グレイフィア・ルキフグスが悠二に呼びつけられる日の前日、久しぶりに夫サーゼクス・ルシファーと夜をともにした。
けれど彼女は────
(全然違う……)
久しぶりに見た夫の逸物を目の当たりにして、ついそんなことを思ってしまった。目の前にすると、彼女の脳裡に焼き付いている悠二の逸物と比較してしまう。
(これが彼の……。悠二さんのはもっと……)
モヤモヤとした思いを抱えながら、グレイフィアは根元の方に指を伸ばすが途中で止まる。
「どうしたんだい?」
不思議そうに見るサーゼクス。
「な、なんでもないわ……」
取り繕うためグレイフィアは微笑んで見せるが、自分の内心に驚いていた。夫の肉幹に触れることに嫌悪感を持っていたのだ。これから、これに触って、嘗めるのか? 口に入れる? それはなんて……
(気持ち悪い……!)
自分自身が信じられなかった。多くの苦難を乗り越えてようやく結ばれた夫に不快感を持つことになるとは……。
結局いつからか、頭の中をあの青年に支配されていた。グレイフィアはそれを認めざるえなかった。サーゼクスには言い訳をしてその日は何もせず眠ることになった。隣から聞こえる寝息から感じる煩わしさと嫌悪感も、明日にはあの青年に会えることを自分にいい聞かせて、グレイフィアはなんとか眠れるように努めた。
◇◆◇
グレイフィアは先程オーラルセックスを名残惜しむように下唇に指を這わせ、余韻に浸る。美しいかんばせには多幸感が溢れ、うっとりと蕩けている。
「まだ早い。せっかく恵んでやったんだ、浅ましく最後まで搾り上げろ」
「あああああ……悠二さん……」
まだ相手をしてもらえる、と目を輝かせるグレイフィアの姿は確かに浅ましい。悠二の股座に顔を埋め、引く時に唇を窄めるようにしながら頭を揺らす。
「んふぅぅんっ……ぢゅるる、ぢゅる、ぢゅぷっ」
目を細め、熱心に啜り上げる。頭を揺らしてもっともっととせがむ。
そして数分の後、明らかな変化が起こり、口を離して肉幹を軽く握り直した。
「んぷはぁ……ああ……さっきイッたところなのに……」
グレイフィアはうっとりと恍惚の笑みを浮かべて呟く。
「さてグレイフィア……、穴は上にも下にも後ろにもあるんだぞ? どこに入れて欲しい?」
「したぁ……下にください……」
「へえ……下って?」
「もうっ、オマンコですぅ……わかってるくせにぃ……」
グレイフィアの表情が弛緩し、赤らむ。腰をくねくねと捩っている。
「はは、それはどこにあるんだい?」
「ああ……やっぱり意地悪です……さっきいっぱい眺めてたのにぃ……」
不満げな言葉は甘えた声色で本当に不満だと思っていないのがわかる。頬を赤らめてまた横になり、細い脚を広げ、片手の指でそこを晒す。
「ここぉ……ここですぅ……」
V字を作る二本の指で開き見せたサーモンピンクの秘所は、光に照らされてテラテラと光っている。
「み……見えますか? グレイフィアのオマンコはここですよ……」
視線に顔を赤らめつつ、背筋をゾクゾクとする刺激を感じ、瞳は昂奮と淫欲でしっとりと濡れている。腰がヒクヒクと悶絶し、あたかも誘っているよう。
「もっと腰をくねらせて注意を向けさせてもらわないとわからないな」
「あぁぁっ……恥ずかしいぃぃ……ここです、ここですぅっ……」
秘部を押し開いたまま、浮かせた腰をねちこく振って悠二の視線を誘うグレイフィア。回すのみならず、ヘコヘコと上下にも揺らして淫らに裸体を踊らせる。
「凄い姿だ。サーゼクスにもそうやって強請るんだろう?」
「いやっ……私をこんなにいやらしくさせたの、悠二さんが初めてに決まってます……」
「そういうことにしておこう。それに、どこにあるのかもよぉくわかった。ほら、四つん這いになりなさい。お望み通りハメてやる」
「んぁぁッ、ありがとうございますぅぅっ……」
そう言って姿勢を変え、クリンとした尻を持ち上げる。逆らう気も起きない、それどころか従うことで喜悦が強まり、快感となって身に染みていく。
「その格好、俺の女にはピッタリだな」
「はああっ……グレイフィアにはお似合いの格好です……」
尊厳をかなぐり捨てて悠二のものだと明言することで、灰色の瞳に昏い悦びが灯った。その瞳が背後から迫る悠二を窺い、腰をクイッと突き出す。
「ふはああッ、んう! あぁ、いい、入ったぁっ、硬い……、こすれる……。奥に当たる……」
受け入れただけで淫蕩し、目を細め噛み締める。後ろから貫かれ、全身がブルブルと悦びに震えている。
「はあんッ、はあうッ、奥っ、おくッ、来てるうううッ」
肉感的な尻が腰に叩かれ波打つ。銀髪はサラサラと揺れ、毛先に撫でられている頬には上気を広げている。
「嬉しいか?」
「はいっ、あんッ、うう、嬉しいッ、ですぅっ、んんあッ」
グレイフィアの歓喜は抽送に合わせた腰振りにも表れている。雄々しい逸物で胎内をえぐる悠二に蕩けた視線を向けながら、中へ中へと迎え入れる。
「コレがそんなにいいか?」
「はいぃんッ、気持ちいいれすぅ、ああッ、あンッ、あンッ、とても太くて、しゅごく擦れてるぅッ」
強烈な刺激に淫液が溢れ、乾いた音に湿った音を混じらせていた。出し入れされる肉幹にもベッタリと絡み付き、照明を淫靡に反射させている。
