01 (乱菊、ゆかな)
「ああ、今日は予定通り外で食べるから……うん、それじゃあ」
悠二は間桐桜との電話を終えると、スマホをヘッドボードへ置いた。
彼の声が落ち着くと、女の艶かしい息遣いが目立つようになる。通話中も流れていたそれは、彼の股間から広がっていた。
外の明かりを遮断したラブホテルの一室。間接照明が男女の情動を煽るような妖しい空間を演出している。悠二はふてぶてしくベッドに寝そべっていた。そして彼の股座に、忙しなく頭を蠢かす女の姿があった。
彼女は、チャックの隙間からそそり勃った悠二の肉幹へ熱心に舌を擦りつけている。性感を得ていると見るからに分かる熱っぽく荒い息遣いは彼女の口から発していた。
「ああん……おっきぃぃ……」
悠二の半勃ちを前に早くも感服している。肉幹をぬっとり嘗め回しながら、二重瞼のぱっちりした目を弛ませていた。
悠二と彼女──八女ゆかなと出会ったのは、つい三十分ほど前。出会ったという表現が正しいのかどうかはさておき、彼女は悠二に捕獲された瞬間から彼女の世界は変わったのだ。
ラブホテルに入ったのは一〇分ほど前。そして、今の様子である。
悠二が茶柱佐枝や星乃宮知恵の高度育成高等学校で新たに捕獲したモンスターや、同じ学校の恋人たちを貪り尽くしたものの、悠二が満たされる前に皆、忘我の境地へ旅立ってしまった。
満足ができなかった悠二は新たなる獲物を狩るために、街を歩いてゆかなを見つけて捕獲したのだ。
彼女の小さな口から伸びる舌がベッタリと肉幹に張り付き、ぬらりと嘗め上げる。うなじ辺りで束ねた長いブロンドヘアを払いながら、肉幹の全てを満遍なく舌で嘗め回す。肉幹に唾液を塗りつけるように、執拗に嘗める。
「ああっ、こんなに……すごいぃぃ……」
悠二の肉幹に、ゆかなは官能を刺激され瞳を潤ませる。細い腰を捩り、丈を短くした制服のスカートに包んだヒップを揺らし、悶絶する。
ゆかなの細い指がバックルに絡み、カチャカチャと音を立てる。悠二はそれを聞いても彼女の好きなようにさせていた。
細く整えられた眉の端が垂れ、すっきり切れ長の目は恍惚感で和らいでいる。端正な顔立ち。ゆかなは
そのワイシャツとスカートを脱ぎ、白い下着だけの姿になった彼女は、下半身を丸出しにさせた悠二の股間へ顔を寄せていく。
「んぅぅぅっ……」
瑞々しい唇の隙間が先端を迎え入れ、肉幹の半分まで飲み込んだ。途端に彼女の身体はゾクゾクと震える。肉幹から得られる官能はゆかなにとって未知なるものであった。甘ったるい鼻息が漏れた。
悠二は今井リサや由比ヶ浜結衣や軽井沢恵を捕獲して抱いて愛でるようになってから、彼はギャルを気に入り欲するようになっていた。そのため八女ゆかなは悠二の好みであり、レア度も高かった。
レア度:UR 点数:82
氏名:八女ゆかな
年齢:16歳
レベル:0
交際経験:0人
キス経験:無し
性交経験:無し
被捕獲経験:1回、被捕獲中
対象:異性
嗜好:サド属性
好感度:ラブラブ(84)
身長:160cm
体重:52kg
3サイズ:B93/W58/H86
バストカップ:G
アイテムも使用したので好感度は最初から高い。高すぎるため勝ち気そうなゆかなを篭絡する楽しみが減り、やや残念に思う。だがそれよりも、サド属性という嗜好が悠二の目をひいた。悠二の恋人たちにはなかった嗜好だ。だが、彼には被虐趣味はないし、サドっ気がある女性に弄られて悦びを感じる感性もない。
(まあ、ゆかなを変えればいいだろう)
自分の好みのタイプへ矯正させるのは簡単な話だ。恋人が二〇人を超えた今、色んなタイプを抱けた方が刺激になる。だから彼は、恋人たちには性的なこと以外を要求することはあまりなかった。しかし、自分と好むものではない場合は自分好みに変えようと思った。
「んぅぅっ、ん……んふうッ……」
