※この作品はR-18です。

メイド戦記~とある男のハーレム人生~   作:ナナホシ

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今回は少し長いです。
10,000字行きそうだったので前篇と後編に分けさせてもらいました。
後編は次週更新しますのでお楽しみにしてください。
因みに後編はエロが入ります。
タイトルからわかるようにコノエ×主人公です。お楽しみに!


10話 コノエの修行 前篇

「コノエ隊長に対し敬礼」ビシッ

 

屋敷の庭の前にはコノエがひきいる警備隊が乱れなく綺麗に整列していた。

俺はその様子を屋敷の窓から眺めている。

 

「なあマリエル。あれは何をしているんだ?」

 

隣にいるマリエルに対し俺は疑問を投げかける。

 

「コノエさんが留守にするため警備の引継ぎをしているのだと思いますよ」

 

「え?コノエどこかいくの?」

 

「はい、山籠もりに行って参ります」

 

突然後ろからコノエの声がしたのでビックリしながら後ろを向くと、ドアの前にコノエが立っていた。どうやら無事引継ぎを終えて屋敷に戻ってきたようだ。手には大きなリュックを持っている。

 

「山籠もり?」

 

「ええそうです。この時期毎年修行に出かけているのです。普段のトレーニングだけでは体がなまってしまいますので修行に出かけ鍛えているのです。今回は山籠もりをしようと思います。」

 

「へー凄いな。さすがコノエ」

 

「いえそんなたいしたことではありません。あっ そうだ。もしよろしければ太郎様もご一緒にいかがです?」

 

「へ!?」

 

俺は突然のコノエの一緒にという言葉に驚き慌てる。

 

「そうです。そうしましょう。いくら万全の警備体制でももしもということがあるかもしれません。万が一に備えご自身を鍛錬しておくことにこしたことはありません。早速ご支度を」

 

いやいやいや山籠もりなんて俺はしなくていいから!ねマリエル。

そう思いながら同意を得ようと隣にいるマリエルを見ると、笑顔で見つめられた。

はははは 何笑顔で見つめてんのマリエル。俺が山籠もりなんて出来るわけないじゃないか。ねぇシンシア

今度は俺の隣、マリエルとは逆の方にいたシンシアに君ならわかってくれるよねという気持ちを込めてシンシアを見る。

だがシンシアもお前なら出来る的な笑顔で俺を見つめてくる。

チクショー俺に見方はいないのか!

 

「お気をつけて」

 

とどめとばかりに、マリエルに行って来いという意味を込めたお気をつけてを言われてしまった。どうやら俺は山籠もりに行かなければならないらしい。

 

 

 

 

 

ブロブロブロブロ

 

ヘリコプターのプロペラの音がけたたましく辺りに響き渡る。

俺は今ヘリコプターの中にいた。

マリエルにとどめを刺された後、俺は嫌々ながらも山籠もりに行く準備をした。その準備が終わるとすぐにコノエに連れられヘリコプターに乗り体感だが約20分近く飛んでいる気がする。

 

「どうです ご覧ください。見渡す限りの大自然ですよ」

 

コノエはヘリの窓から外を眺めながらそんなことを言ってきた。

俺的には早くついてゆっくりしたいのだがまだつかないのだろうか?

すると突然、ヘリの後ろのハッチが開いた。

 

「な なんだ。」

 

それと同時にコノエが俺に近づき俺を後ろから抱えハッチに誘導する。

 

「お おい。落ちる 落ちるだろうが」

 

ノエが後ろから押してくるので必死に抵抗するが、生憎コノエの方が力が強いためどんどんハッチに近づく。そして遂にハッチから空中に突き落とされる。

 

「何すんだよーーーーー」

 

俺はコノエに抱えられながら空中を落下する。

やべ 死んだはこれ。と思いながら来世はもっと長生きしようと誓いを込めていると、木まであと500mといったところでパラシュートが開いた。

 

はぁ どうやら俺は死なずに済んだようだ。

 

それからしばらくは空中飛行を楽しんだのち、コノエの指示のもと降りれそうなところに不時着する。

はぁやっとついた。と思って背伸びをしていると、後ろからコノエにでは修行に入りましょうと言って道着を渡される。ちょっと休もうよと言ったが何のために来たのですかと言われて無理やり着替えさせられた。

着替えが終わるとコノエの千頭の元俺達は森の中を進む。

しばらく歩くと、川が流れておりその先には滝があった。

 

