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あの後、俺は部長から『
そして深夜、悪魔の仕事の予約を受け転移した先で…。
(これは一体……)
転移した先のリビングの壁には上下逆さまの死体が張りつけられていた。とても尋常ではない殺し方で。
(この壁の血文字は……)
「『悪いことする人はおしおきよ!』って、聖なるお方の言葉を借りたものさ」
俺の後ろに神父らしい格好をした白髪の男がいた。
「これやったのお前?」
「イエスイエス。俺が殺っちゃいまごべぇ!?」
軽めのパンチ一発かます。あくまで自分の全力からしたら軽めというものだが。神父だし頭イカれてるし敵だし問題無し。
「何してくれるんじゃクソ悪魔!俺様マジでぶっ殺しちゃいますよ!?」
「こちらの台詞だイカれ神父。お前ごと「キャァァァ!」き……アーシア!?」
突然俺たちのいるリビングにアーシアが入ってきた。
「フリード神父!これは一体……!?」
「おやおや、アーシアちゃんはこういった死体ははじめてですかねぇ。これが俺らの仕事ですよ」
「!イッセーさん……!?」「アーシア……」
「なになに?君ら知り合い?わーおこれは驚き。悪魔とシスターの許されざる恋とかそういうの?」
「イッセーさんが悪魔……?」
「…ゴメンなアーシア。騙すつもりはなかったんだ。それよりお前、アーシアを何てことに巻き込んでんだ?」
「アハハ!悪魔と人間は相容れません!特に教会関係者と悪魔は天敵さ!それに俺らは神にすら見放された異端の集まり、俺もアーシアたんも堕天使さまの加護がないと生きていけない半端者ですぜ?」
「堕天使……あの教会にいる奴か……お前は神父でありながら堕天使につく、悪魔にもいるはぐれ者といったところか?」
「イエスイエス。俺の名前はフリード・セルゼン。それはともかく、クソ悪魔は斬らせてもらいますぜ?」
そう言って光の剣を構えたフリードと俺の間にアーシアが立ち俺を庇うように両手を広げる。
「……おいおい、何してんですかアーシアたん」
「フリード神父、お願いです。この方を見逃してください。もう嫌です。人間を裁いたり、悪魔を殺したりなんてそんなの間違ってます。悪魔にだって良い人はいます!」
「うるせぇ、黙ってろ!」
バシッ!アーシアに振るわれた拳を受け止めた。そんで思いっきりぶん殴る!ドガッシャーン!と音をたててフリードは後ろに吹っ飛ぶ。
「いい加減にしろ。イカれ神父」
そんな時、床に魔方陣が出現する。リアスたちか。
「イッセー君、助けに……来るまでもなかったかな?」
「あらあら、余裕そうなイッセー君、とても凛々しくて濡れますわ♡」
「……神父」
木場、朱乃さん、小猫ちゃんが来た、そして……。
「イッセー、大丈夫?」
リアス部長も来られた。
「ゴメンなさいね。この依頼主のもとに『はぐれ悪魔祓い』が訪れるなんて計算外だったの」
「心配ないですよ。普通に潰せたので」
そんな時、この家に堕天使らしき者たちが近づいていると朱乃が知らせ、撤退することになった。アーシアは眷属ではないので連れていけないという。
「イッセーさん…また…会いましょう」
「……アーシア……必ず会おう」
そして俺たちは撤退した。
「こちらで調べたわ。今この町にいる堕天使の行動は彼らの独断のようね」
部室でリアス部長がそう言った。
「それでは、部長」
「そうね、明日、例の教会に向かうわよ。私と朱乃は後方待機、突入はイッセー、祐斗、小猫よ」
「「はい、部長!」」
……待ってろ、アーシア。
そして後日、教会にて。
俺たちは教会の入り口を潜り、聖堂まで走る。
パチパチパチ。突然、拍手が鳴り響くと物陰からフリードが現れる。
「ご対面!再会だねぇ!感動的だねぇ!」
「フリード、アーシアは何処だ?」
「アーシアたんは地下でございますよ。てめえらはここで俺様に斬られちゃってちょ!」
フリードは光の剣と銃を構える。すると祐斗が…
「僕に任せて。喰らえ、『
木場の剣から闇が出現し、その闇はフリードの光の剣へと延び、侵食しだす。
「て、てめぇも神器持ちか!?」
さて、では俺も『
「プロモーション『
俺はフリードの腹に強烈な一撃をぶちこみ奴を壁に吹っ飛ばす。奴が激突した壁には大きなヒビが入っていた。
「ゲホゲホ!何つうパワーなのさ。ここらが引き時?でも俺様いつか俺をぶん殴ってくれたクソ悪魔君チョッパーしちゃいますからよろしく!ほな、バイチャ!」
そう言ってフリードは懐から閃光弾を取りだし、まぶしい光でこちらの目が眩んだすきに逃げていた。
捕まえても良かったが今はアーシアが優先だ。
レイナーレside
「くっ……!」 「レイナーレ様!」 「マズイっすね……」
今私と私の部下のカラワーナ、ミッテルトは同じく堕天使のドーナシークとその手下のはぐれ神父達相手に応戦していた。その理由は……。
「レイナーレ様……!」
このアーシア・アルジェントを守るため。私とカラワーナ、ミッテルトは親を理不尽な悪意で殺された。この子はそんな私たちの悲しみを自分のことのように涙を流し、優しく慰めてくれた。
ドーナシークはこの子の
「レイナーレ、おとなしくアーシア・アルジェントを渡せ。そうすれば命は助けてやろう」
そんなのお断りよ……!アーシアは私が…その時。
バァァン‼
突然扉が大きな音をたてて開かれる。あれは……!
