女体化催眠音声で催ニーしてたらあさおんした話(仮題) 作:催ニーはいいぞ
アンケートに投票してくれたお優しい方々の期待に応えるため、やりました。
つーかこれ、R-15に移していい気が...流石にダメか...
ではどうぞ。
「はぁ...」
曇る鏡、上る湯気、揺蕩う水鏡には己の変わり果てた身体が透ける。
「そういうことじゃ...なかったんだよなぁ...」
風呂である。命の洗濯である。貴重な連休の2日分を消費し、発作的に泣くことも、これは夢だ明晰夢だと連呼して自分を殴ることもしなくはなった。
しなくはなったのだが、やはり。
「割り切れないよなぁ...」
僕は【ボク】に、女になった。
いつも通りに催眠音声を楽しみ、いつも通りに眠りに付き、いつも通りに起き、いつも通りの食事を取ったが、いつも通りのトイレができなかった。
ショートボブの髪、長めのまつ毛、アーモンド型の目、小さく整った鼻、ゆるく尖った顎、華奢な肩、そのどれもが男の頃とほとんど同じで、喉仏の消えた喉、小ぶりでツンと立った胸、丸みの増えた手足、少し広がった骨盤、そして、女性器、これらどれもが女になって変わった物だった。
「はぁ...」
ため息は湯気の中に溶ける。
「ボクは本当に、女になりたかったわけじゃない」
【僕】はただ、この歪んだ性癖、欲望の捌け口として、女としての【ボク】が必要だっただけで。
「なりたかったわけじゃないんだ」
口でそんな事を言いながら、僕は、【ボク】は、股の間のスリットに軽く手を這わせてみる。
それは、湯の中で熱く、しっとりとした感触を僕の右手人差し指に返してきた。
そのまま上へ。
スリットをなぞりあげ、下腹部、へそ、お腹、右側へ逸れて、胸の微かな膨らみ、その頂点へ。ピリッとした刺激。敏感になっているのかもしれない。胸の上、鎖骨、首の付け根を通って反対側のうなじ、首。身体の形を確かめるように。
「...ん...はぁ、何やってるんだろう」
馬鹿らしくて、ちょっと熱めのお湯もあってのぼせそうだった。
本当に馬鹿らしい。
ザバッと音を立てて湯船から上がる。
初日に聖水が溢れ出し、粗相をして、ろくに回らない頭でシャワーを浴びているときに何とはなしに思ったのが、シャンプーはどうしようだった。もっと他に考えることあっただろ僕。
世の中に、女性用の洗面具、石鹸は溢れていて、
偶然、母親が使っているシャンプーが放置されていなければ、自分のトニックシャンプーを使ったかもしれない。多分それをしたら、だいぶ後悔することにはなったと思うけれど。
なんと表現してよいかわからない、甘い香りの泡を感じながら、頭を洗う。髪質すら若干変わっているらしく、雑にやったら髪が抜けてめちゃんこ痛かった。絶対に伸ばさないという決意を僕はした。
たしかこのシャンプーは、例の幼馴染の姉がうちの母に押し付けていった物だったか。「見た目若いからこういう香りでも問題ないでしょ」とか若干失礼なんだか褒めてるんだかわからないことを言いながら。
洗体も、母のスポンジを借りて、泡立ててなぞるように優しくやったり、泡を掬って手で洗わないと、ヒリヒリしてしまってだめだった。男のときから肌はあまり強くない方だったが、更に弱体化している。許すまじ。そう、シャンプーを〜後悔する云々はそういうこと。
そして、お母さんありがとう。日頃から感謝していないわけではなかったけれど、娘になってしまった息子は、いま人生最大級の感謝をあなたに捧げています。
死にたい。
今どき、ネットで調べればというか、動画サイトの自動再生なんかで、偶然男女の違いや男女それぞれの苦労をまとめた記事なんかは嫌でも目に入るし、実際、ある程度はそうやって僕も情報を得た。
実際に触れないとわからないこともあったし、失敗したこともあったが、ある程度の、最低限度の生活は保てているように思っている。
バスタオルで丁寧に身体を拭きながら、そんな事を考える。身体を洗うシーン?んなもんねぇよ。
化粧水――男の頃から使っていた男女兼用のやつ、最近は便利というか多様性の認められる世の中になったものだと父がこぼしていた、と乳液――こちらは母親のをパクった、男の頃も乾燥がひどくなると使っていたものをはたいて顔は終了。
下着はボクサーパンツと極やわとか言う名前の半袖シャツ。両方とも男物だが、ちょっと待ってほしい。一人っ子の男子高校生が女性用下着を手に入れる機会があろうか、いや無い。仕方のないことなのだ。それはさておき、その上にスウェットの上下、パーカーを着て完成である。
