目が覚めたら世界規模で強制ハーレムルートだった。 作:赤いUFO
一応、この作品では、木綿季の病気は治ってます。年齢も原作より1つか2つ上です。
ちなみに楯無も20歳という設定です。
朝比奈徹雄の担当官である更識楯無は頭を悩ませていた。
それは、先日処女を捧げた男、朝比奈徹雄の絶倫具合についてだ。
「うーどうしよう。あんな化物にそこら辺の女性を送るわけには行かないしー」
監視カメラで映された徹雄の姿を見ながら頭を抱えていた。
すると、彼女の秘書である女性が淹れた紅茶を机に置く。
「お困りのようですね、お嬢様」
「虚ちゃん……」
幼馴染みであり、秘書である布仏虚ご出してくれた紅茶と焼き菓子に手をつけながら楯無は愚痴を言う。
「まあね。まさか、あんなに性欲が強いなんて思わなかったもの。大抵の相手じゃすぐにダメにされてしまうでしょうね」
「……彼は魔王かなにかですか?」
「立場的には勇者に通常モンスターを送り込む気持ちかしら? とにかく、そこらの女性じゃあ、ダメなのよ!」
「朝比奈様が目覚めた時は、自分の女としての魅力でメロメロにするわ! と豪語していたじゃないですか」
「あの時の自分の軽率さに眩暈がするわ……あの時間に戻って自分の頬を張ってやりたい」
むしろ、そんなことになった日には楯無が壊されるかもしれないと身震いする。
渋い表情で紅茶を飲む。
監視カメラに映された映像では、腹筋をとてつもない速さで繰り返している徹雄がいた。
「とにかく、あの体力バカについていけるだけの女性が必要なのよ!」
「それもですが、例の件も早急に考えなくては」
「あぁ、護衛ね。だーいじょうぶよ! そっちは目星付けてるから! むしろ彼に護衛なんて居るのかしら? 別にいなくても問題ないと思うの。むしろ、敵対した相手を自分で殺しちゃいそう」
「お嬢様?」
「冗談よ」
疑惑的な視線を向ける虚に楯無は肩を竦める。
例え本当に必要なくても、建前上必要な者だ。それに相手が武器を持って襲いかかってくる可能性もあるだろう。
それにしてもと、楯無はとてつもない速度でスクワットをしている。
「彼がロリコンじゃなくて本当によかったわぁ……」
本人が聞いたら問答無用で叩かれそうなことを呟いた。
一通り朝のトレーニングを終えた徹雄は肩に下げたタオルで汗を吹きながら部屋に戻ろうとしていた。
すると、女の子の声が耳に届く。
「返してよ!」
体格からしてたぶん中学生。
楯無と同じくらいの長さをした髪にヘアバンドをした女の子がガラの悪そうな女と揉めていた。
会話からしておそらく女の子の物と思しきバッグを取り上げられていた。
女の子が必死に逃がさないように抱きついている。
徹雄ははあー、と長い息を吐いた。
「返してったら! それ、本当に大切なんだよ!」
「しつこいね! いい加減離しな!」
「お前がな。よっと!」
高く上げていたバッグを徹雄は手を外させて取る。
「ちょっと、誰だ────男っ!?」
徹雄の顔を見て女が距離を取る。
「こんな子供の物なんて盗ってんじゃねぇよ」
「~~~~っ!?」
女は何か言おうとしていたが、徹雄が睨み付けるとその場から走って逃げたけど
そして徹雄は女の子の手にバッグを落とす。
「事情は知らねぇけど、これお前のなんだろ? 災難だったな」
「あ。ありがとう……」
バッグを受け取ると不思議そう、というよりは珍しいモノを見たような顔でジロジロと徹雄を見る。
無理もないかもしれないが。
「お兄さんって、男の人、だよね……」
「俺が女に見えるなら眼科行けよ」
久々に異性を見るのか自信なさげに聞く女の子に徹雄はからかうように返した。
女の子は気を悪くした様子はなく、え~と、え~と、と次に訊く質問を考えているようだった。
「お兄さん! その……汗臭いね!」
「……俺、一応お前を助けたんだよな?」
さすがに今のはないと思ったのか女の子もゴメンと軽く謝る。
「じゃあ、お兄さん、ありがとう! ボク、紺野木綿季!」
「朝比奈徹雄だ。なんか用事があんなら、ロードワークの帰りに毎日ここ通るから、話しかけるなら好きにしろ」
「うん!」
そのまま早歩きで去っていく木綿季。
それからここで彼女と会うのは半ば日課になっていた。
「いや、読めねぇから。漢字で木・綿・季って書いてユウキなんて」
「え~」
木綿季が自分の名前の漢字を読めないと言われて不満そうな顔をする。
一応、木と綿でユウというのは正式な読みらしく、キラキラネームの類いではないらしい。