ゆかなの鼻から抜かれる艶かしい鼻息と、甘い呻き。唾液が掻き混ぜられる音。垂れた目尻の傍まで紅潮を広げる彼女は、味わうようにゆったりと頭を揺らしている。ゆかな本人はとても幸せそうだが、フェラのやり方はぎこちない。本人の申告通り、フェラはこれが初めてなのである。
「こんな、会ってばかりの人とエッチなことするなんて、本当はしなにのにぃ」
そう言いつつ、ゆかなは肉幹をはなそうとはせず、舌も口からはみ出てる。
「あーし、そういうのガード固いから、マジお断りなの」
「じゃあ、やめて帰る?」
「そ、それはダメ! んぅんっ……んぅっ、んふうぅぅ……」
ゆかなは切なげに悠二の提案を蹴り、彼の肉幹を咥え込む。再びぎこちないフェラを始める。
舌を裏筋に張りつけて、頭の上下運動に合わせて嘗める。唇の締め具合は絶妙に加減である。ゆかなの天性の素質なのか、絞り上げるような心地よい刺激を生む。首を捻って違った角度から快感を与える。
射精感を煽る快感が、彼女のフェラの素質に恵まれていることを示唆していた。
献身的なオーラルセックスでもてなしているゆかな。しかし、ゆかなにとってのとびきりが彼にとっての並であることなど知る由もなかった。
「んぅ……こんなにガチガチなのにぃぃ……んふううっ、んッ」
嬉しそう言い、頭の動きを早めながら舌を存分に働せる。肩からほつれ落ちる髪を耳にかけ、肉幹を熱心にしゃぶる顔を見せつける。
悠二が彼女以上のテクニックを駆使する女性らを毎夜のように侍らせて悦ばせていることなど、ゆかなには想像できるはずもない。
「んふッ、んううッ、んぅんッ」
少ない性知識と拙いテクニックで悠二の情欲を煽っているつもりだが、彼女の方が感じてしまって腰をヒクヒクさせている。頭の中が蕩けて行くような心地と快感を覚える浮遊感に苛まれており、秘所が透けて形が明瞭なほどショーツをグショグショに濡らしている。
そんな時、ベッドの隅に置かれた彼女のスマホが画面を明るくさせ、震えだした。画面には本城蘭子という名前と彼女の写真が表示されていた。
「あれは、友達?」
悠二が問うと、彼女はスマホを一瞥し、肯定する。
「うん、友だち……。あーしよりも一歳上の幼馴染なんだ」
「そうか、その蘭子から電話がかかってくるってことは、何か彼女と予定があったのかな?」
「ううん、特に予定はなかったよ」
「そうか、じゃあ、あとで折り返し連絡してあげればいいかな」
「そうだよ、今はあーしと楽しもう」
ゆかなは恥ずかしがって最初は挙動不審になるくらいでぎこちなかったが、今ではだいぶ慣れてきたようだ。
見た目こそ華やかなだが、ビッチや尻軽という言葉とは程遠いと少女だった。
「それに、蘭子も、コレは比べ物にならない……」
彼女の眼は恍惚感から炎を上げているようで、悠二の尿孔に唇を捧げる。それは、ゆかなかが悠二に心から屈服していることを示す行為だ。
「あん、悠二さぁん……あーしにオチンチン入れていい?」
肉幹にゆかなは、ベッタリと舌を張りつかせながら悠二を見つめていた。
「ねえ、お願い……お願いします……悠二さんに、ああ、いえ……悠二様にあーしの初めてを捧げたいの……」
くびれた腰をゆっくりとくねらせて、尻を振りながら甘い声でゆかなが懇願している。
「ねえ、入れてぇぇ……? あーしの方が感じすぎちゃって……んんッ、我慢できない……」
くびれた腰をゆっくりとくねらせて、小振りな尻を振り、追い詰められた瞳で懇願する彼女。口淫だけで頬のみならず身体まで上気させ、艶かしい吐息を荒らげている。
「さあて、どうしようかな……」
「やあん……いいでしょう? いっぱい気持ちよくなるように頑張るからぁぁっ……」
「しゃぶっただけで感じまくっているくせに、相当な自信だな。入れたことはないだろう」
「あん……だけど、一生懸命頑張るからぁ……」
「ふうん……じゃあまあ、処女を捧げてもらおうかな」
「はぁぁぁっ……はいぃ……」
