※この作品はR-18です。

ラブ・ハンター   作:生死郎

91 / 175
新章です。アニメ放映中には書きたかったのでなんとか間に合って良かったです。最終回までには書き切れたらいいな……


※ちゅーやとの会話を一部変更しました。


由比ヶ浜母娘編
01 (エロなし)


 桜庭悠二は金曜日、休暇を取った彼は婚約者と同居を始めた友人の新居へ遊びに行くために千葉県へ向かった。友人宅を出た後、いつものモンスター探しとは探索範囲を変えてみようという思惑と、渋谷以外のプレイヤーの集会所を探すためだ。

 ラブ・ハンターのマップを見ながら探索していると、悠二が設定した条件に該当するモンスターの反応はない。

 しばらく歩き回り千葉パルコに入ってみれば漸く、プレイヤーの反応を見つけた。相手は悠二よりも年上に見える。三〇代だろうか。恰幅がよく血色もよくつやつやとしている。

「こんにちは」

 悠二はプレイヤーらしき人物へ勇気を持って訊ねてみた。

「あなたが、やっているのはボールですか? それとも矢のほうですか?」

「矢のほうだね」

 悠二が確認するためのやり取りはかつてギブスンと行ったものと似たようなものだった。男は気さくに応じた。

「ここに来るのは初めて?」

「はい、渋谷のほうと新宿は行ったことはあるんですが、ためには遠くへ行こうかとおもいまして」

「そうだったか。私はちゅーや。レベルは八二。よろしくね」

 男……ちゅーやはレベルも一緒に自己紹介した。

「ディックといいます。レベルは六三です」

 グレイフィアを調教している期間にも彼女以外の恋人たちと交わっていたこともあってついにレベルは六〇を越えていた。

 二人は互いに一匹ずつモンスターのデータを見せあった。悠二は少し考えて、SSRは隠しておきたいと思い、堀北鈴音を見せた。ちゅーやが見せたモンスターのレアリティはSSRだった。

「へえ、可愛いな。黒髪ロングのクール系美少女か……。いいね、スタイルも良さそうだ」

「ありがとうございます。仰る通りとてもいい子ですよ。ちゅーやさんのところの娘もいいじゃないですか」

 ちゅーやが見せたモンスターは金髪に染めたロングヘアの切れ長の目のギャル系美女だった。点数は九五点。

「まあね、結構気に入っている娘でね」

 ギャルっぽい様子のモンスターが好みということは、ちゅーやは今井リサも好みかもしれない。見せたらトレードを頼まれるかもしれない、悠二はそう考えた。彼にはリサは伏せておこう。

「それよりもちゅーやさん。援護射撃を使ったことはありますか?」

 掩護射撃とはプレイヤーがレベル六〇になると解禁されるスキルだ。プレイヤーが所持モンスターに矢を持たせて、モンスターがプレイヤーの代行として別のモンスターを捕獲することができるスキルだ。

「何度か使ったけど、やっぱり上玉を捕まえるのは難しい。君はどうだった?」

「まだ使ってないんですよ」

「そうなんだ。俺は何度か挑戦してモンスターの友人を捕まえたよ。今では、友達同士を並べて楽しんでるよ」

「そうなんですか……。ちなみに、ちゅーやさんが掩護射撃で狙って失敗した相手というのは?」

「今見せたモンスターの友達。……親友ってほどの仲でもないみたいだった」

「そうなんですね。ありがとうございます」

 貴重な情報を提供してくれた先達に、悠二は丁寧にお礼を言った。今の自分では彼にお返しできる情報はない。

「俺はそろそろ帰ります。今日はありがとうございました」

「そうか、それは残念だ。せっかく話し相手が来たと思ったのに」

「すみません、また来ますので。掩護射撃について、何かわかりましたらご連絡しますよ」

「うん、楽しみにしているよ」

「今度会ったらお仲間を紹介してください」

「ああ、いいとも。新しい人はいつでも大歓迎だよ。情報交換もトレードもいいよ」

「はい。それじゃあ」

 悠二にとってギブスン以外に出会ったプレイヤーとの交流は終わった。そのまま、悠二は千葉に残りモンスターを探していた。

 終業後の社会人を狙うならばもっと都内へ向かうつもりだが、近くに学校が数校集まっているこの地区ならば、狙い目は下校中の女子高生や小学生や幼稚園児の子どもがいるような母親だろうと、悠二は決めた。

設定は同様70点以上にしてある。マークは少しずつ表示されるている。それはほとんどがRとSR。

SRでも特別、不満があるわけではない。しかし、欲をいえばURを求めたい。

 一時間歩いたとき、JR海浜幕張駅付近でついにURの美人が一人で歩いていたのを発見した。

 童顔の愛らしい顔立ち、ウェーブのかかった茶髪、着崩した制服、黒いブレザーを羽織っており、着ている白いカッターシャツは隆起して胸の大きさを隠しきれていない。

 ──これはゲットするしかない。

 社会人である悠二ではモンスターの捕獲に費やせる時間は少ない。平日は仕事があるのでモンスターの育成も含めれば、業務後にあの娘を捕獲するために千葉へ向かうのは難しい。

 悠二は道の端でスマホをいじりながら、彼女が通り過ぎるのを待ったあと、悠二も彼女のあとをさりげなく歩き出す。

 駅までの間にいくつかある信号で立ち止まるときに捕獲する。彼女の歩くスピードに合わせて、一〇メートルくらいの間を空けて尾行する。

 駅の手前の信号で彼女は赤信号で立ち止まった。悠二は彼女の後ろに立ちスマホを操作した。矢が放たれて彼女を射抜いた。

 

『捕獲しました』

 

