目が覚めたら世界規模で強制ハーレムルートだった。 作:赤いUFO
「しっかし、フェイトも立派になったなぁ。中学で俺が泣かしてやった時とは大違いだ」
「ねぇ……昔の事を持ち出すのは止めてくれないかな?」
食事中にジト目を向けるフェイトに徹雄はくつくつと笑って肩を竦める。
その話題に木綿季が食いついてきた。
「おにーさん何したの? いじめはだめだよ?」
「お前は俺をどんな風に見てんだよ。ただ単に泣くまで褒めちぎってやっただけだっつの!」
「何ですか、それ?」
泣くまで褒めちぎるとはいったい?
疑問に思っているとアリサが説明をする。
「あたしたちが通ってた学園の中等部の時に、劇をすることになってね。あたしが王子役でフェイトがお姫様」
「んで、その時の衣装が中坊の舞台にしちゃ良くできたドレスの衣装で。それを見る機会があったからめちゃくちゃ大声で手を叩いて褒めまくってやった。泣くまで」
「朝比奈さん……」
徹雄の告白に千鶴が目を細めた。
「その後が大変だったなぁ。こいつの親友や姉貴。特にお袋さんには金属バットで襲われて」
「アンタ楽々と避けてたじゃない」
「当時俺は日本チャンプよ? ド素人の素振りなんて当たらねぇよ。その所為であの店行きづらくなったけど」
「自業自得でしょ。こっちも大変だったわよ。フェイトがお姫様役を降りるって言い始めて」
「アリサ!」
アリサのカミングアウトにフェイトが顔を赤くして立ち上がる。
楯無がじー、と徹雄を見る。
「貴方、昔からろくなことしてなかったのね……」
「悪餓鬼なもんで」
特に反省している様子も見せずにいると施設内に放送がかかる。
『朝比奈。ちょっと地下まで来なさい。至急に!』
「なんだよ、うっせぇな……」
「何をやらかしたの? おにーさん」
「やってねぇよ」
適当に朝食を胃に入れると立ち上がった。
「イタリア~?」
「そ。ちょっと行ってきなさい」
「気軽に言うなよ。つーか俺、イタリアどころか、何処の外国語も話せねぇぞ?」
「そんな事をアンタに期待するほど耄碌してないわよ。そこら辺は考えてあるから」
「なら。良いんだけどよ……」
ボリボリと首を掻く徹雄に、アリサが続ける。
「今、うちと繋がりのあるイタリアの企業が世界で数人の男性であるアンタに接触したいって言ってきてるのよ。向こうにはアリシアとプレシアさんが話をまとめてるから」
「今回は朝比奈とバニングス。それとあの更識って子と、護衛を数人連れて行ってきなさい」
「随分と大人数だな……」
「アンタ、自分の価値理解してる? これでも少ないくらいなのよ」
世界に数人しか居ない男性。
良からぬ事を企む輩は多いと言う事だろう。
「ま、頑張んなさい」
そんな本音とも思えない夕呼のエールを聞いて徹雄は肩を落とした。
「と、いうわけで、やって来ましたイタリアへ」
「誰に言ってるのよ?」
車の中で明後日の方角を見つめながら説明口調をしだした徹雄にアリサが馬鹿を見る目で指摘する。
「スピード展開過ぎてついてけねぇんだよ!」
徹雄は今、高級そうなスーツを着せられて今回の面談相手の会社まで完全に外から姿を隠されて移動していた。
多少不安になる思いを抱えているとアリサが説明する。
「今回会う方は、イタリアでもかなり大きな会社で、以前からそれなりにあたしらの活動を支援してくれてたのよ。良い? 大まかな話し合いはあたしがするから、あんたは適当に相づちだけしてればいいわ。分かった?」
「分かった分かった。何度も聞いたっての。俺も、そんな話し合いに口挟みたくないしな」
「考えが行事にやる気のない中学生ね」
徹雄の言葉に呆れる楯無。
そこでアリサの隣に座って居た鈴羽が発言する。
「私達も警戒するけど、気をつけてね」
以前襲われたことがあるが、今は向こうからの謝罪を受け取り、遺恨はない。
それはそうと、以前から気になる事があり、鈴羽をまじまじと見つめる。
「な、なに? いきなりじーっと見てきて」
