提督が鎮守府に来なくなってそろそろ一月になる。
補給物資は大本営から滞りなく送られてくるので困ることはないけれど、命令を下す提督がいないので出撃する事もなく倉庫に貯まっていく一方だ。
もっとも余剰在庫は返還されるらしいので溢れるようなことはないのだけれど……。
初めは不安に思っていた艦娘のみんなも徐々にこの状況に慣れてきたのか、最近はすっかりだらけてきている。
食材の補充も続いているので交代制で調理したりして、出撃することも無い生活が一月も過ぎれば規律も乱れてきて……、訓練もせずのんびりしていたり、その、色々と風紀も乱れて……、うん、色々あったりする。
駆逐艦寮を歩いていても、昼間から甘い声が響いてきたりして……、こんな事が大本営に知れたら、
この鎮守府はどうなってしまうのかな。
提督、早く戻ってきてよ………。
「雷ちゃんっ♡ちゅっ♡ちゅっ♡雷ちゃあんっ♡」
「電っ♡んんっ♡ちゅうっ♡はあっ電♡♡」
提督ラヴ勢の中でも依存度の高かった二人、雷と電は依存対象を失った結果、互いに依存し合うことで欠けた心の隙間を埋めあった。
二人はもう何日も部屋に引きこもったまま出て来ず一日中絡み合っている。
ベッドでしている事もあれば床でもつれあっている事もあるし、服を着ていることもあれば全裸で体を舐めあっている事もある。
部屋を覗かれても気にする様子もなく暁や響が話し掛けても聞こえないかのように二人の目の前で舌を絡めあって腰を擦り付けあっていた。
そのくちゅくちゅというあそこの擦れ合う水音にすっかり当てられたのか、いつの間にか二人の姿も消えていて隣の部屋から響の名を呼ぶ暁の声が甘く響き始めていた。
今も冷めた目で一部始終を見つめる僕の前で大きく足を開いて二人膣口を擦り付けあっている。
まるで小さな子供のおちんちんくらいありそうに尖ったクリトリスが擦れ合う度に、二人揃って甲高い悲鳴をあげては寄り強く腰を突き出し合う。
まだ幼い子供の外見をした駆逐艦が二人、全身を汗といやらしい蜜で濡らしながら浅ましいくらいに激しく求めあって、体を擦り付け舌を絡めあって指でお尻の穴までほじくって快楽に溺れている。
そんな二人の姿を見つめながら僕は、何をするでもなく立ちつくしていた。
隣の部屋へと移動して、また中を覗き込む。
案の定と言うか、響が暁に組み付されていた。
この光景ももう四度目になる。
響はまだこの状況に慣れないのか、のしかかる暁を必死に両手で押し返そうとしていた。
どうせキスされればすぐに抵抗も弱まるのに、楽しんでいるのか暁は響に覆い被さったままだ。
膝でスカートの上から響のあそこを刺激して、服も脱がせずに胸を揉む。
そのほうが響の抵抗が続くからだ。
止めてって言いながら首を振って抗う響を自分のモノにするのが好きなんだ、だから簡単になびかれたら困る。
キスして愛してるって囁かながら優しく体を撫でてやればすぐに、暁って甘えた声で鳴きながら体を許すのに、そうせずにいじめ続ける。
暁は響の泣き顔が大好きらしい、ただ泣かせるんじゃない、暁への好意と理性の間で揺れながら負けそうになる自分に涙する響の泣き顔が好きなんだ。
だから散々意地悪しておいて最後には思い切り甘やかす。
「ごめんね、響きが可愛いから、響のことが大好きだから、意地悪しちゃうの、ね?許して響♡」
そう言って頬を撫でながらキスをする。
それだけでもう、次は意地悪しないでって言いながら自分から両手首に巻き付けて夢中で吸い付いている。
暁の足に自分から腰擦り付けてはなかをいじめて欲しいってせがんでる。
結局響の抵抗だって、こうなる為の儀式みたいなものだ。
本機で嫌がってるわけじゃない、自分の中で姉との行為を正当化するための儀式。
だからそれが済さえすればもう、それまでの分を取り返そうとするように激しく暁を求め出す。
……この分なら四人で始めるまでそう時間は掛からないかな。
それを確認した僕は、次の様子を確かめるために部屋をあとにした……。