たが、絶対名付け親は読ませる気ねぇだろとは思った。
「お兄さんはテツオって漢字どう書くの? たくさんあるよね?」
「あぁ。徹底の徹に雄って書いて徹雄」
「……名は体を表すって言葉あるよねー」
「それ、色んな奴に言われたわー。主に記者とか」
率直な感想に徹雄は苦笑する。
木綿季と話をしていて単純に楽しいと徹雄は感じていた。
喜と楽の感情を中心にコロコロと表情が変わる少女。徹雄自身、精神年齢が近いこともあり、異性の年下だったが気の合う友人と言えた。
話を聞くと、家族は全員亡くなっており、今は年齢が近い子たちと寄り添って暮らしているらしい。
今の一般市民は主に配給制で生活しているようで、中々に厳しい環境。
そんな中で男だというだけで食事その他が優先されている状況に後ろめたさを覚えない訳もない。
そんな徹雄の顔を木綿季が覗き込むようにみた。
「ダメだよ。そんな風に考えちゃ。今の世界のことはお兄さんのせいじゃないんだから」
こちらの心を見透かすような言葉に徹雄は居たたまれなさを感じた。
「ありがとな」
多少の恨み辛みを口にしても良いと思うのだが、木綿季はこちらを気づかってくる。
その日は互いにそれで別れた。
1日たった30分の交友。
何もかもが変わった世界で徹雄は確かな安らぎを感じていた。
気がついたら、握り込んでいた拳を目の前の女に目掛けて振るっていた。本当に最後の理性で寸止めしたが。
その拳が怖かったのか、ヘナヘナと尻餅をつく。
今日も早朝のトレーニングを終えて帰る途中で木綿季がいつもいる場所に向かうと、そこには彼女と初めて会ったときに絡んでいた女が仲間を引き連れて木綿季を囲っていた。
ゆっくり近づいて勝手に喋る理由を聞いているとどうやら、男である徹雄と仲良くしているのが気に食わないとかそんな理由らしい。ついでに木綿季のせいで徹雄への印象が悪くなっただの。好き勝手言っていた。
それにまともに相手にする価値無しと判断して女たちを押し退けて遅くなったとだけ告げて木綿季の手を引いた。
最初は驚いていたが女たちが媚びへつらうようにすり寄ってきても無視を決め込もうとした。
それすらも相手へ全て木綿季が悪いと思ったらしく、女が木綿季の頬を張った。
パシンと頬を張る音。木綿季の頬が赤くなっているのを見て一気な頭に血が上り、拳を出したのだ。
寸止めに驚いて尻餅をついた女を見下ろして吐き捨てるように告げる。
「二度とこいつに絡むような真似すんな。次見かけたら、止めねぇぞ」
それだけ告げると徹雄は木綿季の手を引いて自分の部屋まで戻った。
というか、なんでここまで連れてきたのか。
「悪い。家まで送るわ」
そのまま送り返せば良かったのだが、あの女たちからとにかく引き剥がしたかった。
いくらなんでも考えなさすぎると自己嫌悪に陥っていると、木綿季が首を振った。
「ううん。助けてくれてありがとう。それと、ゴメンね……」
「お前が何か気にする必要はないだろ。何も悪くねぇんだから」
「そうじゃなくて!」
木綿季が少しだけ声を荒らげた。
「本当は、本当は……ちょっとだけ期待してたんだ、ボク……」
ここら辺でメイティングのことへ徹雄を保護してる団体から説明されている。
もしも彼の寵愛を受けられれば、相応の見返りも得られることも。
だから、ただ純粋な気持ちで一緒に
「お兄さんと一緒に居るのは楽しかったけど、ボクもあの人たちと────っ!?」
突然、徹雄が木綿季の唇をキスで塞いだ。
舌を入れようとした瞬間に木綿季が徹雄の体を押し退ける。
「いきなりなにするのさ!?」
「何って。こういうことするために近づいたんだろ? やるぞ。遠慮すんな」
「え、え~……」
急展開に顔を赤くして呆気をとられる木綿季。
「お前は俺に抱かれて見返りも得る。俺もお前のことは嫌いじゃない。なら、問題ないだろ」
同情がないと言えば嘘になる。
男だというだけで優先されている自分を誤魔化したいという理由も否定しない。
だからこれは木綿季だけが得する話じゃないんだと。
木綿季の小柄な身体を抱き寄せる。
すると彼女は。
「やっぱり、汗臭い……」
「分かった。シャワー浴びるから待ってろ。逃げたら更識に言って無理矢理連れ戻すからな!」
それだけ告げてシャワー室に入る徹雄。
ベッドに座って状況整理が追い付かないままに赤くなった頬に触れる。
「男の人にあんなこと初めてされた……」
恥ずかしさを誤魔化すように木綿季は自分の胸に触れる。