「いや、阿万音鈴羽だっけ? お前の声がなのはの奴にそっくりだなーって思って」
「あー。それ、よく言われるよ。そんなに似てるかなー」
うーん、と頭の後ろに手を置く鈴羽。
楯無が、誰? と首をかしげる。
それに気づいた徹雄が説明する。
「フェイトの同性の恋人だ。その内、会うこともあるだろ」
「アンタ、またそういう嘘を言ってるとフェイトに泣かれてなのはに叩かれるわよ?」
「実際、アイツらの仲の良さはそう見えてもおかしくないだろ」
「そこは否定しないけど……」
苦笑するアリサ。
しばらく車での移動が続くと、どこかのビルの中へと入っていき、人目の無い道を案内される。
(UWの日本支社に行った時のことを思い出すな)
あの時はスタンガンを掠めたが、今回はそんな事がないと願いたい。
先ずは先に交渉していた身内がいる部屋を通された。
「アリサ!」
するとそこには、フェイトをやや小柄にしたような女性と黒髪の女性が居た。
「アリシア! プレシアさんも、久し振り!」
再会を懐かしむアリサ。
その様子を見て説明を求める楯無に徹雄が答えた。
「2人はフェイトのお袋さんと”妹”のアリシアだ」
その説明にアリシアがムッと口をへの字に曲げる。
「ちょっと徹雄! あたしがフェイトのお姉ちゃん! あたしのほうがお姉ちゃんなんだからね!」
プンプン、という描写が似合いそうな怒りかたに徹雄が鼻で笑っている。
その表情からわざとだな、と楯無は判断した。
「いやー! ちっこいから勘違いしてたわ。ゴメンなー」
「昔、会うたびに訂正してたでしょ! この! この!」
徹雄に脛蹴りをするアリシアだが、徹雄の方は効いた様子もなくニヤニヤ笑っている。
そんな徹雄にプレシアが近づく。
「アリシアが小さい事に何か文句があるのかしら?」
「いえー。小柄な女性は可愛いくて魅力的ですねって口にしてるだけですよ?」
笑顔で威圧感を出すプレシアに徹雄は肩を竦めて笑う。
以前、フェイトを泣かした時に金属バットで襲われた為、なるべく逆鱗に触れないようにする。
「プレシアさん。今回の交渉役、ありがとうございます」
「いいのよ。これくらいは。それより、リンディもそっちに来たんですって? 元気そうかしら?」
「えぇ。相変わらず綺麗で、お変わりないですよ」
プレシアとアリサが談笑を交えて情報を交換していると、このビルの職員がやって来た。
「準備が整いましたので、テスタロッサ様とバニングス様。そしてアサヒナ様のみ、お連れするようにと」
「そう。分かったわ徹雄」
「あいよ」
着ているスーツの首もとに触れて部屋を出ようとする。
すると楯無が不安そうに手を掴んできた。
もしかしたら、楯無もUWの日本支社での事を思い出しているのかもしれない。
楯無の額をこつん、と軽く手の甲でノックする。
「大丈夫だ。ちょっと話をしたらすぐ戻るから、大人しく待ってろや」
「……えぇ」
そのまま振り返る事なくアリサとプレシアの後に続いた。
案内されたのはビルの最上階。
円状のテーブルに五十代くらいの身なりが良い女性と、ボディーガードと思わしき女性が2人。
開いたドアの前に立っていると、女性が微笑む。
「ようこそ。さ、お掛けくださいな。数年ぶりの男性との会話ですもの。楽しみですわ」
期待するような相手の視線に居心地が悪い思いをしながらも、プレシア、アリサに続いて席に座る。
飲み物が渡った後に女性が自己紹介をしてきた。
「初めまして。テツオ・アサヒナ。私はノマ・グローリィと言います。貴方のことはテスタロッサから聞いているわ。それから私、貴方の現役ボクサー時代の試合映像を観たの。とても痛快で判りやすい試合だったわ!」
「はぁ……どうも……」
自己紹介ついでにベタ褒めしてくるノマに徹雄は笑みを張り付かせながら相槌を打つ。
(それにしても、この道具、ホント便利だな)
周りには注意して見ないと分かりづらいが、徹雄の耳には補聴器のような機具と、Yシャツに隠れて見えないが、首にはチョーカーのような物がつけられていた。