「ではここで滝に打たれて精神修行をしましょう」

 

まあ山籠もりの修行と言えば、俺の中では滝修行が連想されるので妥当だとは思うが少しぐらい休ませてもらえないだろか。屋敷を出発して今までろくに休ませてもらっていない。

休ませてくれと言いたいところだが、どうせそう行った所でコノエに睨まれて俺の発言は無意味に終わるので黙ってコノエに従うことにする。

 

「へいへい それじゃあやりますか」

 

そう言って滝に背を向き滝に打たれる。

思っていたよりも水が冷たく滝の勢いも強いので痛い。

 

それからしばらく滝に打たれていたがそろそろ肩が痛い。どうしようかと思っているとコノエに話しかけられる。

 

「まずは体を清めましょう。精神を統一しないと水に巻けてしまいますよ」

 

コノエのアドバイス?を聞きながら精神統一に力を入れる。

それにしても、コノエはこれに何でもないように耐えている。さすがだと思いながら横目でコノエを見る。すると、コノエの胸元の道着が滝の水の勢いで開いたり閉じたり、開いたり閉じたりと動いている。そしてその道着が開く瞬間。コノエの綺麗で形のいいおっぱいがあらわになるのだ。コノエは目をつぶっているため気づいていないようだが不味いことになっている。

俺は慌てて目線を反らすが、男のさがだろう 何故か目線がコノエの胸元に戻ってしまう。

何度か目線を反らして、見て、反らしてを繰り返したが、最終的に欲望に負けコノエの胸をガン見する。やべぇいい乳だ。と思いながら眺めていると、天罰が下ったのだろうか上流から流木が流れてきて偶然俺の頭に当たった。打ち所が悪かったのか俺は意識を失う。

 

 

 

目が覚めると、木陰の下に横になっていた。俺の額には濡れたタオルがおいてある。

 

「痛い」

 

起き上がろうとすると、流木が当たったところが少し痛んだ。

 

「太郎様お目覚めになったのですね。多分流木かなにかでしょう。すいませんでした。私が付いていながら」

 

コノエが申し訳なさそうに落ち込んが声でそう言ってきた。俺は気にするなと声をかけるが俺に怪我をさせたことがショックだったのだろう。まだ落ち込んだままだ。気分を変えさせよと次の修行に行こうといってコノエを誘う。最初はもう少し休みましょうと言ってきたが、何とか説得して次の修行に入る。そのころにはコノエも気分を変えられたようだ。

 

 

次の修行は、木に帯を結び付けてそれを柔道技の背負い投げのような形で引っ張る修行だ。

俺は何度もコノエの言う通りにつづける。

 

「やあ とう」

 

「うふふ なれないうち上手くいかないでしょう。 踏み込みが足りないのですよ太郎様。

かかとを根元に向けるように深く踏み込んで、腰を沈めながら幹にあて掴んだ帯を肩から胸元に強く引き込むのです」

 

コノエが自分の手を使いながら詳しく指導してくれるがよくわからない。

だがそんなこと言っていても始まらないので、とりあえず言われた通りにやってみる。

しかしなかなかうまくできない。

何度かやっていると、次第にコノエがイライラしだした。

 

「ちょっと私に代わってください」

 

イラついた声でコノエは俺に言う。

 

「よーく見ていてください。こうです。こう」

 

そう言った瞬間にコノエは帯を引く。すると、ドンという凄い音と共に木が揺れ気のせいか地面も揺れた気がした。

いやいやそんなの人間にはできないから。

コノエが見本を見せてくれたが、こんなの普通の人間が出来ることではない。

 

「イタッ」

 

コノエの余りにも人間離れした力に唖然としていると、頭の上に何やら尖ったものがあたった。

なんだろうか?と下を見ると、そこにはクリが落ちていた。

どうしてクリが?と思いながら上を見ると、一斉に木になっていたクリがザザーと雨のように降ってきた。

 

「イタ イタイ イタイ」

 

大量のクリが俺めがけて落ちてくる。とっさの事で反応できなかった俺はクリの餌食となった。

どうやら俺が修行をしていた木はクリの木だったようだ。先程のコノエの力技に木がもの凄い揺れたため、その気になっていたクリが落ちてきたらしい。

 

「すみません。つい熱が入ってしまいました」

 

