※この作品はR-18です。

腐り目、実力至上主義の学校に入るってよ   作:トラファルガー

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打ち合わせ

 

 

「さてお前ら。寝る前に少し話したい事があるから全員集合」

 

夜、夕食や風呂を済ませて後は寝るだけだが、俺はグループメンバー全員を呼ぶ。

 

「何だ?恋バナか?オレは全ての美少女に手を出したいな」

 

「ちょっと黙ってろ綾小路。試験当日の持久走の話だ」

 

綾小路の言葉にそう返す。というか手を出すって言ったよコイツ……

 

「なぁ綾小路。お前本気か?」

 

時任が呆れ顔を向けているがコイツの返事は決まっている。

 

「本気だ。2年に上がるまでに楓花さんも恋人にして早いうちに神室あたりにも手を出したい」

 

「マジで?神室狙ってるの?」

 

神室と同じクラスの鳥羽と清水は興味津々な態度を見せてくる。クールな鬼頭も意外そうだ。

 

「まあな。あの綺麗な足に踏まれたいし、神室って付き合ったら甘えん坊になるタイプだろうし」

 

『わかる』

 

綾小路の言葉に複数の男子が頷く。神室ってツンデレ、もしくはクーデレだろうってのが男子の意見のようだ。

 

「櫛田ちゃんとかは?狙ってないのか?」

 

「アイドルは遠くから愛でるタイプだな」

 

Cクラスの別府の質問にはそう返すが、裏の顔を警戒しているのだろう。アイツ、龍園の駒らしいし。

 

「な、なあ綾小路。お前ってさつきも狙ってるのか?」

 

小宮が恐る恐る聞いてくるがさつきって誰だ?知らないって事はクラスの主力じゃないのは確かだが……

 

「は、はぁ?!何でここで篠原みたいなブスが出てくんだよ?!」

 

ここで池がテンパりながらキレる。篠原ってどんな奴が知らないが……

 

「うるせーよ。盗撮犯のテメェには恋バナは無縁なんだし黙ってろ」

 

不愉快そうな小宮の言うように盗撮犯の池は在学中に彼女を作るのは無理だろう。出来たとしたら同じ犯罪者、もしくは美人局だと思う。

 

「な、何だよそれ?!アレだって軽井沢の所為だし、そもそも比企谷がポイントを恵んでくれたら起こらなかった問題じゃねぇか!」

 

どんだけ理不尽な逆恨みだよ?

 

「そもそも盗撮しなかったら起こらなかった問題だ。人のせいにするなこの屑が」

 

しかも俺がポイントを恵んでくれたら云々言っていたが、あの日は山内がたかった事が事の発端だからな。

 

「っ!だからアレは魔がさしたからで「黙れ、死ね」がはぁっ!」

 

綾小路の右ストレートが池の鳩尾に当たり、池はそのまま壁に叩きつけられてピクピクする。

 

「済まん。手が滑った」

 

「まあ手が滑ったから仕方ないな」

 

「気をつけろよ」

 

「能力高いのにドジだな」

 

どうやら皆が手を滑ったことにするようだ。素晴らしい友情で何よりだ。

 

「さて、馬鹿が黙ったし話を戻すぞ」

 

「そうだな。小宮の質問だがオレから見て篠原はタイプじゃないから特に狙って「違う。持久走の話をしたいから集めたんだ」ああ、そっちか」

 

少なくとも恋バナじゃねぇよ。

 

「恋バナは後にしろ。で、持久走の話だがグループ全員で18キロ走り、1人最低でも1.2キロ走るルールだ。で、ウチのグループは13人から15.6キロは全員強制だが残りの2.4キロについて、各メンバーの担当箇所を早いうちに決めておきたい」

 

言いながら俺は地図を取り出して赤ペンでラインを引く。

 

「これが走るコースだが、幸村と本堂と屑は平地が多いこの辺りを走って貰う」

 

赤ラインが引かれた箇所の上から青ペンで丸を書く。スタート周辺と中腹あたりと折り返し地点の周辺だ。

 

「……結構険しい道も多かったことを考えると青丸がついたコースには運動能力が低い生徒が集まるだろう」

 

