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桜が悠二の肉幹にむしゃぶりつき、精を啜りとってからもまたフェラを行い、性交の余韻に浸る彼女に口をすすがせておくうちに悠二はラブ・ハンターを起動させる。好感度を確認すれば好感度が三六に上昇している。桜の好感度を普通に変更する。
桜にお泊まり回数券を持たせてあるので一晩中一緒でも問題はない。桜は「先輩に電話しないと」と悠二に断ってから彼女はいつも通っている連絡していた。
悠二と桜はコンビニで買ったおにぎりや糖質〇のチキンバーを食べた。
「少しでも食べなきゃダメだ。これなら大丈夫でしょ」
桜は悠二から渡された豆腐バーを黙々と食べている。
「これも飲んで」
次に栄養ドリンクを飲むと、味には慣れないのか彼女は変な顔をしている。それもまた可愛いなと悠二は思った。
その後もセックスを続けると、桜はさらにセックスに積極的になっていた。桜は悠二に何度もイカされて好感度は五四になる。関係を好意的に変更する。
乳首と股間をそれぞれ愛撫する。間近で見る桜の体を素晴らしいと悠二は感嘆する。きめ細かな白い肌に興奮する。肌質も絹のようにサラサラで触っていて気持ち良い。
悠二のキスに桜本人も応じて貪るようにキスをする。彼の執拗な愛撫に桜は何度も絶頂に達した。彼女の体が敏感になってそれが治まらないまま延々と責められ続けている。
「あっ、あ、あ、あ、あ、あぁー……」
そしてまた、まるで魚が水を得たように、桜は悩乱した。その小柄な肉体は真っ白な波濤のようにうねり、悠二を溺れさせた。
忠誠度が六六に上がったところで関係を積極的に変更してフェラしてもらう。桜は嬉しそうにフェラを続ける。桜のくねる四肢、痙攣する胴、波打つ腰は濃厚で情熱的なものに変わる。
ついには九二となり関係をラブラブに変更する。悠二は、桜を腰で打撃し、手でひきずりまわし、足で蹂躙した。桜の深窓の窈窕さはどこへやら、まるで獣のように恥知らずに、しかも恍惚としてのたうち回った。
◇◆◇
興が乗った悠二は舞たちが持ってきたバッグの中から、長さ二〇センチほどはある異様な玩具を取り出した。
「それは……?」
「これはアナル棒だ。桜のお尻に入れたいと思うんだ」
「ええ!?」
悠二は見るからにグロテスクなものをテーブルに置いた。それは楕円形の珠が連なったもので、一番上にあるものの直径一センチほどだが、根元にいくつにつれ徐々に太くなり、棒の中ほどまで来ると、直径五センチはありそうだった。さらにその下にも三~五センチ程度の潰れた珠が連なっていた。
「そ、そんなものを入れたらお尻が壊れちゃいます」
「大丈夫だよ。壊さないで丁寧にするから。桜にはお尻でも気持ち良くなって欲しいし、俺も桜のお尻で気持ち良くなりたいんだ」
「でも……」
戸惑い言葉を濁しながらも桜の視線は玩具に向けられている。嫌悪ではなく好奇のほうが視線に含有されていた。
「お願いだ。酷いことをしないと約束する」
「……分かりました」
「ありがとう、桜」
悠二はアナル棒の上半分に軟膏をたっぷりと塗りつけた。何人もの女性と行った経験から実に手慣れている。女性のほうが初めてでなければ唾液や母乳を潤滑液として使っていた。
「さあ、腰を差し出してくれ」
ヌラヌラと光り輝くグロテスクなアナル棒を見て、桜は怖じ気づいたが悠二の頼みやアナルへの興味から俯せになった。
「お願いします」
悠二はそれを見て、アナル棒をひくつく肛門に宛がった。
「あ、ああ……」
桜は膝をガクガクと震わせている。
「んんんッ!」
アナル棒はゆっくりと菊蕾を押し開き、ズボズボと呑み込まれていった。肛門括約筋は楕円形の珠のせいで割り広げられることになる。桜は肛門に熱が帯びるのを感じるようになった。
桜は直腸がジンジンと疼き始めた。肛門の異物感は名状しがたい悦虐に変わってきた。
「はああぁぁぁ……あつぅいぃぃ……」
桜は刻々と高まる痒みと異様なアナル棒の刺激で思わずお尻をくねくねと捩らせた。そして瞬く間に、悠二の掌に淫液を滴らせた。悠二は指を巧みに動かし、クリ包皮を捲り上げて、クリトリスを刺激した。
