※前回の話で悠二が得た籠の数を誤って書いてしまいました。現在は修正してあります。
「悠二さんがこれからもレベルアップをしていけば、体力も精力も増していくことになると思います。……私たちだけではお相手は務まりません。だから、私も女性を増やしたほうがいいと思います」
「それもそうよね。昨日もそうだったけれど、私たちがそれぞれ買い物したり、部屋の掃除をしたり、料理を作ったりと色々やっている間、悠二さんにご奉仕する女の人がいなくなるのは問題よね」
燐子も舞も深刻そうに相談している。
恋人たちの勧めもあって悠二のキャンペーンを利用したハーレム拡張計画が始まった。今は八時。準備のためにみんなで動き始めた。鈴音と燐子が朝食の準備をする。舞は洗濯と掃除を始める。悠二と友希那は近くのコンビニへ買い物に行く。簡単に食べられる食べ物、ペットボトル飲料、栄養ドリンク、コンドームを調達した。『モンスター強化』ができるまでは、中出しは不用意にはできないからだ。
ただ三箱は買い過ぎたかもしれないなと悠二は思った。レジを担当した男性店員が凄い顔で悠二と友希那を見比べていた。
食事を終えたあとは計画通りに動き出した。悠二はまず鈴音と舞を連れて家を出た。彼女らは悠二が捕獲した女性を悠二の家へ連れていくためだ。その間に悠二はさらに女性を探し続け、夕方に帰宅して捕まえた女性を調教する。朝になれば再び探し始めるのだ。
友希那と燐子には前々から、悠二が気に入っていると伝えてあった女友達たちをなるべく多く集めてもらえるように頼んである。そのため、二人は悠二の家で連絡を友人たちと取り合っている。悠二に友を献上することを彼女たちは何の呵責も罪悪感もない。寧ろ、悠二に気に入られ、ハーレムに加えたいと望まれる彼女たちは幸福とさえ思っていた。
悠二はさてどこへ行こうかと考えて新宿へ向かうことにした。休日ならば人も多いだろうと予想してのことだ。新宿を中心に他にも若い女性向けのショップ、美容室、撮影スタジオ、モデル事務所などの周辺を探索してみる。
しかし悠二が思った以上に成果は得られなかった。SR以下は切り捨てで探索したこともあってスマホに反応がないのは仕方ないことなのかもしれない。反応があったと思えば移動していて瞬く間に探索圏外へと出てしまった。恐らく車か電車に乗っていたのだろう。
一五時になった。悠二は嘆息する。渋谷や青山にでも場所を変えようかと検討し始め、鈴音や舞とも相談した。そんな時だ。
その時新宿通りにSSRの反応があった。ターゲットのマークはそのまま紀伊国屋書店本店に入っていく。
「見つけたぞ」
「え?」
「やった! さっそくいくわよ」
鈴音と舞を連れて悠二は紀伊国屋書店へ向かう。ターゲットは文学、新書、選書など扱う二階にいる。悠二もこの本店の常連なので、自分の勝手知ったる場所にSSRのような逸材がいたとは意外に思った。ラブ・ハンターを得てからもこここに通っているのだ。今までは間が悪かったのだろう。
「悠二さん、念のために探査対象のレベルを下げてみてはどうかしら?」
「どうしてだ? 鈴音」
「もしも、対象者に連れがいたら持ち帰るのが難しくなるわ」
「なるほど……」
「あー、それはあるかもね。だったらその連れごとお持ち帰りしたら?」
舞の提案に鈴音は首を横に振って却下する。
「その連れが悠二さんの好みに合う娘でなければ矢と籠の無駄遣いだわ。一応、リリースはできるみたいだけれど……」
「籠は戻っても矢は消費されてしまう。矢は大切だから無駄にはできないか」
ううむ、と形のよい唇に指を当てて考える舞。
悠二は鈴音の勧めに従い、レベルを下げて探索をしてみるが、SSR以外の反応は周囲にはなかった。
「どうやら一人みたいだ……。行ってくるよ」
鈴音と舞を離れたところに置いて悠二が獲物へ向かう。
そこにはSSRにふさわしい美女がいた。歳は十代頃だろうか。悠二は矢の準備をする。
そして彼女のほうへ本を物色しているかのように近づき、矢を放った。
『捕獲に失敗しました』
悠二は内心舌打ちする。捕獲率二倍であっても失敗するのか。SSRを捕獲する成功率はそれほどまでに難しいものなのか。
しばらく彼女の周りで本を物色することを装いつつ、クールタイムが終了するのを待ちつつ、彼女の同行を監視する。
クールタイムが終了して悠二は早速、矢を放つ。
『捕獲に失敗しました』
焦燥にかられつつ、悠二はさらにクールタイムが終わるのを待つ。その間に彼女は本を手に会計へ向かう。悠二はレジには向かわず、彼女が会計を済ませるのを待つ。
友希那を捕獲したのは神の愛だったが、彼女を一回で捕獲したあの矢がどれだけ優れていたのかよくわかる。
会計を済ませた頃にはクールタイムは終了していた。悠二は近づき矢を放った。
『捕獲しました』
『SSR捕獲ボーナスで籠が一つ贈られます』
悠二は心中でガッツポーズをする。籠も一つ贈られてきた。同じSSRの湊友希那と同じくSSRの捕獲では籠を増やせるのは嬉しいボーナスだ。
「待ってくれ」
悠二は彼女を呼び止めた。すると彼女は足を止めて振り返った。彼を見て魅入られたように見つめている。
「あ……あなたは……」
華麗な顔立ちをした美女だ。純潔さがういういしくあらわれている。
「桜庭悠二という、ついてきてくれ」
彼女をつれて悠二は鈴音たちと合流する。すると、鈴音が意外そうな声を上げる。
「あら、一之瀬さんじゃない」
「ほ、堀北さん? ど、どうして……?」
「鈴音、君の知り合いか?」
「同じ学校の生徒よ」
鈴音の説明を受けて、悠二は彼女───一之瀬の情報を確認する。
レア度:SSR 点数:92
氏名:一之瀬 帆波
年齢:16歳
レベル:0
交際経験:0人
キス経験:無し
性交経験:無し
被捕獲経験:1回、被捕獲中
対象:異性
嗜好:マゾ属性
好感度:好意的(57)
身長:159cm
体重:52kg
3サイズ:B95/W61/H91
バストカップ:F
レア度が友希那の九六点には及ばないものの、二人目のSSRだ。これは期待できそうだ。
「改めて名乗ろう。俺の名前は桜庭悠二。今日から君のご主人様になる」
悠二の言葉を受けて、帆波は名状し難い双眸の輝きを放ちながら、ぶるりと身体を震わせた。
一之瀬帆波
第五のヒロイン。『ようこそ実力至上主義の教室へ』の登場人物。
リクエストも多かった帆波の登場です!好きなキャラなのでついに出せて良かった~。そしてついに出てきた二人目のSSR!帆波にしてもらいたいプレイやシチュがありましたら、メッセージボックスなどで意見をいただければ参考にさせていただきます。(必ず採用できるわけではありません)
※好感度を訂正しました。
SSR>URのような独自なレアリティは紛らわしいですか?
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紛らわしい(改善したほうがいい)
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紛らわしくない