ひみつ道具建造ガチャ 作:ピリーン
無生物に催眠術をかけることが出来るひみつ道具。
例えば、空き缶に「君は魚雷だ」と催眠をかければ、その空き缶は本当に魚雷として機能するようになる。
すなわち、周囲の物を自分の望む物に変換することが出来る。使い方次第ではどんな欲望でも叶えられる道具となるだろう。
「と、とんでもない物を手に入れてしまった……!」
提督は無生物催眠メガホンを手に持ち、戦慄していた。
己のふざけた行動で、まさかこれほど強力なアイテムを得られるとは思っていなかったからだ。
この道具さえあれば、出来ないことは無いと言って良いだろう。
周囲の物体を、自分が欲しいと思う物に変えることが出来るのだから。文字通り、自由自在に。
(どどどどどうしよう!? いや、まだ本物と決まった訳じゃない。まずは試してみないと……)
意外と用心深かった提督は、メガホンを懐に隠しつつ部屋へと戻る。
そして、いつも自分が仕事をしている机に近付き……愛用しているペンを握る。
同時に、隠しておいたメガホンを取り出し、彼はペンにこう告げる。
「君は懐中電灯だ」
提督がそう言い終わった瞬間、ペンの先から光が灯し出される。
見事に催眠がかかり、ペンは懐中電灯としての役割を果たすようになったのだ。
「おぉっ! 本当に懐中電灯になった! それなら……」
今度は椅子に振り替える。そしてメガホンを持ち、提督はこう告げる。
「君はセグウェイだ。俺の考えた通りに動くセグウェイだ」
言い終えた後、提督は恐る恐る椅子に座り、心の中で「前へ進め」と考える。
すると椅子が自動的に動き出し……彼が思い浮かべた通りの動きをする。
「うわっ、うわわっ!? 椅子が俺の思い通りに動いて……本物だ。このメガホン、間違いなく本物だ……!」
提督は、この無生物催眠メガホンが本物であると確信した。
その瞬間、彼の頭の中には下衆な考えしか浮かばなくなってしまう。
こればかりは男性の宿命だろう。彼の場合、いつも美少女達に囲まれて生活しているのだから。
(これさえあれば、艦娘にエロいことし放題じゃないか……!)
提督は考える。誰と不埒なことをしたいのか、そしてどのような手段を講じるのか。
数分ほど思考を巡らせたところで、大まかな方法が考え付いた。彼は早速、準備の為に部屋を飛び出す。
メガホンの特性上、催眠をかける物が必要となり、尚且つ相手に怪しまれないような物にしなければならない。
そのような条件を満たす物と言えば……
※※※※※※※※※※※※
数十分後、提督は全ての準備を終え、ある艦娘を呼び出していた。その艦娘とは……
「提督さん。鹿島に何か御用ですか?」
練習巡洋艦・鹿島である。
提督にとって、最も長く秘書艦を務めてもらっており、現在でも不動の秘書艦として傍に置いている。
甲斐甲斐しく彼の世話をし、彼が何か失敗をしたとしても優しく励ます健気な性格……これで虜にならない男性の方が珍しいだろう。
彼も正しく虜になった男の一人であり、彼は真っ先に彼女をターゲットにすると決めた。
「お前にはいつも世話になってるからな。俺からの、感謝の気持ちだ」
「これって、間宮さんの……!」
提督が部屋を飛び出した理由はこれだ。
食べ物に催眠をかけて相手に食べさせれば、まず怪しまれることは無い。
増して間宮の作るお菓子は絶品で、艦娘であれば誰もが食べたいと考える程の代物だ。
無論、鹿島もその一人であり、催眠をかけるにはうってつけの品と言える。
「い、良いんですか……? これ、かなり奮発したんじゃ……」
「気にするな。遠慮無く食べてくれ」
「……はい! ありがとうございます、提督さん! じゃあ、いただきます! はむっ……」
(ぐふふ……食べたな?)