クリトリスもまた快美な電撃に当てられて熱くなった桜は、思わず男の手に割れ目を押しつけた。やがて、アナル棒は沈んでいった。すでに直径は五センチを超えており、成人男性の男根を受け入れるに十分な拡張はなされていた。
「あ、ひゃあん! あ、あう、あう、あああッ! ふかっ、ふかいっ、あッ、あッ」
「アナルで感じているようだな」
「うっ……」
桜はアナル棒に腰を押しつけた。強烈な圧迫感に襲われたので、今度は逃げるように腰を引いた。すると排泄にも似た倒錯的な快感が四肢を痺れさせる。
「ここはどうだい?」
悠二が指を入れた。アナル棒が挿入されているため狭隘な穴になっている膣穴を抉った。同時にアナル棒でも擦りあげることで、桜は筆舌に尽くしがたい快感に身を捩った。
そのせいで大きな乳房がぷるんぷるんと揺れた。
「んあぁ、あ、あう──ッ!」
「悦んでくれて嬉しいけど、まだまだ満足はしないでくれよ」
「あぁ、指を折り曲げないで」
指がくの字に折り曲げられるだけで、味わったことのない刺激が桜を襲い掛かってくるのだ。
「ここがGスポットだ。わかるか?」
「んおほっ!? あああぁぁぅうううぅぅっ!!」
「クリトリスの裏側あたりにコリコリした場所があるだろう。このGスポットを内側から押し上げて、クリトリスを外側から押し潰すと……さあて、どうなると思う?」
「ああ、やめてください」
桜は振り返ってそう言うが、彼女は自分の口元が三日月型になっていることに気づいていない。
そして悠二は言ったとおり敏感な部分を圧迫した。すると、桜はすぐさまその激しい快楽に抗えなくなり、口をパクパクさせて鼻から清楚な少女らしからぬふしだらな声を上げるのだった。
「俺の手でオナニーするほど気に入ってくれたか」
悠二がそう言う間にも、桜は顎を突き出し、尻肉をぷるぷると震わせ、次の瞬間には全身の筋肉を硬直させた。
「イグっ! イグううううああああぁぁあああぁぁっ!?」
ひときわ甲高い声をあげて、ついに絶頂に達した。
ブシャーッ!
そのとき桜の割れ目からは夥しい淫液が勢いよく噴き出し、あたりにその淫蕩の証をまき散らしていった。
桜はベッドに腰掛けた悠二の股座に顔を埋めていた。
悠二の肉幹は並程度の大きさしかない。しかしながら、実に緊張度が違うのである。全然持続力が異なるのである。大きいだけの刀よりも鋭利強靭な小太刀を振るうほうが余程女性たちを魅了させた。
桜の唾液がまぶされているため、余計に存在感が際立っていた。
「そろそろ立ち上がってくれ」
「はぁい」
桜は言われた通りにした。好感度がメロメロに設定されている桜は、返答も愛想がよく悠二への愛情が含まれていた。表情も出会った頃の暗いものではなく、今では明るく微笑んでくれている。短い時間でモンスターの心を変化させるラブ・ハンターの力の強大さを思い知らされる。
「ああ、痒い……あうっ」
むっちりとした美尻が嫌でも左右に揺れてしまう。
「さあ、お尻を下ろしてくれ」
桜はゆっくりと尻を後ろに突き出した。耐え難い掻痒感が思考を麻痺させていく。
「んん……っ」
悠二はおもむろに、程よく柔らかくなった尻肉を左右にくつろげた。しっかり手入れをされて無毛の割れ目からは桜色の花唇がこちらに顔を覗かせていた。しかし、悠二の眼は菊蕾を捉えていた。
塗り込められた淫液が菊皺を妖しく輝かせ、見る者を挑発するかのようだった。
「俺がアナル処女をいただくよ」
「はい、私の初めてを貰ってください」
桜は悠二に身体を引き寄せた。亀頭が肛門に触れたかと思うと、さんざん嬲られていたためにたいした抵抗感もなく昂った逸物を呑み込んでいった。
「ふああっ、ああぁっ……おちんちんきたぁっ、ん……」
「おおお……すごい締めつけだ」
悠二は桜の背中に頬を寄せて呟いた。彼女の花粉のような体臭が鼻腔を擽り、欲情を煽った。
「い、痛い……痛いですっ、そ、それ以上は……」
「アナル棒で慣馴らされたのだから、大丈夫だよ」
