目が覚めたら世界規模で強制ハーレムルートだった。 作:赤いUFO
ようやく完成に漕ぎ着けました。
「ムグッ!? ムグムグッ!!」
「なに? ちょっと今忙しいんだけど? 文句なら後にしてちょーだい」
楯無の言葉に車に詰め込まれた徹雄の動きが更に激しくなる。しかし、不自由な状態では身動ぎするのが精一杯だった。
徹雄は今、手首足首に手錠をかけられ、おまけとばかりに太いワイヤーで体を縛られている。
さっきからバッタンバッタンと体をくねらせて海老のような体勢になっていた。
事情も分からないまま猿轡までされて拘束されている徹雄は車の中で声が出せないまま、移動させられている。
しばらく車が走っていると海の匂いが鼻を刺激した。
車が停止すると先に楯無が出て、簪と美羽が徹雄の拘束を外し始めた。
「朝比奈徹雄をお届けに参りました」
「御苦労様。大変だったでしょ?」
「いえいえ」
待ち合わせの相手であるアリサ・バニングスと軽い挨拶を交わしながら話をしていると、車の中から拘束を解かれた徹雄が鬼の形相で楯無の下まで走る。
「ファッ○ユーッ!!」
容赦なく楯無の顔を掴んで額に頭突きを叩き込んだ。
「いったー!? なにするのよ!」
「こっちの台詞だ、テンメェ!! いきなり部屋に押し入って3人がかりで簀巻きにして車に押し込めやがってっ!? ぶっ飛ばされてぇのか! あぁん!?」
鼻息を荒くして抗議する徹雄に楯無はもう手を出してるじゃない、と額を擦る。
「だって時間がなかったし。あーだこーだ質問されるより一段落してからの方が説明しやすいと思ったんだもの」
「ふっざけんなぁ!?」
余程ご立腹なのか、地団駄を踏み始める徹雄にアリサが近づく。
「変わってないわね、アンタは」
呆れるように。馬鹿を見るような目で徹雄を見ていると、本人は首を傾げた。
「いや、誰だよ……?」
こんな知り合い居たっけ? と顎を撫でている徹雄にアリサの隣にいたリンディが苦笑混じりに答える。
「アリサさんよ。アリサ・バニングスさん。覚えてるでしょ?」
「アリサ……?」
記憶の倉庫からその名前を取り出す。
かつて友人であるクロノとの関係から知り合ったやたらと突っかかってきた金髪少女が確か──―。
「あー! あんのくそ生意気な!」
「生意気ってアンタにだけは言われたくないわ」
うげぇ、と口をへの字にして不快感を露にするアリサ。
リンディは楯無にそっとフォローを入れた。
「あの2人。あれで仲は良いのよ。喧嘩するほどってやつね」
「はぁ……」
リンディの説明に楯無は気のない返事を返した。
その間にも2人の言い合いは続く。
「いや気づかねぇよ! 最後に会ったのはお前が中2か中3くらいの時じゃねぇか。髪もバッサリ切ってるし」
「うっさいわね。アンタがぐうすか寝てる間に色々あったのよ。それより早く船に乗りなさい」
無駄に豪華そうな船を親指で差すアリサ。
「いや、だから何がどうなってんの!? この船でどこ行くんだよ!