この2つの機械が外国語と縁のない徹雄にも翻訳機として機能し、会話を可能にしていた。
(スカリエッティのおっさん……人としてはアレだけど、技術者や科学者としてはマジで人外レベルだわ。今回は助かったけど……)
心の内で感謝していると、相手との会話が変化する。
「それで、グローリィさん。そろそろ此方にお呼びした理由をお訊ねしても?」
アリサがそう言うとノマは、そうですわね、と本題に入る。
「男性がいない今の世界。遠からず人類は滅びることになるでしょう。しかし、人工受精では男性が産まれたとしてもMKウィルスへの抗体を持たない男子はすぐに死んでしまう」
「こちらでは彼の赤子を宿した女性が1人おります。まだ、男女どちらかは判りませんが」
アリサの言葉にノマが嬉しそうに手を合わせた。
「それは素晴らしいですわね。ですが、その子供が男の子だとしても、ウィルスに対する抗体を持っているかは分からないでしょう?」
「はい……その通りですね」
ノマの言い分を認めるアリサ。
ここからが本当の本題。
「こちらとしては、MKウィルスに対する何らかの治療方が見つかればコールドスリープされている男性たちが目を覚まして1番良いのですが。それが間に合わなかった場合」
「ウィルスに対する抗体のある男性の遺伝子……」
プレシアの呟きにノマが頷く。
「でも、そんな実験紛いの手段に賛成する者も少数です」
もしも産まれてくる子供が男の子ですぐに死んでしまったら。
そんなことになれば、身籠った女性の悲しみは相当な物となるだろう。
「必ず、ではなくとも、10人に1人でもその抗体が受け継がれれば、取り敢えず希望は繋ぐことができる。ですからその為に、相応の相手を用意しました。もしも子供が産まれて死産したとしても問題のない……ね」
笑みを張り付かせた表情で、眼だけは笑っていない。
「あぁ。もちろん、貴方のやる気がでるように、容姿には気を使いましたわ。引き受けて、くれますよね?」
徹雄がOKする前にアリサがもちろん、と頷く。
(結局、日本の時とやること変わらねぇ……)
そう思いながら、案内されるままに部屋へと入る。
「あ……」
中に居たのは、バスローブを着た十代半ば程の少女2人。
亜麻色の髪をし、頭に布を巻いた少女に紫色の髪を持つ少女。
徹雄が入ると一瞬怯えるような表情になったが、すぐに笑みを浮かべて亜麻色の髪のを持つ少女が近づいてきた。
「初め、まして……今晩お相手を務めさせていただく、リーリンと申します」
「サーシャ、です……」
リーリンと名乗った少女の少し後ろから表情を曇らせたままにサーシャも挨拶した。
「あー、うん。俺はアサヒ……いや、この場合テツオ・アサヒナの方がいいのか? とにかく、よろしく」
こちらが自己紹介するが、やはりぎこちない笑みが返ってくるだけだった。
ザッと部屋を見渡すと、やはり監視カメラが仕込まれている。
「取り敢えず、このままだとアレだから、先にシャワーを浴びさせてくれ」
親指でシャワー室を指差し、答えを聞く前に早歩きで入る。
「木綿季と同じくらいのガキじゃねぇか……」
別に、だから抱けないとかそんな話ではなく、本人たちが明らかに無理をしている。
「特に紫色髪の子は……同意ではあるんだろうが……」
了承はしているのだろうが、あんな怯えた女の子に手を出すとかぶっちゃけ萎える。
そんなことを考えているとシャワー室の扉の外から声がした。
「あの……少しいいですか?」
「おう……もうすぐ出るぞ」
「そうじゃなくて……少し、お願いが……」
「あ?」
シャワーを止めて備え付けられているタオルで体を拭く。
緊張した声で扉越しにリーリンからお願いが伝えられる。
「今日、アサヒナ様に抱かれるのは、その……私だけじゃだめですか?」
「……」
リーリンの言葉に徹雄は無言になる。
「あ、あの子……サーシャはまだ、心の準備が……だから……その、お願いします。今回は私だけで」