コノエはクリを抱えながら申し訳なさそうに言ってくる。

 

「ははは まぁ気にしないで。 でも良かったねこれ食料になるよ」

 

それから幾つか違う修行をした。

その後、やっと昼食の時間となった。どうやら昼食は川で魚を釣るらしい。

コノエはそこら辺にある長い木の枝をとり、それに持ってきた釣り糸をつけ天然の釣竿を作る。その後餌となるミミズを捕まえて川に向かう。

 

「お待ちください太郎様。すぐに昼食を吊り上げますからね」

 

「このあたりはどんな魚が釣れるのかな?」

 

「イワナかヤマメでしょうね。釣るのに少々大変なんですよ」

 

それを聞きながらへーと思っていると、昔テレビで見たことを思い出す。

 

「そうだ! あれなら出来るんじゃないかな?」

 

そう言いながらテレビでやっていたように大きな石を手で持って、それを川の中にあり水面から顔を出している岩に、俺が持っている石を思いっきりぶつける。

そうすると、その岩の周辺に魚が何匹か水面に浮かび上がって浮いてきた。

コノエはその光景を何をしてるんだ?というような疑問の顔で見ていたが、魚が浮かんでくると驚いたような声をあげる。

 

「あぁ!? このような方法良くご存知ですね?」

 

「小さいころにテレビで見たのを思い出したんだ。成功して良かったよ」

 

「どのようにするのです」

 

コノエはキラキラしためで俺を見つめてくる。まるで初めて玩具を与えられた子供のようだ。何故か正座になってるし。

コノエからはいつも教わるばかりで、教える立場になったのは初めてだ。なんかうれしい。

 

「簡単だよ。大きめの石を水面から突き出している岩に思いっきり当てればいいんだ。

急激な振動を起こして魚を気絶させるんだよ」

 

コノエはその説明を何度も頷きながら聞いていた。

そしてコノエが実演することになった。

コノエは俺の言った通り顔ぐらいある大きめの石を両手で持ち上げる。少し大きすぎる気もしたがまあいいだろう。石を持ち上げながらコノエは俺を見てきた。

その顔は餌を目の前に待てをされおあずけをされている犬の様だった。

コノエのいつもと違う態度に苦笑しながらコノエに投げてもいいと頷く。

俺が頷くとすぐにコノエは力いっぱい石を岩に投げつける。

ドンという大きな音の後、水面から魚が浮かんできた。俺の時より数が多いさすがだ。

 

 

 

その後、その魚たちとクリ、山の中で撮ったキノコ、持ってきた米などを使い料理を作る。

修行をしてお腹が減っていたから、それとも、自然で自分で取った食材だから凄く美味しかった。

食後少し休憩した後俺達は次の修行に入る。

次の修行はランニングだ。

山の中でのランニングは平地より体力を使う。道という道がなく、山を越え川を越え、時にはけもの道を進みと無駄に体力を使うのだ。

俺は既にヘトヘトだが、前を走るコノエは違うらしい。後ろからなので顔は見れないが、多分まだ生き生きとしているはずだ。

 

「ははは どうです? 日ごろ走っている道と違い山道はこたえるでしょう。まだまだ先は長いですよ 頑張ってください」

 

そうコノエは言うが、もうクタクタである。ランニングを始めてもう1時間くらいは立ったはずだ。これだけ走ってもまだ終わらないのかと思うと急に力が抜けてしまいその場にへたり込む。コノエはそれに気づかず先に行ってしまった。

 

「はぁ はぁ はぁ は はぁ はぁ」

 

粗い息遣いを整えようとするがなかなか上手くいかない。

少しここで休もうと思っていると、俺の5m先にある茂みがガサガサと揺れる。

なんだ?と思いながらその揺れる茂みを見ていると、茂みの中からピンク色のウサギが飛び出してきた。

丁度俺のいる方に飛び出すウサギを俺は胸元でキャッチする。

 

「おお!? 野兎じゃないか」

 

そう言いながらふさふさの毛並みを両手で触る。

ウサギは何故か知らないが必死に暴れる。俺から逃げようとしているというよりは早くどこかへ行きたいと言った感じだ。

余りにも可愛いので家で飼おうかと考えていると、先ほどウサギが飛び出してきた茂みがまたガサガサと揺れだす。

 

「また野兎か?」

 

期待しながら揺れる茂みを見ていると、そこから出てきたのは…なんと大きな熊だった。

 

「ガオオ」

 

余りの事に一瞬唖然としてしまう。よく考えれば先程のウサギの異常な慌てようはこの熊から逃げようとしていたようだ。それなら納得だ…って違う違う。そんなことより早く逃げなくては。想像もしないできごとに唖然としてしまったが、逃げなくては食べられてしまうということに気づいた俺はすぐに逃げ出そうとして気づいた。俺の腕に抱かれていたウサギがいない。慌てて周りを見渡すと、俺から約10m先に熊とは反対側に走るウサギの姿があった。

あんにゃろ俺を見捨てて逃げやがった!!