レア度:UR 点数:82

氏名:由比ヶ浜結衣

年齢:16歳

レベル:0

交際経験:0人

キス経験:無し

性交経験:無し

被捕獲経験:1回、被捕獲中

対象:異性

嗜好:ノーマル

好感度:通常(40)

身長:151cm

体重:48kg

3サイズ:B86/W59/H84

バストカップ:F

 

 総武高校二年F組。奉仕部という風変わりな部活に所属しているらしい。その他、経歴や家族構成などの情報が悠二のスマホに入ってくる。

 信号が変わって結衣は歩き出している。悠二はアプリで彼女を通話で呼び出した。

 歩道の真ん中で立ち止まった結衣は端に寄る。スマホ越しに悠二の声を聴く。

「ふああ……」

 結衣は吐息を漏らし、微かに肩を震わせた。すると、隣にいた悠二に気づいたようで悠二のほうへ振り向いた。悠二のもとへ近づいてくる。

「こんにちは。俺はディックこと桜庭悠二。君の飼い主になるからよろしく」

「え、えっと……よ、よろしく、おね、お願い、します……」

緊張してお団子のように結い上げている自分の髪を弄る結衣に、悠二は微笑みかける。

「もっと楽にしていいから。頑なならないで」

「は、はい!じゃあ……やっはろー!由比ヶ浜結衣です!」

気を取り直して結衣は自己紹介した。朗らかな笑みは見ていて悠二も気持ちが良い。よい娘を手に入れることができた。悠二は

「ああ、それで君はこれから何をするか、わかるよね?」

悠二が訊くと結衣は羞恥で赤くなる。

「う、うん……。恥ずかしいけれど……初めてだけど、よろしくお願いします……」

「ああ、勿論だ。大切にするよ、結衣」

 人を惑わす悪魔(マーラ)のごとき笑みを浮かべて、悠二はお泊り回数券を結衣へ渡した。今日と合わせて土曜日と日曜日も使って結衣の調教を行うことにした。

 

 ◇◆◇

 

 結衣に自宅へ泊りになることを連絡させた。電話に出た母親が何も理由を聞かずに泊まりを認めたことに不思議そうだったが、悠二が「気にするな」と言われたあとは気にならなくなった。

 悠二は結衣を連れて帰宅する。悠二の自宅は以前の通りのマンションではあるが、最近では状況が異なっている。グレイフィアを恋人にしてからだ。グレイフィアが「ご主人様に相応しい住居にさせて欲しい」と悠二に平身低頭お願いをして、悠二はやや戸惑いながらもそれを認めれば、僅か一日で彼が住むマンションは一棟丸ごとグレイフィアの持ち物になっていた。事情を聴けば悪魔がこの世界で活動するために会社や法人を所有して自分は裏でこっそりと扱う、ということはよくあるのだという。しかも、今回使っている会社もサーゼクス他、グレモリー関係者では存在を知っている彼女くらいらしい。

「お邪魔しま~す……ええっ!? 中が凄く広い!? どういうこと!」

「……まあ、そうなるよね」

 結衣は瞠目して驚いた。外から見た景観と反して広い間取りに驚くのは無理もない。悠二も慣れるのに暫く時間がかかった。

 さらに結衣の注目を集めたのは悠二の帰りを待っていたグレイフィアだった。悠二をご主人様と呼び敬い、メイドとして振る舞うところをポケーとした顔で眺めていた。しかも、グレイフィアは股下〇センチの超ミニ化したミニスカート、突き出された大きな胸が出てしまいそうなほど襟ぐり深い、目のやり場に困るメイド服には絶句していた。

グレイフィアは事前に連絡を貰っていたので結衣の来訪にも戸惑うことなくメイドとして応じていた。

「今日いるのは君だけだったかな?」

 グレイフィアは豊乳で悠二の腕を挟み込み、突き出した尻を振ってスカートをヒラヒラと揺らしながら彼の首筋を湿らせながら報告した。

「今日は巴さんと鈴音さんがいらしてますよ」

「そうか。だが、今日は結衣をメインに愉しむからな」

「私もぉ……ハメてもらいたいです……」

「ダメ」

「あんっ」

 悠二の手がグレイフィアのスカートをめくって尻を撫で回すと、彼女はそこから淡い快感がぞわぞわと身体中に広がり、グレイフィアは腰を震わせた。

「今日は結衣の処女を捧げてもらうからさ。いっぱい可愛がってあげるつもりだから、そっち優先。ごめんね、グレイフィア」

「ああっ……、でも、仕方ないですね。私のオマンコを使いたくなったらいつでもお申し付けください」

「勿論だよ」

 悠二とグレイフィアの会話に聴きながら、結衣は緊張しながらも今日初めて会った男に、自分の初めてを捧げるとい事実に好奇心なのか恐怖心なのか不思議な昂揚で身体が熱くなっていた。




由比ヶ浜結衣
第11のヒロイン。『やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。』の登場人物。

新章の題名からも察していただけるかもしれませんが、結衣だけがヒロインではありません。ガハママもヒロインとして悩乱してもらいます!ガハママは原作からして情報が少ないので、オリジナル設定が多くなってしまいますがご容赦ください。


ちゅーや
悠二が出会ったプレイヤー。小太りで三十代の男性。
好みの女性はギャル系。プレイヤー名の由来は中原中也。
所持モンスター(名前だけ登場/設定のみ存在)
・倉敷玲奈(催眠性指導)
・津島理奈(催眠性指導)
・倉敷麗華(催眠性指導)

SSR>URのような独自なレアリティは紛らわしいですか?

  • 紛らわしい(改善したほうがいい)
  • 紛らわしくない
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. よみあげ
  11. 閲覧設定
▲ページの一番上に飛ぶ  X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。