鹿島に悟られないよう、提督は密かに下品な笑みを浮かべる。
それもそのはず、彼女が食べているお菓子には……それぞれに、異なる催眠がかけられているのだ。
そして彼の目的を考えれば、食べた人がまともな効果を得られる催眠である訳が無い。
しかし彼女は、そんな彼の思惑に気がつくはずも無く……彼からご褒美を貰ったと思い込み、美味しそうに食べ尽くした。
「……ご、ご馳走様……でした……」
「お粗末さん。どうだ? 美味かったか?」
「はい……はぁっ、はぁっ……♡」
(あ、あれ……? 何だか、体が凄く熱い……それに、提督が凄く魅力的に見えてきて……♡)
お菓子を食べ終わった直後、鹿島は違和感を抱く。
体に力が入らず、子宮が疼いて仕方が無いのだ。それに加え、提督に特別な感情を抱いてしまっている。
それもそのはず、彼女が食べたお菓子の内、二つには彼による催眠がかけられているのだから。
(……惚れ薬と媚薬の催眠効果はバッチリみたいだな)
そう。提督はお菓子に「効果が永続する惚れ薬」という催眠と「超強力な媚薬」という催眠をかけていた。
その為、鹿島は知らず知らずの内に薬付け状態となってしまったのだ。
「んっ……あっ……♡」
(て、提督さんと……シたい……! 今すぐ、エッチしたいよぉ……!)
彼女は今、すぐにでも性欲を発散したい欲求に駆られ、同時に愛する提督と行為に及びたいという気持ちが膨れ上がっている。
そしてその想いは、お菓子にかけられた催眠効果により……信じられない速度で溢れ出していく。
「……て、提督さんっ!」
「うおっ!?」
鹿島はたまらず提督を抱き締める。そして物欲しそうな表情で彼を見つめ……今にも消えてしまいそうな声で呟く。
「か、体が凄く暑くて……凄く、いやらしい気分になっちゃいました……♡ 提督が、鎮めてくれませんか……?」
「……俺で良いのか?」
普通の人間なら、こんな状況になれば相手の状態を確認しようとするもの。
しかし、意図的にこの状況を作り出した提督にとっては、正に望み通りの結果なのだ。
「提督さんじゃなきゃ、嫌なんですっ……!」
(凄い効き目だな……だが、これだけ俺に惚れ込んでるなら、安心してセックス出来る!)
「……分かった」
「あっ……♡」
鹿島の返答を聞いた直後、提督は鹿島をその場で押し倒した。続けて彼女に熱い口づけを交わす。
「んむっ」
「んぅっ♡」
鹿島のプルンとした唇が、提督の唇と触れ合う。
もちろん、媚薬漬けとなった彼女が、この程度の軽いキスで満足するはずが無い。
「んむぅっ♡」
「……!」
鹿島は提督の口に舌をねじ込む。
そして口内を弄るかのように、舌を縦横無尽に動かす。
彼の歯茎を舐め、頬を舐め、そして彼の舌に自分の舌をねっとりと絡ませる。
「じゅるっ♡ ちゅぷっ……♡」
(か、鹿島の舌……凄く柔らかい……!)
じゅるじゅると官能的な音が室内に響き渡る。
鹿島は舌だけに留まらず、提督の唾液さえ飲み干そうとする。
その度に彼女の舌が彼の口内を舐め尽くそうとし、彼の舌に纏わり付いてくる。
「じゅうぅぅっ! ちゅるっ、くちゅっ……♡」
(うおっ!? 舌に吸い付いてきた……!)
