ようこそセックス重視の教室へ 作:マッマ26
「みんな、少し話を聞いてもらってもいいかな?僕らは今日から同じクラスで過ごすことになる。入学式まで時間もあることだし、みんなで自己紹介し合わないかい?」
俺と握手を済ませた平田は立ち上がりそう言う。原作通りイケメンだな。
「賛成ー!あたしたち、まだみんなの名前とか全然わからないし」
軽井沢が賛成の意を示したことで、後に続く生徒が出てくる。
「僕の名前は平田洋介。中学では名前で呼ばれてたから、気軽に洋介って呼んでほしい。趣味はスポーツ全般で、特にサッカーが好きかな。この学校でもサッカーをするつもり、これからよろしく」
なんと言うかイケメンの自己紹介だ。普通に見たらDクラスに配属される理由はわからないだろうな。
っと、とりあえず俺も自己紹介をしよう。
「剛神田樹だ。可能なら名前で呼んで欲しい。趣味はカラオケと陸上と読書と(アダルト)ビデオ鑑賞だ。高校では陸上をやるつもりだが、3年間宜しく頼む」
嘘は吐いてない。前世では中学と高校では陸上部に所属していたし、会社に入ってから同僚とカラオケに行く事を趣味としていた。AV鑑賞も趣味だが馬鹿正直に言ったら変態扱いされるのでビデオ鑑賞と言っておく。
自己紹介を済ませると周囲から拍手を送られるので自己紹介は成功である事は間違いない。これなら浮いてぼっち生活はないだろう。
ぼっちは気が楽であるのが魅力的だが、元社会人からしたら一定以上他人と交流しておかないと仕事でキツい事もあるからな。
暫く自己紹介を続けるとDクラスの問題児の須藤が教室から出て行ったり、綾小路がなんとも言えない自己紹介をする光景が目に入るが、この辺りは原作やアニメと変わりないな。
入学式が終わった後は授業などはなく解散となる。鞄に荷物を入れていると平田とは反対側の席に座っている軽井沢が話しかけてくる。
「ねぇねぇ平田君に剛神田君。折角だしカラオケでもいかない?」
ふむ、興味はあるが……
「それも悪くないが私服や下着、歯ブラシ、飯とか生活に必要な物を買っておきたいし遊ぶのは明日にして、今日は買い物とショッピングモールの下調べをしないか?」
原作知識があるが、百聞は一見にしかず。実際にこの学校を歩いて情報を得ておきたい。
「あー、そっか。寮に何が備え付けられるかわからないもんね。じゃあ買い物に行こうよ」
「ではお言葉に甘えよう。平田はどうする?」
「僕も行こうかな。色々買っておきたいし」
俺の提案に軽井沢は納得したように頷き、平田も賛成する。方針は決まったので俺達は鞄を持って教室を後にした。
「本当にショッピングモールがあるなんて凄いね」
「学校とは思えないな」
「だよねー」
ショッピングモールはアニメで見た時よりも壮大で本当に学校の中かよって思っちまう。なるほどDクラスの連中は原作では浪費をしていたが、気持ちはよくわかる。
しかし俺は元社会人、しかも独身だ。節約する大切さは身を以て知っているので浪費はしないだろう。風俗があったら浪費してるかもしれないけど。前世において遊び用の金の大半は風俗に使っていたし。
前世について考えながらも俺達はタオルや歯ブラシ、私服などを買い、ショッピングモールを見て回っている。
「いい度胸じゃねぇか、クソが!」
すると怒号が聞こえてきたので横を見れば、須藤が3人の男子と向き合っていた。アレは原作でもあった光景だな。
暫く4人のやり取りを見ていると、須藤を除いた3人が須藤を挑発して去っていく。すると須藤は八つ当たりぎみにコンビニのゴミ箱を蹴って去って行く。原作でも思ったが短気過ぎだろ?