「はいはい。それは船旅中に説明してあげるから。しばらく海外に行くだけよ、あ、千鶴ちゃんと先生は先に乗ってるから」
「海外ぃ!? 何でだよ? つーかそれなら俺にだって挨拶したい奴くらいは────」
「それなら問題ないわ。ほら」
後追いからやって来た車。
その車から見知った4人が降りてくる。
「木綿季、赤緒、明日奈にまりも……」
「彼女たちもこの旅に同行してもらうことになったから」
「なんでぇ!?」
本当に訳が分からず頭を抱える徹雄。
「いやホントなんでだよ!? 何が起こってんの!?」
「もしもの時の為に一緒に付いて来てくれ、と言われまして。何でも、最悪監禁される恐れがあるからとか……」
赤緒もよく分かってないのか、曖昧な説明をする。
「アリサさん。中の準備整ったよ」
「ありがと、鈴羽」
船の中から出てきた少女に見覚えがあり、徹雄が指差す。
「あーっ!? お前この間の!?」
「あはは。あの時はごめん」
少し前に徹雄を拐おうとした少女。
本人は謝る気が本気であるのか分からない感じで頬を掻いている。
頭を抱えている徹雄にまりもが近づいて耳打ちしてくる。
「徹雄、ちょっといい? 後で話があるんだけど……」
「ん? あぁ、いいけど。ここじゃダメなのか?」
真剣な顔をして頷くまりもに徹雄は茶化したりせずに分かった、とだけ答えた。
ここで駄々をこねても仕方ない、と船に乗ろうと動く。
すると、多数の車が集まってきた。
へぇ、まだ乗る奴いるんだ、と思っていると楯無が舌打ちする。
「意外と早かったわね……!」
「んあ?」
呆けた表情をする徹雄に苛立ちながら車の中から現れた人物を見た。
「ハーイ
「クロエ……?」
先頭に立って現れたのは以前浴場で抱いたクロエ・マンスフィールドだった。
後ろには銃で武装した人間が十数名いる。
クロエはあの時と変わらない笑みだが、その視線は鋭利なままに楯無を見る。
「大胆な事をしてくれましたね。これは、リストラだけでは済みませんことよ?」
絶対的優位から余裕を崩さずにクロエが告げる。
「投降なさい。爆拳の身柄は此方が預りマース」
クロエの呼び掛けに楯無は悔しそうに唇を噛む。
すぐに美羽へと視線を向けると彼女も小さく首肯した。
徹雄は木綿季たちを隠すように立っている。
しかし、楯無が徹雄の後ろから小声で話す。
「貴方はなんとかして船に乗って。そうじゃなきゃ意味がないわ」
「バカか。乗んのは木綿季たちが先だろ。付き合わせた以上、あいつらの安全が最優先────」
パンッと空をめがけてクロエが発砲する。
「あまり、時間を取らせないで欲しいデース。こっちも暇ではありませんので」
どうするかな? と徹雄は考える。
ハッキリ言って銃を向けて脅してくる相手の言うことを聞く気など更々ない。
しかし、徹雄1人ならともかく後ろの安全を確保しながら銃を相手にするとなると。
そんな悩みを吹き飛ばすように美羽が動いた。
「殿は此方で務めますわ!」
「あ、バカ!?」
バッと飛び出した美羽。
徹雄が止めようとするが、人間の脚力かと疑う程の速さで銃を持った集団の中に飛び込んで行く。
「ハッ!!」
向けられる銃を避けながら蹴りを繰り出し、クロエたちを引っ掻き回している。
それを見て楯無が徹雄を引っ張る。
「早く!」
しかし、徹雄は動かない。
ギリッと歯を鳴らし、握り拳を作る。
その少しの硬直で撃っていた銃弾がこちらの近くに足場に当たり、跳弾した。
「わっ!?」
その音に驚いて木綿季たちが思わず頭を押さえた。
「更識姉妹。お前らは先に木綿季たちを船に乗せろ。俺と風林寺さんもすぐ乗る」
「え? ちょっと!?」
楯無が止める前に走り出す徹雄。
これまた美羽と比較してもかなり接戦しそうな速度で走る。
1番近くにいた敵に近づくと拳を握り、顔全体を覆った防護用のヘルメットに向けた。
ウェルター級世界1位、朝比奈徹雄。