悠二が顎をしゃくれば、ゆかなは顔を赤らめつつもショーツを脱いで、寝転んで仰向けになると、ピチピチ肌の白い足をM字にパックリと開いて、捧げる場所を悠二に見せつけた。恥ずかしさを抑え込んでいるため、胸元に両手が添えられていた。
「せっかくだからお強請りしてよ」
「んあッ……」
勇壮と屹立した肉幹がゆかなの大きく開いている股の中央に当てて擦りつけられる。肉幹の裏側が膨らんでいる陰核をズリズリと刺激して快感をまき散らし、ゆかなは伸ばした足先までビクビクとさせながら脳髄を蕩かしていく。
「ぁ、ぁッ、ぁぅぅ……悠二様ぁ、ぁぁ……あーしのぉ、ゆかなの、ヴァージンの、お、オマンコに、オチンチン、入れてくださいぃぃ……」
「入れてもらうだけでいいの?」
「やぁ……突いて、いっぱい突いてください……」
「中出しは?」
「してっ、中出ししてぇっ……悠二様ぁぁっ、ゆかなの処女のオマンコ、いっぱい突いて、中に出してくださいぃぃ……」
「すっかりその気になっているな……まあ、よし。いい子にはご褒美だ」
ヒクヒクしている処女孔に肉幹が押し込まれていく。
「んあああっ──」
ミリミリと肉の隙間が拡張されるたびに痛みと快感が電撃のように身体を駆け抜け、
「あ゛あ゛あ゛あああああ!!」
ブチブチと膜を突き破られると激痛が走り、
「かはッ……ぁッ、ぁっ……ぁぅっ……」
狭い穴をゴリゴリとえぐり開かれる感覚が奥まで及ぶと腹の奥で何かが押し歪められる圧迫感に見舞われ、それが頭の方まで突き抜け、脳髄が滅茶苦茶に灼き焦がされた。
(すごい……息、できない……)
肉幹が膣に埋まり、ゆかなは息が詰まるほどの圧迫感に襲われていた。胸を突き出して背を反らせ、爪先まで伸びた脚がビクビクと震わせている。ゆかなは大胆に股を開いたまま口を開いて舌を垂らし、全身は快美恍惚のあまりガクガクと痙攣を起こしていた。
「おお……ゆかな、初めてなのに入れられただけでイッてるのか……」
悠二はおかしそうに笑う。しかし言葉に反応する隙もなく、ゆかなは内臓が揺れるような衝撃に声を上げていた。
ゆかなの陰唇は肉厚でプニプニしていた。中も柔らかく、埋没した肉幹の全てを包み込む。そのうえ軽い絶頂を受け肉襞が蠢き、胎内が収縮し、ウネウネと肉幹に絡みつく。
彼は感心したものの、賞賛はしなかった。何度も彼に貫かれている女たちの肉壷に比べれば、締まりとうねりが弱く物足りなかったのだ。
しかしまだ挿入のみ。八女ゆかなの快楽地獄は始まったばかりだ。
「もうギブアップか?」
「んああ……まだぁッ、あんッ、もっとぉぉッ」
「いいだろう」
「ひああ! くうっ、ううう! あ、あ……」
悠二が腰をしならせ肉幹をゆかなの中に突き上げる。彼女の腹の奥が歪むたびに肉幹がゆかなの身体を中から押し上げられ、ゆかなの目に映る世界に光が明滅した。意識が揺れて何も考えられなくなり、次第に衝撃に身を委ねて感じるだけになっていた。
(痛キモチイイ……悠二様のオチンチンがオマンコの中をぐちゃぐちゃにしてる……)
「悠二様ぁぁッ、もっと、もっとぐちゃぐちゃにしてぇぇッ、ああんッ!」
飢えた肉道への一撃が既に彼女を侵していた。快楽を求め、あるいは快楽を与えるため、細い腰をくねらせる。
胎内を逞しい肉幹で掻き回す。そうして生み出される快感にゆかなは喉を反らして鳴いた。金髪を弾ませて性器同士を激しく擦り合わせる姿は、隷属して彼の虜になっている心情がよく表れている。
「あんッ、すごいッ、またイッちゃう、イッちゃうううッ!」
ゆかなは悠二の背に手を回してすがりつくように身体を抱きしめて、絶頂に身を委ねる。すると胎内が収縮し、肉幹を締め上げる。下腹部に悠二の肉幹の存在感が明瞭に感じさせられた。
「あああッ!」
それがより性感を刺激する。
「ほらまだだ」
「んああああッ! ッッッ!」
悠二がゆるい抽送を始めると、彼女は身を仰け反らせて嬌声を上げる。込み上げる快楽がゆかなの股間から迸る熱い飛沫となり、悠二の肉幹を打った。
