腐り目、実力至上主義の学校に入るってよ 作:トラファルガー
個人的にはR17.9を目標に書いていましたがハードルに引っかかりました。
よって今後はR-18の枠から投稿する可能性がありますが宜しくお願いします。
ちなみに本番描写はあまり得意じゃないので少ないかもしれないです。
では本編をどうぞ。
「ふぁ〜」
ふとした拍子に目を覚ました俺は辺りを見るが、まだ真っ暗だ。時計を見ればまだ朝の4時である。12月の朝4時半だけあって真っ暗なのは当然だ。
俺はそのまま身体を起こすが、昨夜もひよりと有栖と甘えあった事で牡も牝の臭いが身体についている為、そのままシャツとパンツとジャージをクローゼットから取り出して、裸のまま風呂場に行きシャワーを浴びる。
いつもは2人と一緒に入るのだから新鮮に感じてしまうな。やっぱり2人に挟まれて擦られるのが1番だ。
そう思いながら俺は身体を洗ってから脱衣所でジャージを着て、そのまま部屋を出る。偶には1人で散歩するのも悪くないな。
エレベーターで一階に降りて寮を出るが未だに真っ暗だ。あと1時間半くらいしないと明るくならないだろう。
学校に繋がる歩道を歩くが誰もいない。普段は人が多い場所を独り占めするのは不思議な気分だが、悪い気分じゃない。
「あと少しで今年も終わりだな……」
思い返せばこの学校に来るまではクソつまらない日々で、この学校に来てからは毎日が刺激的だ。可能なら由比ヶ浜と雪ノ下が入学しなかったら良かったのだが今更言っても仕方ない。
「しかし人生ってのは予想がつかないな……」
当初は目立たずに平和な日常を過ごす事を目標にしていたが、今じゃ暴君の右腕としてクラスのNo.2になって、学年1の人気者の女子を真っ向から叩き潰し、美少女2人と同棲して毎晩エロい事をしている……本当に予想出来ねぇよ。
そんな事を考えながら暗い通学路を歩き、校門に立つか案の定閉まっていたので背を向けて元来た道を歩き出す。
そして1年生の寮に戻るには微かだが、東から陽の光が見えて来る。実に良い朝日だな。
俺は良い気分になりながら自販機でコーヒーを買おうと、自販機の置かれた中庭に向かうと……
「んっ……やぁっ……清隆ぁ……」
「……良い声だ。やはりバレないのかって羞恥心を持たせた方が、感度も良くなる……あ、済まん恵。バレた」
中庭では綾小路が軽井沢の私服の中に手を入れ、胸を揉んで喘がせていた。チラッと水色の下着が見えている。
途中で綾小路は俺に気づいたようで軽井沢に謝罪しながら手を軽井沢の服から出す。対する軽井沢も俺に気付き、真っ赤になって金魚のように口をパクパクして……
「みぎゃぁぁぁぁぁぁぁっ!」
そのまま全力ダッシュして去っていく。物凄い速さだが火事場の馬鹿力ってヤツだろう。
「比企谷か……恵の胸に気を取られ過ぎたが、関係を知ってるお前で良かった」
「それは良いんだが何で外で揉んでるんだよ」
綾小路にストレス発散方法として女に甘える事、胸を揉むコツを教えたの俺で、綾小路が軽井沢に手を出したのは知っていたが、屋外でしていたのは予想外だ。2人の関係を知っている俺だから良かったものの……
「いや、恵の胸を揉む時に昂りを感じてストレスは消えていくが、恵が恥じらえば恥じらうほど効果が増していくからな。それなら早朝の屋外なら……って、試してみたところだ」
試してみたところだ……じゃねぇだろ。恐れを知らねぇなコイツ……
「しかし今後はやめておく。恵の胸は不思議と俺を強く昂らせてくれて周りへの配慮が疎かになるからな。勉強になった」
淡々と言ってるのが不気味なんだが……
「そうしとけ。ちなみに室内ではどのくらい進んだ?」
綾小路から聞いた話じゃ初めて軽井沢に手を出したのはペーパーシャッフルが2日目が終わった日で、1週間以上経過しているが、どのくらい進んだか気になる。
「昨夜遂に上着を脱いでくれて下着を纏った胸を揉めた。比企谷によれば何も纏ってない胸が最高だったんだよな?」
「ああ。布の感触が無くて、本人の熱がダイレクトに伝わってくるからな」
勿論服を着てる時や下着のみを纏っている時の揉み心地も悪くないが、個人的には裸になった際のひよりと有栖の胸を揉むのが1番だ。
「なるほどな。とりあえず今年中にそこまで行きたいな」
「お前、無表情なのに中々エロいな」
「オレは昔からあらゆる感情が殆ど無かった」
「そうなのか?」
「ああ。他の人が笑えることに笑えなかったり、他の人が泣けるようなことに何の感情も湧かなかった」
人によっては喜べなかったり悲しめなかったりするが、綾小路の口振りから察するに、綾小路はあらゆる感情が欠如しているようだ。
