腐り目、実力至上主義の学校に入るってよ 作:トラファルガー
「……え」
小さな声が聞こえて揺らされる。誰だ?
「……き……え」
「んっ……んんっ」
再度揺らされたので目を開けると眼鏡の中年男性……担任の坂上先生がいた。
「起きたようだな。もう着いたぞ」
その言葉によって目を覚ます。どうやら帰りのバスで寝ていたようだ。
「すみません。寝ちゃってました」
「君以外にもいたから気にしないで良い。降りたら解散して構わない。椎名君は君が起こしてくれ」
坂上先生はそう言って後ろの席に向かう。隣を見ればひよりも同じように爆睡している。
「ひより、着いたぞ」
「んっ、んん〜、おはようございます八幡君」
「夜だけどな」
完全に寝惚けてやがるな……
「降りるぞ。大丈夫か?」
「……はい、大丈夫です」
ひよりはモゾモゾ動いて降車の準備をするので俺を降りる準備をしてから通路に立つ。後ろを見れば坂上先生が沢山の生徒を起こしている。やはり疲れているようだ。
そう思いながら俺達はバスを降りて寒い夜風を感じながら目の前にいる寮に入る。そしてポストの近くにいる有栖に近寄る。
「お疲れ様ですお二人とも。今日はお風呂から上がってインスタント料理にしましょうか」
「だな」
「そうですね」
今から作るのも食いに行くのも怠いし、それがベストだろう。
俺達はそのままエレベーターに入る。そしてドアを閉めようとしたが、そのタイミングで綾小路と軽井沢と鬼龍院先輩が入ってくる。
「済まない、乗せてもらうぞ」
「それは構わないが、鬼龍院先輩は堂々と来たんすね」
なずな先輩は第三者に見られたら……って、いったん2年の寮に荷物を置いてから来るからな。
「既に何度も遊びに来てるからな」
「朝比奈先輩は別々みたいだな。朝まで楽しむのか?」
「当然。お前もお風呂を楽しむんだろ」
「ああ。その為に試験で本気を出したんだからな」
「そんな動機で本気を出すのはお前くらいだろうな。というかクラスメイトには文句とか言われないのか?」
綾小路はペーパーシャッフルの時から本気を出すようになったが、クラスメイトの中には「なぜ今まで本気を出さなかった?」と文句を言う奴がいてもおかしくない。
「大抵無視してるな。さっきも堀北が今後はクラスの為に身を粉にして働けって言ってきたが、オレの力はオレ自身の為に使う。それだけだ」
まあそうだな。確かに綾小路の力は超絶しているが、綾小路がクラスの為に動いたら大半の生徒が寄生虫となるだろう。その癖負けたら綾小路に逆ギレする未来が容易に想像出来るわ。特に5馬鹿あたりはな。
そんな風に考えているとエレベーターが止まり、ドアが開く。
「さて、オレ達はこれで失礼するが……お互いに楽しい夜にしよう」
綾小路はそう言って2人の腕を組みながらエレベーターから出ていくが、確かに見た。瞳に強い情欲が宿っている事を。
「鬼龍院先輩が抱かれるか賭けないか?抱かれるに1万ポイント」
「私も抱かれるに1票ですね」
「私もですから賭けが成立しませんね」
どうやら全員抱かれると思っているようだ。恋人の前で違う人の処女を奪うなんて中々だな。
そう思いながら俺の部屋がある階で降りて部屋に戻ると懐かしさを感じる。
「帰ってきたな」
俺は着替えを脱衣所に置いてからリビングに行き、コーラを取り出して飲む。林間学校では水がお茶しか飲んでないので刺激的な飲み物が欲しかったんだよなぁ。
コーラを飲んでから荷物の整理をしているとインターホンが鳴るので開けると案の定、なずな先輩だった。
「お待たせ」
「お疲れ様です。上がってください」
「お邪魔します」
なずな先輩を部屋に上げると2人は既に着替えの準備をしていた。
「なずな先輩。とりあえず先ずは風呂に入りませんか?」
「うん、じゃあ行こっか」
なずな先輩が頷いたので脱衣所に服を脱ぎ始めるが……
「ちょっとハチ君。目つきがエッチだよ」
なずな先輩の生着替えをガン見してしまう。ひよりや有栖は綺麗であるが、なずな先輩はエロさを持っている。着ている黒のブラジャーはセクシーで谷間もくっきり見えている。
「すいません。けどなずな先輩と風呂に入るのは初めてなんで」
プールに行ったりセックスはしているが、裸で一緒に風呂に入るのは初めてであり、生着替えを見ると興奮してしまう。
俺が興奮しながらズボンを脱ぐとなずな先輩の目が俺の肉棒を捉える。
「やっぱりハチ君と綾小路君のって大き過ぎるよ。薬とか使ってる?」
「いえ。使ってないです」
