※この作品はR-18です。

赤嶺ちゃんが敵対組織に囚われて謎の銀髪メイドの快楽調教に屈しちゃうまでのお話   作:バロックス(駄犬

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最終話手前のお話。普通に一万文字いきやがったので分割です。


銀髪メイドが恋をした日のお話

 とても幼い頃のお話だ。

 

 銀髪少女は整理されたアスファルトの道を歩く。

 久しぶりの外出に胸を躍らせるどころか、長く地下施設にいたせいで空に浮かぶ日差しが痛いほどに眩しく感じる今日この頃。

 

 高架線の下、誰にも見つからないような場所、その芝生の上で踊る同い年くらいの赤毛の少女を銀髪少女は物陰から見つめていた。

 

 

 

「♪~♪」

 

 

 ラジカセを傍に置いた赤毛の少女は流れてくる音楽に合わせてリズム良く踊っている。

 かなり激しいテンポの曲だということが、少女の身体から飛び散る汗が物語っていた。

 

 

「やっぱりHIPHOPはいっぱい身体動かすから楽しいねぇ。次はサンバ行ってみようかな」

 

 

 そこから曲が終わると、ラジカセの隣に置かれていた山のように積まれているカセットテープを取ってはラジカセの中のテープと入れ替えて、また新しい曲とともに少女は踊りだす。

 

 

 荒い息を吐いているから相当疲れているのではないか、と銀髪少女は思った。

 だけど赤毛の少女はペースを落とすことなく踊り続ける。

 

 

 やたらと楽しそうに。

 まるで「踊る」ことが自分の人生だと言わせんばかりの没頭の仕方。

 表現力は相当なものだった。

 赤毛の少女の踊りは流れている音楽を身体を使って余すことなく体現してる。

 

 

 気づけば銀髪少女は赤毛の少女の一挙一動をその瞳で追うようになっていた。

 それはやがて自身に身体にも影響して、自然と踊っている少女と同じ動きをし始める。

 

 

 最初に動いたのは肩だった。

 次に手。

 次に脚。

 そして腕。

 

 

 赤毛の少女に比べれば稚拙なもので、目も当てられないようなレベルだったっが、銀髪少女は確かにその時は「踊っていた」のだ。 

 童心を取り戻して、心の底からの笑顔で踊っていたことに銀髪少女は気付いていなかった。

 

 

 

 

 どれほど時間が経っただろうか。

 一時間、二時間……それ以上は経ったのではないかと、もはや時間の感覚も忘れて踊っていた銀髪少女は全身から汗を垂らしていた。

 対照的に赤毛の少女は肩を大きく上下させていたが、まだまだ踊れるといった感じで余裕の表情であった。

 

 

 

「ねぇ、さっきからずーっとそこに隠れてるけど、なにしてるのー?」

 

「――――!!」

 

 

 赤毛の少女の突如の問いに銀髪少女は全身を物陰へと隠した。見つかってはいけない、という立場上の理由と気恥ずかしさという理由から。

 不思議そうに思ったのか、赤毛の少女は物陰で身を潜めているであろう誰かに向けて言う。

 

 

「一緒に踊ろうよー。二人で踊ったらもっと楽しくなるよー」

 

 

 誘いの言葉をかける赤毛の少女の言葉に銀髪少女は戸惑う。

 物陰から顔を覗かせて、一瞬だけチラ見した少女の笑顔を見て何故か胸の鼓動が高まった。

 

 

「わ、わたし……そ、その……たまたま、通りかかった、だけで……」

 

「そうなの?じゃあお友達になろうよー。わたしダンスが好きなんだ。でもレンちとかシズ先輩はずっと見ててくれるんだけど、一緒に踊ってくれる子があまりいなくてさー」

 

 

 足音が近づくのを感じる。

 気さくに話しかける赤毛の少女に危機感を覚えたのだろう。

 

 

 

「ご、ごめんなさい!」

「うわっ!」

 

 

 物陰から飛び出した銀髪少女は全力疾走でその場を離脱していった。

 すれ違い様に瞳が捉えた赤毛の少女の姿にまた一段と大きく胸の鼓動が撥ねたのを感じながら。

 

 

 その後は振り返ることなく、数百メートルほど走って、赤毛の少女が見えなくなったくらいになってようやく足を止めた少女は自分が居た道を初めて振り返った。

 

 

 

「赤嶺……友奈、さん」

 

 

 頬を僅かに朱に染めて、胸部分の服をきゅっと掴む。

 その名前を口にしたとき、銀髪少女が抱いていた殺意と敵意は何か形容し難い別の感情へと変化していたのだった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

