※この作品はR-18です。

腐り目、実力至上主義の学校に入るってよ   作:トラファルガー

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試験日

 

 

試験当日の朝 俺は目を覚ましてか男女の体液の臭いが充満する中、換気をする。そして裸で寝ている3人を起こす。

 

「3人とも、6時半だから起きろ」

 

シーツを洗濯しないといけないからな。

 

「んー……おはようございます八幡君」

 

「起こしてくれてありがとうございます……」

 

「久しぶりの中出しセックスは体力を使うよ……」

 

3人は目を擦りながら起き上がり、ベットから降りるので、そのままシーツなど剥がし、衣類を包んでから脱衣所にある洗濯機に入れてから風呂場に入る。

 

シャワーで体液などを流しているとひより達もやってきて流し始めるが、シャワーを浴びているのを見るとムラッとしてしまい、なずな先輩の乳首を吸いながら左手でひよりの胸を揉み、右手で有栖の尻を揉む。

 

「あんっ、ハチ君のエッチ……赤ちゃんみたい」

 

「あっ……しょうがないですね。まだ時間もありますし、揉んで良いですよ」

 

「んあっ……触り方がいやらしいです……私も変な気分に……」

 

3人が喘ぐと更にムラッとするので、そのまま3人に対してキスをしまくる。

 

「んっ、やっぱり気持ち良いです……俺達が卒業したら直ぐに4人でずっと暮らしませんか?」

 

「良いですよ……一杯愛してくださいね……八幡君との子供も欲しいです」

 

「大学や仕事が終わったら愛を育みましょう。収入が安定したら子作りも考えてください……」

 

「土日から朝から晩までハチ君とエッチをしたいな。ハチ君とエッチすると、凄く幸せだから……」

 

3人は嬉しそうにキスを返してくるが、その場合毎日が幸せだろうな。

 

「ただ、卒業したらセフレは作っちゃダメだよ?」

 

「ええ。今いるセフレについても卒業したら五馬鹿によってストレスが溜まることはないでしょうしね」

 

実際ひより達が週に一度、セフレとのセックスを許したのは、ひより達も五馬鹿の存在のウザさを知っているからだ。

 

しかし卒業したら五馬鹿によるストレスもなくなるし、俺達の存在も不要になるだろう。

 

そんな風に考えながら俺はシャワーを浴びながら恋人3人とキスをするのだった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

2時間後……

 

朝のHRが始まるまで後少しだが、真鍋と諸藤は真っ白な表情でガタガタ震えて、薮と山下はいい気味だと嘲笑を浮かべている。コイツらの友情はとっくに破綻している。

 

残り2分で試験が始まるって時だった。龍園が立ち上がる。

 

「さて、もう直ぐ試験が始まるが、真鍋と諸藤と山下と薮は今のうちにポイントを全額渡してくれないか?」

 

そんな事を4人に提案する。それにより真っ白だった真鍋の表情に怒りが宿る。

 

「ふざけないで!人を退学にしようとして、挙句にはポイントを寄越せ?!どこまで絞り尽くせば気が済むのよ!」

 

真鍋の言葉に龍園はビビらずに口を開ける。

 

「何を勘違いしてるんだ?これは命令じゃなくて提案だ。お前らが払うのが嫌なら拒否して構わない」

 

……そういう訳か。コイツ、本当に屑だな。

 

「っ!わかったわ、払う!」

 

と、ここで諸藤が真っ先に携帯を操作する。

 

「最初に送金したのは諸藤か。これは良い試験になるな」

 

「「「っ!」」」

 

龍園は笑みを浮かべそう口にすると真鍋と山下と薮も携帯を操作する。多分彼女らは龍園の提案に「ポイントを渡せば便宜を図って貰える」と思っているのだろう。

 

と、ここでチャイムが鳴り、坂上先生が入ってくる。

 

「では試験を始める。名前を呼ばれた生徒から順番に投票室に移動して貰う。赤沢君」

 

どうやら匿名対応を徹底しているようだ。

 

「赤沢。予定通り、確実に批判票は真鍋と諸藤には入れろよ」

 

龍園が当然のようにそう口にする。それにギョッとしたのは真鍋と諸藤だ。

 

「何だよ!私が最初にポイントを支払ったのに!」

 

諸藤が怒鳴る中、龍園は涼しいままだ。

 

「は?お前らが勝手に払っただけで、俺は批判票の対象を変えるなんて一言も言ってねぇだろうが」

 

「なっ!なっ……!」

 

やっぱりな。龍園が嫌なら拒否して良いと言った時点で怪しいと思ったわ。

 

「?何の話ですか?」

 

「こんな話だ」

 

坂上先生の呟きに龍園はボイスレコーダーを取り出してさっきのやりとりを聞かせる。

 

「なるほど……確かに龍園は「提案だ」「嫌なら拒否して良い」と言っているし、無理強いはしてないカツアゲではないな」

 

まあ真鍋達からしたら状況的に察するのは無理だろう。

 

「だろ。アイツらが勘違いして勝手に払っただけだ」

 

「ふざけんじゃないわよ!良い試験になるって言ったじゃない!」

 

「ああ、俺にとって良い試験になるな。誰もテメェにとって良い試験なんて言ってねぇだろうが」

 

まあ確かにな。真鍋達が幾ら持ってるからは知らないが、3月に入ったばかりで10万ポイント以上支給されてるし、そこそこ入ってるだろう。

 