「……俺も、怯えてる女の子を抱くのは後味が悪いから、構わねぇけど……大丈夫なのか?」
ノマはそういうことをさせるために用意した相手なら、生娘のまま終わりはなにかと不都合なのではないか、と思った。
「大丈夫、な筈です……」
歯切れが悪い言い方におそらくは良くは無いのだろう。
それでも、精一杯相方の少女を庇おうとしている。
「まるでお姉ちゃんだな」
「姉妹みたいなものって言ったらそうですね。同じ孤児院で育った」
「あぁ、そういう」
話を聞きながらまるで赤緒と木綿季みたいだと思った。
「分かった。俺はあの子には手を出さない。それで良いな?」
「はい。ありがとう、ございます」
扉越しに安堵して恭しく頭を下げる少女に徹雄は息苦しさを感じた。
バスローブを脱がすと、リーリンの健康的な肌が露になる。
まだ成長途中の少女らしい肌。
徹雄は緊張をほぐすさせようと首筋からキスをしたりする。
胸を揉むと体が強ばったが、太腿も撫で続けると次第に固さが取れてくる。
「ん……あ、やっ……」
リーリンが小さく声を出すが、構わず愛撫を続ける。
何度も丹念に肉と緊張をほぐす。
サーシャは、部屋を出るわけにもいかずにそれを顔を赤くして手で覆いながらも見ていた。
「つっ……あっ!?」
乳首を舐めながら陰口に軽く触れるとリーリンは羞恥から指を噛んだ。
まだ僅かだが陰部から滴りが出来ている。
感じ始めていることに安堵しつつ、愛撫を続ける。
リーリンの方も近くにいるサーシャに気を取られてチラチラと見ていて、集中が途切れているので接吻をして口を塞いだ。
「ん、んんっ!!」
唇を押し付けるだけのキスを細かく続ける。
次第に舌を通させ、口内を犯す。
顔を離すと唾液で糸を引いた。
胸を揉み、腰を太腿を撫でて、性交に意識を向かせる。
何度もそれをらを繰り返してる内に、リーリンは惚けたような表情になり、陰部も濡れてきた。
「そろそろ、入れるぞ。脚開いて、なるべく力抜け」
「は、い……」
キツく目を閉じてリーリンはゆっくりと脚を開く。
なるべく早く終わらせようと徹雄は仰向けになっているリーリンの腰を掴んで陰部にペニスを当てた。
そこから膣内の様子をペニスの感触とこれまでの経験からなるべく痛みを与えないように押し進む。
進めるところまで進むと一度腰を引いてまた奥へと続く。
「あんっ!? あぁ、んっ……!」
そんな風にゆっくりとピストンを続けていくと、リーリンの声に段々と艶っぽくなっていったこともあり、射精感が高まって一気に精液を注ぎ込んだ。
「んっ!?」
白濁液を注ぎ終えてペニスを引き抜く、呼吸で胸が動いていた。
最後まで2人の性交を見ていたサーシャは、顔を赤くしたままに座り込んでいる。
「サーシャだっけ? リーリンから、今回抱くのは彼女だけにしてくれって言われてるから、お前は────」
言い終わる前に、サーシャは徹雄の腕を掴んでふるふると首を横に振る。
「ちょっとサーシャ!」
「リーリンだけ辛い思いをさせる訳にはいきませんから」
掴んでいる手は震えていた。
「……わかった」
心の内でリーリンに詫びながら、サーシャを膝に座らせて、バスローブを解くと後ろから胸を揉む。
年齢よりも豊満な胸に触れると顔を林檎のように赤くなるが、構わずに後ろから愛撫を続けた。
股の部分に触れると既に濡れているのが分かる。
「あっちの娘とヤッてるのを見て興奮したのか?」
徹雄がそう問うと、あわあわと口を動かして泣きそうな顔になる。
あまりからかうのもかわいそうなのでそれ以上追求せずに耳を甘噛みする。
「んっ……!」
そんな透き通った少女らしい声が漏れた。
しばらく愛撫を続けて、濡らすことに専念する。
「あっ……つぅ、ん……っ!」
膣内を慣らすために少しずつ指を挿入する。
サーシャの肉壁は固く閉じていて、中々に苦労したが、どうにか中指を入るくらいまで馴染ませる。
(大丈夫、か?)
