01 (エロなし)
ライブハウス「CiRCLE」に来た悠二はアプリを起動させる。モンスターを狩るためである。このアプリを入手して以来、友希那の育成に時間を多く使いモンスターを狩る時間が少なく、また高レアに出会える機会もなかったのだ。
今度、 渋谷、青山、六本木など人がより多く若い女性が集まる地域へ散策に行くか、そう思う悠二である。
表示を71点以上にして探す。そうすると反応が数件表示される。
「!」
一〇件には満たないがここまで密集しているのも初めてだ。マークを確認すれば大半は出演者控え室にいるようだ。関係者以外立ち入り禁止なので、唯一観客側にあるマークを調べるが、
『このモンスターは既に他プレイヤーによって捕獲されています。』
という表示が現れて女性を捕獲できず矢も使えなかった。
既に他のプレイヤーの手に落ちていると思えば残念に思うようなSRだった。
やがてライブが開始して、高レアの正体全て把握できた。いずれも素晴らしい美人だ。だが一度に捕獲は無理だろう、友希那を一発成功できたのはあくまでも神の愛があったからこそ、通常の愛の矢ではどれほどの成功率なのか悠二にはわからない。なのでまずは標的を一人に絞ろう。幸い、他のモンスターたちは以前に友希那から聞いたバンドのメンバーだ。友希那に頼んで彼女らの所在や連絡を知ることも渡りをつけてもらうこともできるはずだ。
そう考えた悠二は記憶を振り返って次なる獲物を選別する。そして決めた。第二の獲物は白金燐子にすると───
ライブが終了した後、ラウンジには私服に着替えた参加したバンドのメンバーたちがいた。友希那やそれに他バンドのメンバーたちも数人はラウンジにいなかったため全員集合ではなかった。
燐子がロゼリアのベース担当と会話しているのを見つけた悠二は、ラブ・ハンターのアプリを立ち上げる。あまり露骨過ぎないようにスマホを燐子に向ける。人が多く悠二も目立たずに狙いを定められた。
矢を放つ。
命中!
しかし……
『捕獲に失敗しました』
なんたる。悠二は内心舌打ちする。
『同じ対象を狙う際はクールタイムに3分必要です』
なんたる。悠二は苦虫を噛み潰したような顔になる。
燐子を再び狙えるまでの間に、物は試しに他のモンスターの捕獲を試みてみるかと考えたが、当初狙っていたモンスターたちはあいにくとラウンジにはいなかったので諦めてクールタイムが終わるのを待った。
続いて二射目。
命中。
『捕獲に成功しました』
よし!
悠二は小さくガッツポーズをした。
レア度:UR 点数:84
氏名:白金燐子
年齢:17歳
レベル:0
交際経験:0人
キス経験:無し
性交経験:無し
被捕獲経験:1回、被捕獲中
対象:異性
嗜好:マゾ属性
好感度:無関心(28)
身長:157cm
体重:58kg
3サイズ:B99/W58/H90
バストカップ:J
「すごい……」
悠二は感嘆した。Jカップ! 彼が付き合ったことのある女性たちで大きくてもEカップだった。Jカップの爆乳などグラビアアイドルやAV女優で見たことがあるだけで、実物を見たことはなかった。
これは当たりだな、と悠二は確信する。友希那に続いてこれほどの美女を手に入れることができるのはとても嬉しい。悠二はアプリを操作する。友希那のときは召喚を選んだが今度は通話を選択する。
ツーコールで燐子が応じる。
「……も、もしもし」
「白金燐子さんですか?」
「……は、はい……」
微かな、小さな声だ。先程から彼女の様子を見ていても思ったが、人見知りする娘らしい。
「私はディックです」
「ディック、さん」
悠二が名乗ったプレイヤー名を燐子は復唱する。
「俺が君を捕獲したわけだが……意味はわかるかな?」
「…………はい」
「そうか。今日から俺が君の飼い主になった」
「は、はい…! よ、よろしく……お願い、します……」
緊張して声が硬くなっている。
本当ならば今からでも燐子をお持ち帰りしたいところだが、このあと友希那を労ってあげなければならない。
「明日、会えるかな?」
「……放課後、生徒会の仕事が終わったら……大丈夫です」
「そうか、それはよかった」
そして悠二は燐子と約束を取り付けた。通話を切ったあと悠二は友希那を探しにラウンジに出た。
女性を狩ったその流れでヒロインと会ってイチャイチャする。そういうふてぶてしいところがハーレム主人公には必要なんじゃないかなって思います。
SSR>URのような独自なレアリティは紛らわしいですか?
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紛らわしい(改善したほうがいい)
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紛らわしくない