるんだ。彼女は仲間と共に鬼と戦い続けていた」
「えっと、どういう、ことですか?」
「不知火が調べたんだ。君を連れてきた魔族。変異型ブレインフレーヤーは時間逆行して君を連れてきたわけではない、大正時代にいる胡蝶しのぶの影、鏡に映った鏡像を掠め取ってこの世界に連れてきたんだ」
「鏡像……偽物……なんですか、私は?」
「偽物じゃあない」
悠二はまるで怒ったように言い切った。
「君は間違いなく生きている。記憶も精神もDNAも何もかも同じ、胡蝶しのぶに違いはない」
「……」
「不知火が鬼殺隊の記録を見つけたよ。産屋敷という名家のご隠居が保管していた。不知火が当主から閲覧を許されたんだ」
「! それは……産屋敷家が存続しているのですね。良かった……」
しのぶは心より安堵した。この時代に鬼殺隊があるのか、無惨たちが存命しているのか滅亡しているのか、それすらもわかない状況だった。その中でも産屋敷が存続していたのは嬉しい知らせだった。
「お館様……輝利哉様の子孫でしょうか?」
「いや、その輝利哉さんらしい。一〇〇歳を超える高齢だが矍鑠としていらっしゃるらしい」
「よかった……」
しのぶは眼頭が熱くなる。代々短命だった産屋敷の当主が長寿とは喜ばしいことである。
「ご隠居が持っていた文献では、鬼舞辻無惨は鬼殺隊によって討滅されている。そして無惨以降、彼のような鬼も出現しておらず鬼殺隊も解散したらしい」
「そうですか……! よかった……本当に!」
喜ぶしのぶに悠二は労わるように微笑む。たしかに無惨を、鬼を、討滅するのは鬼殺隊の隊士として本懐である。しかし、それだけでは悠二の先程の言葉の真意がしのぶにはわからなかった。
「文献では胡蝶しのぶは無惨たちとの戦いによって戦死している。戦死した年月は君が記憶している年月よりもずっと先だった」
「……戦って死ぬのは本懐です」
「君が既に成し遂げた結果なんだ。君ではない君がその本懐を遂げた。でも、それはもう君とは関係のないことなんだ。だから、ここで足を止めて、休むことができる」
「うそ……」
「そして、不知火たちが変異型ブレインフレーヤーの細胞から調べた結果だ。やつが作り出した人物は“同じ世界”あるいは“同じ時代”に“同一の人が二人”存在すれば消滅する。君が大正時代に戻っても仲間たちには会えないんだ」
しのぶの黒くキラキラと輝く瞳は、茫洋と虚空を見つめていた。
「わ、わたしが偽者、別のわたしが、戦った……。か、帰れない……え、え……、でも、うそ、そんな、あ、あれ……、あん……あ、動かないでください……。あ、あ、あぁっ、わたし、あ、う、あ、あれ、あ、んあ、あ、う、ど、どうすれば、あ……」
しのぶが受けたショックがどれほどのものか、悠二には想像することもできない。
しかしながら、突きつけられた事実がしのぶの心を強く揺さぶっているのがわかる。彼女の心が急激に弱まっていくのを感じていた。彼女へ真実を告げ方を悩んだ末に悠二は、このような彼女に揺さぶりをかけて彼女の心を見えざる糸で絡めとるような方法に利用することだった。我ならが酷いやり方だと悠二は思った。しかし、彼にはしのぶを絶望させ自棄にさせたり、世界に孤立してしまったと思わせたりしない方法を知らなかった。多くの女性と関係を持ち、それは何人も侵すことができない不破の絆だとしても、それは冷徹な支配と隷属でしかないのだ。だからこそ、征服以外でしのぶを救う方法を悠二は知らない。
悠二は思いっきり膣奥を突いた。しのぶの身体が感じるところを、彼はすべて把握していた。
「あ、ひゃあん! あ、あう、あう、あああッ! ふかっ、ふかいっ、あッ、あッ」
しのぶが深く感じ、甘い嬌声を上げる。悠二がしのぶの耳元で囁く。
「しのぶ、気持ちいいかい?」
「ち、違うッ、違う違う違う、違うのぉっ、わたしは、わたしはっ、頑張って、帰って、み無惨を、姉さんの、仇をッ――――」
(だけど、それって意味がない? わたしが戦わなくても、問題ない? わたしじゃないわたしがもうやり遂げた。もう、すべて終わってしまった過去……?)