「というか何故なずな先輩は綾小路君の肉棒の大きさを知ってるのですか?」
「まさか3Pをしたのですか?」
ひよりと有栖はそんな風に聞いてくるが3Pはしていない。乱交に誘われたからいずれやるかもしれないけど。
「してないよ。確かハチ君の恋人になった翌日、座禅の後にハチ君にフェラチオしてくれって頼まれた際に倉庫に行ったら、軽井沢さんが綾小路君にフェラチオをしていて、結果的に横並びになってフェラチオをしたから綾小路君のも見たの」
「……ほう、随分と仲良くなってますね」
「八幡君と綾小路君は悪い意味でお互いに高め合っていますね」
有栖とひよりがジト目でそう言っているが、綾小路の変態っぷりに俺が振り回されているだけだ。俺は悪くない。
「誤解だ。ついムラっとしただけだ。それよりさっさと入るぞ」
俺は逃げるように風呂場に向かい、お湯を沸かす。これで身体を洗い終わる頃にはお湯が張っているだろう。
「さて……じゃあ久しぶりに頼む。なずな先輩も2人の真似をしてください」
俺は背後からやってくる3人に頼む。
「わかりました。久しぶりなので気持ち良くさせてあげます」
「なずな先輩も真似てください。背中は任せます」
ひよりと有栖はシャワーで身体を濡らしてからボディソープを体につけて泡立ててから、左右から俺に抱きつく。2人の柔らかな身体の柔らかさが俺に昂りを与えてくる。
「わ、わかった。ハチ君が喜ぶように頑張るねっ」
なずな先輩も頷いて2人を真似て身体にボディソープを纏わせて背後から俺に抱きつく。
それによって柔らかな感触が3方向から伝わって肉棒がガチガチになる。
「では……精一杯ご奉仕します」
「八幡君も気持ち良くなってください」
「ハチ君、エッチな気分を楽しんでね」
3人はそう言って一斉にスリスリを始める。トリプルアタックにより俺の理性の壁は簡単にぶっ壊れた。
もう良いや、林間学校と違って邪魔が入る可能性は0だし、洗い終わったら3人を抱こう。
3人のご奉仕によって理性を吹っ飛ばした俺はそう決意するのだった。
同時刻……
「んっ……はっ……どうだ清隆。上手くできてるか?」
鬼龍院楓花は恥ずかしそうにしながら両手で胸を左右から押して、谷間に挟まれた綾小路の肉棒を刺激する。
「最高ですよ……恵、もう少し滑りを良くしてくれ」
「はいはい、わかったわよ」
「っ……良いぞ恵」
「あっ……擦れて……」
「んっ……ごめんなさい」
綾小路が風呂場の床に仰向けになりながらそう指示をすると、軽井沢恵は口から唾液を綾小路の肉棒に垂らしてから両手で胸を動かす。すると綾小路は息を吐き、楓花の乳首と軽井沢の乳首が擦れて女子2人は小さく喘ぐ。
現在、恵と楓花は綾小路にダブルパイズリをしている。綾小路が頼んだ際には恵はキレて、楓花は珍しく恥じらいを見せていたが綾小路が何度も頼んだ結果、2人とも了承してくれて今に至る。
「んっ……熱い……凄く熱いな」
「どんだけテンション上がってんのよ……んんっ」
2人の柔らかな胸は綾小路の剛直を挟み込み擦り合わせて綾小路の理性の壁をガンガン壊して、恵と楓花は剛直から伝わる熱によって恥ずかしい気持ちを抱きながら情欲を高めている。
2人はパイズリを続け、時々恵が剛直の先端にキスをする。
(決めた。これが終わったら楓花さんに抱いて良いか頼んでみよう)
了承したらそのまま抱く。強く拒否したら潔く諦めて今後ゆっくり口説く、弱々しく拒否したらこの場で説得してみせる。
綾小路がそう決意する中、下半身にも限界が来て……
「っ……出るっ……!」
どぴゅっ!どぴゅるるっ!
「んっ!熱いな……変な味だ」
「相変わらずねっとりしてるわね……」
欲望が解き放たれて楓花と恵の顔を汚すのだった。
同時刻……
「……以上より、由比ヶ浜。お前も改善が必要と矯正プログラムの参加となった。よって普通の携帯の返却はない。専用の携帯は後日渡す」
「はぁ?!ふざけんなし!あたし悪い事何もしてないじゃん!」
「林間学校をおけるお前の愚行は聞いているが、これを機会に反省しろ。以上だ」
「待つし!本当にふざけないでよ!あたしとゆきのんばかり差別して!」
茶柱は強引に決めくくり、由比ヶ浜の喚きっぷりに辟易しながら通路に出る。
「本っ当に最悪!なんでこんなことになるんだし!成績もいつも私の点数は低くしてるし……」
由比ヶ浜は茶柱の背中を見て怒りを露わにする。その表情を見る限り自分は一先悪くないと考えているのが丸わかりであった。
読者の皆さんは森の声を聞いた事がありますか?
-
はい。
-
いいえ