――――――――――――――――

 

 

 

 

 恐らく、深夜。

 「恐らく」という言葉を使うのは、今の今まで時計というものを一度も見ることがなく時間を把握していなかったからだ。

 時計の盤面を最後に見たのは夜の12時くらいだったと、アイは記憶している。

 

 

 

「んちゅっ、れるっ、じゅるるる。んふ♡ちゅるるっ♡ぬぷっ♡じゅぽっ♡じゅぽっ♡じゅぽっ♡」

 

 

 視線を下へと向けると、仰向けのアイの下半身に赤毛の少女の姿が映る。

 赤嶺友奈がアイの逸物に食らいついていたのだ。

 

 

 行為を始めて相当な時間が経った頃、アイは不覚にも寝落ちしてしまったらしい。

 逸物を生やしてからというもの、赤嶺と交わった回数は既に十を超えている。その疲れが出たのだろう。

 しかし、意識を手放した間も赤嶺はアイの逸物を欲し、口に含んでいたのだ。

 

 

 赤嶺が逸物を咥えて乱れるその一部始終を見逃したアイは心底残念そうに思いながらも、現在の赤嶺から与えられる快楽に身を委ねることにしてその行為を堪能する。

 

 

 一般男性よりも太く、萎えることなくそそり立つ逸物に舌を這わせて、上下に動かして唾液を塗していく。

 凶悪に反り返ったカリ首部分にちゅっちゅっと吸い付いては、ざらついた舌全体を使って敏感な裏筋をちろちろと舐めては、アイの腰がビクンと跳ねる。

 

 

「んっ―――ふ」

 

「じゅるるう、れぅ……あーむっ♡」

 

「んんっ!」

 

 

 幹を扱きながら舐めていた舌を外した赤嶺は大きく口を開けては亀頭から逸物を口内へ迎え入れる。

 逸物が赤嶺の舌の上を通り、鈴口が喉部分にあたるとその特有の硬さを感じたアイの口から小さくではあるが初めて嬌声が漏れた。

 

 

 口を窄めて口内の圧を高めては逸物全体をぬめる肉壁が扱きつつ、赤嶺が行うディープスロートは強烈だった。

 喉奥を蹂躙しても、舌が亀頭をぐりぐりと虐めるように這い、喉が強烈に締めてきて射精を煽ってくる。

 

 

「くぅ、あっ」

 

「んふっ、いいよ、らひて♡アイちのしぇいえひいっふぁいおくちにびゅーびゅーらひて♡」

 

 

 出会った当時とは比べ物にならないレベルの淫語を口にした赤嶺は口内で震え、一層肥大化する逸物から射精の前兆を感じ取り、抽送のスピードを上げる。

 じゅるる、という流れる音からぐぽっ、ぐぽっ、という空気が漏れだすくらいの荒いストローク音が室内に響き渡る。

 敏感な部分を責めに責められたアイは堪らず、赤嶺の口に己の白濁を吐き出した。

 

 

 どぼぼ♡どびゅっ♡どびゅっ♡びゅるるるっ♡

 

「んぎゅ♡ん、ぐっ……んむぅ…じゅるっ……んー、ぷはっ」

 

 

 

 口腔が灼熱を感じ、むせ返りそうな匂いを物ともせず赤嶺は濁流のような精液を受け止めて喉へと下していく。

 窒息するほどの粘液を纏っていても、赤嶺の子宮がソレを欲しているのか苦痛を快楽へと変換して一滴も零すことなく納める。

 精液を出し終えた逸物が一瞬だけ萎えたのを口の中で感じて根本まで大きく咥え込むと尿道の残りも逃さないように吸い上げ、白濁の糸が亀頭と唇を繋いではぷつんと途切れる。

 

 

 弾力ある赤嶺の胸がアイの白い胸を押しつぶす。片足を絡めるようにお互いの肌を重ね合わせた。

 

 

「おはよアイちー、疲れてたのかなー?」

 

「ええ、少しばかり……でも友奈さんのお陰で気持ちよく起きれましたよ」

 

 

「そうなんだー、あ、またココ元気になってきてるー、すごいね」

 

 

 空いている片手で赤嶺は少しだけ萎えていた逸物を扱き始める。

 既にそこには射精する前までと変わらない、凶悪に天へとそそり立つ姿があった。

 

 

