国防☆仮面のエロ配信を、四国随一に成り上がらせる話 作:毒蛇
生前の話、本当の意味で俺が子供だった頃だ。
世間体を気にする親に無理やり連れられて、有名な温泉街へ旅行となった。
当時は何も考える事もしない無邪気な子供で、体力的に疲れなど発生することは無かった。
だからこそ、当時は温泉が好きでは無かった。
泡が出る温泉や、微妙に電気が奔るような温泉を泳いで叱られたりしたものだ。
こうして慰安目的で温泉に来る程度には身体も心も疲弊しているのかもしれない。
「予約していた加賀です」
「加賀様ですね。こちらです」
「……」
何が悲しくて家族サービスの真似事をしなくてはならないのか。
家族などこの世にはもういない。いるのは無言で俺の隣に佇む可憐な少女だ。
俺と少女が入った宿は、外観は立派、中身も立派、歴史も伝統あるという宿である。
「それではご案内致します」
女将らしき人物に連れられて、二人特に会話も無く部屋に向かう。
いつだったか、勇者部が大赦からのご褒美という名目で訪れた事のあるような『和』を用いた部屋だ。靴下越しに感じる畳の感触、座椅子や座布団、襖、全て手入れが行き届いているのが素人目にも理解できた。
食事の時間、布団を敷く時間などの事務的な説明を受け、襖が閉められる。
完全なる密室。それは自宅の時も言えるが、今回は全くの未開の土地である。水着で海を泳ぐ訳でもなく、ただ美味しい物を食べて、温泉に入って、布団に入って眠る。
「まぁこの面子なら騒ぐというか、二人だけなら静かで良いな」
「……そうね」
自分の荷物と東郷の荷物を部屋の隅に置く。
そうして身軽になり、こちらに視線を向ける少女の様子に、思わず眉をひそめた。
「どうした? 支払いとかそういうのは気にするなって言ったろ?」
「うん……」
「なんなら、勇者部のみんなにはお土産でも買えば良いだろ?」
「うん……」
「この後、そのドスケベボディで体洗って貰うから」
「うん……、うん? 亮くん?」
この宿は男湯と女湯と混浴の計三つが存在する。
既に混浴は貸し切りにし、少女とまったりしっぽりと温泉を堪能するつもりだ。
讃州市より少し離れた宿にて、誰でも無い東郷と二人、一泊二日の軽い旅行である。
「とは言っても、ご飯食べて温泉入るだけなんだが」
そう呟き、テーブルの上にある洋菓子を手に取る。
普段から大人しい東郷だが、向かいに座る彼女はさり気なく湯飲みにお茶を注ぎ、テーブルに二人分を置く。目線でお礼を言いつつ、洋菓子のふわりとした柔らかさを舌上で堪能する。
「ねえ、亮くん」
「どうした?」
「どうして私を連れてきたの?」
「東郷さんと一緒に来たかったから」
「……っ」
「まぁほら……モイクラでふざけ過ぎたお詫びも兼ねて、ね」
「あの事ならもういいわよ。……本当にその事で連れてきたの?」
「――――」
配信終了後、八つ当たりである事に気づき謝った東郷には逆に俺が謝った。
謝って、そうして今度こそ一緒にモイクラで新しい家を作り、楽しく四国を作り始めた。
ゲームの事はともかくだ。最近は何かと勇者関連で忙しかった為、慰安目的で訪れていた。
「実は……嫌だったとか?」
「そんな事ないわ」
「即答。……俺って良い男?」
「調子に乗らなければね」
「はいよ。まあ難しい事を考えるなよ、東郷さん。美味しい物食べて、エッチな事して、風呂入って、イチャイチャして、エッチするだけだから」
「不健全極まっているわ……」
呆れたように柔和な頬に手を当てる東郷。
黒色のニットは少女の豊かな双丘を主張しており、東郷自身の雰囲気と合っている。
ロングスカートの東郷は、見た目も実情も立派なお嬢様であるのは間違いないのだ。
性格は面倒な所があるが、器量も良く、温厚な性格で、嵌ると物凄い。
物覚えも良く家事も万能、和食は美味しく、夜も中々に激しい少女が傍にいる。
多少彼女の思想的な部分はやべー奴だが、それらを差し引いても間違いなく――
「東郷さんは、絶対良い嫁になると思う」