それからどのくらい経っただろう。悠二は腰を揺らし、あるいは彼女の腰を揺さぶり、生で触れ合う性器を戯れさせた。彼女は為されるがままに肉幹を納める生体オナホールと成り果てて、また、その零落した自己の境遇に悦びを全身で味わった。
結合部から奏でられる水音は絶えず、重くねちっこく室内に散る。憚る様子のない大きな悦声は、身に浴びる快感を必死に伝えているように聞こえた。
「あッ、うんッ、んあああッ! イクッ! イクうううッ!」
悠二から与えられる快感はゆかなの頭の中を爛れさせ、彼女は快感に溺れる心地よさを脳髄に、魂に、強烈に焼き付けていく。
「んあああああッ!」
甘美な刺激を受けて、ゆかなの頭に火花が散った。白く燃える意識が高く舞い上がりそうになるものの、膣奥を突き上げる衝撃がそれを容易には許さない。
(気持ちいい、気持ちいい……おかしくなりそう……)
「あッ、イク、イクイクッ、はううッ! ッッッ……」
(また悠二様のオチンチンがぁぁ……強く奥を突き上げてくるぅぅっ……)
「イッ、イクう! イッちゃううううう!」
肉幹がゆかなに深く突き刺さり、強烈な快感が白い火花となって散らしながら頭頂を突き抜け、ゆかなの顔には恍惚感が漂っていた。
一糸まとわぬ裸体のゆかなが彼の腕の中で背筋を反らす。彼女の視界に入る世界は明滅し、新しい世界を映し出す。突き出されたGカップの豊かな乳房は先端をカチコチに尖らせ、絶頂の痙攣に合わせて卑猥に揺れた。
悠二はゆかなの顔を覗き込む。
彼との性交の快楽は、彼女の神経の隅々までおののかせた。肉体や、魂のすべてを通して、激しい恍惚感が走ってそれに耽溺している様子を見て取って、満足気な笑みを浮かべた。
「舌を出せ」
悠二は強きで素っ気無く命令する。ゆかなは瞳を恍惚と蕩かし、快楽で精神を痺れさせる。クラスの男子たちの欲情を煽るギャルである彼女の姿はそこになく、悠二に服従しきった性奴隷八女ゆかなそこにいた。
「はあッ、ふああッ、へぁぁッ、ッッ……」
ゆかなは従順に伸ばした舌に悠二の唾が垂らされる。彼女は目を細め、うっとりと喉へ運ぶ。甘美な被征服感にゆかなは全身をゾワゾワとざわめき、意識が遠退きそうになる。
そして、下からの追い討ちが放たれた。
「あああああッ! んんんッ! なかッ、中にぃぃッ、ああッ! ッッッ──……」
こねるように擦り付けられていた子宮口に灼熱が打ち付け、彼女の身体は何度目かの絶頂にガクガクと痙攣していた。、一生忘れられない法悦と多幸感を悠二に植えつけていく。
手足の先にまで、骨の髄にまで、意識の深くにまで、魂にまでも強く悦楽を刻まれていく。ついさっきまでの自分とは違う自分になったことを感じる。もう、かつての自分には戻れない。戻りたいとも思わない。彼女は恍惚を顔に浮かべ、彼の下へと堕ちていく。
「んあああッ……熱いのっ、お腹にっ、入って、くるぅぅぅっ、んんんッ……はあッ、はあッ、ッッッ……」
肉の隙間を押し開いている剛直が脈動し、圧迫されている腹の奥にビュルルルと灼熱が迸った。
(あああああ……死ぬぅぅ……気持ちよすぎて死んじゃううう……)
腹の奥に打ち付けた灼熱は白く燃え盛ってゆかなの身体を灼き尽くし、今度こそ彼女の意識を法悦の彼方へ吹き飛ばしていった。
ゆかなをオンナにした証と己が吐いた体液を纏う逸物は未だ雄々しく反り返っている。その姿を逞しく思うゆかなは、口元に差し出された肉幹を陶然とした面持ちで汚れを嘗め取っていく。
◇◆◇
ゆかなに肉幹をしゃぶらせている間、今度は悠二のスマホに着信音が鳴る。確認してみるとラブ・ハンターの通知が入っていた。
異次元の捕獲装置がモンスターを捕獲しました
「おおっ」
思わず悠二が声をあげる。ゆかなは不思議そうに悠二を見上げるが、彼にフェラをやめるなと命じられていないためそのままフェラを続ける。
悠二は操作して捕獲したモンスターのデータを確認する。
レア度:SSR 点数:98
氏名:松本乱菊
年齢:?