「ぷはっ! はぁはぁ……♡」
鹿島が唇を離すと、提督と彼女の間に唾液の橋がかかる。
その様は見る者を魅了し、彼はたまらず鹿島を押し倒す。
「あっ……♡」
提督はそのまま鹿島の服のボタンを外し、そのままはだけさせて彼女の豊満な胸を露出させる。
姉の香取に負けず劣らずと言えるそのサイズは、男性なら誰もが一度は揉みたいと考えるだろう。
彼は彼女の胸に手を伸ばし、そのまま鷲掴みにする。
「んあっ♡」
(服の上からでもデカいとは思っていたが、実際に触ると……凄いな)
提督の手によって、鹿島の胸がぐにゅりと形を崩す。
張りがあって温かく、それでいてフワフワに柔らかい。
揉む度にぐにゅぐにゅと潰れ、極上の光景と感触を彼に与える。
「やんっ♡ て、提督さん……私のおっぱい、どうですか……?」
「……最高だ」
「う、嬉しいっ♡ あっ、そこぉっ……!」
(じ、自分でするより、何倍も気持ちいい……っ♡)
鹿島は最愛の男性に胸を弄られているからこそ、自慰とは比べ物にならない快感を抱いていると思い込んでいる。
しかし実際は、彼女が食べたお菓子による催眠効果のせいなのだ。
先程「超強力な媚薬」という催眠をかけたと述べたが、実際には、この催眠に加えて「快感が数倍になり苦痛が無くなる」催眠もかけられていた。
その為、彼女は媚薬効果で性欲を強引に高められ、快感増強効果でいつも以上に体が敏感になるという、かつてない未知の感覚を味わわされていることになる。
「んっ、あっ……んうぅっ……!」
(な、何だか、胸の先がジンジンする……♡)
胸だけに飽き足らず、提督は乳首を摘まむ。
コリコリと刺激すると、鹿島が喘ぐと同時に……本来ならばあり得ない現象が起こる。
「あぁっ!? て、提督さんっ! いきなりっ……んっくぅっ!」
提督が鹿島の胸と乳首を強く握り締めると、何やら生温い液体が飛び出した。
そう、母乳である。彼女の胸から母乳が噴出したのだ。
しかし、彼女は紛れも無く処女であり、彼以外の男性とはこのような行為をしたことさえ無い。
実はこれもお菓子に欠けられた催眠による影響で、彼は先程のお菓子に「食べれば美味しい母乳が出る」という催眠をかけていたのだ。
「ど、どうして母乳が……ひゃあっ!?」
提督はそのまま乳首に吸い付き、胸を搾るように揉みながら母乳を啜る。
ちゅうちゅうと吸う度に、美味しい母乳が彼の口に注ぎ込まれていく。
同時に、鹿島は乳首と母乳を吸われ、今まで感じたことの無い快感に混乱する。
「待ってっ! そんな吸わないでっ! あっ、いぅっ♡ あぁんっ!」
(ヤバッ、その辺の牛乳より遥かに美味いぞ……! いくらでも飲める……!)
鹿島の制止を聞かず、提督はまるで赤ん坊のように乳首に吸い付く。
吸えば吸う程美味しい母乳が味わえるのだ。彼でなくとも病み付きになること必至だろう。
そして吸われる立場の彼女は、彼が母乳を飲めば飲む程、未知の快感に襲われる羽目となるのだが。
「ぷはっ!」
「はぁっ……はぁっ……♡」
ひとしきり母乳を堪能し、提督はようやく鹿島の乳首から口を離す。
彼の肉棒は既に臨戦態勢となっていた。
鹿島のような美人な女性の、あのような乱れた姿とたわわに実った果実を味わえば当然と言える。
そして鹿島も、媚薬効果と彼に胸を弄られたことにより、既に雌の本能が彼の肉棒を求めていた。
「……鹿島、いいか?」
「……はいっ♡」
(苦痛を無くす催眠をかけたお菓子を食べさせてるし、いきなり奥まで突っ込んでも大丈夫だよな?)
鹿島の秘部を触ると、指が愛液でぬらりと光る。
催眠効果に加え、これだけ濡れていれば問題無いと判断した提督は、ズボンとパンツを脱ぎ捨てる。
そしてそのまま、自分の一物を彼女の奥まで深く差し込んだ。
「んきゅううぅぅっ♡」
「っく……!」
鹿島の中は燃えるように熱く、それでいてヌルヌルのヒダが肉棒をギュウギュウに包み込む。
勢い良く挿入したせいで、鹿島の割れ目と提督の肉棒の間からは破瓜による血が流れ出している。
「てっ、提督さんのがっ! 私の奥までぇっ!」
(……全然痛がってないな。それどころか、快感しか頭に無さそうだ)
提督は念の為に鹿島の様子を伺うが、彼女は破瓜による痛みを一切感じていない。
むしろ先程の催眠効果により、子宮口まで差し込まれた彼の肉棒による快感に身を委ねている。
(だったら遠慮なく動いてもいいよな……っ!)
