※この作品はR-18です。

ハイスクールDXD~転生した最強の覇者~   作:グルジオ

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お楽しみくださいませ。


戦後処理、後日談☆

「よう、匙」

 

 

 俺は戦場の中心で大の字になって気絶している友人を起こしていた。

 

 

 

 すでに黒いドラゴンから、元の姿に戻っていた。

 

 

 

「んあ、兵藤か……。戦いは?」

 

 

 

 意識は戻ったようだが、体は動かないようだ。俺はアーシアを呼び寄せて、回復をするように促した。

 

 

 

 上半身だけ起こす匙に俺は言う。

 

 

 

「終わったよ。いろいろあったが、俺たちの勝ちだ」

 

 

 

 俺の言葉に匙は苦笑した。

 

 

 

「……そうか。俺、意識がほとんど無くてさ……。でも、おまえの声は聞こえた。うれしかったよ。身を焼かれそうな辛いところに声が聞こえてきてさ。心強かった」

 

 

 

「ハハハ、任せろよ。しかし、あんな風に暴れてちゃな」

 

 

 

「マジか。俺、暴れてた?」

 

 

 

「ああ、バッチリな。でもおかげで勝てたよ。すごく良いサポートだったぜ」

 

 

 

 それを聞いて、匙は安堵した様子だった。

 

 

 

「……ならいいや。でもよ」

 

 

 

 匙は戦いのあとを見渡した。採掘場跡地はボロボロ。大きなクレーターが何個もできていてもとの姿は無かった。本当、戦争の跡地だよな。

 

 

 

 

 他のメンバーは勝利に歓喜していた。ヴァーリチームはいつの間にか退散していた。ヴァーリ当人もあのまま帰ってこないし……死んではいないだろうが……。

 

 

 

 ボロボロのロキは捕らえられたあと、ロスヴァイセさんに北欧の魔術でいろいろと術封じをかけられていた。

 

 

 

 ミョルニルってハンマー、レプリカなのにすごい威力だったな。倍増したパワーのぶんもあったんだろう。

 

「おまえ、こんな戦いを何度もしてたんだな。神とか魔王とか、二天龍とかさ」

 

 

 匙が感心したように言う。

 

「まだまだだよ。もっと強くなる」

 

……やはり俺本来の力……圧倒的なまでの力をもう少し引き出せるようにならないとな。赤龍帝としての力も使って。

 

 

 

「治りました!」

 

 

 

 アーシアが微笑む。匙が治ったようだ。

 

 

 

「アーシア、他の人も見てやってくれ。俺は後回しでいいから」

 

 

 

「……はい、わかりました。……けど」

 

アーシアは俺に唇を重ねてくる。ぷるぷるしていいねぇ……。舌も絡めてくる。

 

「んっ、ちゅっ、ちゅぱっ、れろっ、ちゅっ、んっ、んっ……ぷはぁっ♡ふふっ、元気をあげるキスです」

 

 そしてアーシアは仲間のもとへ駆け寄っていく。

 

「くそぅ、羨ましい……」

 

匙から恨みがましい目で見られる。……あはは。そのあと、朱乃と一緒にバラキエルさんの介抱をしたりした。

 

 そのあとバラキエルさんを後方支援として他の場所で待機している味方のもとへ転移魔法陣で先に送った。

 

 

 

「よし、兵藤一誠。まだ動けるな? 戦後の処理だ。この土地を直すぞ」

 

 

 俺はタンニーンさんの言葉に、うなずいた。

 

 

 

 

…………にしてもヴァーリの奴、どこに行ったのやら。

 

 

 

 

 

<Vali Lucifer>

 

 

「久しぶりの『覇龍』は堪えた。できれば使用の回数を控えたいところだ。このままでは俺が保たないだろう。――で、そちらはどうだ、アーサー」

 

 

 

「支配を司るこのエクスカリバーの力でなんとかできそうですよ。──フェンリルを。制限付きなのでフェンリルの力はだいぶ下がってしまいますが……。しがし、牙が目当てとはいえ、このような危険な魔物をチームに入れるとは物好きの極みですね」

 

「ヴァーリ、曹操から連絡がきたぜぃ」

 

 

 

「美猴、奴はなんと言ってきた?」

 

 

 

「要約すると『こちらは独自に動く。邪魔だけはするな』だそうだぜぃ」

 

 

 

「曹操、お互い何もないことを祈ろうじゃないか。かかってくるのであれば遠慮なしだ」

 

 

 

<Boss×Boss>

 

 

