どうぞお楽しみくださいませ。
ドゴオオオオオオンオオオンッ!
木々が吹き飛び、岩が崩れ、地面にクレーターが生まれる。
「くらえ、ドラゴ・ショット!」
俺はハイブーステッド・ギア・スケイルメイルを纏ってパワーを格段に増大した魔力弾を放つ。
タンニーンさんはそれを大質量の火炎を吐いて相殺する。
「やるな、兵藤一誠!」
「なんの、まだまだ。ドラゴ・スラッシュ!」
俺は鎧から翼を展開してタンニーンさんと空中を縦横無尽に飛び回り、相対する。そして俺は籠手の爪で斬撃の軌跡を連続で飛ばし攻撃する。
「ぬぅんっ!」
タンニーンさんはそれを避けるか、手で受け止めるかしていく。ひゅんひゅんと体が大きいわりに速いね。さすが龍王。
「これはどうだっ‼」
タンニーンさんは連続で大きな火の玉を吐いてくる。
「ドラゴ・バスター!」
俺はいくつもの魔力弾を放ち、それを相殺。
「ハハハッ!いいパワーだ、兵藤一誠!」
「それはどうも!」
そんな感じで一日の組み手をしたあと、基礎トレーニングに入る。ちなみに今俺はタンニーンさんがリアスに修行場所として貸してもらった山の中で修行中だ。この山に来て数日が過ぎている。食事は自分で確保している。冥界の動植物にはまだまだ詳しくないので、食べられるものか食べられないものかタンニーンさんに確認を取ってから川の魚を捕ったり、山に生える木の実を口にしていた。火種は魔力で火をおこしている。しかし、リアスたちと会えないのもねぇ……。
ドオオオオオオオオオオオオオンッ!
再び俺の魔力弾とタンニーンさんの火の玉が相殺しあう。
「しかし、タンニーンさん本当に強いね」
「まあ、パワーだけなら魔王級とはよく言われる」
……恐ろしいね。
「おー、やってんな。どうよ?」
聞こえてきた声に振り返ると、堕天使の総督さまがいた。
「うん、すごく美味しい」
俺はアザゼル先生の差し入れというリアスお手製のおにぎりを食べていた。リアスの愛を感じる。アーシアの作ってくれた弁当もあるし、最高だね。
「朱乃が作った弁当もある。そっちも食ってやれよ。リアスと火花散らしながら作ってたんだからな。しかし、数日見ない間に前よりいいツラになったな」
「まあ、龍王相手に修行して、力もより上手く引き出せるようになってますし。ドライグに言われたけど、俺自身が出せる超全力にどうにも体が追いつかなくて、力が不安定になるんですよね」
「それでも基礎トレーニング含めてこなしてんだろう?じゃあ大丈夫だ。そもそもその超全力が恐ろしいほどだからな。俺やタンニーンでも勝てるかどうかわからんほどヤバいぞ。まだまだヴァーリじゃ勝てないだろうさ」
……ふむ、そういえば。
「アザゼル先生、あの時ヴァーリがやろうとしたのはア
レですよね」
「お前も知ってるか。そうだ。アレは『
「ドライグに
「そうだ。
俺とヴァーリの
「それらは強力に制御されていて、その状態から力を取り出して宿主が使えるようにしている。赤龍帝と白龍皇の
「暴走ということですね」
「ああ、酷いぐらいのな。周囲を全部破壊し、自らも滅ぼしかけてやっと停止する。その力を使いこなすことは事実上不可能なんだが……。ヴァーリは膨大な魔力を消費することで数分間のみ扱える──はずなんだがな。あのときのアルビオンの焦りようから察するにまだ危険を伴うようだ。当然だ。人工
先生の瞳に憂いがあった。ヴァーリのことを心配してるのか?手元にいたとき、力の使い方を教えたと前に言っていたしな。
「……というかおまえ、使えるのか?魔力に関してもおまえの方がヴァーリより上だが……」
「……まあ、使えますよ。歴代の所有者の怨念もとりあえず影響ないですし……大きく寿命を削ることもないです。しかし、アレは完全に暴れ馬ですね。
「白も赤も既に『
タンニーンさんがそう口にする。
「……イッセー、話は変わる」
突然改まった口調で先生が呼びかける。
「なんですか?」
「おまえ、朱乃のことどう思ってる?」
……唐突だな。