「あ、あれ、わたし……どうすれば、いいの、あ、んあッ、あ、ダメ、いや、あんっ! あ、あ、頭がおかひく……んひッ、ああ、あひゃっ!」
心を縛る鎖が断ち切れていくのを、しのぶは感じていた。自分が元の時代から分かたれた存在で、元の時代にいる自分が蟲柱としての責務を全うして鬼舞辻無惨たちを討滅した。そして、元の時代に存在できない自分は仲間たちと再会することもできない。
ぼきり、と何かがへし折れた音がしのぶには聞こえた。
「ひぎ―――あはぁ!」
しのぶは蕩けた笑顔を浮かべた。
肉幹が容赦なく膣を突く。その快美恍惚によりしのぶの頭が沸騰して白く染まる。喪失感、虚無感に抉られた心に染み渡る至上の快楽だった。
再び悠二がしのぶの耳元で囁く。
「しのぶ、気持ちいいかい?」
「うん、うん、気持ちいいですぅ……気持ちいい……もっと、もっと、欲しいぃ……」
しのぶは両足を悠二の腿に回し、匂い立つ腕を悠二の首に回し、全身にしがみついてくる。白蝋の裸体は悠二に縋りつくようだった。悠二はさらに何度も腰を小刻みに動かし続ける。しのぶの膣の締めつけは悠二の下半身にも快美な感覚に満たされ気持ちが良い。しのぶのしがみつく力がさらに強くなる。
「あぁぁぁん、ダメェ、ダメですぅ、また、私だけ、イッちゃうぅ……あぁぁぁぁぁんっ!」
しのぶがひときわ大きなよがり声をあげる。舌を突き出し、瞳が上がりかける。
「ああっ、しのぶ、俺も気持ちがいいよ。俺もイクよ」
「嬉しいっ! 早く、早く来てぇ。一緒に、一緒にイきましょうっ……あぁぁぁんっ」
そして、悠二としのぶは同時に絶頂に達する。ものすごい快感が悠二を襲う。悠二はしのぶの膣の最奥に大量の精子を注ぎ込んだ。しのぶも、目をぎゅっと瞑り体を震わせながら、全力で悠二にしがみついてきた。悠二もしのぶの快美妖艶の肉体をしっかりと抱きしめ返した。
◇◆◇
悠二としのぶは繋がったまま暫くじっとしていた。絶頂から徐々に理性がもどってきた。快感の奔流に理性を押し流されたしのぶは、だらしのない表情を浮かべていたが彼女も徐々に正気に戻った。
「ああ、しのぶ、ごめん。俺、気持ち良くてぼうっとなってた。重くなかった?」
「はい。大丈夫です。私も気持ちよくちょっと眠っていました。悠二さんとこうして一つになったままいられて幸せです」
しのぶは女神のように微笑みながらそう答えた。悠二はしのぶを愛おしく感じ、頭を撫でながらぎゅっと抱きしめた。
「しのぶ」
「は、はい」
「君はどうすればいいのか、とさっきは言っていたね。俺のものになるってくれないか? 俺だけのために生きると」
「はい……、はい……、誓います。わたしは、悠二さんのものになります」
悠二はしのぶを愛おしく思う気持ちが昂り、しのぶの体の中で、悠二の肉幹がむくむくと大きくなっていく。
しのぶは嬉しそうに笑っている。その笑顔は今までにない、ぞっとするほど妖しい美しさに見えた。
魂が砕け、裂けて生まれた虚無は快楽に満たされ、内に抑圧していた悠二とともにありたいという願いに素直になることができた。胡蝶しのぶが生まれ変わる
今夜、彼女の設定には何も変更を加えていない。しかし好感度が一〇〇に上昇し、しのぶ自身の意思で《完全服従》に変わっていたことを悠二が知るのは、翌朝のことだった。
「ああ、私は幸せです。悠二さん、私、胡蝶しのぶはあなただけのしのぶです。私の身体でたっぷり楽しんでくださいね」
しのぶの、魂の白炎が、その清麗妖艶を極める女体から立ち上っているようだ。
白い蛇のようにくねる四肢、痙攣する胴、波打つ腰、赤い唇をひらいてあえぐしのぶ。
胡蝶しのぶ、快楽堕ちそして悠二の恋人に転生!
今回の胡蝶しのぶ編は終了しますが、もしかしたらしのぶの現代での処遇についてとかもうちょい追加するかもしれませんが、次のヒロインのパートで入れる予定です。
今後は原村和、二条秋、他にも登場させたいヒロインもいるので次の話の構成は考え中です。
ご感想、評価、お気に入り登録していただけますと幸いです。
SSR>URのような独自なレアリティは紛らわしいですか?
-
紛らわしい(改善したほうがいい)
-
紛らわしくない