 自らの手淫によってアイが快楽に浸っているに気を良くした赤嶺は先走りによって潤滑を得た手で更に逸物を責めたてる。

 使う指は三本。親指と人差し指と薬指だ。

 親指で裏筋、人差し指で亀頭周辺、薬指で根本部分を擦る。痛みを与えず、しかし股間を通して伝わる快楽に否応でもアイの逸物がブルりと震える。

 

 

「もっとおっきくなるかなー、くちゅくちゅしごいてカリカリしてあげるねー」

 

 

 反応を面白がった赤嶺の手がもう一つ加わると、爪先で亀頭部分をカリカリと嬲った。

 同時に幹を扱くの急かされて、瞬時に高められたアイの逸物は血管が浮き出る程の硬さを取り戻す。

 

「うふふ♡カチカチだよぉアイちぃ♡」

 

「友奈さんの手が、きもち良すぎる、んです……」

 

「そう?えへへ、私マッサージ得意だからかなー。どこを触れば気持ちよくなるか、なんとなくわかっちゃうんだよねー……そうだ!」

 

 

 身を起こした赤嶺はアイの腰に跨ると自身の秘裂にそそり立つ逸物の亀頭部分を触れさせる。

 ちゅぷ、ちゅぷとゆっくりと赤い亀頭が割れ目に飲み込まれていくの感じて、赤嶺が息を吐きながらも表情を蕩けさせていく。

 幹が半分ほど入るころには赤嶺の腰が砕け、限界に至ったのかじゅぷん、と下品な音を立てて逸物がぬめる膣肉と一体化した。

 

 

「くふぅ、――――んぅ♡ アイちが疲れないように今日はわたしがいっぱいうごいちゃうね!」

 

「え―――友奈さん、ちょっとまって――――」

 

 

 中断を呼び掛けるアイの声が突然の快楽に途切れる。

 赤嶺の腰が前後に大きくグラインドするように動き始め、極上の蜜に溢れた膣肉のヒダ部分が逸物全体を包み込み絡みつく。

 

 

「きもちい♡アイちのナカであっちゅくなってる、きもちぃ♡」

 

「ぐぅ、か―――はぁ……っ」

 

 

 深く腰を下ろし、リズムよく左右前後と変幻自在の動きはまるでダンスを踊っているようだった。

 また赤嶺は全身をほどなく鍛えており、膣肉の締まり具合も絶品で縦横無尽に迫る強烈な快楽にアイは我慢などが出来るはずもなく、重力に逆らう射精を行い赤嶺の膣中へ吐き出す。

 入りきらなかった精液が溢れてはアイの腹を白く穢した。

 

 

「はぁ……♡まだ元気だね、もっともーっといっぱい出そ♡」

 

「ま、って、友奈さん……んぅっ、ぁぁっ!」

 

 

 射精の余韻に浸る間もなく、赤嶺は力強く膣肉で再度アイの逸物を扱き上げる。

 ほどなくして再び硬さを取り戻し、肥大化する逸物は射精後で敏感になっているがそれでも赤嶺はお構いなしとぐりぐりと奥へと収めて更なる射精を煽った。

 

 

「ここもきもちいの♡アイちがおしえてくれたんだよ♡」

 

「あ…っ、んぅ、たしかに……教えました、けどぉ…っ!」

 

 

 

 

 情欲を高める腰の動きに加えて、赤嶺の手はアイの胸とクリトリスを撫でるように刺激する。

 女性本来の性感帯を責められたアイはこれまでに出したことのないような声を赤嶺の前で上げた。

 

 

 男どもに不本意に抱かれるときは役目だと言い聞かせて無心だったが、赤嶺相手だとアイは基本は堪えが無くなるのだと自身で思い知る。

 特に赤嶺に責められているときは今までのような余裕は一切なかった。未経験の快楽を与えられ、アイは悦びながらも赤嶺の拘束具を外したのは失敗だったかもしれないと、脳内で公開した。

 

 

 このままでは一方的に責められ、射精させられては絞られてしまう。

 そう思ったアイは反逆の意思を込めたように大きく腰を突き上げた。

 

 

「ふんっ!」

 

 

「んんぅ――――♡♡♡」

 

 

 ずちゅん、と大きく粘着質な音ともに突き入れられた逸物に赤嶺の意識が一瞬だけ飛びかける。

 トリップしている数秒の隙を狙ったアイは一気にマウントを取って赤嶺を組み敷くと、その剛直を更に奥へと捻じ込んだ。

 

 

「きゃふんぅ♡あっ♡んにゃぁああ♡♡」

 

 