レベル:0
交際経験:3人
キス経験:有り
性交経験:有り
被捕獲経験:1回、被捕獲中
対象:異性
嗜好:マゾ傾向あり
好感度:積極的(66)
身長:172cm
体重:57kg
3サイズ:B112/W62/H90
バストカップ:M
今まででも高い点数のモンスターに悠二は昂奮した。画像の乱菊を見てもなるほど、これなら九八点も納得である。
乱菊の情報を確認していると、彼女が悠二のいる世界線より遥か遠くの世界線に存在する死神、と呼ばれる存在であると知った。死神と訊いて悠二がイメージするのは黒衣を纏って大きな鎌を振るう髑髏の顔の怪人だが、乱菊やその同胞はまったく違うらしい。
さっそく存分に弄びたいと思い、急遽ゆかなを解放して、悠二は帰宅した。
捕獲装置に捕獲された乱菊を、部屋に転送するためラブ・ハンターを操作する。スマホのライト部分から赤い光が細く伸び、ベッドの上に照射される。そこからシーツを嘗めるように伸びていく。ある程度の長さに至ると、次は左右へ、這うように広がっていった。
「おお……」
まるで3Dプリンターがマネキンを作っているかのように、赤い光が人型──体型からして女性を形作っていた。
「なるほど、こうやって転送されるのか……」
感心するように悠二が呟いている傍から、赤い光が散って女性が現れる。黒い着物を着て豊かな胸元を大胆にはだけた金髪の妖艶な美女だった。
「凄い美人……。あ、これは危ないな」
悠二は乱菊の腰に差してある日本刀(悠二は斬魄刀という名前を知らない)をこっそりと外して、クローゼットに隠した。ちなみに、このクローゼットは悠二の恋人である湊友希那が着るコスプレ用のクローゼットだ。恋人たちのためのクローゼットは別にあるが、悠二に特別気に入られている友希那などは例外的に個別のクローゼットを持っていた。
「ん……」
乱菊は切れ長の眼をゆっくりと開いた。まるで眠りから覚めたようである。身体を起こし、辺りを見渡している。
「ここは……あたしはさっきまで隊舎にいたはず」
戸惑っている乱菊に悠二は話しかける。
「目覚めたか、初めまして乱菊」
「っ、あなたは」
乱菊は悠二を視界に入れた瞬間、時が止まったような感覚に陥っていた。
彼を一目見た瞬間、強烈な鼓動が胸を打ち、息が詰まっていた。あっという間に視界がぼやけ、文字通り、彼以外何も見えなくなっている。自分がいつの間にか見知らぬ場所で目覚めるという椿事が起きたばかりというのに、そのことに疑問など吹き飛んでしまった。
その彼の姿を遮るように、チラチラと何かが過った。
「おい乱菊、聞こえているかー?」
悠二本人の手だった。呼び掛けに応じない乱菊の気を引こうと、目の前で手を振っていた。
「っ……え、ああ、何?」
「だからぁ、俺、桜庭悠二に君は捕獲されたのは分かるね?」
「はい……」
乱菊は魅入られているかのように悠二を見つめている。顔から力が抜けていて、見惚れているのは一目瞭然だった。
ぼんやりしている乱菊を見る悠二だが、改めて彼女の妖艶な美貌には唸らせられた。
青い眼もやや厚めの唇も雨の後の花のように濡れ濡れと光る美女。むせるような異常な精気が全身から醸し出されている。ゆるやかなウェーブがかっている金髪も輝いて見える。
「悠二さんは、あたしの主……です」
「それが分かるならば、それでいいよ」
悠二はそう言いながら、乱菊の横に座る。悠二が近づくと表情を蕩けさせて、自分からも悠二に近づいてきた。好感度が当初から積極的なため乱菊も悠二にはかなり好意的な反応をしている。悠二に肩を抱かれると乱菊は無抵抗にしなだれかかっていった。
「ここは、君が知る世界ではない。
きめ細かな肌の艶や唇の瑞々しさ、そして悠二を見ながら陶然とした視線がぶつかる。