そんな龍園の言葉に真鍋達はギャーギャー騒ぐが、坂上先生はそれを無視してドンドン生徒を呼び出して投票室に行かせる。

 

「ギャーギャー煩えな。山下と薮については真鍋と諸藤からポイントを回収するための餌だ。試験が終わったら返してやるから黙れ」

 

龍園がそう口にすると山下と薮は静かになるが、真鍋と諸藤は未だに煩い。

 

「次、比企谷君」

 

そう言われたので騒がしい教室を出て案内板に従って移動すると視聴覚室に到着する。その奥にある家庭科室からはDクラスの高円寺が鼻歌を歌いながら出てくるが、クラスごとに投票場所も違うようだ。

 

中に入ると簡素な箱と教師の前に置かれている。

 

「投票用紙は箱の横にあるから対象の名前を書くように。苗字だけで構わない」

 

そう言われて紙を見れば賞賛票と書かれた文字の下に枠が3つ、批判票と書かれた文字の下に枠が3つ、他クラスへの賞賛票と書かれた文字の下に枠が1つある。

 

俺は迷う事なく、賞賛票の枠に「龍園」「椎名」「金田」と書き、批判票の枠に「真鍋」「諸藤」「薮」と書いて箱に入れて、退場する。更に賞賛票に「Dクラス、山内春樹」と書く。

 

そして教室に近づくと、やはりギャーギャー騒ぎ声が聞こえてくるが、それを無視して教室に入り、椅子に座る。

 

「次、真鍋さん」

 

「〜〜〜〜っ!」

 

坂上先生の言葉に真鍋は歯軋りしながらも教室から出て行く。そして騒がしいのが諸藤1人になるが、諸藤も呼ばれて龍園を睨みながら出ていく。

 

それから順調に進んでいき、やがて全員が教室を投票を済ませて教室に戻る。すると坂上先生は教室から出て行き、真鍋達は投票が終わった事で怒りが吹き飛び、真っ青になってガタガタ震える。まるで青○のたけしのようだ。

 

30分近く無言で待機しているすると坂上先生が入ってくる。手には紙がある。

 

「待たせて済まない。では試験結果を発表する」

 

坂上先生の言葉に緊張が走る。

 

「まずは上位から発表する。第3位に24票で椎名ひより。以後の試験では退学しにくくなる」

 

「みなさん、ありがとうございます」

 

ひよりが一礼するが、ひよりはクラスメイトの学力向上に貢献しているので不満の色はない。

 

「続いて2位が33票で龍園翔、1位が35票で比企谷八幡だ。この2人にはプロテクトポイントが与えられる」

 

よしよし、これで保険が出来たし最高だ。龍園が2位なのは普段の行いだろうな。

 

「続いて下位3人の発表を行う。ワースト3位はマイナス7票で山下沙希。今後退学しやすくなるから注意するように」

 

「なっ!」

 

「ほっ……」

 

山下は慌てて、薮は安堵の息を吐く。山下が少ないのはDクラスからの賞賛票だ。確実に真鍋と諸藤を消すために2人以外の批判票候補にDクラスからの賞賛票を注ぎ込んだのだ。

 

「続いてワースト1位と2位の発表をするが、その生徒は職員室に来て貰う。他の生徒は解散して構わない」

 

「……っ!嫌よ!こんな試験認めないわ!」

 

「そうよ!絶対にあり得ない!」

 

真鍋と諸藤は喚き散らすが、自業自得だ。そもそもお前、船上試験で軽井沢をボコしたらしいが、その証拠を綾小路が持ってる以上、退学は絶対だろう。

 

そんな2人を坂上先生は痛ましい表情で見るが、やがて口を開ける。

 

「……ワースト2位はマイナス34票で諸藤リカ、ワースト1位はマイナス36票で真鍋志保だ。残念だが退学処分とする」

 

「嫌ぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁっ!」

 

「お願いします!これから頑張るからチャンスをください!私を助けて!」

 

真鍋は阿鼻叫喚となり、諸藤は龍園に土下座をするが……

 

「いつまでいるんだカスども?お前らはデリートされたんだしさっさと出てけよ」

 

龍園は容赦ない死体蹴りをする。これには大半の生徒がドン引きする。

 

「っ!ふざけんじゃないわよ!」

 

「私をコケにして!」

 

諸藤と真鍋はブチ切れて自分の椅子を持って龍園に殴りかかる。対する龍園は立ち上がる間も無く、そのまま2人に殴り飛ばされる。

 

「っ!テメェら何してんだぁ!」

 

龍園が床に倒れ伏す中、石崎がキレて真鍋の腕関節を極め、アルベルトが遅れて諸藤を拘束する。

 

「ってえな……おい坂上。今回の件はコイツらの保護者か警察に連絡させて貰うぞ」

 

龍園は頭から血を流しながらそう口にする。この学校は外部との連絡は取れないと言われているが、警察や救急車、消防車などについては例外として認められている。よって龍園の訴えは正当だが……

 

(絶対わざと挑発して暴力を誘発したな)

 

わざと殴られて真鍋と諸藤の保護者に警察に訴える事をチラつかせて示談する腹だろう。

 

「わかった。この後保護者に連絡する際に報告しておく。お前は病院に行ってこい」

 

「ああ……の前に比企谷」

 

龍園は俺を見て……

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「病院に行く前に今からDクラスを見に行こうぜ」

 

それはそれは良い笑みを浮かべながらそう口にしたのだった。

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