 予想外の反撃と逸物がもたらす快楽に猫のように甘い声を上げる赤嶺。

 びちゅん、ばちゅんと腰が肉を叩くと同時に愛液が飛び散る。全身の体温が過熱していき、エンジンがかかったように逸物のストロークが加速する。

 

 

 やられっぱなしは癪だ。

 主導権はこちらにある。

 あなたは私に鳴かされる存在なのだと、そう赤嶺に思い知らせるように。

 

 

 

「ぐっ、うぅ、がッ――――!!」

 

「ひあっ、あっ、くりゅ♡すごいのきちゃう♡だめ♡らめ♡ばかになっちゃうぅ……ひゃぁぁあああぁ♡♡♡」

 

 

 もっと馬鹿になっていい、もっと自分に溺れて欲しい。

 甘い快楽を共に分かち合ってほしいと、目尻に涙を浮かべながら法税の空を飛ぶ赤嶺の顔を見つめながらアイは大きく腰を引いて、勢いよく戻すと同時に特濃の精液を膣中へ注ぎ込んだ。

 

 

「ふ―――、ふ――……ふっ、あ!?んあ、あああっ♡♡」

 

 

 

 三度目になっても衰えることのない勢いの射精にアイとその逸物は満足という言葉を知ることがない獣のようだった。

 蛇口が壊れたかのように射精を続ける逸物を強引に動かしながら赤嶺の媚肉を掻き乱し、最奥を突き続ける。

断続的に赤嶺は絶頂し、アイの逸物に鳴かされ続けることになる。

 

 

 まだ足りない、犯したりないと言わんばかりにアイは赤嶺という極上の雌を食すことだけしか考えていなかった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「……んぅ、くぅ」

 

 

 ベッドの上で力尽きたように眠る赤嶺は全身を白い液体でコーティングされていた。

 しばらくは起きることはないだろうと確信したアイは衣服を着替え、裸の赤嶺の身体をふき取っては彼女の服を着せると懐から一つの錠剤を取り出した。

 

 目の覚まさない赤嶺の口元にそれをもっていくと少しだけ口を開かせて、吐き出させないように錠剤をくちの中へ、放り込む。

 むせ返らない程度の水を飲ませて、錠剤を食道へと押しやった。

 

 

「これであなたは自由ですよ友奈さん。今飲んだのは私が作った忘却剤です。目が覚めれば、これまでの出来事は全て忘れることでしょう」

 

 

 秘薬の中の秘薬。飲めば脳内で作用し、2週間ほどの記憶を綺麗に忘れるという物。

 今から2週間前とは、ちょうど赤嶺が捕まり、快楽調教が始まった時期である。本来ならばトラウマを植え付けられるほどに犯された赤嶺の精神は壊滅的な状態とら言っていいだろう。

 

この薬は、そういった心の問題を身体的に負担を掛けずにノーリスクで解決することが出来る優れものだ。しかし、生産コストがかかりすぎるためにたった一つしか存在しない。

 

 

そのたった一つも今しがた赤嶺に使われたばかりだ。

好き勝手に彼女を犯してしまったからこの程度で償えるとは微塵も思っていない。

 

しかし、顔も知らぬ相手に犯され精神を病んだ赤嶺は周囲から隔絶されていくだろう。大赦としても英雄としての地位も歪んでいくことが危ぶまれる。

 

だがアイは赤嶺に、自分が好きな人には普通に幸せに生きて欲しいと願った。その願いを、赤嶺の安寧を守るには自分の存在など、あってはならないのだ。

 

「もし、もっと違う形で出会えていたら……きっと、私たちは友達になれていたでしょうか」

顔を近づけて唇を重ねる。短くて、触れる程度のもの。いつものような激しさはない。

だがそれだけでも、アイは充分だった。

たくさん身体を重ね合ったり、お話もした。

お互いに弱い部分を曝け出した。

 

自分の人生に悔いはないと言ったようにその表情は安らかであった。

 

 

 

「一度でも良いから、あなたと一緒に……踊りたかったなぁ」

 

 それだけが心残りだと、暗に口にしながら。

 

 

 重々しい扉が開け放たれる。

 空に瞬く満点の星空はアイが地上に現れたことを祝福するようであった。可愛らしく寝息を立てる赤嶺の姿を一度その瞳に焼き付けると彼女は前を向いて進みだす。

 

 

 

「さて、そろそろ始めましょうか……戦争ってヤツを」

 

 

 軽快に草道を歩く少女の瞳は獲物を狩る鋭いものと変わり、その口元は月のように嗤っていた。

 

 

 

 

 

 

 

 

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