※この作品はR-18です。

あべこべ世界の伝説の戦士は異常でした   作:八雲ネム

45 / 48
第42話 BB達の目的

 幸永side

 

「あっ、あぁっ! あああ!! あああああ''あ''あ''あ''あ''あ''あ''!!」

 

 ある日、彼が起きてリビングに来たと思ったら来客であるBBさん達を見て顔から血の気が引いて、体が震え始めたと思ったら今度はいきなり叫び始めたので驚いたわ。

 彼は普段から、余裕のある雰囲気があったからそのイメージからかけ離れた態度と行動に理解が追い付かず、すぐに対応できなかったものの尋常じゃない雰囲気を感じで咄嗟に彼を抱きしめました。

 すると、最初は体を大きく振るわせて叫んでいた彼は徐々に落ち着きを取り戻していき、5分もすれば息は荒いけど話せるまで落ち着いた様子だった。

 

 

 

 誠side

 

「………初対面で取り乱してすまねぇ」

「全くですよ〜。折角、波長の合う方を見つけたんですからそう簡単に不定の狂気に陥らないでくださいね?」

 

 不定の狂気によって、ヒステリーを引き起こしたのだが幸永が抱きしめてくれたので精神が安定して多少、会話ができる様になったのでお茶を彼女達に出しながらそう言うとBBちゃんが頬を膨らませていた。

 まぁ、誰だって初対面で尋常じゃ無い震えと共に取り乱して大声を上げられたら驚くし、理由によっては不平不満が出るのも仕方がない。

 そして、幸いにも雑学としてクトゥルフ神話を読んだり、ゲームによって知識を持っていた俺以外の幸永達からすれば、BBちゃん達は単なる女性にしか見えていない。

 

 もしも、幸永達がBBちゃん達の本質を理解してしまった時には取り返しのつかない状況になるんだろうなぁ、と冷や汗をかきながら朝食を摂った。

 そして、朝食後に接触してきた目的について聞いてみると次の様な内容が返ってきた。

 

「単純に貴方が使っている能力について、調べる為に来たんですよ」

「調べる?」

「一般人の貴方が、私達と同じ力を有していて力に溺れていないかを確認しに来たんですよ」

「あぁ、なるほどねぇ」

 

 どうやら、触手に関する能力はクトゥルフ神話の怪物達の力で間違いない様で、話を聞いていくうちにプリキュアの力を持ったのは敵に攫われて闇堕ちした際に偶然、取得した物だと言う事だった。

 正に偶然に偶然が重なった、という状況が今の俺なので複雑な気分になったのだが、元を辿れば奇跡的な確率で2度目の人生を歩んでいる上にあべこべ世界でプリキュア達と関係を結んでいる、という事を踏まえれば今更である。

 その為、複雑な気分を切り替えてBBちゃん達が俺の監視を続けるにしろ、どういう行動を取るのかと言う点を聞いてみると意外な事にご近所付き合いになるそうだ。

 

 以前、役所に行って新たな家と雇用する使用人の折り合いが付いたそうなので、BBちゃんは仲間と共にその家の近くに住むとのことだった。

 しゃあ、アビゲイルと北斎はどうなるの?という疑問は俺達と同居するという形でまとまっているらしく、幸永達とも話が付いているらしい。

 全く、いつの間に話したんだよと思いながらもBBちゃん達は一先ず、自分達の家に戻る事になったので彼女達が家を出てから暫くして幸永達から質問を受けた。

 

「誠、彼女達はどういった人達なの?」

「貴方と出会ってから、そこまで日にちは経ってないけどあそこまで怯えた雰囲気を出したのは以上だと思うわ」

「だよねぇ」

「あぁ、普通はそう思うよな」

 

 BBちゃん達がいる前では、静かだった幸永達だったが自分達だけになったら真面目な表情で本気で聞いてきたので、俺は自分が知っている事をできるだけ、彼女達にもわかる様に伝えた。

 BBちゃん達は外見こそ、普通の人間に見えるのだが体に秘めている力はプリキュアに匹敵するか、それ以上の力を有している英霊(サーヴァント)という存在である事。

 そして、サーヴァントの中でも人類の脅威である神話上の怪物の力を有していて、その気になれば世界を物理的にも精神的にも滅ぼす事が可能な力を持っている事。

 

 その挙句、俺が使っている触手の力と同じ物を彼女達が持っていて、その気になれば俺なんて速攻で倒せるかもしれない事。

 俺が叫び始めたのは、プリキュア達がなす術もない状態で次々にくたばっていく光景を幻視したからだ。

 これらの情報は包み隠さず、幸永達に伝えたので今日中にはプリキュア達にも伝わるだろうなぁと思いながら、幸永達からの質問責めを受けた。

 

 そんな訳で、俺が叫び始めた時についての理由が幸永達にも伝わった事で案外、精神面ではごく一般的な人間と大した差がない俺からすればBBちゃん達の方が圧倒的に化け物に感じられた。

 とは言え、あくまで口頭で伝えただけだから幸永達がどこまで実感できているかが心配だが、何も知らないよりかはマシだという事だ。

 そう思いつつ、どうしたらBB達とプリキュア達と合流させて顔を合わせさせるかでかなりの議論を踏まえつつ、今後の出方次第という形でこの議論は落ち着いた。

 

 そして、嵐の様な午前中だったので昼食を早めに摂ってゆっくりと休む事にした。




 前回、アンケートを取った結果、予約投稿時の数値が2位の3倍近くの差でBBちゃん達の出番は必要と答えてくださったのでちょいちょい出していこうと考えています。

BBちゃん達の本番も含めた出番は必要?

  • 両方必要。本番も絡みも見てみたい
  • 本番だけ。エッチだけ、読めればいい
  • 出番だけ。絡みだけで充分
  • 両方不必要。プリキュアだけで充分
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. よみあげ
  11. 閲覧設定
▲ページの一番上に飛ぶ  X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。