「……好きですよ。愛しいです。……リアスたちも傍にいてほしいですし。悪魔は一夫多妻も有りだそうですのでそうできればと思っています。皆と一緒に幸せでいたいですし。朱乃も一番じゃなくてもいいと言ってくれてます」
Sなところや俺に対して結構Mなところもあるけどね。
俺の答えに先生は「うんうん」と何か安堵したかのようにうなずいた。
「そうか、俺はな、いろいろ忙しいダチの変わりにあいつを見守らないといけない部分もあってな」
「朱乃のお父上……バラキエルさんですよね、先生の配下の」
「バラキエルは配下ってよりはシェムハザと同じ大昔からの仲間さ。ダチだ、ダチ。よく一緒になってバカをやったもんだ。で、気づけば俺の周りは妻子持ちばかりでさ」
深くため息をつく先生。
「まあ、それはともかく、俺は朱乃のことが気になるのさ。……なあ、イッセー。おまえ昔、朱乃と母親の朱璃が殺されそうになったとき、助けたことがあったろ」
「……はい、ありましたよ」
「そのとき、おまえは今よりガキだったのにも関わらず、赤龍帝の力を発現させて、敵を倒すことができた。……正直、どういう成長してんだって思ったが……あの日、バラキエルを召集したのは俺だ。どうしても奴じゃないとこなせない仕事だった。だから、無理を言って呼び寄せたんだよ。そのわずかな間に……。俺がバラキエルの家族を奪うところだったんだ」
「……だから、朱乃のことバラキエルさんの代わりに見ようと?」
「……イッセー、一度しか言わないからよく聞け。……本当にありがとうよ。俺はおまえを信じるぜ」
「……俺は俺のやりたいようにしただけですよ」
「……それもあっておまえが死なないよういろいろ教えてやろうと思ったのさ」
「……世話焼きですね。先生は」
「ヒマなだけの部分もあるがな。──おかげで白龍皇も育てちまったし」
それはないだろう。この人はお節介焼きなんだろう。俺のこと、朱乃のこと、ヴァーリのことも。
「ともかく、朱乃のこと、おまえに任せるぜ」
「わかりました」
「おう、おまえは悪い男じゃない。分け隔てなく接してくれそうだ。おまえがただのたらしだったら、すでに修羅場だからな。しかし、どうもおまえはその辺大丈夫のようだしな」
「朱乃は俺が守りますよ。もちろん、リアスやアーシアたちも」
「よく言った。それよりも──問題は小猫か」
「小猫ちゃん、どうかしたんですか?」
「どうにもな。焦っている──というより自分に自信が持てないようでな、トレーニングに過剰に取り組みすぎた結果──今朝倒れた」
「えっ!大丈夫なんですか!?」
「ケガはアーシアに治療してもらえるが、体力だけはそうはいかん。まあ、今は黒歌に仙術で体力回復してもらってるがとりあえず安静にしている。オーバーワークは確実に筋力などを痛めて逆効果だ。ゲームまでの期間が限られているのだからそれは逆効果だ」
「オーバーワークはダメって俺は?」
「全然互角にやれてるんだろう?それともペースをゆるめるか?」
「いえ、このままやれますよ」
実際、まだまだ全然いけるし。
「さて、行くか。イッセー、おまえを一度連れ返せと言われたんでな。一度グレモリーの別館に戻るぞ。タンニーン、少しの間返してもらう。明日の朝に戻す」
と先生とタンニーンさんが話す。
「先生、誰からの命令ですか?リアス?」
「──の母上殿だ」
……あー。用件がわかったよ。
「はい、そこでターン。いいわね。キレも良いわ」
グレモリー本邸からそこそこ離れた位置にある別館。そこの一室で俺はリアスのお母さまとダンスの練習に励んでいた。別館に着くなり、リアスのお母さまにここへ連れてこられた。で、ダンスの練習を開始して──。
「マナーもダンスも完璧ですね。文句無しの腕前です」
「どうもありがとうございます」
リアスのお母さまは変わらずドレス姿。リアスのお母さまと密着状態でのダンスレッスンで、お母さまのおっぱいが時折当たるのがねぇ……。すごく柔らかいけど。弾力と感触に蒸れた感じがするね。見た目は髪の色以外はリアスと同じなんだが……これが人妻の魅力か?