彼はとある世界ランキング戦で見せたその圧倒的な強打で
試合開始から僅か20秒。
たったの一撃で相手選手を沈めた強打。
その時、会場に響いた打撃音がまるで爆弾の爆発音の様だったと会場に来ていた観客のコメントから付いた名前。
そしてコールドスリープの5年間を除き、彼は1日たりともその拳を鍛えることを怠っていない。
銃を持った相手に殴る徹雄を見ていた面々は後にこう述べている。
「ひ、人が殴られて飛ぶなんてマンガの話だけかと思ってたよ」
「3回……3回もバウンドしてピクピク痙攣してました」
「相変わらずバケモノね……」
「へ、ヘルメットがへっこんでるように見えるんだけど……」
「はぁー」
一息吐き、相手集団が動きを止めている隙を突いて、徹雄はクロエの下へと走ると、彼女の腕を後ろに回させ首に手をかけて敵に警告する。
「動くなよ。動いたらお前らのリーダーの首をへし折るぞ」
「……oh。爆拳、貴方はもっと
「この状況でそんな余裕あるか! それに俺がホントに紳士的な人間に見えんならその眼が節穴過ぎんぞ。おい動くなよ! こっちには人質が居るんだからな!」
そのまま、クロエを担ぐと大声で叫ぶ。
「総員退避ーっ!」
徹雄の声にハッと楯無達が一斉に船に乗る。
撃とうとする敵に向かって徹雄が叫んだ。
「ホントに撃つなよ! こっちには人質が居るっつってんだろ!」
「悪役ですわね」
うっさいよ! とぼやき、最後に船に乗る。
そのまま人質のクロエを見せながら船を動かした。
指示する人間が居ないからか、向こうも右往左往して見送るだけなのが幸運だった。
「銃の前に飛び出すわ人質を取るわ。アンタ馬鹿じゃないの! 馬鹿じゃないの! 馬鹿じゃないの!! っていうか馬鹿だったわねっ!!」
「馬鹿馬鹿言うんじゃねぇ! しょうがねぇだろ! 他に思い付かなかったんだから! 風林寺さんも置いてく訳にいかねぇし!」
クロエを適当な部屋に押し込めて徹雄とアリサ、楯無とリンディが1つの部屋に集まっていた。
そこでアリサと徹雄が言い合いをしている。
一通り怒鳴り合うとリンディが割って入った。
「まぁ、皆無事だっただけでもよしとしましょう。アリサさん。今は何処に向かってるのかしら?」
「昔アタシのパパが別荘として買い取った孤島です。今はそこが1番近い拠点ですので。そこで、徹雄に会って欲しい人がいますので」
「あ? 俺に?」
「そ。UWが保護している以外の男性で独自に細胞硬化症を乗りきった男よ」
アリサのとんでも発言に楯無が驚く。
「そんな人が居るわけ────」
「そう? アイツは自分で保有していた冷凍カプセルを使って細胞硬化症を乗りきったのよ。性格はともかく、頭脳の方は一級品だしね。今は、MKウイルスの研究をしてるわ。それと同じくらい頭脳明晰な
否定する楯無の言葉遮ってアリサが答える。
「へー。本物の天才っているもんだなぁ」
「細かな説明はそこでしましょう。もう疲れたから、今日は休んでちょうだい」
手をパンと叩いて解散となった。
「ちょっといいか?」
「なによ。アタシもう休みたいんだけど……」
「しばらくぶりの再開だろ? ちょっと付き合えよ」
片手に調理場でチョロまかしたワインとグラスを2つ持っている。
その図々しさに呆れながらも部屋の中へ通す。
グラスにワインを注ぐと徹雄が質問した。
「その拠点にお前と仲の良かった友達連中も居んの?」
「えぇ。すずかもなのはもアリシアもフェイトもはやても居るわよ。皆、アタシについてきてくれて、色々と手伝ってくれてたわ」
連ねた名前を聞いて徹雄の顔が若干ひきつる。
「フェイトか……そういや昔俺、あいつをからかいまくって泣かしたよな?」
「覚えてたの? それでアリシアやなのは。プレシアさんの逆鱗に触れて、アタシらとも疎遠になったわよね」
「店の方に行きづらくなったし、俺もジムに新入りが入ったりで忙しくなったからな。あ、そういや後でクロノの奴にもシメられたわ」