「ひゃあっ!? い、いきなりそんなっ……んんぅっ♡」
胸の感触と母乳の味で限界だった提督は、腰を激しく打ち付ける。
その度に、ヒダと肉棒が擦れて両者にとてつもない快感が襲ってくる。
「あぁっ! 提督さん……提督さんっ!」
「鹿島……鹿島ぁっ……!」
グチュグチュと卑猥な水音を立てながら、提督と鹿島は獣のように求め合う。
雌の本能によるものか、あるいは催眠効果によるものか、彼女の膣内は彼から子種を得ようと食らいつく。
グニュグニュと膣内が蠢き、彼はその凄まじい感覚に途中で果ててしまわないよう堪える。
「もっとっ! もっと突いてぇっ!」
「う、ぐぅっ……!」
提督の肉棒が子宮口にゴリゴリと当てられ、鹿島は甘い声を発する。
途中から彼女が彼を力一杯抱き締め、彼の体に豊満な胸が押し当てられる形となる。
外からも中からも快感が押し寄せ、彼の理性はもう一欠片も残っていなかった。
「はぁはぁ……っ!」
「あんっ! んうっ……はぁっ♡」
(幸せ……大好きな人とエッチ出来て、幸せぇ……!)
惚れ薬の効果で、鹿島は提督と行為が出来ることに幸福感を抱いていた。
それに媚薬効果が合わさり、彼女の膣内の動きは激しさを増していく。
まだかまだかと精を搾り取ろうと蠢き、彼はついに限界を迎える。
「くっ……! 鹿島、出すぞ……!」
「は、いぃっ! 出して下さいっ! 中へ出して下さいぃっ!」
鹿島の言葉を聞いた提督は、奥を目指して肉棒を一気に差し込む。
その瞬間、溜まりに溜まった欲望が、彼女の子宮をめがけて解き放たれる。
「かはっ……くぅっ……!」
「ああぁぁぁっ! で、出てるっ! 私の奥に出てましゅぅっ!」
鹿島の子宮に、提督の熱くドロリとした精液が流れ込んでいく。
お腹の中が最愛の人で満たされ、彼女は快感と幸福感により、彼が射精したと同時に絶頂した。
「はぁっ……はぁっ……♡ えへへっ、提督さん……中に出しちゃいましたね……♡」
「……そう、だな」
「私、今日は大丈夫な日ですけど……もしかしたら、妊娠しちゃったりして……♡」
(それは無い。中出しする以上、妊娠するリスクは予め無くしておいたからな)
鹿島が食べたお菓子の内、一つは提督により「食べれば一週間は絶対妊娠しない」という催眠がかけられている。
これにより、コンドームやアフターピルを使用せず、あろうことか危険日に膣内射精した場合でも、確実な避妊が約束される。
この「一週間」という点が重要で、ただ単に「絶対妊娠しない」と催眠をかけてしまうと、彼女が永遠に妊娠出来ない体となる可能性がある。
そこで彼は「一週間」という明確な期限を設けて催眠をかけることで、彼女を不妊にしてしまうことなく避妊のみを可能にしたのだ。
「提督さん……私、まだ……いやらしい気分が、静まってません……♡」
「実は俺もだ。二回戦、いくか?」
「はいっ♡」
提督と鹿島はその後、時間を忘れて―――途中、彼は自身が「君は精力剤だ」という催眠をかけた水道水を飲んで精力を回復せざるを得ないこともあったが―――互いを愛し合った。
二人は
「提督さん……私達、ずっと部屋でエッチしちゃいましたよね。香取姉や他の皆、きっと怪しんでいるかもしれません……」
「……そうか? まだそんなに時間は経ってないぞ? ほら、窓の外を見てみろ」
「え? あ、あれ? 本当だ……もう夕方になってると思ったのに……」
提督はさも当然のように言う。しかし、実はこれも彼が事前に行った準備の一つだ。
彼は鹿島を部屋に呼ぶ前、この部屋に対してメガホンで「君は
そのお陰で、彼らが
無論、このままでは通常の業務に支障をきたしてしまう為、彼女を退室させた後で元に戻さなければならないが。
「……えへへっ♡」
「……もう一回か?」
「……んっ♡」
「ん……」
鹿島は無言で提督にキスをする。言葉にせずとも、どういう意味かが彼は理解出来た。
結局、二人は更にお互いの体を貪った。時間の許す限り、存分に味わった。
その後、彼らは鎮守府でもお似合いのカップルとして祝福されることとなる。
だが、彼女は知らない。そして周囲の者も知らない。彼女が彼を想う気持ちは、彼によって
あまり話題にならないけど、無生物催眠メガホンも最強クラスの道具だと思う。