腐り目、実力至上主義の学校に入るってよ 作:トラファルガー
昼食を食べ終えると、いよいよ持久走で参加者は大半がゆっくりスタートする。今回は試験ではなく、実際のコース勉強がメインだから本気を出す必要はない。
よって行きは歩くより少し速い程度で進み、帰りは早足で帰るのが基本的な戦術だ。
よって俺達も基本に適した戦術を取ったのだが……
「お前ら……もうちょっと体力つけろよ」
Dクラスの幸村、本堂、池は往復地点、つまり歩いている段階で疲労困憊になっているのだ。体力が無さ過ぎるにも程がある。多少早く歩いているが付いていけないレベルではない。
幸村は座学で優秀だからまだしも、本堂と池は体力がない上に座学でも毎回理解が遅くてマジで使えない。ドラフトで最下位だったし期待はしてなかったが、予想以上に使えない。
池に至っては性犯罪者だから存在そのものが不快だし、この特別試験って人によってはどんでもなく苦痛だろう。ひよりとか有栖とか軽井沢とか松下とか佐藤とか白波あたりはな。(全員由比ヶ浜か雪ノ下と同じグループ)
「はぁ、はぁ、はぁ……済まない」
「もう行ける……っ……」
「クソッ……何でこんな事しなきゃいけねーんだよ……」
疲労困憊になりながらそう言ってくるが……
「どうする?」
時任が俺に聞いてくる。普通こういうのは責任者に相談するが、ウチの責任者は肉壁以外の価値がない池だから、普段クラスで指揮を執る側の俺に相談が来る。
「そうだな……とりあえず運動能力が普通の奴は先に行け。ゴール出来ない人数に比例して減点って可能性もあるからな。引率を小宮に任せる先にリードしろ」
時間内にゴール出来なかったら減点される可能性は高いが、ゴール出来なかった人数が多いなら減点も多くなるのは明白だ。よって運動神経が平均以下の生徒は今以上にペースを落とさずに先に行かせるべきだ。
「了解。行くぞ」
小宮が頷いて清水、渡辺、北山の3人を連れて早足で向かう。残りは運動神経が良い奴と悪い奴だ。
「行くぞ。ペースは変えないからもう足を止めるな。次は動けなくなるぞ」
人間ってのは疲れてる最中に休むと復活するのが難しくなるからな。この山道だと尚更だ。
幸村達も頷くので俺達は道に沿って進む。
そして何とか進むが他のグループの男子もペースを落としたり、疲労困憊になって座っていたりしている。この様子だと本番でどのくらいの順位になるかわからない。どのグループにも運動能力が低い奴が数人いるし。
そう思いながら進むと折り返し地点まで300メートルくらいの所で戻ってくる小宮達と会うが差は大体600メートルくらいだろう。
結構差があるが、戻り組と鉢合わせした際に2キロも差がついた雪ノ下に比べたら遥かにマシだし、そこまで悲観する必要はない。
その後何とか制限時間ギリギリでゴール出来たので良しとしよう。とりあえず幸村達は本番で可能な限り平地が多い場所に配置しよう。運動については戦力外だしな。
キーンコーンカーンコーン
夕食の時間を告げるチャイムが鳴る。座禅を済ませた俺は他の皆を食堂に先に行かせてトイレに向かう。男子の中には持久走後の座禅によって広間から動けない奴もいたが、早い復活を望む。
食堂近くのトイレはこの時間には混雑しているので敢えて離れたトイレに行き、そのまま済ませる。
手洗いをしてからトイレから出ると……
「あ、ハチ君。ハチ君も離れたトイレを使ったんだ」
なずな先輩が女子トイレから出てくる。顔には疲れが見える
「どうもっすなずな先輩。疲れてるように見えますがまた馬鹿が暴れたんすか?」
馬鹿が誰かは言うまでもないだろう。
「まあね……彼女、何であんなに子供なんだろう。普通の小学生でももっと真面目だよ……これならあの時に多少強引にあのグループに入っておけば良かったよ」
物凄く嫌そうだ。天真爛漫ななずな先輩には似合わない表情だが、由比ヶ浜の奴、なずな先輩にそんな表情を浮かばせるなんて万死に値するな。
しかし……
「あのグループ?何か別のグループから誘われていたんすか?」
「クラスメイトで固めたグループがあってね。最初は入ろうと思ったら断られちゃってね」
「なずな先輩嫌われてるんすか?」
まあそれはないと思うけど。
「んー?嫌われてはないよ。けどグループメンバーは雅に頼りにされてるメンバーだし、何らかの指示をされていたから、大晦日で言ってた関係だと思うよ」
「ああ。あの話ですか?一応確認しますが、その小グループが所属する大グループには有名人とか厄介な人とか優秀な人でもいるんすか?」
「確か3年生に前生徒会書記の橘先輩がいたかな。1年生の1番の有名人は私のグループにいるしね」
なずな先輩の言う有名人は悪い意味だけどな。
しかし橘先輩……堀北先輩と繋がりが深いがビンゴだな。堀北先輩が構ってくれないから橘先輩を狙う腹だろう。
しかし……
「ま、もうこの話は愉快な話じゃないんで忘れましょう」
深く話す内容じゃないし、よく考えてみれば深く考えなくて良い問題だ。
俺には実害はないし、俺の考えが正しいならグループが決まった時点で橘先輩の敗北は避けれないからな。これ以上考えなくても良いだろう。
「ま、そうだよね。気分が悪くなったなら一杯甘やかしてあげる私はハチ君の彼女だから……」
モジモジしながら言ってくるが可愛すぎる……
少しくらい我儘になっても良いだろう。
「じゃあなずな先輩。今日はかなり疲れたんで、飯前にフェラチオしてくれませんか?」
ど直球かもしれないが、ひよりや有栖は俺が頼むとしてくれるし、大丈夫だと思う。
「……エッチ。まあしてあげるけどさ、炊事場近くの倉庫に行こっか」
なずな先輩は真っ赤になりながらも頷いて俺の手を引っ張る。受けてくれるなんて健気で感動だ。
俺達は人気のない道を歩き炊事場に向かうが、完全に無人である事に安心しながら倉庫のドアを開けると……
「んむっ……ちゅっ……っ!比企谷君に朝比奈先輩っ?!」
「2人もヤリに来たのか」
倉庫の中にある台に座って肉棒を露わにしている綾小路と綾小路の肉棒にキスをしている軽井沢がいた。まさか考えている事が同じとは……
「わっ……!お、大きいっ……」
なずな先輩は綾小路の肉棒を見て真っ赤になる。一方の軽井沢もなずな先輩と同じくらい真っ赤になって、恥ずかしそうに綾小路の股から離れようとするが……
「待て恵。このまま続けてくれ。恥じらっている今のお前は最高だ」
軽井沢の肩を掴み、続けるように促す。コイツマジでサディストだな。
「はぁ?!いくら何でも「頼む恵」……わかったわよ馬鹿清隆。んっ……」
軽井沢は文句を言いながらも綾小路の股に顔を埋めて再度亀頭にキスを始める。健気さと恥じらいさがあり、他人の彼女と理解してもムラってくる。
そう思う中、綾小路は俺を見て……
「比企谷もオレの隣に来て朝比奈先輩に舐めてもらうのはどうだ?今の恵、2人が来る前よりいやらしく舐めてくれてるし、朝比奈先輩も今まで以上にいやらしく舐めてくれると思うぞ?」
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