「それはよかった。けど、一人で楽しみ過ぎてない?」
「ああっ、んんッ、すみません……! ど、どうしたらぁっ、はあああッ」
「今は何もしなくていい。ただよがってろ」
「え? あんんぅッ!」
悠二はグレイフィアの二の腕を掴み、背筋を仰け反らせ、狭くなった胎内を突き上げる。肉幹をズッポリと嵌め込み、柔襞でしごきたてる。
「ああうッ、ひいいんッ! お腹がっ、お腹がぁぁぁッ!」
子宮を突き歪める勢いがグレイフィアの身体中に響き、脳髄に直撃し、頭の中をドロドロに爛れさせる。意識がボーッとして覚束ない中、次から次に快感の衝撃が送り込まれる。
「やっ、あんッ、あッ、そんなにはやッ、くしッ、たらぁッ! ダメえええ! イクううう!」
快感が全身を駆け巡り、弾かれたように喉を反らすグレイフィア。その目は虚空を見つめ、銀髪は弾み、突き出された乳房はタプタプと揺れている。
「おお、締めつけが強くなってきたな。気持ちいいぞ」
「くううん! んあああッ! おかしくなるうううッ!」
腰をしならせ肉幹を打ちつけるピッチを上げる悠二。
結合を解かないまま腰を突き出したまま半身をベッドに沈めて余韻に震えるグレイフィアを、射精を済ませていない悠二は休ませるつもりはない。
「よし、次はお前が上になってみようか」
「ぁぁッ……はいぃぃ……」
グレイフィアは恥ずかしがるが悠二は彼女の身体の向きを変えた。肉幹がねじれる感じがして、不思議な感覚がした。グレイフィアは向きを変えながら、あんっと声を出した。
グレイフィアは悠二の胸に手をついて腰をゆっくり上下させている。それから少しずつスピードが上がっていく。どんどん激しくなり、二人の体がぶつかり、パンッパンッ音を立てる。
「んあああっ! あっ、あうう、はあぁっ……」
グレイフィアは快感によって頭の中を白くなる。悠二の肉幹が肉壁を細やかながらに押し上げる。ただそれだけのことで甘美な刺激が身体に染み渡る。もっと強い快感を求めてグレイフィアの腰が動き始める。
「んああッ、あん、あああッ」
腰を前後に蠢かし、子宮を歪めたまま子宮口をぐりぐりとえぐり回す肉幹をキュンキュンと締め上げる。擦れ合うたびに快感が広がり、骨の髄まで浸食していく。
「あっ、あっ、はあんっ……気持ちいい、腰、止まらない……ああんっ!」
そのうち官能を感じすぎて体を支えられなくなったグレイフィアはその肉感的な肢体を悠二に覆いかぶさった。それでも腰の動きは止めない。昂る熱情に突き動かされ衝動的に悠二の顔を両手でつかみ猛烈なキスの雨を降らしてくる。
「あむっ、ちゅ……ちゅる……」
グレイフィアの麗しい唇は悠二の口に狙いを定めていく。
「ちゅふぁ……んっ、んっ……はああ……」
キスをしながら豊満な胸をこすりつけてくるので、悠二はその感触がとても気持ち良い。グレイフィアの勃起した乳首が悠二の胸板に擦れて官能を刺激する。
「へはああっ、はあ……ん……」
さらにグレイフィアは唾液まで悠二に垂らしてきた。悠二も口を開けて垂らされた唾液を飲んだ。
「こういうことはサーゼクスにもしているのかい?」
「あぁんっ、こんなことあいつとはやりたくありません! 悠二さんとだからしているんですぅ……。悠二さんだからしたいんですぅっ」
好感度Maxになる前にここまで堕ちたグレイフィアに悠二は満足気に頷く。
「お前はサーゼクスの妻なのに?」
「それよりも悠二さんの恋人であることが私にとって大切なんです!」
グレイフィアの動きに合わせて下から突き上げて悠二は手伝うようにグレイフィアの大きなお尻を掴んで腰を叩きつける。
パンパンという音が大きくなる。ベッドもギシギシいっている。
「あ、あ、イクうっ、イクうううううッ!」
「ほら、いっぱいイッてくれ。ほらっ、ほらっ、ほらっ」
「あひいいいいいいッ!」
グレイフィアがずり上がって頭の方へ逃げようとするので、悠二もずり上がり彼女を逃がさないように捕らえて、さらにお尻をガッツリつかんで激しく上下させる。肉幹の先がゴリゴリ当たって、悠二の射精感も込み上がってくる。
「ほら出すぞ」
「あうううあああッ! はうううッ! んッ! んあぁぁッ……」
子宮内に灼熱の白濁液が飛ぶ。胎内にそれが迸るのを感じグレイフィアの顔が恍惚を浮かべている。
「はあぁっ……。気持ちいい……」
長々とオスの精を注入され、歓喜を顔に浮かべていた。全身が悦びに狂い、ビクビクと戦慄いていた。
「まだ残ってるぞ。わかるだろう?」
「ぁぁッ……はいぃぃ……悠二さんのご褒美、お口で、搾らせていただきますぅぅ……」
結合が解かれたグレイフィアはのろのろと身を翻し、悠二の腰にしがみ付いた。抜かれたばかりで己の体液を纏わせる肉幹をうっとりと見つめながら咥える。
「次はアナルを捧げてもらおう」
「んふぅぅっ……じゅるっ、じゅるるッ、んぶふっ」
グレイフィアは嬉しそうに鼻を鳴らして、お掃除フェラを熱心に行う。そうしているうちに膨張を始める逸物に尻を振って喜びを示し、肉幹の汚れを嘗め取っていった。
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