悠二は形の良い耳朶に舌を這わせ、執拗に嘗めまわす。
「桜のお尻は具合がいいな。想像以上だ」
悠二は正直な感想を口にした。まだまだ開発は必要だが、桜には尻穴の素養がある。
彼女は無意識に肛門括約筋をキュュ、キュュと緩急をつけて締めつけてくる。腸壁は複雑な蠕動運動を繰り返し、肉幹を絶妙に包む。しかし、何よりも感心するのは、桜の反応だった。
「んあぁ……あっぐっっっ!? っっっっっ! ぁっ! ぅっ! ぉっ、ほへぇっ」
打てば響くとはまさにこのこと。少しの刺激で敏感に反応する肉体は男を愉しませることに長けていた。
今も背中に珠のような汗を浮かばせて、華奢な肩を震わせ、必死で快楽を堪えている。頬も真っ赤に染まり、明らかに性的に昂奮しているのだ。
「君に悦んでもらえるのは、男冥利に尽きるというものだ」
悠二が桜の乳房を揉み、尖った乳首を摘まみ弄る。しかし、桜の口から出たのは喘ぎ声混じりの悲鳴だった。
「んあぁ!」
「全身性感帯みたいな娘だ」
「そ、そんなことない……」
「尻の穴でも感じる女が何を言うんだ」
桜は口を噤んだ。
「アナル棒が入ったのだから、俺のペニスなら余裕だろう」
「あぁ……」
桜は掠れた声で呻いた。
ナマの肉幹にはアナル棒の無機質な感覚とは別種の生々しい躍動感があった。
「さあ、俺の膝に座るんだ」
「……」
「すぐに苦痛はなくなるよ」
「……」
桜には悠二の言葉はまるで魂を縛り彼の色に染め上げる魔力があるかのように、脳に染み入ってくる。
悠二は乳首を摘まみ、コリコリと捏ねた。その途端、桜に疼痛が襲った。乳首が灼けるように熱い。
桜は悠二の股間に無意識にお尻をぐりぐりと押しつけていた。乳首の刺激をアナルで忘れようとしているのか、あるいは天性のマゾヒズムゆえのものなのか桜自身でもわからなかった。ただ、そうせずにはいられなかったのだ。
悠二が指で乳首を弾くと、桜はびくんと背筋を反らした。
「んはぁあっ!」
「桜は虐められれば虐められるほど感じるようだな」
「ち、違います……」
「それなら、これはなんでだろうな?」
桜が床を見下ろすと、そこには小さな水溜りができていた。膣壺から新たな雫が湧き出て糸を引きながら垂れた。
「んあうんっ!」
「まだまだこれからだ」
悠二は乳首責めをやめると、左右の膝裏を抱きかかえると、よりいっそう深く肉幹を穴に嵌めるためだった。
そして腰で突き上げ、桜をバウンドさせるのだった。
「んひぃ……あぁひぃんっ! あ、あああ」
「どうだい? お尻の具合は? ざっくばらんに本音を聴かせてくれないか?」
「……ああ、お尻好きぃ……お尻が感じちゃぅ」
桜は身を捩って、腸壁を抉る肉幹の強烈な快楽に迎合した。一方、膣穴は餌を待つ雛鳥のように物欲しそうに口を開いたままにしていた。
「お尻壊れるっ、グチャグチャになっちゃう……ああッ、イクイクっ、はあああああん! おかしくなるううううう!」
桜は喘ぎなら叫ぶと、膣穴からビュッビュッと断続的に淫液を噴き出させた。身体が壊れそうになるほどの快楽が押し寄せてきた。直後、尻肉を震わせ、テーブルから崩れ折れそうになる。
しかし、それで終わりにはしなかった。
「おや、先にイッてしまったか」
悠二は桜に構わず身体を動かし続けた。
「あ、あひぃ……あ、あ、もうやめて……休ませてください」
「まだまだイケるだろう? 君は貪欲なんだから」
実際、桜の肉体はいまだ高い次元で快楽が持続している。
「ま、また……また……イッちゃいます。あ、ああっ」
快楽に屈した女子高生は連続してアクメに達しそうになった。悠二が腰を激しく打ち込み、肛門の蹂躙が続いていた。腸壁は強烈に摩擦され肉を蕩けさせた。
桜の口からは、
「イクっ、イクう! 悠二さぁぁんっ! んあぁぁあああっ! イグっ! イグううううああああぁぁあああぁぁっ!?」
という嬌声があがった。
桜は圧倒的な快楽の波に呑み込まれ、意識が遠のいていった。
それでも、肛門括約筋だけは別の生き物のように、悠二の肉幹を絞り上げ、精液を搾り取るのだった。
