腐り目、実力至上主義の学校に入るってよ 作:トラファルガー
いよいよクリスマス。俺は目を覚ますと、相変わらず俺の左右で気持ち良さそうに一糸纏わぬ姿で寝ているひよりと有栖を見て愛おしい気持ちになってくる。
今日はクリスマスデートをするが、夜には2人と初夜を迎える予定だ。以前に2人とはクリスマスに抱くって話を何回もしてしたし、2人は俺を求めてくる可能性が高い。
今まではチキって一線を越えてはしなかったが、いよいよ越える時が来たのかもしれないな。2人も本気みたいだし、俺も望んでいる気持ちを持っているからな。
そう思いながら2人の頭を撫でているとくすぐったそうに身を捩って俺を抱きしめる力を強めてくる。
叶うならこんな平和な日常がいつまでも続いて欲しいものだ。まあ無理だろうけどな。
俺は2人が目覚めるまで頭を撫でて、起きたら2人とおはようのキスをするのだった。
数時間後……
「やはりクリスマス当日だとクリスマスの色を感じますね」
ケヤキモールにて俺はひよりと有栖とケヤキモールを歩きながら周りを見る。明確な目的は無いが適当にブラブラしている。デートってのはそういうものだろう。
「けどさ。クリスマスが終わった瞬間に門松を置くのはどうよ?中学時代、クリスマスにデパートに行ったら倉庫っぽい場所の近くで門松の準備をしている店員と目が合って結構気まずかったぜ」
「確かにそうですね。アメリカとかではクリスマスを過ぎてもツリーを置いてますが、日本はせっかち過ぎますよ」
「イルミネーションも1ヶ月前から準備してもクリスマスが終われば呆気なく消えますしね」
全くだ。切り替えが早いのは大切だが日本は早過ぎるだろう……って、
「おいおい。綾小路の奴、やるなぁ」
見れば綾小路がケヤキモールの女性もの専門の服屋から軽井沢と鬼龍院先輩に引っ張られながら出てくる。多分軽井沢と2人でいたら鬼龍院先輩が現れて、鬼龍院先輩が服屋に誘ったら綾小路がノリノリで了承して軽井沢が怒りながらついてきたのだろう。
「彼も手が早いですね」
「完全に八幡君に影響されてますね」
「ほっとけ……まあアレだ。俺もお前らの甘える攻撃に逆らえなかったからな」
2人の甘えん坊っぷりは破壊力が半端ないからな。どちらかを拒否するなんて出来なかった。ヘタレ?何とでも言え。
何にせよ今日は話しかけるつもりはない。互いにデート中だから邪魔するのも野暮だしな。
そして綾小路達が離れていくのを見送ってから俺達は歩くのを再開すると……
「あ、八幡君。ちょっとあそこに付き合ってください」
有栖が指差した場所はランジェリーショップだった。しかも過激なタイプが売られている店だ。
「最近八幡君に沢山揉まれたからか少しですが大きくなったので下着がキツくなりました」
「私も少しキツイですし行きましょう」
2人はそう言って歩くが、クリスマスに女子2人に連れられてランジェリーショップに入るって中々ハードプレイだな。
そして下着を見ている2人に引っ張られながら奥に進んでいると……
「どう帆波?似合ってる、か……な?」
「朝比奈先輩。これ、変で、す……か?」
女子しかいないと判断したからか最奥の2つのドアが開き、紫色の下着を着たなずなと赤い下着を着た一之瀬が出てくる。
向こうは俺達に気づいて絶句して、俺も絶句してしまう。下着姿の2人は物凄くエロく、谷間がくっきりと出来て、ショーツの方の面積はかなり小さい。
と、ここで二人の方が再起動して一気に真っ赤になる。
「えっ……あっ……にゃぁぁぁぁぁぁっ!!」
「なっ!は、ははは八幡君がどうし……きゃぁっ!」
一之瀬は猫のような声を出して試着室に戻りドアを閉めるが、なずなは戻ろうとした際に段差に引っかかり転んでしまうが、その際になずなが着ているブラジャーの肩紐がドアノブに引っかかり、その拍子で外れて、なずなの大きな胸が露わになって綺麗な乳首が見え、胸が揺れ「「そこまでです!」」たあたりで視界が真っ暗になる。十中八九ひよりと有栖が手で俺の視界を遮ったのだろう。
数秒しか見れなかったが一生忘れない光景だろう。
10分後……
「本当にすみませんでした」