『通信報告で悪いが、今回も身内が助けられたようだ。アザゼル』

 

 

 

「まあな。だがな、サーゼクス。今回は厳しかったぞ」 

 

『しかし、また「モテモテドラゴン」に助けられたようだ』

 

「ったく、不思議パワーが満載だぜ、イッセーは。色愛神って誰だよ!──で、いいのか、イッセーに例の件をを言わなくて?」

 

 

『昇格の話があるという件か?』

 

 

 

「イッセーと木場と朱乃にその話が浮上しているんだろう?」

 

『うむ。コカビエル襲来、三大勢力会談テロ、旧魔王派のテロ、これらをリアスたちは防いでいる。昇格の功績としては十分だろう。さらに今回のロキ襲撃を防いだ件も大きな功績だ。三名の昇格はほぼ確実といっていい』

 

「イッセーは赤龍帝で人気者。朱乃はバラキエルの娘。木場は特異な聖魔剣を持っている。優秀で有望な悪魔たちだ。力だけで言えばすでに上級悪魔クラスでもある。だが……」

 

 

 

 

『ああ、そうだ。まだ早すぎる。イッセーくんは力は有るが、半年前まではただの人間だったのだ。昇格すれば話題となり、敵の的となって狙われる。さらに力を付ける意味でももう五年、いや、三年は待ちたいところなのだが、世論と流行が彼らを強く後押ししているのだよ』

 

 

 

「ハハハハ、魔王は大変だな。で、おまえの心情としては?」

 

 

 

『昇格してもらいたいと思う。だがまだ若い上に早すぎるとも思う。もう少しイッセーくんには「モテモテドラゴン」でいてほしいのだ』

 

 

「ま、そうだな。もう少し様子見するのも必要だろう。──だが、その期間はものすごく短いと思うぜ」

 

『ああ、わかっている』 

 

 

 

「それと、英雄派について」

 

 

『何かわかったのか?』

 

「生きて捕らえて俺のもとで調査していた神器所有者が──変死したよ」

 

 

 

『──っ。全員か?』

 

 

 

「ああ。原因はオーフィスの蛇だ」

 

 

 

『やはり飲んでいたのか』

 

 

 

「いや、違う。所有者自信は飲んでいなかった。──神器に絡ませるタイプの新しい蛇だった。その新型蛇を使って神器を激しく刺激していたみたいだ。おそらく、所有者ではなく、神器自体の潜在能力を強制的にひき出していたんだろう。しかも神器の攻撃力などではなく、禁手に関連する謎が多く不確定要素も多い部分を刺激するように仕掛けられていたようだ。一番繊細で危険なところだ。下手をすれば神器が壊れる。強力な術のオンパレードで実験してやがるな。新型蛇の残りカスを調べたが、所有者が死ぬか、禁手に至ると役目を終えて停止するように作られていた。禁手使いの増加なんて、諸々含め俺たちが現状やろうと思っても真似できない芸当だ」

 

 

『……それらが禁手使いを増やす手段か。神器がバーストして壊れると所有者は死ぬ。どちらにしても禁手に至らなければ死んでもいいという算段か』

 

 

 

「禁手使いのバーゲンセールも怖いが、一番警戒すべきは──俺たちが知らない新たな神滅具が誕生することだ」

 

 

 

『……荒れそうだ。神器の対策か。考えてみれば、敵に回して一番厄介なのは特異な能力の多い神器かもしれない』

 

 

 

「単純なパワータイプなら問題は解決しやすいんだがな。パワータイプを容易に封殺できる能力が多いのが痛い。神器はおもしろいが、だからこそ怖いんだ」

 

 

 

『──神の置き土産、か。いままで私たちを陰で支え、特殊能力のひとつに過ぎなかったものがこうして我らの前に立ちふさがろうとするとは……』

 

 

~New Life~

 

 

「もうすぐ修学旅行だな」

 

 

 

 オカルト研究部の部室で俺はソファに座って少し気を緩め、もうすぐ行く予定の修学旅行について考えていた。

 

無事に会談を終えたオーディンさまは、良い収穫を得たとミョルニルのレプリカを持って帰っていった。

 

 

 

 ヴァーリは戦いの最中にフェンリルを一匹奪ってどこかに消えたという話だ。 

 

かなり大きな問題にはなったそうだが、ロキを捕らえたことでフェンリルに関する事柄が明らかにされそうだから新たに対抗策が生まれるだろうということだ。

 

アザゼル先生は今日ここにいない。バラキエルさんの見送りに行くそうだ。

 