「はい……」
声を乗せた甘い吐息が悠二の唇に触れる。それほど彼女の唇は、今にも重ねられそうなほど近い。
ズイ、と身を乗り出す乱菊。はち切れんばかりの胸が押し潰れ、甘い弾力が悠二の腕に伝わる。
悠二が顔を向けると乱菊は躊躇いもなく唇を捧げ、積極的に啄んだ。妖艶な美顔は恍惚感を表すように蕩かして熱心に口吻し、女性からも羨まれる肢体をねっとりと絡ませている。
乱菊は酩酊するかのような、頭の奥が痺れ陶然とした。捕獲装置で捕獲され悠二への好感度を引き上げられた精神作用で、常の彼女らしからぬ態度を取らせていた。
「はあぁぁっ……」
悠二が乱菊の胸を掬うと、赤らめた顔に艶が増し、目元から力を抜いた。
「俺のほうをまず脱がせてくれ」
「あああ……違うの……誰にでもこんなことすると思わないでぇ……」
などと恥ずかしそうに口にしつつ胸板を撫でる乱菊は、乳房を揉まれるのもそのままに悠二の服を脱がせていった。
次は悠二の指示で乱菊は彼の前で脱いでいく。黒衣を脱げば、柔乳が解放されユサユサと上下に弾む。悠二はバウンドする白い肉塊を見つめながら感嘆するように息をついた。
乱菊の乳房は大きさがMカップもあるのに、見事な球形に盛り上がり、下乳のあたりなどパンと強い張りがある。乳輪部は乳房なりに面積が広いが、色は薄いピンクで、こんもりと盛り上がる様子は大人の女の色香を感じさせた。
(見られてる……)
肌に突き刺さる視線が官能を刺激する。乱菊には初めての経験だった。
「下も脱いでくれ」
悠二の命令を訊きながら、乱菊は袴を降ろして褌も解いた。初めて会った男だが彼に従わなければならない、という思い(そしてその思考に乱菊は疑念を抱けていなかった)素直に行動した。
桜庭悠二は乱菊には不思議な存在である人間であるようだが、霊圧を抑えてもいない乱菊に平然と接している。それどころか、乱菊のほうが彼に自身を遥かに超える存在感を感じるのである。
乱菊が褌を外すとき、恥ずかしさで少しだけ手が止まる。それでもすぐに外せば悠二の視線が、股間に集中するのを感じる。悠二は驚いたように片眉を吊り上げていた。
(いや、見ないで……)
そう、乱菊の股間を覆う陰毛は普通の成人女性よりも濃いめで、縮れた金色の毛が下腹部にみっしりと埋め尽くしている。
「じゃあ、そこへ横になって」
悠二が案内したテーブルには一メートルほどの間隔をおいて二本の黒い鉄の棒が直立している。
一糸まとわぬ身体を仰向けにしてテーブルに乗せられた乱菊は、左右の鉄棒にそれぞれ膝と手首をロープで固定された。
M字に両脚を開かれた乱菊の股間を、悠二は覗き込んだ。
しっかりと濃い秘毛、少し口を開いているピンク色の媚肉、そしてセピア色のアヌスまでが悠二には丸見えだった。
「ああ……」
乱菊が視線を感じ欲情が刺激され、息をつく。仰向けでも小山のように盛り上がる巨乳が僅かに揺れるのを悠二が見る。
「乱菊、乳首が立っているぞ」
あまり腋のほうに流れていない張りのあるJカップを悠二は見つめている。彼は人差し指を伸ばすと、こんもりと膨らんだ乳輪部の先端で硬さを増しているように見える乳首をグリグリとこね回す。
「あっ、ああっ、いや、あああん」
あまり力を込めずに焦らすように乳首を弄ばれ、乱菊は甘い声をあげ、身体をくねらせる。
多くの女性と交わることで性技も磨かれているようで、悠二の指の動きは巧みである。乱菊は乳首責めだけで彼の思うさまに喘がされていた。
乳首を弄ばれているだけなのに、M字開脚のまま横たえる身体がもうピンクに染まり汗まで浮かびはじめていた。
「あっ、あああん、いやああん、ああっ、あああ」
戸惑いながらも乱菊は乳頭から乳肉全体を震わせるような甘い痺れに、なすすべもなく喘ぎ続けるだけだ。
