俺とリアスは現在風呂場でイチャイチャ中。
「ほら、イッセー♡あなたのチンポ、私の泡立ったおっぱいスポンジでごしごししてあげるわ♡むにゅむにゅ♡ごっしごっし♡むにゅむにゅ♡ごっしごっし♡」
「気持ちいいよ、リアス。愛してる」
「~♡私もよイッセー♡好き好き♡愛してる~♡」
「今度はキスしながら前から体をおっぱいスポンジでごしごしするわね♡ちゅっ♡ちゅっ♡ちゅぅ~♡むにゅむにゅ♡ごっしごっし♡ちゅっ♡ちゅっ♡むにゅむにゅ♡」
バン!アーシアが現れた!アーシアは涙目だ!
「うぅ~!私も入りますぅ~!」
また次回! 追記、~とある一幕~一部修正しました。
魔王サーゼクス様、登場○
「よー、悪魔くん。今日も悪いな」
俺は最近連日召喚されている相手の元にいた。
黒髪のワルそうな風貌の男で、俺が気に入ったらしいが……大した願いもしてないのに高級な物ばかり代価にくれる。
今はとあるマンションの彼の自室でレースゲームのお相手中。最初は俺が圧倒していたが短時間でマスターして追い抜かれる、そしてそのままゴール。
「どうやら、俺の勝ちだな、悪魔くん」
「やりますね、こちらもまだまだこんなものじゃないですよ」
「おー、じゃあ、もうひとレースするか、なあ、悪魔くん──いや、赤龍帝」
「…………前から気になってたんですけど、どちら様ですか?」
「───アザゼル。堕天使どもの頭をやってる。よろしくな。赤龍帝の兵藤一誠」
『WIN!』
男の車が軽やかにゴールインしていく瞬間、その背中から十二枚もの漆黒の翼が展開した──。
「冗談じゃないわ」
リアスは眉を吊り上げて、怒りを露にしている。
今俺はリアスに膝枕されている。ちなみに既に夏服。
「確かに悪魔、天使、堕天使の三すくみのトップ会談がこの町で執り行われるとはいえ、突然堕天使の総督が私の縄張りに侵入し、営業妨害していたなんて……!」
まあ、普通はそういう反応だよね。
「しかも私の愛しいイッセーにまで手を出そうなんて、万死に値するわ!アザゼルはセイクリッド・ギアに強い興味を持つと聞くわ。きっと私のイッセーがブーステッド・ギアの亜種を持っているから接触してきたのね……。大丈夫よ、イッセー。私があなたの力になるから。愛してるわイッセー♡」
俺の頭を撫でながらリアスは言う。頼りにしてるよ。
「……そこまで敵意も感じなかったが、どうなんだ?」
「……確かにアザゼルはセイクリッド・ギアに造詣が深 いと聞くね。そして有能な所有者を集めているとも聞く。でも大丈夫だよ、僕がイッセーくんを守るからね」
……木場よ、なんか反応に困る。
「そんなことを男に真顔で言われるのは……」
「真顔で言うに決まっているじゃないか。キミは僕を助けてくれた。僕の大事な仲間だ。仲間の危機を救わないでグレモリー眷属の『騎士』は名乗れないさ」
……あのさ、それは……。
「問題ないよ。『禁手』となった僕の神器とイッセーくんのハイブーステッド・ギアが合わさればどんな危機でも乗り越えられるような気がするんだ。……ふふ、少し前まではこんな暑苦しいことを口にするタイプではなかったんだけどね。キミと付き合っていると心構えも変わってしまう。けれど、それが嫌じゃないのはなぜだろう……。胸の辺りが熱いんだ」
「……ちょっと近寄るの待って。マジで待って」
たたでさえそういう噂されてるのにさ……。
「そ、そんな、イッセーくん……」
しゅんと気落ちするな!
「しかし、どうしたものかしら……。あちらの動きがわからない以上、こちらも動きづらいわ。相手は堕天使の総督。下手に接することもできないわね」
……ふむ。……ん?
