口調と性格に関しては私が好きなボクっ娘がメイン。
時系列は、へんげの杖入手直後。
ふたなり要素が苦手な方はここから先進まず、戻って下さい。
あなたは『へんげの杖』という道具をご存じだろうか?
この杖を振るうと、たちまちその者は異なる姿へと変身できるという道具である。
この際に変身できる姿は人間や魔物、ドワーフやエルフなどの他種族だろうが、様々である。
変身は基本ランダムに決められているとされているが、杖を振った者の想いが強ければ、あるいは──。
***
「うーん、この杖、一体何に使うんだろ?
振っても武器には使えないし、ただ違う姿に変身できるだけだしなぁ······」
アリーナは王家の墓へと行き、『へんげの杖』という道具を手に入れていた。
サントハイム王家の物ということでアリーナが管理することになっていた。
アリーナは鏡の前で杖を振った。
すると、アリーナはお城の兵士の姿に変化した。
「うわあ、この効果はすごいけど、特に使い道が思い付かないかな。ん、それにしても本当にそっくりだ」
アリーナは再度、杖を振るった。
その姿は様々な者へと変化した。
アームライオンだったり、エルフだったりドワーフだったり、王様だったりと姿を変えていき、
「うわ、びっくりしたなあ、もー。
まさか、クリフトの姿になるなんて」
アリーナにとっては兄のような幼なじみのような存在であるクリフトの姿となったアリーナ。
「······クリフトって、案外筋肉あるんだ、思ったよりもたくましくて、びっくりした。
······クリフトに悪いし、そろそろ自分の姿に戻ろ」
アリーナは再度杖を振るい自分の姿へと戻った。
「ふぅ、なんだか疲れたし今日はもう寝ようかな······」
アリーナは自分の泊まっている部屋の明かりを消した。
「ん······」
アリーナは夜中、尿意を感じ、目を覚ました。
アリーナは寝ぼけ眼で宿の外にある女子便所へと歩いていった。
用を足そうとしたアリーナが自らの寝巻きの下を下ろす最中にふと自分の股間部分に違和感を感じた。
「? なんだろう? 」
その正体はすぐに分かった。
まだショーツを下ろしていないにも関わらず強くショーツの下から事故主張をするソレはいつも明るく笑顔なアリーナの美しい顔を困惑と驚愕に染めるには充分足る物だった。
アリーナはショーツを降ろした。
「こ、これって、もしかして、男の人の······」
そう、その形状はまさしく男性器であった。
サントハイムの箱入り王女であるアリーナは生娘であり、もちろん実物を見るのは初めてである。
「なんで、僕にこんな物が······!
は、早くなんとかしないと······! 」
焦って何とかしようとしたアリーナの手が男性器の竿の部分を強く擦った。
「ひゃうっ! 」
感じたことのない未知なる快楽の感覚に戸惑い、身をビクッと震わせるアリーナ。
その時、アリーナはあることに気づく。
「も、もしかして、これってさっき『へんげの杖』で変化したクリフトの······?
どうしよう、なんでこれだけが残って······」
アリーナの考えは実は正解である。
先程の変身の際にクリフトの姿を強く意識してしまったアリーナは体が完全には戻らず、クリフトの一部分、つまりは男性器だけが残ってしまったのだ。
「うぅ、なんか、大きくなってきた。気持ち悪い見た目······」
さらに大きさを増したそれからは確かな雄の香りがして、アリーナの鼻孔をくすぐった。
そして、思い出したように尿意が襲ってきて······。
用を済ませたアリーナだったが。
「······戻す前に少しだけ触ってもいいよね」
アリーナは未だ未知のその男性器という存在の前に完全に発情していた。
アリーナは自らの柔らかい少女の手を自らの大きく勃起した男性器に当てる。
「ぅぅ、こうすればいいのかな? 」
当てた手で擦る。擦る。
「ぁぁん、ん、ふ、ふ、ぅ!」
いつしか、アリーナの手は今までもそうして処理していたかのように右手でちょうどいい加減で握りしめて擦っていた。
「あふ、ん、あん、ん、ぁん、んん」
アリーナの顔は王女とは思えないほどは初めての快楽に溺れきっていた。
そんな少女の限界は、少しずつ近づき、そして、
「ぁぁぁぁぁぁぁぁああああ!!
なんかくるぅぅうううぅぅうぅ!! 」
ついに、実は未だ女性としての絶頂すらしたことがない身のまま射精を行った。
「アリーナ様、そろそろ起きて下さい。出発の時間ですよ」
「······分かってるよ」
「分かっていらっしゃるなら早く布団から出られてお着替えになって下さいね。それでは、私は宿の入り口でお待ちしていますからね」
朝、アリーナを起こしにきたクリフトは部屋から出ていった。
一方、アリーナは、というと、
「(うぅぅ、昨日のことが頭をよぎってクリフトの顔をまともに見ることが出来ない······。
どんな顔してクリフトに会えばいいんだよ······。
······それにしても、クリフトの立派だったな、今度は本人のがって、僕は一体何を!?
あぁ! もう全部『へんげの杖』のせいだ!)」
お転婆王女はこの出来事をきっかけに自分の幼なじみの神官への想いに気がついていくのだが······、それはまた別のお話である。