「ちょっとゴミ箱を片付けてくる」
言いながら俺は軽井沢と平田に断りを入れてからゴミ箱に近寄り、ひょいひょいと散乱したゴミをゴミ箱に戻す。
そのタイミングでコンビニから綾小路と堀北が出てくる。話しかけようか悩んだが、綾小路の強さは原作で知ってるので極力関わるべきでないと判断し、そのままスルーして2人の元に向かう。
「済まん待たせた」
「気にしないでいいよ。それにしても剛神田君って真面目なんだね」
「だよねー。正直驚いた。清潔でイケメンな男子はモテるよ」
「汚いのは嫌いなんだよ」
マジで。前世にて会社に入ってから机を書類で汚くしたら後から大変だったからな。
まあ2人からは良い印象を持たれたし、そろそろ切り出すか。
「それとだな。可能なら名前で呼んでくれないか?」
「別にいいけど何で?」
軽井沢がそう聞いてくるので、俺は嘘を吐く。
「中学時代にな。クラスのリーダー格の男が俺の苗字に対して、強姦野郎、レイプ魔って悪く言ってきて虐めになったんだよ」
俺がそう言えば、中学生時代に虐めと関わりがあった平田と軽井沢はピクンと跳ねる。しかしそれは知らないふりをする。
「って訳で苗字で呼ばれるのは好きじゃないんだ。無理強いはしないが名前で呼んでくれるとありがたい」
「そっか……ねえ。虐めにあった時はどうしてたの?」
軽井沢は興味なさそうにしながらもチラチラ俺を見てそんな質問をしてくる。軽井沢は中学時代に虐めに遭っていて、それを隠す為ならなんでもやる。原作では平田を偽りの彼氏にしていたが、ここで寄生先を俺にする。
「ん?初めは辛かったが、俺は悪くないし、泣き寝入りするつもりはなかった。だからとにかく身体を鍛えまくって、教室で皆が見ている中でリーダーをぶっ飛ばして黙らせた」
真っ赤な嘘ではあるが、俺の身体は転生特典により桁違いの身体能力を得て、見た目にもそれが露わになっているので信憑性はあるだろう。
「ふーん……」
軽井沢は髪の毛を弄りながら何かを考えるような素振りを見せるが、俺に寄生するかを考えていればありがたい。
「まあそんなわけで名前で呼んでくれたらありがたい」
話を元に戻そうとすると、平田は空気を変えようと考えたのか頷く。
「わかったよ。じゃあ樹君って呼ぶから樹君も名前で呼んでよ。軽井沢さんは?」
「そういう事情があるならあたしも名前で呼ぶよ」
「ありがとな。んじゃ買い物の続きをしようぜ。まだ食材は買ってないからな」
極力自炊にして節約はしておきたい。しかし軽井沢が意見を出す。
「折角だし外食にしない?さっき美味しそうなお店あったし」
「僕は良いよ。樹君は?」
洋介に言われて考える。無駄遣いは避けたいが、誘いを断ってノリが悪いと思われたら嫌だし、今日だけは外出にするか。
「構わない。じゃあ行こうぜ」
俺は軽井沢の案内の元、レストランに向かうが放課後にクラスメイトと飯を食うという懐かしい経験を思い切り堪能した。
1時間後……
「ふぅ……」
食事を済ませ寮に着いた俺は洋介達と別れ、自分の部屋に入る。そして端末を取り出しながら口を開ける。
「おい爺さん。話があるから出てこい」
そう口にすると虚空から強姦を司る神レイプ・サイコーが現れる。
「何じゃ?レイプの相談か?」
「レイプに関係あるかはわからないがこのポイントについて説明しろ」
言いながら端末を爺さんに突きつける。そこには100rpと表示された画面がある。まあ大体予想はつくが。
「それはレイプポイントじゃ。お主が女を抱く時に重宝するぞ」
「やっぱりな。使い道は?」
「バイブのように学園内では売られていない道具を買ったり、女の感度を上げたり、お主のペニスの大きさや太さを変えることも可能じゃ。レイプポイントの部分をタッチしてみるのじゃ」
言われてレイプポイントの部分をタッチすると画面が切り替わりカタログのようなページが表示される。
詳しく見れば……感度X倍で3Xポイント、バイブは2ポイント、アフターピルは10個で10ポイントなど様々な物が掲載されている。
中には強制発情ってのあるので調べてみると、50ポイント払う代わりに狙った女を発情させて払った人間にセックスを誘うって凄いのもある。これ、坂柳や櫛田に使えるんじゃね?
「ちなみにこれは注文したらどうやって届くんだ?」
「基本的に儂の力により、お主の部屋の物置に送られる。返品は出来ぬから注意するのじゃぞ」
「了解した。ちなみにポイントは増えるのか?」
「当然じゃ。月の始めに20ポイント与えられ、お主が女を抱けば増える。ポイントの量はレイプレベルによる」
「レイプレベル?激しいレイプなら大量に貰えるのか?」
「然り。強姦に近いセックスならば50、60ポイントを貰える。逆に和姦に近いセックスならば5、10と少なくなる」
なるほどな。しかしレイプじゃなくて和姦でもポイントが増えるのがデカイな。そうなると複数のセフレを作っておくのも悪くない。
レイプは大量にポイントを増やせるかもしれないが同じ人間に繰り返してやると耐性がついて貰えるポイントが減るだろうし、注意が必要だな。
とりあえず……
「爺さん。とりあえずアフターピル10個とローション、媚薬とコンドームを1ケースくれ」
「承知した」
爺さんが指を鳴らすと端末に表示された100の数字が79になり、クローゼットからゴトゴト音が聞こえてくる。中を見れば注文したものが揃っていた。
これでヤる時に必要なものは揃った。明日の放課後にパソコンを買って転生特典のハッキング技術を駆使して監視カメラを乗っ取り、映像を差し替える。
それが完了したらその夜に動くつもりだ。標的は……アイツだな。
次回、レイプいきまーす