鬼頭の言うように山エリアは中腹と折り返し地点周辺以外は険しいし、楽な場所に運動音痴を使うのは定石だ。

 

「で、スタートから第二地点からはいきなり険しい山道だがらここで勝負をかけたいし、綾小路もしくは鬼頭に「発言良いか?」何だ綾小路?」

 

綾小路が割って入る。

 

「オレが第二地点あたりからスタートするのは構わないがその場合、オレは3.6キロ走りたい」

 

その言葉に部屋に騒めきが生まれる。まあ1番厳しい場所をグループで1番長く走ると言ったからな。

 

「何でだ?」

 

「ついさっき楓花さんと約束して今回の試験で個人の順位で学年1位を取れたら一緒に風呂に入ってくれるんだ。よって今回のオレは出し惜しみしないで本気で試験に挑む」

 

動機が不純過ぎる……しかも目にはやる気の色が宿ってるし。

 

「というか個人の順位って出るのか?発表があるとすれば大グループの順位だけと思っていたぞ」

 

「学校側に聞いたらプライベートポイントを払えば出せるらしく、100万ポイントと引き換えに試験が終わったら発表がされる。で、さっき龍園と坂柳に「Dクラスの5馬鹿の成績を曝け出してくれないか?」って頼んだら笑いながら引き受けてくれた」

 

うん、あの2人なら喜んで受けるな。

 

「でも100万は高くね?」

 

「割り勘すれば良いだろ」

 

1人で100万は高いが、ウチとAクラスで割り勘すれば1人あたり1万2千500ポイントだし、中にはCクラスとDクラスの生徒も出してくれるかもしれない。

 

「良しっ。俺も出すぜ。白波を理不尽な逆恨みで殴ったアイツを煽りまくってやる」

 

「俺もちょっと出すわ。ずっと庇ってくれた櫛田ちゃんを罵倒するクズの成績を曝け出してやる!」

 

Cクラスの北山やDクラスの本堂も出資を宣言する。

 

「お前ら……由比ヶ浜はどうせ最下位だってわかるし、ポイントの無駄遣いだ」

 

幸村は呆れながらそう言っているが由比ヶ浜が最下位であることを疑ってないようだ。

 

「そういや由比ヶ浜と池と山内じゃ由比ヶ浜が1番劣ってるのか?」

 

今回の試験で須藤と雪ノ下はそこまで下にならないだろう。試験内容は座禅と筆記試験とスピーチと持久走だが、須藤は身体能力が高く、雪ノ下は学力が高いからな。俺の予想だと下位30人には入らないと思う。

 

そして由比ヶ浜と池と山内には取り柄がないように見えるが、それを踏まえても幸村は由比ヶ浜が最下位と言ったので気になる。

 

「劣ってるな。2学期の中間試験、英語の赤点ラインが34点以下だったんだが、由比ヶ浜が35点、池と山内と須藤が40点台だったな」

 

「ちっ、後1点低ければ……」

 

そんな声が聞こえてくるが仕方ないだろう。この学校の生徒は大小差はあれど、由比ヶ浜に迷惑をかけられているからな。

 

「話が逸れすぎだ。で、綾小路はやれるんだな?」

 

「当然。仮に第一走者がビリでも俺が第三走者に先頭で襷を渡す」

 

綾小路の目にはやる気がある。どんだけ鬼龍院先輩と風呂に入りたいんだ?

 

「わかった。任せる。次に第三走者の話をするがこの辺りは高低差が多少少ないから運動能力が平均よりちょい下の清水に任せて……」

 

俺は速やかに駅伝のオーダーについて話を進め、俺は帰り道の第十走者に決まった。

 

 

 

 

 

その後は恋バナになったが、綾小路の「同級生でヤるなら誰が良い?」って発言により恋バナがエロバナに変わった。

 

ちなみに1番多かったのは櫛田と一之瀬というある意味王道の展開だった。綾小路は軽井沢に神室、網倉に松下、西野とヤりたいと言っていたが、性欲が旺盛過ぎるわ。

 

俺?普通にひよりと有栖と言ったわ。なずな先輩についてはバレたら面倒そうだから秘密だ。

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