「本当にいいのかな……?」
女性らしいとは言えない身体。
ここに来る途中に徹雄に話しかけてきた水色の髪をした女性は同性の自分から見ても羨ましい肢体をしていた。
「それに、逃げても連れ戻すって。丸っきり悪役のセリフだよね」
あたふたしていると、持ち歩いていたバッグに目がいく。
木綿季は意を決してそのファスナーを開いた。
徹雄が上半身裸の状態でシャワー室から出ると、そこには、先程までとはまったく違う格好の木綿季がいた。
短かった髪はおそらくは
服装もコレまでと違い、アニメやゲームで在りそうな格好をしている。
「はは……驚いた?」
不安そうな笑みで両手を小さく上げる木綿季。
「どうしたんだ、それ?」
「これね。昔やってたオンラインゲームで使ってたアバターの格好なんだ。ちょっと前に皆で作ったんだ」
結構、有名なゲームなんだよ、と頬を掻く。
「それで、どうかな……?」
「あぁ。似合ってるよ、すごく」
そのまま木綿季をベッドに押し倒した。
持ち歩くくらい、大事な衣装だってんだろう。それをここで披露するということは。
「今度は、抵抗するなよ」
「うん……」
覆い被さり、木綿季に口付けをして口内に舌を入れた。
震えるままにベッドのシーツを握る。
「んん……んんっ!」
少しずつ。少しずつ受け入れるように肩の力が抜けていくのを感じて徹雄は一旦体を離した。
「負担が減るように、じっくりやるからな」
インナーをずらして露出した乳首を吸い始め、片手はスカートの中をまさぐり、陰口に指でなぞる。
「つぁ……」
誰にも触れられたことのない場所を舐められ、触れられているという羞恥心に木綿季は顔を背ける。
陰口をなぞっていた指が移動し、今度は陰核に触れ始めた。
「はぁ……お兄さん、それ……!」
「痛かったら言えよ?」
「そうじゃ、ないけど」
徹雄は割れ物にでも触るように丁重に木綿季の身体を扱う。
唇も肩や首筋などにキスを降らせる。
時間をかけて愛撫していくと、木綿季の股間が湿ってきた。
「濡れてきたな」
「そういうこと、言わないでよぉ!」
言われると木綿季はこれまでで1番顔が真っ赤になる。
しかしまだ足りないと思った徹雄は木綿季の下半身まで顔を移動して直接彼女の陰口を舐め始めた。
「ちょっ!? そ、そんなとこ、ヤメテよ!」
恥ずかしさから徹雄の顔を離そうとするが、脚をガッチリと掴まれているためにそれも出来ない。
直接唾液で陰口やその中を舌で濡らし終えると徹雄は自分のぺニスを取り出した。初めて見る男の性器に木綿季は手で顔を覆った。
「気を付けるが、ホントにダメそうだったら言え。それと、できるだけ足は開いて」
スカートを捲り、広げさせた足。その中心に存在する木綿季の陰口に徹雄は上から少しずつ体重をかけて押し進んだ。
「う、ん……くぅ……!?」
自分の膣内に異物を受け入れ、広げられる痛みに目尻に涙を浮かべながら指を噛んで耐える。
その姿を見て徹雄は素直な感想を述べた。
「木綿季、お前さ。すごくかわいいな」
「ふえ……」
何を言われたのか理解していない木綿季に額から頬。あらゆる箇所に唇を押し付ける。
「かわいい……すごく、いい。もっと繋がりたい……」
うわ言のように繰り返されるその言葉に木綿季は首を何度も振る。
それでも誰かを求めるように徹雄の背に腕を回して離そうとはしなかった。
ぺニスの進行を阻む膜。それをゆっくりと突破すると繋がっている箇所から赤い液体が落ちる。
「よく、頑張ったな」
「うん」
頭を撫でてやるとくすぐったそうに辛そうな表情が少しだけ緩和された。
それから恋人のように手を繋いでゆっくりと腰を前後させて木綿季の膣内を動く。
元々、小柄な上に初めてだ。まだ快感などは薄く、痛みに耐えるのがやっとなのだろう。
それでも、最後までやろうとするその姿がいじらしく、愛らしいと思った。
射精する瞬間にぺニスを引き抜いて、季綿季の着ている衣装のお腹の部分に白濁液をかけた。
「あ……」
それで終わったことを察したのか。木綿季は安堵したように大きく息を吐き、閉じた目から一筋の涙が落ちる。
そんな少女に徹雄は唇だけを重ねるキスをしてから、その頬を愛おし気に撫でた。
その後。
「ちょっとぉ!? ヒドイじゃない! 私の時はそんな風に優しくなんてしてくれなかった癖に! 贔屓よ贔屓!!」
「うるさい。白目向いて意識飛ばしたお前にダブルピースさせて写真撮らなかっただけでも優しくしてやったと思え!」
「Zzz……」