腐り目、実力至上主義の学校に入るってよ 作:トラファルガー
「じゃあ八幡君。大晦日にまたね」
「ああ」
なずなが挨拶をするので小さく頷く。なずなと一之瀬はこれから南雲先輩らと合流するのでここで別れる。
「一之瀬さんも今回も災難でしたね。お詫びと言ってはなんですが、奢りますので今度2人でお茶でも如何ですか?」
有栖は微笑みを一之瀬に向けるが目には嗜虐心が見えてかなり怖いんだがな。
「う、うん……機会があったらね」
「あ、待ってよ帆波」
一之瀬は小さく頷くと早足で去っていき、なずなが慌てて一之瀬の後を追っていく。2人が見えなくなると有栖は頷く。
「さて、約束を取り付けましたしデート再開です。エスコートをよろしくお願いします」
「楽しみましょうね」
2人は抱きつきながら上目遣いで誘ってくるので俺は逆らわずに2人に続いた。
数時間後……
「ふぅ……いよいよか」
夜、俺はベッドの上で深呼吸をしながら脱衣所の閉ざされたドアを見る。
今日のデートは楽しかった。カフェで2人と食べさせ合いっこしたり、憩の広場では2人と抱き合ったり、プリクラで2人とカップル関連のお題に従ったりした。
他にもデート中には様々な出会いもあった。
カフェで軽井沢と鬼龍院先輩に挟まれて嬉しそうにする綾小路
揶揄うつもりで綾小路に口移しで紅茶を飲ませようする鬼龍院先輩、
綾小路が割とノリノリで自身の唇を鬼龍院先輩の唇に近づけようとした光景を見てブチ切れた軽井沢
ぬいぐるみ屋で可愛らしい笑顔を浮かべていたが俺達を見て焦り出した神室
例の18禁の店に繋がるドアから出てきたのを俺達に見られて焦る佐藤
佐藤同様に18禁の店に繋がるドアから出てきて苦笑いをする松下
ケヤキモールと寮の間の歩道を清掃していて、俺を見るなり大小差はあれど睨みつけてくる矯正プログラム対象の4人
俺と鉢合わせしたことでギャーギャー喚きまくるように、人一倍ならぬ人百倍煩い由比ヶ浜
など様々な出会いがあった。まあ一部は碌でもない出会いだったけどな。
そんな事もありながらもデート中は大きな問題に直面することなく無事に終わったが、デートはこれから行うイベントの前座でしかない。
今から俺は男になるのだ。脱衣所から2人が出てきたら2人と一線を越えるだろう。以前から2人はクリスマスに処女を捧げると言っていたし、俺自身も覚悟を決めている。
しかし初めてのことだから凄く緊張している。相手は美少女、それも2人だから当然ではあるが。
そう思いながら深呼吸をしていると脱衣所のドアが開きエロいネグリジェを着たひよりと有栖がやってくる。2人は真っ赤になって恥ずかしそうな態度を見せてくるが、足を止める事なく歩き、ベッドの上に上がってくる。
「では八幡君……わかっていると思いますが……」
「私達を……今日、抱いてください……」
2人は艶のある眼差しでおねだりをしてくる。そんな2人の懇願に俺は断る選択肢を出さない。
「ああ。2人を抱かせて貰う……んっ」
「んむっ……ちゅっ……んんっ」
「んんっ……んっ……んあっ」
俺は2人の唇に交互にキスの雨を降らせると2人は目を瞑り、応えるように俺にキスの雨を降らせてくる。
2人とのキスで火照りを感じる中、俺は空いてる両手を2人のショーツの中に入れるが……
「ぷはっ!お前ら濡れ過ぎだろ?どんだけ楽しみにしてたんだよ」
余りにも濡れていたので唇を離して、両手で2人の膣の表面を攻めまくる。
「ひゃぁん!八幡くんんっ!もっと、手つきをいやらしあんっ!」
「やっ!あっ!んんっ!もっと、激しくんあっ!」
2人は喘ぎながらも俺を求めてくるのでそのままショーツを脱がし、丁寧に整った陰毛を見ながら膣内に指を入れて、締め付けてくるのを自覚しながら攻めまくる。これまでに何度も攻めたので2人の弱点は把握している。
「んっ!あっ!あっあっあっ!いやぁっ!」
「好きっ!八幡君の攻め方、やっ!好きですぅ!」
案の定、2人は喘ぎながらビクンと跳ねて絶頂する事で、大量に愛液を撒き散らしてベッドを濡らしていく。見る限り量は有栖の方が上で、粘度はひよりの方が上だ。どっちの絶頂具合も最高だ。
既に俺の息子もガチガチだし、2人の濡れ具合から俺も参加して大丈夫だろう。
「じゃあ抱くが、順番については……」