夕方から六時間以上セックスを続けてついには好感度がMAXになった。時間は二三時を回った。桜は度重なる絶頂の繰り返しの末に疲労困憊で眠り込んだ。長時間のセックスによって身体も現界だった。眠った桜の頭を優しく撫でた悠二は彼女にもフライアのリンゴを使った。彼女の身体は唾液や混合液で汚れており、シーツもまた二人の体液まみれだった。悠二もまた汚れていたがシャワーを浴びる気に慣れないので
◇◆◇
部屋がノックされたので悠二は通路でしのぶや舞と会う。しのぶは身を寄せるように近づく。。
「六時間以上もエッチをし続けるだなんて。本当に凄い方」
蠱惑的な笑みを浮かべて悠二を見つめる。画家がモデルにとのぞむほど形のよい手でズボンの上から悠二の股間を撫でる。
「これだけ精力に溢れているならば鍛えたら強い剣士になれるかもしれませんよ?」
「よしてくれよ」
「まあ、冗談はこのくらいとして……」
しのぶに耳打ちされたことに悠二は首肯した。三人はホテルの屋上に上がる。
「そろそろ顔を見せたらどうだ? 孫娘を引き取りに来たのか?」
「ホホ、気付いておったか。勘の鋭い奴め」
物陰から、ぞわりと不定形の影が盛り上がる。一見、なぜか悠二にはそれが、おぞましく密集した虫の大群かと見紛った──が、月明かりはすぐさま錯覚を払い、痩せ枯れた矮躯の老人が静かに歩み出てくる姿を露わにした。
「随分と我が孫娘を気に入ったようだなぁ。あの桜が牝犬のように盛りついておったわ」
「間桐臓硯だな」
「左様。ワシの名を知っておるとは、ますます妙な奴だ」
老魔術師は皺に埋もれた唇を歪ませて、にたり、と人外の笑みを溢した。
データだけでしか知らなかった怪人物。どれほど危険な存在か、魔術を知らない悠二でも感得した。魔導の秘術で人ならざる延命を繰り返し、数代を重ねて間桐家を支配し続けてきた極めつけの怪人。素人目でも恐ろしいことがわかる。悠二が知る危険な人間と言えば半グレやヤクザなどだが、危険度においてはそんな無頼漢より数段勝る要注意人物だ。
「用件は何だ。ご老人」
表面上は悠然と構えて悠二は、老魔術師に質した。しのぶや舞がいてくれなかったら余裕などなかったかもしれない。
「なに。どこの馬の骨ともつかぬ男に入れ込んだ孫娘を案ずる祖父の情じゃよ。どのような男か桜を引き取る前に、ひとつこの目で直々に見届けてやりたくなったのでな」
好々爺めいたにやけ顔は、髑髏のような干乾びた風貌の中にあって明らかに異質である。
「……引き取る前? 今すぐ引き取るつもりはないと?」
「おぬしと寝たあとでなければ桜は回収できないからな。馬に蹴れて死にたくはないない」
お泊まり回数券の強制力は人知を超えた怪人にも有効であるようだ。
「どうせなら、桜をこのまま俺のほうに委ねてもらいたいな。あんたの心臓は彼女から抜け出て、聖杯の欠片も消滅した。もう解放してあげてもいいのではないか?」
キチキチと軋るような、まるで虫の群れが唸り鳴くかのような不気味な音が湧いた。ややあって、悠二にはそれが、この老人の忍び笑いなのだと分かった。
「まさか、そこまで知っておるとはな……、貴様、何者だ? どこまで知っておる?」
「俺は知っていることは大したことありませよ。その身体に心臓を移しているのかも、俺にはわからないくらいですから」
「──」
悠二が矮躯を指さすと臓硯の表情も変わる。深い皺の奥に落ち窪んだ眼差しが炯、と鋭く射貫く。
「私からもあなたには訊きたいことがあります。あの虫はあなたの差し向けたものですよね」
しのぶが臓硯に問いかける。悠二が桜とともにいるときに、しのぶや舞のいる部屋に侵入した蚊ほどに微小の虫。虫自体は既に始末しているが、それが尋常ならざる虫であったことをしのぶも舞も看破していたのだ。
「頓挫した計画を話すのは恥ずかしいことだがお前さんらのうちの誰かを傀儡としようと思ったが……ままならぬものよ」
剽げた口調で言っているが臓硯も内心は穏やかではない。舞やしのぶへの支配は跳ね除けられてしまった。まるで、強大な力に魂が縛られ染め上げられているかのようだ。