「へぇ。クロノさんにも?」
「お前らの兄貴分だったからな。それよりクロノやまりもには敬語なのになんで俺にはタメ口?」
「だってアンタ、年上って感じがしないもの。精神年齢むしろ下に見えるし」
「もういい……」
などと軽口と言い合っていると、話をこの数年間に移す。
「MKウイルスが出てからどうしてた?」
「色々とよ。最初はウイルスで亡くなったパパの遺産で特効薬の研究に投資したり。色々理由を付けて以前の生活から溢れてしまった人たちを支援したり。幸い、手伝ってくれる人手はそれなりだったしね」
グラスに3杯目のワインを注ぐ。
眠るほど酔いが回る訳ではないが、多少口が軽くなってくる。
「俺が寝てる間に、やっぱ色々あったんだなぁ」
「そーよ。大変だったんだから。アンタが気楽に寝てる間に……」
冗談っぽく恨めしそうな声を出すと、ベッドに座っていた徹雄の背にアリサは自分の背中をくっつけた。
「親父さんも亡くなったのか。てっきりカプセルに入ってるもんだと思ってたが」
「……運悪く初期に感染したのよ。どうしようもなかったし、出来なかった」
口で言うほど納得していないのだろう。その口調には無理に自分を納得させるような響きがある。
きっとMKウイルスが出て来て、徹雄が想像出来ない苦労がたくさんあったのだろう。
頑張ったな、とか。大変だったんだな、と言うのは簡単だが、それは安易に口にしてはいけない気がした。
今はただ、酒に力に任せて愚痴を吐くアリサの言葉を黙って聞いてやるだけ。
黙っている徹雄にアリサが不服そうにする。
「なによー。自分から訊いてきてだんまりって」
「あ、わるい。ま、なんだ。俺をどうするのか知らねぇけど、ここまできたら出来る限りは力になるぞ」
「……安請け合いするわね」
「あくまでも出来ることだからな? いきなりモルモットになれとか言われたらこの船占拠するからな?」
徹雄の冗談混じりの言葉にアリサは肩の力を抜いて笑った。
そして小悪魔的な笑みを浮かべる。
「そういえば、メイティングだっけ? どれだけの相手を手出したわけ?」
「知らね。もう日常過ぎて考えるの止めてた」
「最低ね」
「俺もそう思うわ」
軽口を言い合いながら徹雄は瓶に残っている中身を全てグラスに注ぐ。
そこで、アリサが徹雄の背中に額をくっ付ける。
「あれから、本当に世界が変わったわ。仲の良かった男の人が死んだり、冷凍カプセルに入ったり。それでおかしくなった奴や現実を見ないで以前と変わらない生活を享受してる奴も。男がいなくなって、世界が平和になった、なんて言うのもいる。アタシは女しか居ない今の世界がつまらなくて。皆と何とかしようって動いたけど、結局大した事は出来なかった」
自嘲気味に話すアリサ。そこから徹雄の顔をこっちに向けさせる。
「アンタとはケンカばかりだったけど、こうして生きて居てくれて嬉しいわ」
「アリサ、お前……」
「アンタみたいなのでも、死なれれば淋しいって思うのよ」
「俺みたいなの、てのは余計だろが」
徹雄の受け答えにアリサがクスクスと笑う。
アリサの腕が首に回る。
「おい」
「いいじゃない。少しくらい労ってくれても」
「労うって、お前なぁ」
こうまで体を密着させる意味を察して徹雄は頭を掻く。
「不安なのよ、これでも。このままMKウイルスを克服出来なかったらどうしようって。少しくらい安心させなさいよ」
「どいつもこいつも」
徹雄はアリサをベッドに倒す。
飲み干したグラスが床に落ちた。
「ちょっと……! 胸ばかり弄って……んっ」
「じゃあ、こっちな」
徹雄の指が陰口をなぞるように触れる。
陰核も軽く撫でるとアリサの口から、んっ、と声が漏れる。
(思ったより、身体つき、スゴ……)
「どうした?」
「別に。ただ、筋肉あるなって、思っただけよ。アタシの周りって細い人が多かったから」