俺とウサギは今初めて会ったばかりで可笑しいが、ウサギが俺を見捨てて逃げたことに怒りが湧く。せっかくペットとして俺の屋敷で飼ってやろうと思っていたのにと思いながらウサギが逃げた方に俺も走り出す。

俺のあまりに素早い逃げに一瞬唖然として見ていた熊だったが、すぐに気が付き俺を追いかけてくる。

相手は熊で俺は普通の人間。かなうはずがない。徐々に追いつかれていく。

 

「うわー 死ぬー」

 

情けない声を上げながら森中に聞こえる声で叫ぶ。

 

すると、俺の目の前にコノエが突然現れ、俺とは逆熊がいる方へ走っていく。そして熊めがけて飛び膝蹴りをくらわした。熊の腹にコノエの飛び膝蹴りがヒットし後ろへ吹き飛ぶ。そしてその先にあった木にぶつかり止まる。そのまま地面に落ちる。

どうやら気絶したようだ。コノエは気絶している熊に近づき、持っていた刀を抜き熊を切り付ける。熊から真っ赤な血が噴き出す。

少しグロかったが、それを俺はただ眺めていた。普段ならもしかしたら余りのグロさに吐いていたかもしれないが、今は自分の命が助かったことに気がいっていたため何ともなかった。はぁ 死なずに済んでよかった。これもコノエのおかげである。

 

「ありがとうコノエ 助かったよ」

 

コノエに感謝の言葉を伝え笑いかけると、なぜか顔を真っ赤にして太郎様を守ることが私の使命ですからと言ってきた。なぜだろう?

 

「ところで太郎様。まだ走れそうですか?」

 

さっきまで顔が真っ赤だったのに今はもう普段の色に戻っている。

コノエは心配そうな顔で聞いてきた。

 

「ああ まだダイジョブだよ 走れる」

 

俺は既に限界だが空元気で答える。

 

「ふふ その調子ですよ太郎様」

 

コノエはとびっきりの笑顔で笑いかけてきた。

コノエの今までに見たことのないほど綺麗な笑顔に俺は見とれていた。

 

 

それからしばらく走り、ある崖のところまできた。ここが目的地の様だ。

 

「太郎様にこれを見せたかったのです」

 

そう言うコノエの目線の先には夕日が山に沈んでいく光景が広がっていた。

それは言葉にできないほどとても綺麗な光景だった。

 

「私には姉がいるのです とても強く、とても立派な。私は私にとって憧れであるのと同時に、目標でもある姉に追いつこうとここでの修業を始めたのです。逃げ出したくなるような厳しい修行でしたが、いつもこの夕日が私を励ましてくれました」

 

「ああ 本当に綺麗だな」

 

「よく頑張られましたね太郎様。今日一日でずいぶん逞しくなられました」

 

「そうか?俺は変わらん気がするが」

 

「ええ 変わりましたよ。 それよりどうです。お休み前に汗を流されては」

 

「え?」

 

「この近くに天然の温泉があるのです」

 

「へー それはいいね」

 

「それでは案内します。ついて来てください」

 

 

 

後編へ続く

 




どうだったでしょうか?
出来るだけ細かく説枚したら長くなってしまいました。

要らない説枚とかはこれから消していきますが今はこれで更新しておきます。

正直言うと花右京メイド隊はアニメで見ておもしろそうだったからss小説として書き始めましたが、アニメしか知らないので結末がわかりません。漫画が出ているらしいので、それを買って読もうとしましたがどこにも売ってないのでいまのところ花右京メイド隊は完結しないままとりあえず異世界編に行こうと思いまうす。まだ当分は花右京メイド隊編が続きますが、途中で異世界に行っても変にお思わないでください。ご理解のほどよろしくお願い致します。
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