「あ、ありがとう……」
照れたように咳をする少女を見ながら、座椅子を軋ませる。
テーブルの下で畳の上に脚を伸ばし、しばらく無言で見つめ合う。
「……」
「……」
「わ、分かったから」
「……?」
見つめ合うこと十数秒。
正確には数えてはいないが、彼女のエメラルドを思わせる深緑の瞳をジッと見続けていると、彼女は何かを勝手に察知したらしい。湯飲みを両手に持ち、背筋を伸ばし茶を飲む姿が美しい彼女はしばらく無言だったが――
「こ、……混浴よ。――背中、流してあげる」
どこか鈍い光を瞳に宿した少女は、そっと湯飲みをテーブルに置いた。
+
カラカラとガラス戸を開けた先には、夜の露天風呂があった。
絶えず流れるお湯の音と、脚を踏み入れた途端身体に感じる白い湯気に俺の心は震えた。
覗きと視線を妨げる竹製らしき柵は大袈裟な程に高いが、苔むした岩と表面に付着した雪が興趣を添えている。
空を見上げると果てなき夜が自らを見下ろしている。
黒い雲が夜空を覆う中、雲の切れ端に輝く一等星を見つけると少し気分が良くなる。
腰に巻いたタオルを除き、自らが自然の中でほぼ全裸でいるというのは何故か笑える。
石造りの浴槽は二つで、大きい方と小さい方いずれも湯気を放っている。
混浴風呂ではあるらしいが、家族風呂としても使用されるらしく、小さい方は子供用なのか。
いずれにしても、大は小を兼ねるという為、考えるまでもなく大きな湯舟に向かう。
その途中で――
「こーら」
「ん……!」
背後から子供を叱るような声に僅かに身を竦める。
振り返ると、心の準備ができたらしい少女がガラス戸を閉じ、こちらに歩み寄ってきた。
大きな胸と下腹部を小さなタオルで隠し、長い髪は後頭部でアップに纏めている東郷。
「飛び込んだら駄目よ。友奈ちゃんじゃないんだから」
「友奈だってそんな事はしないさ。掛湯をしようと思っただけださ」
ぐっと両脚に力を籠めて、湯舟前で脚を止める。
そんな俺を半眼で見つめる少女を見返すと、自らの身体を抱くように腕で隠した。
「そんなにジッと見ないで、亮くん」
「嫌です」
木製の桶でお湯を掬うとずっしりとした重みが腕に伝わる。
しかしその程度の重さでどうという事はなく、掛湯をしようとする少女の前面に掛けた。
「きゃ!? ……もう! やると思った!」
「わぷっ」
童心に帰ったように、肉体年齢に精神が引っ張られるように少女とじゃれ合う。
掛湯にしては十分過ぎる程にお湯を掛けると、少女の白皙の肌に張り付いたタオルは薄っすらと透けて肌色の柔肉を露わにし、桜色の乳頭が僅かに硬さを帯びているのが見て取れた。
「……」
徐々に男を知り始めた少女は雄の視線から逃れるように目を逸らす。
小さな布切れは、全裸であるよりも一層の淫魔な雰囲気を彼女の身体に与えている。
白皙の肌は湯舟に浸かってすらいないにも関わらず、ほんのりと赤みを帯びている。
「じゃあ、東郷さん」
「――うん」
羞恥を瞳に宿しながらも、決めた事は実行する女。
湯舟より僅かに離れた椅子に座ると、東郷がいそいそと背後で動く。
椅子に座り、目の前にある小さな四角の鏡越しにボディソープの容器を手に取っている少女が背後にいるのを確認する。お互いが持つ物は一枚の頼りないタオルのみという状況も確認する。
「東郷さん」
「は、はい」
「何してるの?」
「えっ、何って……身体を洗おうと」
容器を手に取る少女は中の白濁の液体を自らのタオルに染み込ませている。
それは分かるのだ。彼女がこの後、そのタオルを用いて俺の背中を洗おうとするのだと。
覚悟を決めたのか、唯一の布を手に取った裸体の少女が桶のお湯にタオルを浸そうとする。
「東郷さん、お前の身体は何の為にある?」
「……哲学?」
「違う。間違っているぞ、東郷さん。お前のおっぱいは何の為にあるのかと聞いているんだ」
「おっぱ……!?」
羞恥と驚愕に震える東郷は愕然とこちらを見やる。
鏡越しで視線が重なるのを感じつつも、どこか世間を知らない乙女に知恵を授ける。
