川神舞はディック───桜庭悠二の指示によって数日、戦闘でパンチラするように強要されていた。
それによって得られる昂奮がレベルと好感度を向上させることに役立てるとディック……悠二が分かってからはそのパンチラ状態を常態化させたのだった。
しかし、パンチラでレベル上げというのもなかなか進まないのだ。やはり交合やフェラなどでないと伸びは悪い。
そんなある日、舞が単独でファントムを討滅する仕事が来た。そこで悠二は再び実験的な試みをしようと考えたのだ。
「よくもぬけぬけと姿を見せたわね……!」
舞はディック───桜庭悠二を自分の家に招き入れ、彼の顔を見るなり、呻くように言った。
悠二を招き入れたのは舞としては本意ではなかった。しかし、彼女は悠二から逃れられなかった。彼がピッキングのプロだった、というわけではない。悠二は堂々と舞の部屋へ訪れてインターホンを鳴らし、舞に解錠させている。
ただ問題なのは彼女が快く受け入れていないということだ。受け入れる理由がないし、来て欲しくないとさえ思っていた。しかし、それでも彼女は悠二を受け入れてしまう。なぜその選択をするのかは川神舞にも理由がわからない。
「私は君の飼い主だ。会うことを躊躇う理由はないだろう?」
「……!」
苦虫を嚙み潰したような顔をする舞。その頑なな態度は以前の堀北鈴音を思い出させた。
これが好感度を上げれば態度が豹変するのだと思うと興味深い。さて、舞ははたしてどのような振舞いを見せるのだろうか。
「今日は言いつけ通り、ちゃんと私服姿なんだね」
私服姿でも悠二が言い含めた通り、丈の短いミニスカートだ。
「そうよ! これで満足なんでしょう!」
実に結構、と悠二は頷く。
「君が仕事する近くまでついていくよ」
「そう。勝手にすれば」
それと、と悠二は言葉を続ける。
「出かける前にパンツを脱いで」
「えっ」
「ノーパンノーブラでお出かけしよう」
「……」
舞は固まった。
「露出は初めて?」
「あ、当たり前でしょう!バカ!」
「そうか初体験か。今日は私服で戦うんだ」
「な、な……」
何を馬鹿なことを、と舞は言いたかったが咄嗟には言葉が出てこなかった。
今回の仕事は舞単独で現場も彼女の学院からも離れているので、彼女がノーパンで戦ったとしても、素性がバレる可能性は少なくなるだろう。
「……わかったわよ」
忌々しそうに舞は了承した。
「大丈夫。俺もいるから」
「それが不安なんだけど?」
「……仕事先までは一人にはしないから。ああ、だけど階段とか風には注意してくれ」
「…………」
「俺が脱がそうか」
「い・や! 自分で脱ぐわ」
舞はしばらくためらった後、悠二に見せないようにブラジャーを外し、スカートの中が見えないように、ゆっくりとパンツを脱いだ。そのブラジャーとパンツはすぐにバッグの中へしまってしまった。
「残念、見たかったな」
「いやらしい」
冷たい視線をくれて、舞はさっさと歩き出す。悠二は微苦笑を浮かべてその後ろをついていった。ブロンドのポニーテールが彼女の心情を表すかのように、翻っていた。
威勢がよかったのは最初だけで舞の気勢はすぐに鎮まった。
舞は歩き方がぎこちない。手でスカートの裾を押さえようとする。
「見えないから大丈夫だ。もっと普通にしないと逆に怪しまれるぞ」
「わかってる、でも」
車の通る道は避けてできるだけ細い路地を通る。今日は土曜日の朝なのでそれほど人通りは多くない。
「ちょっとコンビニへよろうか」
「え?」
悠二は彼の提案にしぶしぶ従う舞を連れてコンビニへ入る。
二人で昼食と飲み物を購入するが、舞は商品を取るのに前かがみになれない。
さて、どうするかと悠二が見物していたら、舞は体を起こしたまま膝を曲げて手に取っていた。
少し不自然な動きではあるが怪しまれるほどのものではない。しかし店員を不審がらせるのは彼女の素振りではなかった。
「店員のお姉さん、舞の胸見てたよ?」
舞の服はその胸元を押し上げている乳首の隆起が丸見えだ。
「やぁぁ……恥ずかしい……」
悠二の指摘を受けて途端に舞は顔の赤らみを色濃くさせた。本人は気付いているのだろうか、腰をクネクネと捩らせている。
「恥ずかしいのに濡らしちゃったのかい?」
「ぬ、濡らしてなんかないわ!」
「そうか。じゃあ、そこの公園で確認させてよ」
「え?」
悠二たちがいるところからすぐ近くに小さな公園がある。そこの公衆トイレで舞にスカートを捲らせて、陰部を確認しようと言ったのだ。
「そ、それは……」
「嫌だ? ならば正直に答えてくれ」
「ぬ、濡れて、ます。私は濡らしちゃいました……」
「舞はなんで濡らしちゃったんだろうね?」
「……店員に、私がノーパン、ノーブラだとバレてると思ったら……昂奮しちゃいました」
「正直に言ってくれてありがとう」
悠二はそう言って恥辱の告白をした舞を労って彼女の頭を撫でた。びくん、と身体をはねた舞だが、結局されるがままになっていた。
「それで、バレたと思ったときはどんな気分だった?」
「なんだか……体がフワフワする。それに、おへその下が熱くなってきたわ」
どこか夢見心地なように舞は悠二の質問に答える。悠二の読み通り舞はマゾ気質があった。仕込み甲斐がありそうだ。悠二はそう思った。
何かと忙しくなってしまい更新頻度が落ちてしまいますが、頑張って続けていきたいと思います。感想返しが出来ていませんが、皆さんの感想もちゃんと読ませていただいております。
SSR>URのような独自なレアリティは紛らわしいですか?
-
紛らわしい(改善したほうがいい)
-
紛らわしくない