「彼女たちは腕利きですからね。それより、そんなちょっかいかけるなら俺を狙えばどうです?」
「お前を ?クカカカカッ……。そこの娘どもよりも論外だわ。ただの意志だけで無傷で桜からワシを祓い、聖杯の欠片も消滅さしめたお前をどうこうできると思うほど、ワシも驕ってはおらぬわ」
笑う臓硯のしわがれ声が、悠二にはただ耳障りだった。
「お前は、一体何者だ? およそ人とは思えんな」
川神舞に示威も警告もする気はなかった。舞の身体は光となって接近して老人の矮躯を光速で蹴り飛ばした。空気が爆発して老魔術師の輪郭はまるで泥細工のように溶け崩れて、再び物陰に蟠る正体不明の影に戻ってしまった。
臓硯が悠二たちを警戒していた理由には舞もいた。虫を使っても舞の身体をすり抜けてしまい干渉もできなかったのだ。
『おお、怖い怖い。そろそろ暇乞いさせてもらおう』
「逃がすか!」
舞が指からレーザーを発射して宙に浮かぶ影を矢のように貫くが逃げられてしまった。
「ごめんなさい、逃げられてしまったわ」
「いや、退散させただけ大したもんだよ。ありがとう、舞」
悠二は舞にお礼を言って息を吐いた。
「まったく、あの爺さん、本当に妖怪だな」
黒髪を掻きまわすように掻いて悠二は毒づいた。
「鬼とは違う嫌な気配がありました。人間とは思えない異質を持ってますね」
「あいつ蹴ったとき当てた手応えがあったのにすぐに逃げられちゃったわ。もしかしたら、さっきのあれは分身か何かで本体は別にあるのかもしれない」
しのぶと舞がそれぞれの意見を述べる。彼女たちからもあの老魔術師は端倪すべからざる人物であるという見解は共通だった。
「それにしても、舞の新しい能力は凄かったな。ピカピカの実の光人間だっけ?」
「そうよ。身体を光に変える力! まだまだ使いこなせているとは言えないけどね。さっきも接近するときに危うくあのまま遥か遠くへ行きそうだったし」
ミュステリアの一つピカピカの実と呼ばれる異能の果実。これは悠二が異次元の鹵獲装置で手に入れたものではなく、グレイフィアやヴェネラナがグレモリーの力で見つけ出して入手したものだった。
光人間になった舞は体を光に変化させて光速での移動や、レーザービームを放つ事ができるようになった。
「こんな凄い力なのに伊介には負け越しているのはどうしてだい?」
舞はばつが悪そうにして、目線を反らす。悠二が言うのは舞と伊介が十本勝負をして十連敗した件である。
「それは……まだ十全と使いこなせてない、というか能力に頼り過ぎてしまうというか……」
「ああ、伊介のほうが力量も技術も
「あ、あと覇気とかいうよくわからない術を使われてしまうのもあるのよ」
覇気を使われてしまうと光人間の舞であっても実体を捕らえられてしまうので、ダメージを与えられてしまうのだ。
「まあ、それはいいとして、悠二さん。これからどうしますか?」
しのぶが悠二に今後の方針を訪ねた。
「そうだな……やっぱり、桜を今の状況から脱却させてあげたい。協力してくれ」
臓硯視点だと悠二たちは不思議で警戒したくなる相手だろうなと思って書いてました。虫を使って呪ったり操るのは漫画版HFをオマージュして書きました。ただ恋人たちは支配など術を跳ねのけ(舞は光だからすり抜ける)、悠二はそもそも効きそうにないとあきらめると相性が悪かった。
アンケートへのご協力ありがとうございました。ダントツ一位でセシリア。二位は近さでヴァイオレット。続いて三位が夜一でした。ヴァイオレットと夜一は殆ど僅差だったので夜一も書いてみたいと思います。
セシリア、ヴァイオレット、夜一で読みたいというリクエストがありましたら、是非ともご教示いただけますと幸いです。
SSR>URのような独自なレアリティは紛らわしいですか?
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紛らわしい(改善したほうがいい)
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紛らわしくない