ケヤキモールの中央広場にて俺は2人に謝罪をする。事故とはいえ2人からしたら恥ずかしいサプライズだっただろう。
「……ううん。女子しかいないと思った私達に問題があるから」
一之瀬は小さく笑いながらそう返すが、笑顔が若干暗い。これは有栖に対して恐怖心があるからだろう。そして有栖はニコニコ笑いながら一之瀬を観察しているが、何かを企んでいるな。
「わ、私の方も見苦しいものを見せてごめんね」
「いや。なずなの裸は魅力的で見苦しくなんか「「八幡君?」」……ま、まあ次からはお互いに気をつけようか」
左右から殺意を向けられて思わず息を呑んでしまう。ハッキリ言ってメチャクチャ怖いです。
「ふ、ふーん。魅力的かぁ……」
なずなは恥ずかしそうに髪をいじるが、その仕草は中々可愛らしい。
「コホン……ところで一之瀬さん。先程から私から目を逸らしていますが、私が何かしたか教えて頂けないでしょうか?」
「えっ?!えっ!」
ここで有栖が話題変更と共に一之瀬に切り込んでくる。これには一之瀬もテンパるが不意打ちが酷過ぎるな……
「もしかして何か不愉快な事をしてしまいましたか?でしたら改善するので教えてください」
そう言うが、聞き出したらそれを今後の戦略に利用するのだろう。で、龍園と共有して徹底的に叩く可能性がある。
しかし……
「そこまでだ有栖。火種を特別試験以外で持ち込むな」
一之瀬を叩きまくるのは勘弁して欲しい。一之瀬を虐め過ぎたら一之瀬のクラスメイトが由比ヶ浜のように後先考えずに暴れてくる可能性がある。
そうなったら障害持ち有栖は危険過ぎる。一之瀬を虐める事で一之瀬のクラスメイトから由比ヶ浜レベルでヤバい奴が出たら大怪我じゃ済まないだろう。
「そうですね。すみませんでした。少々踏み込み過ぎましたね」
「ううん!本当になんでもないよ!坂柳さんが謝る事なんかないよ!」
一之瀬は大きな声を出すが虚勢である事は直ぐにわかった。やっぱり例の万引きの件だろう。
そんな一之瀬に対して有栖は意味深に微笑むだけだが、一之瀬からしたら恐怖だろうな。
「と、ところで比企谷君っていつのまに朝比奈先輩と仲良くなったの?名前呼びしてるし」
「ん?お守りを拾ったら縁が出来て、スパに言ったらいきなりタメ口で名前呼びしろって言ってきてな。そんな感じだよな、なずな?」
「そうだよ。そんな感じ。ところで八幡君達はクリスマスデート?」
「「はい、そうです」」
なずなの問いにひよりと有栖は即答して両腕に抱きつき、なずなに強い眼差しを向けるが、お前らってなずなに手厳しくないか?
「そうなんだ……あ、あのさ!大晦日なんだけどさ、八幡君が嫌じゃないなら私と年越しをしない?」
なずなが恥ずかしそうに言ってくる。恥ずかしそうななずなは見ていて可愛らしい。
「構わないが大晦日はひよりや有栖は当然として、綾小路や軽井沢や鬼龍院先輩を誘ってゲームパーティーをするから、そのグループに入る形になるぞ」
元々は綾小路が1人の時に話したが、どっかから事情を聞いた軽井沢と鬼龍院先輩も参加を希望したのだ。
「良いよ。じゃあ頼んで良いかな?」
「まあ良いでしょう。一之瀬さんも来ますか?歓迎しますよ」
有栖がなずなから一之瀬に視線を移すと、一之瀬はバツが悪そうに首を横に振る。
「私はクラスの友達と過ごす予定だから無理かな」
「そうでしたか。残念です」
おそらくそこから情報収集をする予定だったのだろうから残念な気持ちに嘘はないだろう。意味合いは酷いけど。何にせよ中々騒がしい年越しになるだろうな。というかこの学校に入ってから騒がしい日常になっている。
そう思いながら息を吐く俺だがこの時の俺は知らなかった。
今日のクリスマスを皮切りに、忘年会、バレンタインなど様々なイベントを通して、俺と綾小路の日常は騒がしさにエロさが加わる事を。
アンケートの結果、はっちゃけろって声が多いのではっちゃけます。
具体的に言うとセフレを数枠か作ります。ちなみに一之瀬はセフレ枠ではなく、雌犬枠の予定ですので悪しからず。
次回もよろしくお願いします
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