――正しいかはともかく、男を悦ばせる為の知識を授ける。
「東郷さん。東郷さんの身体で洗ってくれないと、一切の汚れは取れません」
「――!!」
その言葉の意味が東郷には理解できたらしい。
流石に国語のテストで常に満点を出す女は伊達ではなく、無言になる少女はしかし容器の液体を手のひらに出し、自らの乳房や腹部につけ、ゆっくりと俺の背中に擦り付け始めた。
「んっ……」
鏡越しに映る少女は、俺の肩越しに羞恥と微かな怒りと困惑を感じさせていた。
それでも彼女が行うやり方は間違いではなく、予習を行い知識を得ていた事を知る。
温泉の解放感からか、それとも雄に行う身体での奉仕への興奮か、背中に感じる乳頭は硬く、上下に泡立つボディソープを俺の肌に擦りつける度により硬さを帯びていった。
「……」
「ぁ……」
小さな手で俺の肩を掴む。
微毒を含む甘い吐息が俺の首筋を撫で上げ、鼓膜をくすぐる。
パン生地を思わせるような乳肉は上下に擦る度にむにゅりと形を変える。
は、ふと熱い吐息を漏らす少女は自らの行為に興奮しているのか、ぬめるソープを用いてザクロの実のように硬さのある乳首を俺の身体に擦らせ、小さく喘いでいる事に気づいた。
「……、ン……」
甘い物が混じる呼吸。
肩を掴む液体石鹸に塗れた手が、何かに縋るように胸板を掴む。
「ほら、脚も洗って……」
「……! ……はい」
指示を受けた遊女の瞳は僅かに虚ろで、桶に入れたタオルを忘れている。
椅子に座る俺の前に座り込む少女は裸体で、ボディソープが彼女の乳房をふしだらに光らせている。
どこか糖度のある東郷の声は眼前で反り立つ怒張を前に、小さな悲鳴を上げさせた。
男性器を間近で見る機会はそうそうないのだろうか。
首を赤らませ目を逸らす少女はしかし興味津々なのか、チラリと視線を怒張に向ける。
は、と粘り気のある吐息を漏らし、唇を何度も舐める少女は困ったように俺の顔を見上げた。
「脚を洗え。手でいいから」
「……はい」
「『はい、旦那様』」
「はい、旦那様。……はっ!!」
両脚を洗い、丁寧に、愛でるように両手を使う東郷は時折チラチラと怒張に目を向ける。
そんなに頬張りたいのかと囁くと顔を赤らめて横に振り、頬を怒張で叩くと満更でも無いように甘く拒絶の声を上げる。そうして触れ合う程に、少女の身体に酷く熱が籠るのが理解できた。
「あの、旦那様」
「何だ……?」
どこか恍惚な表情で俺を呼ぶ東郷。
内股を擦り合わせ、戯れに乳頭を指で弾くと少女は悶える。
ソープで泡と共に身体を厭らしく光らせ、開く唇には透明な糸が珠を作る。
「腕を洗っても良いですか……?」
「よかろう」
亭主関白の真似事をし、それに従う良妻賢母という茶番。
それを茶化す者も、数多の矛盾を突っ込む者も、この混浴風呂にはいない。
許可され甘い微笑を振りかざす少女は、腕を同じ要領で手を使って洗おうと――
「股で洗え」
「まっ!?」
「ほらっ、早くして早く」
「う、うん」
おずおずと東郷は立ち上がり、ボディソープを自らの股に塗りつけていく。
陰毛を肌に張り付かせ、淫靡に光る恥丘からはソープではない蜜液が腕に垂れ落ちる。椅子から降り、少女の股に腕をくぐらせ、そのままの姿勢で止まる。
そっと東郷を見上げると意味を理解したのか可哀そうな程に顔を赤くする少女だったが、やがてゆっくりと、にちゃにちゃと音を立てて恥部を腕に擦り付け始めた。
「……、ぅ、ん……、ぁ……」
俺は腕を動かしていない。精々が洗いやすいように少女の股に腕を当ててるだけ。
だから、彼女が自らその細い腰を動かして、しっかりと洗わなくてはならない。
ゆっくりと女よりも硬い腕に恥部を当て、腰を振る少女。
泡と粘液でぬめる中、火照った身体は何かを求めているのか、陰唇からは絶えず蜜が腕をぬめらせていく。その光景を魂に刻み、自慰をするように恥部を擦る少女は涎を口端からこぼした事に気づかない。
「ぁー……、ぁ……ンんっ……」
ぐちゅぐちゅと猥音を立て、洗われる腕。
