俺は今、風呂場でレイナーレ、カラワーナ、ミッテルトに性的な奉仕をされている。
「気持ちいい?イッセーくん?むにゅむにゅ~♡」
「堪能してください♡むにゅむにゅ♡むにゅむにゅ♡」
レイナーレとカラワーナにそれぞれ俺の腕を泡立った柔らかいおっぱいでごしごしとされている。
「どうっスか?イッセーさま?ごしごし♡ごしごし♡
ミッテルトは柔らかいお尻で俺の片足をごしごしとしている。
「ああ、気持ちいいよ。もっとしてほしい」
「「「はぁ~い♡」」」
~続く!~
「リアス先輩。学園を大きな結界で覆ってます。これでよほどのことがない限りは外に被害は出ません」
匙がリアスに現状報告してくれた。
駒王学園を目と鼻の先にした公園で俺たちオカルト研究部と生徒会のメンバーが集まっていた。──が木場がいない。どこだ、木場……。
負傷したイリナは会長の家に転送された。最悪の事態はアーシアの力で回避した。
「これは最小限に抑えるためのものです。正直言って、コカビエルが本気を出せば、学園だけではなく、この地方都市そのものが崩壊します」
……急ぐ必要があるな。
「攻撃を少しでも抑えるために私と眷属はそれぞれの配置について、結界を張り続けます。できるだけ被害を最小に抑えたいものですから……。学園が傷つくのは耐え難いものですが、堕天使の幹部が動いた以上、堪えなければならないでしょうね」
会長は学園のほうを憎々しげに見つめる……。
「会長、俺がコカビエルを止める。コカビエルのいる校庭で奴を倒して校舎は出来るだけ傷つけさけない。あんたの大切な学園は俺が守る。二天龍の片われ宿してるんだ。あんなカラスに負けるかよ」
「兵藤くん…………お願いします」
その後、朱乃さんが魔王ルシファー様に応援を打診したことを報告して魔王が到着するまで奴と抗戦する決意を皆が固めた。
正門から堂々と入り込む俺たち。俺は『女王』にプロモーションをしている。ハイブーステッド・ギアも装着済み。そこでは校庭全体に描かれた魔方陣の中央で宙に浮く四本の聖剣とバルパーの姿があった。宙で椅子に座りこちらを見下ろしているコカビエルの話では四本のエクスカリバーを統合して一つにするという。
「サーゼクスは来るのか?それともセラフォルーか?」
「お兄さまとレヴィアタンさまの代わりに私たちが──」
「ドラゴ・ショット!」
コカビエルが体育館に放った光の槍を魔力彈で打ち消す。
「ほう、やるな赤龍帝。いいだろう、余興にはなるか」
……ソーナ会長の為に学園は傷つけさせない。
「さて、地獄から連れてきた俺のペットと遊んでもらおうかな」
そう言って奴は三つ首の大きな犬……ケルベロスをけしかける。リアスの話では元々冥界へ続く門の周辺に生息しているという。
「やるしかないわ!消し飛ばすわよ、イッセー!」
了解、ちなみに今回俺はサポートを主体にする。ギフトで仲間の力を高める。そうしてリアスたちに力を譲渡してケルベロスを消し飛ばすと今度は俺とアーシアの方にもう一匹来た──その時、ゼノヴィアが加勢に現れる。
聖剣の一振りでケルベロスの体は塵芥と化し、宙へ霧散する。その後木場も合流した。
「くらいなさい!コカビエル!」
ドウゥゥゥォォォンッ!
リアスが巨大な滅びの魔力の一撃をコカビエルに撃ちだすが────奴は片手で防ぎ闇夜の彼方へ軌道をずらされる。
「──完成だ」
バルパーがエクスカリバーを統合し、一本になった光で下の術式も完成しあと二十分もしないうちにこの町が崩壊するという……させるか。
一本になったエクスカリバーをフリードが握る。
ゼノヴィアが木場に共同での破壊を持ちかける。
その後、木場とバルパーが『聖剣計画』について語り合う。どうやら聖剣使いが祝福を受けるとき、体に入れられるのは木場の同志たちを殺し、抜いた聖剣適性のだそうだ。そのとき残った最後の一つを量産できる段階まで来ているのでくれてやると言って木場の足元に放り投げる。木場はそれを手に取り哀しそうに、愛しそうに、懐かしそうに、その結晶をなでていた。
「……皆……」
そのとき、この戦場に漂う様々な力が因子の球体から魂を解き放ち木場を囲むように青白く淡い光を放つ少年少女のカタチとなって現れる。
彼らはもしかして───。
「皆!僕は……僕は!」
───やはり、彼らは木場の同志たちだ。
「……ずっと……ずっと、思っていたんだ。僕が、僕だけが生きていていいのかって……。僕よりも夢を持った子がいた。僕よりも生きたかった子がいた。僕だけが平和な暮らしを過ごしていていいのかって……」
霊魂の少年の一人が頬笑みながら、木場に何かを訴える。
「……『自分たちのことはもういい。キミだけでも生きてくれ』彼らはそう言ったのです」と朱乃さんが言う。
それが伝わったのか、木場の双眸から涙が溢れつづける。そして彼らと木場は聖歌を歌う。
