腐り目、実力至上主義の学校に入るってよ 作:トラファルガー
「あー、疲れた……」
そう呟きながら俺は背中からベッドに倒れ込む。
「お疲れ様です八幡君」
「流石に一部と二部の両方は疲れますよね」
倒れ込むとひよりと有栖が心配そうに覗き込んでくる。ペアが決まってから2週間、本番まで後10日であるが俺の疲労はかなり溜まっている。
基本的に勉強会は授業が終わって直ぐに始めて夕食までの第一部、夕食後から遅くまでやる第二部に分けてやっている。
しかし俺は一部と二部の両方にて文系科目の指導を行なっている。
理由は簡単。今回の指揮官は俺だから、モチベーションが下がらないよう、誰よりも働く必要がある。少なくとも俺がサボったりしたら良い影響は間違いなく生まれないからな。
とはいえ結構疲労が溜まってるのは事実。学校の授業が終わってから、夕食を挟むとはいえ、更に5時間指導をして、帰ったら理系科目の勉強をしないといけない。
よって15分くらい休んだらベッドの誘惑を振り切って勉強するつもりだ。
と、ここでひよりと有栖は内緒話をしたかと思えば、そのまま脱衣所に向かってドアを閉める。何をするつもりだ?
そう思っていると携帯が鳴るので見てみれば「私達が肩を叩くまで目を閉じて待っていてください」ってメールがひよりか来た。
意味はわからないが特に拒否する理由もないので「了解」と返事をしてから目を閉じる。
そして暫くすると脱衣所のスライド式のドアが動く音が聞こえて、気配が近寄ってくる。
そして2人の気配が俺の近くで止まったかと思えば肩をチョイチョイ叩いてくる。目を開けろって事か……
俺が目を開けると……
「「今日もお疲れ様。お兄ちゃん♡」」
ちゅっ ちゅっ
いきなり予想外の呼び方をされたかと思えば両頬にキスをされる。
予想外の展開に2人を見直すが、更なるインパクトに襲われる。
何故なら……
「頑張ったお兄ちゃんの疲れが取れるように一生懸命頑張るからね」
「お兄ちゃんがして欲しい事、一杯してあげるからね……」
普段敬語を使う2人が可愛らしい口調で、それでありながら過激な格好で迫ってきているからだ。
ひよりは黒のマイクロビキニを着ているが、大事な所も半分くらいしか隠れてなくて物凄くエロい。
しかも普段清楚なひよりが過激な水着で甘えん坊な態度を取るのはギャップ差どころか、情欲と背徳感が生まれて変な気分になってくる。
有栖は以前噂になったスク水を着ているが、有栖の白い肌のように白いスク水で、胸元には「いちねんえーくらす さかやなぎありす」と平仮名で書かれているのだ。
加えてスク水に似合うような子供っぽい口調がいけない魅力を生み出していて俺の理性をゴリゴリ削ってくる。
エロい格好をしたひよりと小学生みたいな格好をした有栖が、同い年の俺にお兄ちゃん呼びして甘えまくる……ハッキリ言って第三者から見たら犯罪現場だ。俺が南雲先輩なら学校に退学処分にするように申請するレベルだ。
しかし……
「お兄ちゃん。身体、好きなだけ触って良いよ……んっ……」
「いっぱいお兄ちゃんとちゅっちゅっしたいよ……ちゅっ……」
妹に成り切っている2人のメロメロ攻撃には抗えない。人間が自然に逆らってはいけないのと同じ事だ。
俺はもう遠慮するつもりはなく、そのまま2人を抱き寄せて交互にキスをしながら2人の身体のあらゆる箇所を揉みしだく。
近親相姦?義妹だから問題ない。こんな可愛い義妹が甘えてくるのだから、手を出さないほうが失礼だろう。
実の妹がいるのにヤバくないか?知らん。そもそも俺はもう実妹を家族と思いたくない。事故で入院した際は見舞い品を勝手に食うわ、俺の予定を勝手に教えるわ、俺の意志を無視して勝手に予定に決めるわ、お義姉ちゃん候補と喚くわと、受験勉強という自身の大切な予定を蔑ろにして全ての学校、それこそ滑り止めの滑り止めの学校に落ちる馬鹿とはもう関わりたくない。
そう思いながら俺は2人の身体により癒されていく。
「んっ……お兄ちゃん、いやらしい触り方だよ……。ひより、恥ずかしい……」
「お兄ちゃんは本当にエッチだね。ありす、お兄ちゃんが喜ぶように一生懸命頑張るから……」
言いながら2人は甘えてくるが……
(がはっ!な、何て破壊力だ……)
俺は自身の名前を一人称にする2人にノックアウトしかける。そこらの女が同じ事をしたならぶりっ子とドン引きしたが、2人の場合は普段とのギャップにより魅力を感じる事が出来る。つーかこの2人は何処で習ったんだ?