「そんな中、由比ヶ浜の存在はオレに不快や憤怒の感情を生み出した」
マジか。最近になって綾小路が過激になったのも、由比ヶ浜が関係しているのは知っていたが、我慢の限界が来たのではなく負の感情が生まれたからってのは予想外だわ。
「そんな訳でオレは感情そのものに悪い印象を持っているが、ストレス発散の為に比企谷から聞いた「女を知る」ってアドバイスを試したら、効果を実感出来た。恵の身体を触れていると今までに感じた事がない熱を感じ、身体が震えるんだ」
「それは興奮するってことだ。話を聞いてる限り、まだ興奮の感情が芽生えた訳じゃないが、無意識のうちに理解しようとしてるんだろ」
感情が不足していると言っても生物としての本能はあるようだ。それなら幾らでも目覚めようはある。
「そうか……ちなみに比企谷は女子の胸を揉む以外に興奮する事はあるか?」
「そうだな……一緒に風呂に入って身体で身体を洗って貰ったり、湯船の中でひより達を膝に乗せて背後から抱き締める時は興奮と安らぎの相反する気持ちになって最高だぞ」
「身体で身体を洗って貰う?どういう意味だ?」
どうやら頭が良くてもそういった知識はないようだ。
「言葉通りだ。女が自分の身体にボディソープを纏わせて、男に抱きついて全身を使って擦り付けるって事だ。アレはかなり興奮するぞ」
「そんな洗い方があるのか。興奮する気持ちを理解して、一緒に風呂に入れるようになったら頼んでみるか」
そんな風に言っているが、俺の所為でエロの化身に目覚めたらヤバそうだ。
頭脳と身体能力も一級品で、殺意で人を失禁させて、暴力に躊躇いを持たず、エロ……色欲に興味を持つ……完全に魔王じゃねぇか。
「参考になった。また聞きたいことが出来たら質問する」
「おう。ところで最近クラスじゃどうだ?」
綾小路はここ最近目立っている。須藤から顔面パンチを10発受けても平然として、一撃で須藤の肩を壊し、殺意で由比ヶ浜を失禁と脱糞させて、ペーパーシャッフルで全科目満点という前代未聞の実績を叩き出している。
現状、3クラスの生徒の大半の警戒対象となっている。まあ実際は俺の協力者だけど。
「そうだな。5馬鹿は毎回睨んでくるのはいつも通りだが、堀北を始め、一部の連中が何故今まで手を抜いたのか煩く聞いてくるようになったな。……まあ由比ヶ浜がいるから諦めていたって言ったら大半が納得したな」
どうやら由比ヶ浜の存在はそれほどまでに厄介に思われているようだ。
「そんな訳で今後は青春を知る事を優先に動くつもりだ。オレもバイトを始めたからな」
「お前がする必要はないだろ。ペーパーシャッフルでは全科目満点で30万ポイント稼ぎ、俺に情報を渡せばポイントが入るんだし」
少なくとも無駄遣いしなければ半年はバイトしなくても普通の暮らしが出来るだろう。
「バイトもしてないで羽振りがずっと良いと怪しまれるからな」
「まあ一理あるな。で?どんなバイトをやってるんだ?」
「教師が授業で使う小テストの作成だな。俺はもう高校3年生の授業内容も理解出来るし、試しに問題を作成して志願したら採用されて、3学期から何人かの先生の代わりに作る」
へぇ、そんなバイトもあるのか。まあ1年生でそんなバイトを出来るのは綾小路や有栖、高円寺ぐらいだろう。
「1回幾らだ?」
「1回3000ポイントで、今は5人と契約をした」
中々良い契約だな。誰と契約したかは知らないが真嶋先生や坂上先生あたりと契約したら儲かるだろう。あの2人は定期考査前になると対策用の小テストをガンガンやらせてくるし。
「話を戻すが懐には余裕があるし、バイト先も確保したし、今後はクラス対抗戦は適当にやり過ごして普通の学生生活を送るつもりだ。貢献しろしろ言ってくる連中は適当にやり過ごして、しつこいようなら壊すだけだ」
いや、躊躇いなく壊すって言うなよ。怖いからな。
「なら、冬休みは何度か俺達に付き合えよ。娯楽を教えてやるよ」
クリスマスはひよりと有栖の2人と過ごすのは絶対だが、それ以外は特に予定が無いからな。
「楽しみにしてる……大分が日が昇ってきたな」
言われてみれば朝日が少しずつ高くなってきている。早起きする生徒は起きているだろう。
そう思いながら本来の目的である飲み物を買って綾小路と寮に戻るのだった。
ちなみにロビーには軽井沢がいて綾小路にビンタをしてから俺に口止めをしてきたが、俺も今度早朝にやってみたいと思ったのはここだけの話だ。
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