徹雄の腹筋や胸板をペタペタと触れるアリサ。
「職業柄な。お前も、胸でかくなったよな。ガキの頃に比べて」
「何年前の話してるのよ。それに、それを言うならすずかやフェイトなんてスゴいわよ」
「そりゃ楽しみだ、なっ!」
アリサの乳首を吸いながら膣内に指を入れる。
大きく息を吐いて受け入れるアリサ。
ゆっくりと膣内に指を侵入させる徹雄。
「つっ……あ……!」
そんな中でアリサの手が徹雄の肉棒に伸びる。
「おい……」
「ア、アンタにばかりさせて終わりなんて冗談じゃないわ!」
「何の対抗心だよ……」
アリサの手が徹雄の竿を扱き始める。
その真面目な様子に苦笑しながらも徹雄は愛撫を続けた。
膣の肉壁をほぐしながら指を少しずつ奥へと動かし、胸や肩、首筋にキスをする。
(こいつの、熱くて大きい……それに、指もごつごつしてて……)
少しずつ余裕を削られていくと、徹雄はアリサの上半身を起き上がらせ、後ろから抱き締めながら陰部と胸の愛撫を続けた。
たまに胸を弄っている手で下腹部を撫でてくる。
「あ、あっ! ちょ、ちょっとぉ……!」
アリサの声に甘い色が漏れる。
丁重に陰部をほぐし続け、愛液が垂れて徹雄の指を濡らす。
後ろから抱き締められて背中に当たっている肉棒が自己主張する。
「徹雄、そろそろ……」
「そうだな……」
手を一旦離すと、上半身を倒すアリサに徹雄は尻肉を掴んで陰口に亀頭を当てた。
良いのか? なんて今更訊かない。
ここまで来て意思確認なんて相手を軽んじる言葉だと思うから。
「入れるぞ」
アリサの息を飲む音が聞こえた。
肉棒をアリサの膣内へと挿入する。
「あぁ……っ! んっ、つあ……!?」
苦痛に耐えるアリサの息づかい。しかし腰の方は徹雄の肉棒を少しでも奥へと進ませようと動いてくる。
「はぁ……はぁ……」
「全部、入ったぞ……」
「そ、う……っ!」
そこから徹雄はアリサの腕を掴んでパンパンと腰を動かし始めた。
チュパチュパと水音が響き、亀頭が子宮に到達する度にアリサの表情が痛みより蕩けるように弛む。
「これっ……ウソッ!? こんなにはやく……!」
「体勢変えるぞ」
アリサの体を回して向き合う形にすると、挿入したままアリサの体を持ち上げた、
「えっ!? ちょっと!」
「しっかり捕まってろよ」
アリサを抱き締めたままベッドから降りて立ち上がる。
挿入されたまま落ちないようにアリサが腕と脚を絡まらせる。
「分かるか? 腰動かすたびにお前の
「いちいち、言葉に、んっ……!」
アリサの位置を調整してキスで唇を塞いだ。
徹雄の太く、逞しい腕に抱かれながらアリサは地に足を着けずに下から押し上げられる。
亀頭が子宮を突く度に逃がすまいと膣内を締め付けているのを理解する。
「あ……もう……っ!?」
「合わせる! 射精すぞ!」
徹雄が射精すると同時にアリサは自分が達するのを感じた。
「イ、イクッ!? あ、ああぁああぁあああっ!?」
徹雄の精子を受け止めると、アリサは呼吸の荒いままに再びベッドに倒された。
『16歳ナメんなよ、こんガキャアッ!』
『だったらちょっとは歳上らしいことしなさいよ!』
こんなくだらないケンカは日常茶飯事だった。
徹雄はまるっきり子供で。アリサも今よりまだ気が長くなくて。
そんな2人を周りはまたか、と苦笑する。
そんな日々は確かに在ったのだ。
「でも、思った以上にアタシも変わってないのかもね」
やれることは増えたが、心の方は大して成長してないのかもしれない。
「そんなもんだろ。年齢が上がるだけで大人になれんなら苦労しねぇっての」
「そうね」
そこでアリサが徹雄の背中を叩く。
「ま、頑張んなさいね。これから遠慮なくコキ使うから!」
「いや、何させられんの、俺!?」
子供の頃に戻ったような笑顔をアリサは浮かべた。
翌々考えてみると自分、この作品で出せそうな外国人系のキャラってロボット系か型月が大半だわ。
どうしよう。