「そういえば、木場とギャスパーはこの手のことは教わってるんですか?」
「木場祐斗さんはすでにこの手の技術を身につけてますわ。さすがは『
「わかりました。これからも精進いたしましょう」
「それはともかく、あなたはリアスのことをどう呼んでいるの?」
「……リアスと呼ばせていただいています」
「そうですか。まあ、プライベートならそれでいいですわね。社交の場などではきちんと『さま』をつけたり、『マスター』や『部長』と呼びなさい。まだ、あなたたちの仲は大々的に発表していませんから。いずれ会見を開かなければいけません」
「会見、ですか。わかりました」
「……それから、あなた」
「はい?」
「もうリアスとシているのでしょう?」
「……はい」
「それについてはいいとして、それよりも」
「……何でしょう?」
「もう少し、色気を抑えられないのですか?」
「……は?」
あー、これもしかして……。
「……自分、親以外、というか親愛ではない類の敵意や壁のない女性なんかに影響のあるフェロモンが強すぎるらしくて」
「それでですか。はっきり言いましょう。あなたはとても色気が強いのです。ダンスの際、あなたの所作に惹かれている女性の体が触れたりするとあなたに引き込まれてしまうでしょう。下手すれば人妻で子持ちの女性までも。それほどの魅力があなたにはあるのです」
……えっと、これは……。
「もしかして、そういったことだったりするのでしょうか?」
「その通りですよ」
「……恋人の母親を、というのはさすがに……」
「……ならこうしましょう」
するとリアスのお母さまは俺の両頬に手を添え、目を閉じて唇を近づけてくる。
「んっ♡ちゅっ♡ちゅぱっ♡ちゅ♡んっ、んっ♡」
リアスのお母さまの唇にキスをされる。
「ぷはっ……♡どうです?」
「……あの、良いのですか?」
「グレモリーは情愛が深い家ですし、それに最後まで致したりはしませんわ♡どうでしょう?人妻の唇や乳房などを味わうというのは?」
そう言いながら胸を露出させる。
「……はぁ……」
俺はリアスのお母さまの両方のおっぱいを揉む。やわやわで蒸れたおっぱいの弾力が心地いい。そのまま手を動かし、揉み続ける。
「あぅんっ♡んっ♡あっ♡んぅっ♡いい、いいわ♡高ぶってきてしまうわ……♡もしよろしければ吸ってみてくださらない?」
「……わかりました」
俺は片方のおっぱいの先の勃起した乳首を口に含み、激しく吸う。
「んああああああんっっっ♡」
「母乳出てるような……甘くておいしいですよ」
「んっ、んあっ、んぅぅぅっ!吸われるのがとても気持ちいいわ」
ちゅっ、ちゅぱっ、ぢゅぅぅぅっ!
「んああああんっっっ♡気持ちいいわぁっ…♡……そうね、こういったことはどうです♡」
リアスのお母さまは俺の顔を両方のおっぱいで挟み込む。そのままそのもちもちぷるぷるのおっぱいを手で動かし俺の顔を圧迫したりする。
「んぅぅぅっ!どうです♡気持ちいいでしょう?」
「ええ、とても」
~割愛~
そして行為が終わり、お互い身だしなみを整えた。
機会があれば相手をしてほしいそうだ。現当主のリアスのお父さん、ジオティクス・グレモリー殿はどうにも行為が長く続かないとかなんとか。
「小猫ちゃんはいま安静にしているんですよね?」
「……そういえばあなたはリアスの眷属になって間もなかったわね。……黒歌さんから小猫さんのことについて聞いていますか?」
「黒歌と小猫ちゃんは姉妹で、悪魔になる前は妖怪。猫又のなかでも最も強い種族、猫魈の生き残りで、妖術だけではなく、仙術をも使いこなす上級妖怪の一種だと聞いています」
「……そう、昔、とある一件で姉と離ればなれになった一人ぼっちになった彼女はサーゼクスに拾われ、孤独に塞ぎこんでいた彼女をサーゼクスはリアスに預けたのです。彼女はリアスと出会い、少しずつ生きる気力を取り戻していきました。そして、リアスが彼女に名を与えたのです。──小猫、と」
元々は白音、という名前だったんだよな。
黒歌はそのとある一件の際、悪魔になって魔力の才能にも開花して、仙術も発動した、と。
「リアス」
「イッセー♡♡」
ダンス練習も終わり、本邸に移動した俺をリアスが迎え入れてくれた──って、ちょっとリアス?
「イッセ~♡イッセ~んっ♡寂しかったのぉ~♡んっ♡ちゅっ♡ちゅっ♡ちゅぱっ♡ちゅっ♡ちゅ~っ♡んっ♡ちゅ♡んっ♡じゅるっ♡んれろっ♡んっ♡んう~っ♡」
いきなり抱きついてきて、熱いキスをされる。ぎゅっと抱きしめられて、ぷるぷるの唇でキスをされるのは幸せだね。数日しか経っていないが、リアスの匂いが懐かしい。
「……イッセーの匂い」
「あの、俺汗かいてるんだけど……」
「いいのよ。あなたの匂いに違いはないわ。──本当に寂しかったのよ?」
瞳が潤んでるな。
「こちらに来てからあなたと共に寝ることもできないし、こうして毎日あなたを感じることもできないわ……。あなたのいない生活なんてもう想像もつかなかったものだから……。情けない主ね」
「主である前にリアスは女の子で俺の恋人だろう?俺は嬉しいよ。愛してるよ、リアス」
「~♡私もぉ~♡私もイッセーが大好き♡愛してるぅ~んっ♡」
……さて、そろそろ。
「リアス、小猫ちゃんは?」
リアスはとたんに難しい表情をする。
「……そうね。ついてきて」
俺はリアスの後についていく──。
是非ご評価くださいませ。応援よろしくお願いいたします。