……いや、そんな事はどうでも良い。重要なのは……
「じゃあお兄ちゃん。服を脱ごっか」
「エッチなご奉仕、一杯してあげるね……」
この時間を楽しむことにしよう。
結局俺は日が変わるまで2人からご奉仕を受けまくり、その日の勉強は出来なかったが精神的に全快したので明日は万全の状態で過ごせるので良しとしよう。
翌日……
「ふぁ〜、おはよう。ひより、有栖」
「はい。おはようございます八幡君」
「いつもより元気が見えますが、良かったです」
起きて2人に挨拶をすると普段通りの口調で挨拶を返してくる。どうやら妹タイムは終わったようだ。
しかし……
「なぁ。機会があったらまたその格好で癒やしてくれないか?」
俺はマイクロビキニと白スク水を指差しながら頼む。2人のメロメロ攻撃は今後も食らいたいからな。
「もちろん良いですよ」
「ちょっと恥ずかしいですが……八幡君が喜んでくれるなら構いません。何なら違う格好でも良いですよ」
「マジで?じゃあベビー服とおしゃぶりも「お・こ・と・わ・りです!」痛えっ!わ、悪かった!冗談だ!」
軽い冗談を言ったら杖で脛を叩かれた。ハッキリ言ってメチャクチャ痛いです。
「八幡君。あまり揶揄ってはいけませんよ」
ひよりからも注意をされる。これは反省しないといけないな。
「悪かったな有栖」
「膝に乗せて後ろから抱き締めたら許してあげます」
なんだ、そんな事で許してくれるなんて優しいな。
「わかったよ。ほいっと」
俺はまだスク水を着ている有栖を膝の上に乗せて、背後から抱き締める。第三者が見たら警察案件だろう。
「んっ……八幡君に抱きしめられるの、好きです……」
そう思う中、有栖は腕の中でくすぐったそうに動くが、それがまた愛おしく思える。
「では私は背後から八幡君に甘えます……」
ひよりは負けじと俺の背後に回って抱きついてくる。ひよりの柔らかな身体の感情が惜しげもなく押し付けられている為に更なる快感がやってくる。
朝からこんな風に甘えられたのだ。更にひよりの朝食を食べれば俺はポテンシャルを完全に発揮出来るだろう。
そう思いながら俺は暫くの間、有栖とひよりによるサンドイッチを楽しむのだった。
「よしお前ら。試験まで10日を切って疲れが溜まってるかもしれないが、後10日頑張ってくれ。じゃあ始めるぞ」
八幡がそう言ってAクラスとBクラスの優等生と指導を始め、一部の生徒は上級生が確保したブースに入りマンツーマン指導だ。
「ちっ、面倒臭えな」
龍園は面倒そうな態度をとりながらも筆記用具を取り出す。
「でもアンタ、ちゃんと勉強してんじゃん。サボると思ってた」
隣に座る伊吹が龍園に話しかけると龍園はため息を吐く。
「今回は全権を比企谷に渡したからな。奴が真剣に取り組めと言った以上従う」
実際龍園は八幡のやり方を高く評価している。先を見据えて、Bクラスの弱点を改善しようとしている事は、今回勝てなくても次に繋がる。そして積み上げた重みに自分のラフプレーを加えれば、これまで以上の攻撃になり得る。
「しっかし比企谷は大丈夫なんですかね?普通の授業だけじゃなくて一部と二部の両方で指導してみたいですけど、過労で倒れませんよね?」
「なんだかんだ真面目だからな。自ら先陣となって士気を上げる腹だろう……まあそれ以外にもモチベーションを上げているんだろうがな」
石崎の呟きに龍園は呆れ顔を浮かべ八幡の首筋に付いてある大量のキスマークを見てため息を吐くのだった。
間違いなく情事によってモチベーションを上げているな……と確信を抱きながら。
いつも自分の作品を読んで頂きありがとうございます。
自作の最後にあるアンケートの結果、一之瀬帆波(雌犬Ver)ルートの開拓が決まりました。
それに伴い今後の大まかな流れを説明します。
ペーパーシャッフル編が終わってからは日常編を数話やって強化合宿編に入ります。この作品では綾小路が八幡の協力者になってるので龍園とは激突しません。尚、龍園については今後考え方に差がある八幡と試験に挑みながら成長していきます。
で、強化合宿編が終わったらまた日常編をやってクラス投票編に入ります。
原作だと強化合宿編が終わったら一之瀬潰しの話になりますが、一之瀬帆波(雌犬Ver)ルートでは一旦飛ばして、春休み編か2年生編まで後回しにします。一之瀬帆波(通常Ver)なら原作に近い感じにしてました。
二次創作だと一之瀬が不幸になるパターンが多いですが、自分は一周回って幸せを感じる雌犬に仕立てたいです。目標としては2年生編終了までに「休日に首輪の装着は当たり前、八幡の身体無しでは生きれない」を目指していきたいです。
ではまた次回にお会いしましょう。
読者の皆さんは森の声を聞いた事がありますか?
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