リーリンよりも些か狭い膣穴。
指に付いた愛液を舐めて僅かな不安を覚えるも、このまま挿入することにした。
「そのまま脚を広げて腰を浮かせろ。後は、こっちでどうにかする」
「は、はい……っ!?」
僅かに浮いた腰から手で肉棒の狙いをサーシャの陰口に定めながら掴んでいる腰をゆっくりと落とす。
緊張と恐怖からか、亀頭と陰口が触れ合うと、震えていたサーシャの目から涙が一筋だけ流れるのが見えた。
「……────」
謝罪の言葉を口にしようとして止める。
それは勇気を振り絞った少女への侮辱だから。
下からサーシャの膣中へと突き立てる。
「い……あ……っ」
「辛かったら声出せ。ちっとは楽になるだろ」
徹雄の指示に、サーシャは小さく首を横に振る。
「強い子だ」
サーシャを気遣いながら奥へと肉棒を進ませる。
破瓜の血が竿に伝い落ちるが、構わず最後まで貫いた。
後ろから抱き締める体勢で少しずつ動きながら射精を自ら促す。
「いっ……あつっ……!?」
終始痛そうな様子のサーシャ。
徹雄は向きを変えて、サーシャの上半身をリーリンの体に落とした。
「きゃっ!」
小さな声を出してサーシャを受け止めるリーリン。
倒れたサーシャの尻を掴んで先程より少しだけ荒々しくピストンを繰り返す。
きつく目蓋を閉じたまま、サーシャがリーリンの手を握った。
「だい、丈夫、だから……私も、リーリンと一緒に……!」
健気にそんなことを言うサーシャ。
(これ、どう見ても俺が悪者じゃね? いや、知ってたけど……)
リーリンもその手をぎゅっと握っている。
その間に動いていた腰。痛いくらいに締め付けていた肉壁の刺激から再び射精しそうになる。
「おい、射精すからな……っ!」
「っ~~~~!?」
結局彼女は最後まで声を上げることはないままに、飛び出した白濁液を全て受け止めた。
眠っている2人の少女を残して、徹雄はボーッとした顔で歩いていると、アリサと出会した。
「なんて間抜けな
「賢者タイム」
天井に向かって大きく息を吐く徹雄にアリサが2人の今後を説明する。
「あの2人も準備が出来次第こっちに来て貰うわ。今夜だけじゃ妊娠したか分からないし、アンタを一ヶ所に留めておくのは危険だから」
「まぁ、そうなるよなー」
大して回らない頭を動かして何とかそう返事する。
というか、何も考えたくない。
そんな徹雄の背中をバンバン叩く。
「ほら! シャキッとしなさい! 少し休んだらノマさんのところに挨拶に行くんだから!」
「うん……」
このまま種馬生活を続けて本当に大丈夫なのか。そんな漠然とした不安を抱えながらも首をゴキゴキと鳴らす。
(
とにかく今は今後の事を先程抱いた少女2人に話そうと、来た道を戻った。
本当はお気に入り3000人突破記念のつもりだったけど、話数ご丁度20話の上に一周年記念も重ねて10月10日までに次話を投稿出来たらと思ってます。