イッセーside
地下の扉を開くとレイナーレとその仲間?がアーシアを庇ってドーナシークと神父達相手に応戦していた。
「イッセーさん!」 「イッセー君!?」
アーシアは俺の名を呼び、レイナーレは驚く。
「……これはどういう状況だ?」
ただ、倒すべき相手はわかる。
「あの時の人間……!どうやら悪魔になったらしいな」
俺は一瞬でアーシアとレイナーレたちの前に移動し、右腕を左側に振り抜き周りの神父を風圧で吹き飛ばす。
「何だと!?」
驚愕するドーナシーク。…使うか。
「ハイブーステッド・ギア!」『Boost!』
音声が響く中、一瞬でドーナシークの前に移動し、構える。
「
籠手の爪を縦に振り抜き、強大なオーラの斬撃でドーナシークを消し飛ばす。
「こ、こんなバカなぁぁ!」
「アーシア、大丈夫か?」 「イッセーさん……」
「言っただろ?必ず会おうと」
「イッセーさん!」
アーシアが俺に抱きついてくる。
「そっちは大丈夫か?」
レイナーレたちにも声をかける。
「何で私たちまで……?」
とレイナーレが口に出す。
「俺がそうしたいからだ。優しい女の子のために戦える君たちに辛い顔はしてほしくない、素敵な笑顔でいてほしいからね(ニコッ)」
(な、何!?彼の笑顔を見てると顔が熱くなる!)
(心から幸せな気持ちになってしまう……!)
(これって、そういうことっスよね!?)
そして俺はアーシアの方を向き……
「アーシア、帰ろう?」 「イッセーさん……はい!」
アーシアは幸せに満ちあふれた笑顔だった。
その後俺は部長にアーシアとレイナーレたちを任せて帰宅した。勿論彼女達を傷つけないという言質をとって。
後日談。
俺は集まりがあると言われ、朝早くから部室に来た。
「あら、来たわね」
「部長、何ですか」
「入ってきなさい」
部長がそう言うと部室の入り口から、四人の少女が入ってくる。その一人は駒王学園の制服を着ていた。
「アーシアたちと話をした結果、アーシアを私の『僧侶』に、レイナーレたちをあなたの家での付き人にすることになったわ」
レイナーレたちはこちらの処分に任せるらしい。
「イッセーさん!私、イッセーさんのそばで頑張りたいんです!」
そう言った後、一人何か呟いたアーシアはお祈りをしてダメージを受けていたが。それでも俺のそばにいたいと言う。それはとても嬉しいね。
「わ、私たちはその……あなたに尽くしたいのよ!責任とって受け入れてよね!チュッ♡」
「私の心はあなたに染められた。この身この命、あなたのために。チュッ♡」
「も、もうお前といたくてたまらないんスよ!責任とるっス!チュッ♡」
とそれぞれにキスされる。それを見てアーシアは頬を膨らませ…
「イッセーさん!私もしますぅ~!チュッ♡」
とキスされる。あぁ、皆面倒見るさ。
その後部長にもまじないで額にキスされ、部員が集合すると部長がケーキをふるまう。照れる部長は可愛いね。
こうして俺たちはささやかなパーティーを始める。
…………この平和な日常を奪う者は容赦しない。
俺は俺の為に、譲れない大切なもののために力を振るう。この心をたぎらせて、この身をドラゴンと混じらせてでも。
レイナーレたちはイッセーに尽くすことになりました。
そして半分ネタバレですが主人公はドライグと混じった上で普通にチートでいます。特に後が大変ということにはなりません。