注意:
首絞めあり
台詞なし
首絞めあり
台詞なし
銀色の光だけが部屋の中を照らす。
どちらから、というわけでもなく。
同じベッドで横になり、向かい合ってじっと見つめあい。
求めるがままに、求められるがままに。その温かさに手を伸ばす。
指は温もりに直に触れ、やがて影が重なりあう。
少女は、ロンギヌスは受け止めるように抱きしめる。
その瞳は、微笑みは、全てを受け入れるほどに深く、深く。呑まれるように彼女に沈んだ。
どれだけ経ったろうか。窓から差し込む明かりはまだ銀色。
仰向けになったまま、顔を上げるのも億劫で。ちゅぱっ、ちゅぱ、と卑猥な水音と共に、しかし快楽は流し込まれる。
水音が止み、ロンギヌスが顔を見せる。その表情は聖母のようであり、しかし瞳は獣のようにぎらついている。
どれだけ汚れようと決して穢れぬその白磁。深く、そして深いその器を満たすべく跨がってくる。
甘く、艶っぽいため息。また繋がれたという悦びと安心感。
すっかり馴染んだ膣内は、欲望を吐き出させるべく絡み付いてくる。入れているだけで蕩けてしまいそうな気持ちよさと火傷しそうなほどの熱さにイチモツがビクビクと震える。
やがて彼女がゆっくりと腰を動かしだす。擦れるたびに快感が脳に打ち付けられ、それは徐々に速さと強さを増す。
体の上で踊る彼女の髪の匂いが、揺れる小さな乳房が、脳に焼けつくようで。すっかりと痺れてしまった頭にはもう彼女のことしかなかった。
先端がコツン、と奥を叩く。先に声を出したのはこちらだった。その呻くような声に、ロンギヌスは堪らないといった表情をする。堪らなく、欲しいのだ。上下の刺激を中断すると、奥で先っちょをぐり、ぐりと刺激しだす。先程までとは違う、ねっとりとした腰遣い。それと同時に、抱きつき胸板に舌を這わせる。打ち付けるような攻めから、じりじりとした攻めへ。ゾクゾクと登り来る感覚から逃れようと身を捩るが、彼女がそれを許さない。むしろそれが彼女を更に燃え上がらせる。
細い指先が、小さな舌が、トロトロの膣が、触れ合う全てが。熱くて、焼けるように、気持ちいい。
ふと、彼女が動きを止めて体を起こす。手はこちらの胸元に置いたまま。
赦しを乞うような、或いはおねだりをするような。これからする行為に対して。最後の枷を、外して欲しいと。
微笑みかけ、彼女の手を望みの場所まで導く。抵抗はなかった。ただ、少しだけ―――
ロンギヌスが手に力を込める。
苦しい、苦しい、苦しい。息をしようとしても、空気が入ってこない。
痛い、痛い、痛い。首筋に彼女の爪が食い込む。
当然、体は本能に従い暴れだす。彼女が動かずとも、しかし繋がった部分は擦れ快感をもたらす。
苦しい、痛い、気持ちいい――倒錯的な欲望と快楽が充ちる。
彼女も限界なのだろう、最後の瞬間に向けて激しく腰を振る。彼女自身を快楽と共に刻み込むように。
朦朧とした意識の中、感覚全てが快感へと変わり。そして。
絶頂に至ると同時に、意識が薄れだす。
明滅する視界のなか、彼女の満たされたような表情に満足感を覚え、暗闇に身を委ねた。
宙に沈むような感覚と共に、意識が戻ってくる。銀色の光が山に隠れる頃。
不安そうなロンギヌスの顔。許可したとはいえ、やりすぎたと思っているのだろう。
まだ重い腕で彼女を抱き寄せる。やわらかくて、いいにおい。
ロンギヌス。彼女が生きていることを実感させてくれるなら。
そっと唇を重ねる。彼女への愛を込めて。
ロンギヌスになら何を捧げてもいい。この命さえ。