すると、突然、乳首を愛撫していた指がすっかり勃起している先端を捻り上げた。
「あああん、だめっ、はああああん」
強い痺れが背中まで駆け抜け、乱菊は肉感的な身体をくねらせて悶え泣く。
痛みを感じても良さそうなつねり方をされても、甘い声しかあげられないほど乱菊の全身が敏感になっている。
「たまには前戯もしっかりと楽しもうと思ってね。とても気持ち良くさせてあげるよ」
そう言って悠二は、軽く乳首を指で弾いた。
「くううん」
感度を上げられていた乳頭から強い快感が沸き上がり、乱菊は甲高い声とともに、肉感的な身体をのけ反らせた。
悠二はボトルを取り出し、お腹を晒して転がったカエルのようなポーズの乱菊のみぞおちのあたりに中身を垂らしはじめた。
「ひあっ、冷たい。何、これえ!?」
思わず声をあげた乱菊の白い肌の濡らしたのは、透明のローションだった。
「すぐに慣れるよ。これを使えば多少強く擦ったりしても痕は残らないから」
悠二は両手で乱菊の身体にローションを伸ばしていく。まるで乱菊の艶やかな肌をマッサージでもするかのように、透明の粘液を塗り込んでいった。
「くっ、あっ、はあああん」
ローションは乳房や内腿、さらには腋の下など身体の敏感な場所にもしっかりと塗り込まれる。
そのたびに乱菊は鼻にかかった声を漏らして、横たわる身体を引き攣らせるのだ。
「さあ、そろそろ始めるぞ」
たわわな乳房に粘液が滴り、グラマラスな身体全体がヌラヌラと輝きだした。
「やっ、あああん、だめっ、あっ、あああ」
悠二は乱菊の頭のほうから両手を出し、上を向いている寝ていても巨大に膨らむ二つの乳房を丁寧に揉みはじめる。
さらに時々、手を伸ばして、太腿や脇腹などを擦る。
「さあ、最後はここを」
悠二が移動した位置は、M字に開かれた両脚の真正面だ。
「い、いや、そこはやめて桜庭さん。あっ、ああああん」
なよなよと首を振りながら訴える乱菊だったが、彼女は言葉だけで実力を使った抵抗はしない。根本的に悠二からの愛撫を受けなければならないと思っているからだ。
悠二の指は容赦なく秘裂の中に侵入してきた。元より愛液に濡れ、そのうえローションを纏った悠二の二本の指が、あっさりと膣肉を引き裂き、中に入ってくる。
「お願い、あああん、あああっ」
二本の指で膣壁を擦っただけで乱菊は淫らによがり出した。彼氏に指を入れられたこともあったが、ほとんど気持ちがいいと思ったことはない。それがいま、入れられただけで快感に腰が震えている。
「グイグイ私の指を喰い締めてくるね。締まりがいい名器だな」
媚肉の中をまさぐりながら悠二が言う。
この巨乳に締まりのいい秘所。まさにセックスをするために生まれてきた女性のようだと、悠二は思った。
悠二は両手でローションに濡れる光るJカップを揉みしだきながら、指でコリコリと乳頭を掻くようにする。
「あああん、いやあっ、こんな、ああん、ひあっ、そこは、ああん」
悠二の指が膣の天井のある場所を捉えたとき、乱菊は未だかつてない経験したことのない強烈な快感に悶え泣いた。
膣内から身体の全面を駆け抜けた痺れはまるで電流のようで、まだ乱菊の腹筋が波打っている。
「ふふ、ここだな。乱菊のGスポットは……」
強い反応を見せた乱菊に意味ありげな笑みを浮かべながら、悠二は天井のそのポイントを集中的に二本の指で擦った。
「あああん、G? あああん、これ以上変なことしないで、ああああん、ああ」
聞きなれない言葉に驚く乱菊だが、仰向けで両手脚を開いた身体を快感が突き抜けると、なすすべもなく乱れてしまう。
「大丈夫だよ。身体に悪いことじゃないから。乱菊は気持ちよくなることだけを考えていたらいいんだ」