「イッセーさん、ここのところ忙しかったですから、次こそは旅行のお買い物に行かなくてはダメですね」

 

 

 隣でアーシアが修学旅行のしおりを見ながらそう言う。

 

「イッセー、修学旅行にはどんな下着を着けていけばいいだろう? 女性誌には流行の下着を着けていくといいと書いてあったが」

 

ゼノヴィアがそんなことを言う。ゼノヴィアの言葉が聞えたのかアーシアが顔を赤くしていた。

 

「うん。皆で入る風呂ではまず下着から見事に着こなせていないとあとで笑われるそうだぞ」

 

「白が一番よ! それこそ主とミカエルさまが『良し!』と唸ってくださる下着本来の姿だと思うの!」

 

 

 

 イリナがハイテンションで会話に入る。実際にミカエルが白パン見て『良し!』と唸ったら大事件だと思うんだけどな?

 

「私は勝負下着なるものをアーシアと共に身につけるぞ」

 

 

「エッチな下着をつけてイッセーさんと……♡あぁ~ん♡興奮しちゃいますぅ~♡」

 

 

……平和だな。あと、もうひとつ変わったことが。

 

 

「その、イッセーくん……」

 

ロスヴァイセさんが女性教諭として駒王学園で働くことになった。飛び級で祖国の学び舎を卒業しているので、歳は若いけれど、教員として教えられると本人は言う。

 

 

リアスの『戦車』の駒で悪魔に転生したのだ。ロスヴァイセさんがこの町に残った理由は……。

 

「もし何かあったら頼ってくださいよ。これからよろしく、ロスヴァイセさん(ニコッ)」

 

 

「~~~♡は、はい♡ちゅっ♡」

 

ロスヴァイセさんが俺に唇を重ねてくる……どうやら、オーディンさまがロスヴァイセさんの俺への好意を思って橋渡しのようなことになったのだ。ロスヴァイセさんの唇ぷるぷるしてるね。気持ちいい。

 

「キス気持ちいいです♡これからもっとエッチなことしてください♡」

 

 

 

 

さて、これで眷属は全部埋まったな。

 

 

 

 リアス、朱乃、木場、アーシア、ゼノヴィア、小猫ちゃん、ギャスパー、ロスヴァイセさん、俺。九名全部そろった。集団戦用にフォーメーションとか考えたほうがよさそうだ。

 

 

 

 そんな風に考えている俺へ朱乃が弁当箱を差しだしてきた。

 

 

 

「イッセーさま。これ、余り物ですけど、良かったら」

 

 

 

 肉じゃが?俺は指で掴んで口に入れる。

 

 

 ちょうどいい塩梅の味が口のなかに広がる。

 

 

 

「……うん、美味しい。……家庭の味ってやつかな」

 

朱乃から箸を受け取ってもうひとつ、もうひとつと味わう。朱乃は嬉しそうに微笑んでいる。……余り物、ね。バラキエルさんに作ったのか。喜んだだろうな。

 

「良かった。イッセーさまに喜んでもらって。──っと、口に」

 

ん? 食べ方は綺麗なはずだけど。確認するように口元に手を伸ばそうとしたら、朱乃の顔が近づいてきて──。

 

 

 

 ちゅっ。

 

 

 

朱乃の唇が口元に触れた。

 

「んっ♡ちゅっ♡ちゅぱっ♡んっ♡れろっ♡ぺろっ♡ちゅぷっ♡ちゅっ♡ちゅぅぅっ♡ちゅっ♡」

 

……ディープキスをされる。

 

「うふふ。イッセーさまとのキス、気持ちいいですわ」   

 

 

……あはは。

 

 

 

「イッセー?」

 

 

「イッセーさん?」

 

 

「………先輩?」

 

 

「うん、説明してもらおう」

 

 

 

リアスとアーシアは笑顔で、小猫ちゃんとゼノヴィアは少し怖い形相で俺に迫ってくる。ロスヴァイセさんも頬を膨らませてリアスたちと一緒に俺に迫る。

 

詰め寄られる俺に朱乃は背後から抱きついてくる。

 

 

 

「大好きですわ。イッセーさま。愛してます。これからもずっと……朱乃はイッセーさまの牝ですわ♡」

 

 

 

 

…………そのあと、リアス、アーシア、小猫ちゃん、ゼノヴィア、ロスヴァイセさんともディープキスをした。あと、家で黒歌とも。




感想、評価どうか是非よろしくお願いいたします。


次回からは修学旅行編です。
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