そして、今日。冷蔵庫の中の食料も尽き、どうしようもなくなってしまった僕は、ある作戦を実行することにする。風呂に入っていたのもある意味でそのためで、少しでもこの作戦の成功率を上げるために、行っていたのだ。
まず、キッチンでお気に入りのコップに水を注ぎます。
飲みます。美味しい。じゃなかった、もう一度汲み直してそれを持ってリビングへ。
そこには予め延長コード経由でコンセントに繋がれた充電中のスマホが一台。僕のだ。チャットアプリを立ち上げ、ある人物とのトークルームへ。
一言入力「今電話大丈夫です?」
あとは返信を待つのみ。
もったいぶる必要もないので、誰かを言おう。
幼馴染の姉、僕と幼馴染の男の悪友コンビの姉貴分にして、僕の歪んだ性癖の原点を作った女、
詩のこころなんて典雅な名前をしているくせに本人は芸術と文学はあまり得意ではないというなんとも残念な人間である。一時期ポエムにハマっていたようだが、詳しいことは分からない。ちなみに、アカウント名は【ウルトラしい】、アイコンは右側に欠けがある
ぴこん、通知音。内容は「何? 珍しいね? いいよ」である。
ぴろりろりろ、ぴろりろりろ、【ウルトラしい】からの着信。
「いや、せっかちかな?」
もちろんとる。もしもし。
「どうしたの急に、何? 寂しくなっちゃった? 」
いやぁ、なんか、朝起きてみたら急に女になっててさ。
「...」
喉が詰まる。
「何? イタズラだったら週末帰ってしばくわよ?」
声を聞いたら、何故か言おうと思った言葉が出なくなった。
「...」
いや冗談じゃなくてさ、なんか股間からマイサン消えてるしさ、胸も膨らんでてさ。
「どうしたの? ほんとに大丈夫?」
もう、落ち着いて話せると思ったのに。
「...」
女の身体って大変なんだね。僕初めて知ったよ。それでさ。
「あ、もしかしてケイと喧嘩した? ナルもそろそろいい年なんだから私に仲裁頼むのやめなさいよね。」
彼女は僕のことをナルというあだ名で呼ぶ。最後に会ってから一月も経ってないのに、なんか懐かしくて。
「・・・」
なんにも、言葉でなくて、視界が歪んで、頬が引きつって。
「ほんとにどうしたの? ほんとにイタズラだったんなら、「...けて」...何?」
コップの縁から限界を超えて水が出るように、涙が目蓋から溢れるように、言葉が、意識もしてない懇願が、まろびでた。
「助けて、たすけて、たすけてよ、しーちゃん」
一拍、息を呑む音。
「...分かった。今からそっち行く。場所は家?」
そう、僕が彼女を慕う理由。
「うん」
声が震える。
「すぐ着くから、コーヒーでも淹れて待ってなさい。」
彼女は助けを求めれば必ず応えてくれた。
「分かった、ありがとう...」
嫌がる僕に女装をさせるのも、弟相手に傍若無人に振る舞っていても。
「何言ってんの。私はあんたらバカ二人の姉でしょうが。」
なんだかんだ貶しつつも、慕うのは。
「うん」
どうしようもなくなったとき、助けてくれて、守ってくれる。
「だから、コーヒー淹れてちょっと待ってなさい。あんたのコーヒーは美味いからね。」
そんな、偉大な姉貴分だから。
お前はいっつもそうだ、なんかお涙頂戴的な薄っぺら量産型ヒューマンドラマを書きたがる。それで何本のSSを収集つかなくしてエタらせてきた?そもそもプロットも組まずにヒューマンドラマしようとするなこの阿呆!
それはそれとして、アンケートありがとナス。見切り発車で書き溜めも面白さも無い本作ですが、作者に文筆の神が微笑む限り死力を尽くして書きますので、もっと褒めてくれていいのよ?
あ、ついでに、基本勢いで書いてるので誤字報告大変ありがたいです。
これR-15にいけると思う? それともそのうちエチエチなのでも書いてほしい?
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R-15でええんちゃう?
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R-18でしょ、どう考えても。
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んなことよりTSホモ百合メス堕ちはよ。