顔を上げると、乳房を揺らす東郷と目が合う。
少女らしからぬ艶美のある舌なめずりに、ぞくりと背と怒張が小さく震える。
開かれた脚は腕を挟み込み、一度上下に腰を揺らす度に熱い吐息が漏れる。
少女の手は安定を求め、再度俺の肩を掴む中、ふと戯れに腕に力を籠める。
「……! や、やぁ……ッ」
羞恥を散々煽られ、夜空の下で喘ぐ少女。
腕を掴む少女は脚を震わせ、まるで玩具を扱うように自らを愛撫し始めている。
それは無意識の行動ながらも、目の奥には淫熱が揺らめいているのが見て取れた。
無言で少女の淫行を見続け、小刻みに腕を動かす。
腕を洗っているのか、少女の恥部を洗い虐めているのか、両方なのか。
目的を見失い、ただ眼前で為される少女の甲斐甲斐しい奉仕の果てを見続ける。
たぷたぷと下品に乳房を揺らす。
しかし、眼前の少女は最早隠す行為を忘れている。
鏡越しに映る尻肉は厭らしく揺れ動き、雄を誘うように朱色に染まっている。
「ぁ……、い、く……、っ」
空いた手で陰核に触れると、身体を弓なりに反らした。
溢れるように増した愛液が小さく噴き出し、腕を掴む手は小さく震えている。
これ以上ない痴態を見られる事に、奉仕をする事に少女は小さく絶頂したのか。
「――――」
そして、少女の淫舞を見せられた怒張も異常な昂りを覚えている。
ガクガクと腿を震わせる東郷に覆い被さり、無理やり脚を開かせ、正常位でそのまま挿入してしまおうと、雄の本能のままに先走りが滴る怒張を宛がい――
『責任とって、結婚して貰うわね』
花弁が亀頭を呑み込み、残りの肉茎を押し込む事だけは堪えた。
少女の腰を掴み、何のためにこんな旅館に来たのか、その目的を思い出して小さく吐息をする。僅かに、ほんの一瞬だけ冷静さを取り戻した俺は、膣ではなく、乳に怒張を挟み込む。
石鹸と少女の汗がしみ込んだ乳房は、にゅるにゅるとしたぬめりと共に極上の柔らかさを怒張に教えた。だがその柔らかさへの想いは一瞬で、少女の疑似性器を汚すべく腰を振り始めた。
「はぁぁ……、ぁ……っ、んッ……」
纏めた髪は乱れ、未だに熱を持った瞳で自らの乳房が犯されている様を至近距離で見続ける東郷は、その行為に自ら加担するように両手で乳肉を寄せ、怒張を柔肉の弾力で包み込んだ。
こりこりと乳首が肉茎を擦る度に嬌声を上げる少女の姿を見下ろす。
少女を玩具として扱い、たん、たん、たんと継続的にピストンを続ける。
腰を揺らし、やがて身体の奥から湧き出すマグマの如き射精感を堪える事は無かった。
「うッッ」
淀み煮えた白濁が少女の白い乳房を染めていく。
疑似的な膣を隅々まで犯しつくすように、白いソースが勢いよく噴き出していく。
子宮口ではなく、乳肉から勢いよく噴き出した子種はそのまま東郷の首に、顔に掛かった。
粘り気のあるドロりとした白濁が少女を汚す快感。
その余韻に身を震わせながら、タイルに寝転がった少女を抱き起こしお湯で洗う。
やがて身を綺麗にし、どこか忽然とする少女を抱き抱えて、俺は湯舟に向かった。
+
「ふぅ……」
湯舟のお湯が身体に染み渡る。
その事を理解し吐息をすると、少女も吐息をして応えた。
ぐったりとした裸体の少女を抱き抱え、配信スタイルで温泉と少女の柔らかさを堪能する。
「これで、お酒があったらな……」
「亮くんって未成年よね」
「おっと」
心は成人なので何も問題は無い。
無いのだが、学校で言えば委員長的な存在になる少女にはあまりバレたくはない。
少女の体躯を抱く力を強めると、それ以上の言及を止める東郷は脱力する。
白皙の肌は温泉で火照ったのか、首を赤く染める少女。
夜空を見上げ、しばらく無言のまま温泉に浸かりながら俺は告げた。
「今日さ」
「うん」
「ご飯食べたらさ」
「うん」
「布団の上で、東郷さんのこと、食べちゃうね」
「……」
そっとこちらを窺う少女の横顔。
何かを問うように見上げる少女の深緑の瞳はそっと閉じ、小さく唇を窄める。
ちゃぷ、と水面に音を立てて無言で奪った唇は、しっとりと柔らかく、温かかった。