頭の後ろから手を伸ばして濡れた巨乳を揉み続けなら悠二は囁く。
「ああっ、いやああ、ああっ、強すぎる。あああん、ああっ」
悩乱する乱菊を無視して、悠二の二本指はさらに勢いを増し、膣肉を擦り続ける。
もう両脚は痺れきり、快感は乳頭までヒリヒリさせて呼吸も辛くなった。
「えっ、いやっ、あああっ、なにこれ、いやっ、こないで」
「おお、随分と弱気になったな」
乱菊はもう脳まで快楽に溶け始めていた。そんな彼女は膀胱から熱いものが駆け下りていくのを感じた。
「いいよ、そのまま出しても構わない」
悠二は乱菊の反応をあらかじめ予測していたので、腕全体を使って乱菊の膣壁を責める。
「あああん、いやあ、お願い、あああん、あああっ、だめっ、ああっ」
尿道口が痺れきり、限界の尿意に似た感覚に乱菊は囚われる。ほぼ同時にクリトリスのときとは違う大きな快感の波が襲い掛かってきた。
「あああん、もうだめっ、あああっ、イク、イクううううううう」
それは明らかな女の絶頂の波で、乱菊は翻弄されるがままに背中をのけ反らせて叫び声をあげた。
「わっ、始まった。すごい」
悠二が言うと同時に、乱菊のもう感覚がない尿道口から透明な液体が飛び出した。
「ああっ、いやっ、いやああ、ああっ、止まって」
切れ長の目を見開いて乱菊は泣き叫ぶ。
水流は悠二の腕が動くリズムに合わせて断続的に噴き上がる。
「ははは、派手な潮吹きだな」
「いやああ、潮吹きなんて、あああん、いやああ」
女の肉裂から噴水を上げる姿を悠二に見られていると思うと、乱菊はいっそ死んでしまえたらとさえ思う。
だがエクスタシーの発作は止まらず、同時に心の奥が満たされてるような感覚を覚える。かつてない快美な感覚。今までの性交でもそれ以外でも感じてたことのない多幸感。
「あああん、ああっ、また、あああん。いやあ、出ちゃう。あああ」
マゾの昂りに身体の芯を燃やしなら、乱菊は潮吹きを続け、放水が何度も宙に舞った。
「ああ……あああ……」
そしてようやく発作が収まると、もう身も心もズタズタになりがっくりと顔を横に伏せた。
「はは、随分と出したな。こんなに噴いて恥ずかしくないのか?」
悠二がようやく膣肉から指を引き上げて言うと、後ろから乱菊の頭を起こした。
「ああ……いやああ、こんなの……」
大きく開かれた乱菊の股間の前には大きな水溜りができていて、いまにも天板から床に溢れそうになっていた。
そして、悠二がまた頭の上側から股間のほうへ戻って、スマホで撮影していた。
「ああ……いやああ……あああ……」
両手脚を大きく開いて女のすべてと、お漏らしでもしたかのような派手な水溜りを晒した姿を撮影され、乱菊はもうすすり泣くばかりだった。
魑魅魍魎の類や恐ろしい敵手を相手にしても、乱菊は怯懦とは無縁であった。それがひたすらに快楽の責めを受け続けることで、彼女の精神の城壁は砂の城のように崩されてしまっていた。
乱菊が基本的に弱気や一方的に責められて受ける側になることはあり得ないことでしょう。原作では起こり得ないことが起きるのが二次創作。悠二はプレイヤーとしてのレベルアップしていたことで副隊長の霊圧にも耐えられていた、みたいな感じです。
八女ゆかなは彼女担当の章はなしですが、ちょっと彼女の担当の章を用意できる自信がなかったのでここで入れました。
SSR>URのような独自なレアリティは紛らわしいですか?
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紛らわしい(改善したほうがいい)
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紛らわしくない