『僕らは、一人ではダメだった──』
『私たちは聖剣を扱える因子が足りなかった。けど──』
『皆が集まれば、きっと大丈夫──』
俺にも聞こえる、彼らの声が。木場、お前は一人じゃないんだ。彼らはただ、お前に生きてほしかったんだ。
『聖剣を受け入れるんだ──』
『怖くなんてない──』
『たとえ、神がいなくても──』
『神が見ていなくても──』
『僕たちの心はいつだって──』
「───ひとつだ」
そして、やさしく神々しい光が木場を包み込む。
『相棒、あの「騎士」は至った』
──そうか。俺にもわかる。
『──禁手≪バランス・ブレイカー≫だ』
そして、木場は禁手、『
その後、何かに気づいたらしきバルパーの胸部を光の槍が貫く。コカビエルはバルパーを用済みと判断したようだ。
「赤龍帝よ。貴様の力を見せてみろ」
「……いくぞ、ドライグ。バランス・ブレイク!」
俺は禁手、『ハイブーステッド・ギア・スケイルメイル』を身に纏う。そして───。
「ぐはっ‼」
光速のスピードで移動しコカビエルの腹に拳をねじ込み、奴を上空に打ち上げる。
「こんなものか?」
「ぐっ!調子に乗るな!」
コカビエルは先程のものより巨大な光の槍を出現させ、こちらに撃ちだす。──だがそんなもの。
「エボリューションブースト!『Evolution!!』くらえ、コカビエル!ドラゴ・バスター!」
遥かに高まった力のままに、魔力彈の雨を撃ち込み、槍を消し飛ばし、そのままコカビエルに直撃する。
「バ、バカな!この俺がァァァァ‼」
そしてコカビエルは地面に墜落する。
「……調子に乗るなはこちらのセリフだ、薄汚いカラスが」
そんな中、最早満身創痍のコカビエルの口からもう神は死んでいることが伝えられる。アーシアやゼノヴィアはとても衝撃を受けていた。
「……それより、いつまでそこで見ている気だ?」
「───ふふふ、気づいていたのか」
暗黒の夜空から舞い降りる存在……それは『白い龍』バニシング・ドラゴンだった。俺に宿るウェルシュ・ドラゴンと対をなす存在。そいつはアルビオンと名乗る……中々強いな。
どうやら堕天使総督アザゼルからコカビエルを言われたらしい。フリードも腕に抱える。
『無視か、白いの』
おや、ドライグ。
『起きていたか、赤いの』
ドラゴン同士で会話か?
『せっかく出会ったのにこの状況ではな』
『いいさ、いずれ戦う運命だ。こういうこともある』
『しかし、白いの。以前のような敵意が伝わってこないが?』
『赤いの、そちらも敵意が段違いに低いじゃないか』
『お互い、戦い以外の興味対象があるということか』
『そういうことだ。こちらはしばらく独自に楽しませてもらうよ。たまには悪くないだろう?また会おう、ドライグ』
『それもまた一興か。じゃあな、アルビオン』
そう言って別れを告げる両者。
「いずれ戦おう、俺の宿敵くん。君にはとても挑みがいがありそうだ」
そして奴は白き閃光と化して、飛び立っていく──。
こうしてコカビエルとの戦いは終わった──。
木場もとりあえず吹っ切れたようで何よりだ。リアスからお仕置きの尻叩き受けてるけど。
コカビエル襲撃事件から数日後──。
「やあ、赤龍帝」
放課後、部室に顔を出すと駒王学園の制服を着たゼノヴィアがいた。神の不在を知り、異分子として追放され、破れかぶれで悪魔に転生したという。グレモリー眷属の『騎士』として。デュランダル使いが眷属にいるのは頼もしいとリアスは言う。イリナはエクスカリバーとバルパーの遺体を持って本部に帰ったそうだ。そしてリアスから三大勢力での会談が開かれることを聞く。アザゼルから話したいことがあるそうだ。俺たちも今回の事件に関わってしまったからその場に招待されているそうだ。
ちなみにゼノヴィアに訊ねるとバニシング・ドラゴンは堕天使側らしい。その後、ゼノヴィアがアーシアに謝罪をしてアーシアは彼女を許した……本当にいい子だね、アーシア。一時期神の不在を知って精神の均衡が危なかったが、なんとか元に戻った。
そしてゼノヴィアから今度、学園を案内してほしいと言われ、笑顔で受け入れた。
「さ、全員が再び揃ったのだから、部活動も再開よ!」
『はい!』
全員が元気よく返事をする。その日、俺たちは久しぶりに部室で談笑した。
~コカビエル戦後~
「兵藤くん、学園を守ってくれて、ありがとうございます」
「俺は俺のやりたいようにしただけですよ。ソーナ会長が笑顔でいてくれるならよかったです。怒った顔よりよほど素敵だし」
「───っ!その、兵藤くん……」
なんか顔真っ赤だな。
『相変わらず相棒は悪いやつだなぁ』
何を言うかな、ドライグ。
~ソーナside~
な、何?兵藤くんの顔を見ると顔が熱くなる!これって……。
追記、『聖魔剣を砕き』から『聖魔剣でエクスカリバーを砕き』に修正いたしました。
二月二十四日、改行いたしました。