「アザゼルは昔からああいう男だよ、リアス」
突然、聞きなれない声が聞こえ、全員が声のした方向へ視線を移すと──そこには紅髪の男性がにこやかに微笑んでいた。………相当強いな。
朱乃さんたちがその場で跪き、俺とアーシアは対応に困る。ゼノヴィアも「?」と疑問符をあげている。
ゴトッ!アイタッ。俺の頭を落とし、リアスが立ち上がり……。
「お、お、お兄さま」
───と驚愕の声を出していた。
そう、相手はリアスのお兄さんで現魔王『サーゼクス・ルシファー』さまだった。
「先日のコカビエルのようなことはしないよ、アザゼルは。今回みたいな悪戯はするだろうけどね。しかし、総督殿は予定よりも早い来日だな」
魔王さまの後ろにはグレイフィアさんもいた。魔王の『女王』だから当然か。
俺も朱乃さんたち同様跪く。アーシアも俺の真似をする。
「くつろいでくれたまえ、今日はプライベートで来ている」と言う魔王さまに従い、全員立ち上がる。
「やぁ、我が妹よ。しかし、この部屋は殺風景だ。年頃の娘たちが集まるにしても魔方陣だらけというのはどうだろうか」
………まあ、確かに。
「お兄さま、ど、どうしてここへ?」
……それもそうだ。すると魔王さまは一枚のプリント用紙を取り出す。
「何を言ってるんだ。授業参観が近いのだろう?私も参加しようと思っていてね。ぜひとも妹が勉学に励む姿を間近で見たいものだ」
……ウチも父さんが有休を取ってまで来ると張り切っていた。アーシアの授業風景を見たいらしい、まあ、気持ちはわかるが。
その後、三すくみの会談をこの駒王学園で執り行う予定で会場の下見に来たという。
ゼノヴィアが自己紹介した後、宿泊施設が空いているかどうかという魔王さまに……。
「なるほど、リアスがご迷惑をおかけしてなくて安心しました」
「そんなお兄さん!リアスさんはとてもいい子ですわよ」
「ええ、素敵なお嬢さんです」
俺の家のリビングで、魔王さまと俺の両親が挨拶を交わしていた。魔王さまの隣にはリアス。その後方にグレイフィアさんが待機している。あのあと、俺はウチに泊まりますかと提案した。魔王さまは「それはいい。ぜひとも妹の恋人のご夫婦に挨拶したいと思っていたのだよ」
と快諾した。……どこまで知ってるんだろう?
俺とアーシアは少し離れたところからその様子を窺う。リアス……顔を真っ赤にしてかわいいな。兄の魔王さまが何を言うか怖くて仕方ないんだろうな。
いちおう、サーゼクスさまの身の上はリアスのお兄さんで、リアスのお父さんが経営している会社の跡継ぎということになっている。随分前に捨てたグレモリーの名前を使えて、サーゼクスさまも楽しげだった。
……なんかグレイフィアさんを私の妻だと言ってるけど。リアスと俺以外の全員が驚きの声を出し、グレイフィアさんは無表情のまま、魔王さまのほっぺたをつねる。……うーん、どうなんだ?
その後、父さんが魔王さまにお酒をすすめる。……失礼では?普通にフレンドリーにいただいたけど。
「そ、そんな……イッセーと寝てはダメなのですか?」
「今夜は彼と少し話しながら床につきたいんだ。悪いけど、リアス、今夜だけ兵藤一誠くんを貸しておくれ」
……まあ、構いませんけど。
朱乃さんに言われたな。リアスは俺への依存度が日に日に高まっているらしいと。リアスは俺と寝ないと死んじゃう病にかかっているという(リアス談)。アーシアは俺が常に傍にいてくれないと寂しくて嫌らしい。
「イッセー……」と言って俺に抱きついてくるリアス。
「一人で眠れる?私が隣にいなくても平気?私は平気じゃないわ。あなたが隣にいないというだけで──」
言いかけのリアスの腕を引いていくグレイフィアさん。名残惜しそうに俺の体から離れていくリアス。
「あ、あの、イッセーさん、おやすみなさい。私も残念ですが、今夜は自室で眠ります」
ぺこりと頭を下げると、アーシアは笑顔のまま、自室へ向かっていく。俺と魔王さまはぽつりと取り残される。
「さ、中に入ろうか」
「……はい」
その後、電気を消して横になったとき──。
「アザゼルに会ったそうだね」
「……はい」
「何かされたわけではなさそうだけど、何かは言われたのかな?」
「……『今度、改めて会いに行く』と」
「そうか。……アザゼルは神器に強い興味を持つ。キミのブーステッド・ギアの亜種も例外じゃないだろう。現にキミと同じ『神滅具』を持つ者が彼のもとへ身を寄せている」
「……何のためにです?」
「それはわからない。けれど、アザゼルは天界、冥界、人間界に影響を及ぼせるだけの力を持った組織の総督だ。利用しようとすれば多岐に亘るだろうね。しかし、彼はコカビエルのような戦好きではない。過去の大戦で一番最初に戦から手を引いたのは堕天使だったぐらいだからね」
…………ふむ。
「安心しなさい。私がキミの身の保障を約束するよ。せっかく伝説のドラゴンが悪魔側に来てくれたのだから、優遇させてもらうよ。───それに妹はキミを愛している。あんなに楽しそうなリアスは冥界でもそう見れなかった。きっと、いまは毎日楽しいのだろう。それはキミのおかげだと私は思っている」
……この方は心底リアスを愛おしく想っているな。
「兵藤一誠くん。妹を、リアスをこれからも頼むよ」
「はい、俺は……いや、自分はリアス・グレモリーの『兵士』ですから」
それは独り立ちしようが変わらない。リアスがピンチなら必ず救う。
その後、イッセーくんと呼んでもいいかと聞かれ了承し、魔王さまを名前で、もしくはお義兄さんと呼んでほしいと言われ、サーゼクスさまと呼ぶことにな
った。お義兄さんって……まあ、呼ぶようになるんだろうけど。
そして、俺とサーゼクスさまは眠りについた。
感想、評価、是非よろしくお願いいたします。
二月二十四日、改行いたしました。