「「私からお願いします……!八幡君の初めては私が欲しいです……!」」
2人は息を荒げながらも同時に同じ要求をしてくる。正直言って俺も同じくらい2人に魅力を感じているし……
「悪いが俺にとってお前ら2人の価値は同じだからコイントスで決めさせて貰う。異論はないな」
俺が尋ねると2人は互いに顔を見合うが、やがて確かに頷く。
「……わかりました。従います」
「これなら、平等です」
「了解した。花が描いてある方が表、鳥が描かれているのが裏だ。表が出たらひより、裏が出たら有栖だ」
最後に確認すると2人が頷くので俺はコインを取り出していざ投げようとした時だった。
pipipi
電子音が鳴り出して拍子抜けしてしまう。画面を見れば綾小路から電話だった。
「もしもし?」
『比企谷、今大丈夫か?』
「全然大丈夫じゃねぇよ。今から童貞を卒業しようとしたのに」
ここまで空気の読めない着信は初めてだぞ。
『それは済まなかった』
「で?何のようだ?」
『済まないが避妊具を持っているなら分けてくれないか?さっき恵と風呂に入ったら我慢出来なくなって抱かせてくれって頼んだ恵は了承したが避妊具を用意して欲しいと言ってきて、もうケヤキモールに学生が入れる時間じゃないからな』
「マジか。俺はバレンタイン辺りで卒業すると思っていたのだがな」
『つい、な。で、バレンタインまでには鬼龍院先輩を抱きたい』
コイツ今から軽井沢を抱くのに違う女を抱きたいとか言いやがったよ。どんだけメンタルぶっ飛んでるんだよ。
「……まあ良い。めでたいし譲って良いが、次からは互いにヤる前に、その事をメールで伝え合わないか?邪魔が入ったら気が散る」
本番中に電話が来たら絶対にキレていただろう。
『わかった。とりあえず今日は明日の朝までに互いに連絡は無しにしよう』
「ああ。じゃあ俺の部屋のドアの前に置いておくから、取ったらノックをしないで帰れ」
そう言って通話を切ると、有栖とひよりが意外そうに見てくる。
「どうやら恵さんも今夜処女を捨てるようですね。今度会ったら情報の共有はしましょう」
「何にせよちょっとゴムを渡すから待っててくれ」
言いながら俺は避妊具を4つ準備してから黒いポーチに入れて、玄関を開けてドアの前に置いて部屋に戻る。
「さて、じゃあ仕切り直しするが、花が出たらひよりを最初に抱いて、鳥が出たら有栖を最初に抱く……異論はないな?」
2人が改めて頷くので俺はコインを上空に放って、そのまま右掌で左手の甲を利用してキャッチする。
そして右手を退けると……そこには花のマークがあった。つまり……
「……嬉しいです。八幡君の初めての相手が私だなんて……」
ひよりは幸せそうに笑う。こんな幸せそうなひよりは初めて見る。
「……残念です。八幡君の初めては私が欲しかったのに……」
一方の有栖はショックを受けた表情を浮かべる。見てみると罪悪感が湧いてくるが、仮に有栖が初めてだから相手なら2人の表情は逆になっていただろう。
「じゃあひよりからだな。けど覚えておいてくれ。俺はお前らに順位を付けてない、同じくらい大切に思っている事を」
これについては嘘偽りない、紛れもない事実だ。
「……八幡君。ひよりさんがどんなに気持ちよくても、私の事も抱いてくださいね?」
「わかってる。元々2人を抱く覚悟は出来ているからな」
「……約束ですから」
有栖のお願いに小さく頷いた俺はひよりと向き合うとひよりは恥ずかしそうにしながらも頷くので俺は服を全て脱ぎ捨てて、ひよりに近寄ってそのまま自身の息子にゴムをつけてからをひよりの膣口に当ててゆっくりと入れ始める。
同時に俺の下半身にはゴム越しで圧迫感が来て、ひよりはくすぐったそうに身を捩る。
そしてどんどん奥に進めるとやがて壁にぶつかるが、これが処女膜だろう。
最後にひよりを見ると小さく頷くので俺は深呼吸をしてから、そのまま腰を突き出し……
「んっ!……かはっ!」
そのまま処女膜を突き破り、ひよりの絶叫を耳にする。そんな風に苦悶な表情を浮かべるひよりを見た俺は優しく抱きしめるとひよりは応えるように抱きしめてきて、ひよりが落ち着くまでお互いの温もりを感じながら抱きしめ合うのだった。
読者の皆さんは森の声を聞いた事がありますか?
-
はい。
-
いいえ